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「自分らしく生きる」ってどういう意味?思春期にこそ知っておきたい
「自分らしく生きる」の意味ってわかるようでわからない。
そう感じたことはありませんか?
なんとなくの意味はわかったようでも、よく考えてみたら???なんです 🙄
「自分らしく生きる」ってどういうことでしょう?
今週はそんなご相談をいただきました。
でも周りに合わせてても「自分らしくない」し・・
考えるほどわからなくなります
そうですよね~、最近は
「これからの時代は個性が大事!自分らしく生きましょう!」
・・・なんて言われるようになってきました。
ところがこの「自分らしく生きる」の意味まで、しっかり教えてもらうことってあまりないですよね。
それで「自分らしく生きよう!」ととにかく学校や会社をやめてみたり、周りの人の意見を聞かないことにする・・・という方向で頑張ってしまう人も少なくありません。
そんな遠回りをして「自分らしく生きる」を掴めることもあるかもしれませんが、できたらサクッといきたいものです 😉
具体的なイメージが持てると思います♡
目次
「自分らしく生きる」の意味とは?
まず、「自分らしく生きる」の意味から見てきましょう。
「自分らしく生きる」と言う言葉の本来の意味は
*「自分の幸せになりたい気持ちに素直になる」ことと
*「その上で周りとも協調する」
の二つが満たされるよう生きることです。
まず「なぜ自分らしく生きたいのか?」と考えてみると「自分が幸せでいたいから」にいきつきます。 (^_-)
私達は幸せになりたいんです。
そして「幸せ」というのは自分が心で感じるものです。
他の人が「私の幸せ」を決めることはできません。
なので自分の心が「幸せ」だと感じる方向に素直に進むことが大事です。
そして一方で、人は本来、自分ひとりでは生きていけない動物です。
人との付き合い方の好む密度は違っても、感情的にも物理的にも他の人と触れ合うことでホルモン=オキシトシンで幸せを感じます。
そしてこれからのモノ・コトが溢れている時代では、「選ぶための情報」や「専門知識」がお互いに必要になります。
自分が知らないことは人から聞いて、自分も人に教えてあげる。
どんどん助け合うことが必要な時代になるんです。
自分が幸せになるためには、周りの人と協調・協働することがどんどん大事になっていきます。
なんとなく感じていた、「自分だけ良ければ幸せではない」というのがよく分かりました!
「人に迷惑をかけることは悪いことだから、他人を大事にしよう」だと、「義務感」「正しさ」が先立ちます。
楽しくないと、幸せ感を感じなくなってしまいます。
人とつながると幸せを感じるから・・の方が無理がなく、自然です。
・・ここの深い話はまた別のチャンスで詳しくお話しいたしましょう (^_-)
そして実際に他人とやりとりしていくうちに、「他人と協調する楽しさ」もわかるようになっていきます。
「良いことだからしなくてはならない」じゃなくて「するのが楽しい」となると、どんどん幸せアップです 😉
自分らしく生きようとしてハマりやすい2つのパターン
ではここで、「自分らしく生きよう」とした時にハマりやすい2つのパターンをご紹介しますね。
それぞれを見ていくと、具体的にどうしたらいいのかも見えてきます。
気になるところをご覧ください(上の目次をクリックするとその部分まで飛びます)
自分らしく生きようとしてハマりやすい2つのパターン
(1)自分の意見を曲げないことが「自分らしく生きる」
(2)その時の感覚・感情に流されるのが「自分らしく生きる」
(1)自分の意見を曲げないことが「自分らしく生きる」
自分の意見を曲げないことにこだわるとどうなるの?
「自分らしく生きよう!」と思った時に一番ハマりやすいのがこのパターンです。
自分の意見や考えを通すことにこだわるのが「自分らしく生きる」だと思い込んで、それを頑張ってしまうのです。
でも、他の人の意見に耳を貸さないと自分の選択肢も広がりませんよね。
そして何より残念なのは、声をかけてくれる人とのご縁が繋がらなくなることです。
「あの人には何を言っても聞いてもらえない」と思われたら、次から声をかけるのもためらてしまいます。
そんなことでご縁が切れちゃったらもったいないですね。
「人とつながる幸せ」のチャンスを逃してしまいます。
確かに何をするにも、「自分の意見」を自分なりに持つことは大事です。
そして色々な意見や情報を得ながら、自分の意見をバージョンアップさせていくことで私達は成長して幸せになります。
自分の意見にこだわるのを「自分らしく生きる」と思い込む3つの理由
特に思春期には、この「自分の意見にこだわる=自分らしい」にハマりやすいものです。
それで周りとうまくいかずに、悩む子供も多いです。
それには次の3つの理由があります。
思春期に、自分の意見にこだわる=自分らしいにハマる理由
①思春期の「自分探し」が過激になる
②自分の意見を十分に尊重されてこなかった
③穏やかに主張したり断るコミュニケーションの仕方を知らない
①思春期の「自分探し」が過激になる
思春期は「自分ってなんだろう?」って猛烈に考えるようになる時期です。
だから自分と他人を区別したくなります。
「自分の意見」を「家族や他の人の意見」と区別することはとても大事ですね。
まずは「自分の意見」を自分なりに持つことが出発点です。
でも、「自分の意見」と「他人の意見」を区別することに一生懸命になりすぎて、特に思春期の始めの頃には、「他の人の意見」を拒絶したり、「他の人の意見と違うこと」=「自分らしい意見」と思い込むこともあります。
思春期の始まりには変化エネルギーが強いので、なんでも過激になりやすいところがあります。
しかし、こじらせなければ15歳ころからは脳の成長とともに落ち着いてきます。
自分の意見は自分だけで0から作り出したのではなく、周りの情報を基に作られてることにも気づくようになっていきます。
今思えば「自分らしさ」に突っ張ってました (*^^*)
周りの大人が「思春期の成長のひとつのステップなんだ」と、多めに見てくれたので抜けられました
②自分の意見を十分に尊重されてこなかった
これまで自分の意見を聞いてもらえなかったり、いつも「黙ってこの通りにしなさい」と言われてきた子は、ある時期から反転して「自分の意見にこだわること」=「自分らしく生きる」だと意味づけてしまうことがあります。
また、優しすぎて自分の意見を我慢してしまい、周りも「おとなしい子」だとその流れで進んでいたのが、ある時期から急に人の言うことを聞かなくなって驚かれることもあります。
人には誰にでも、たとえそれがどんなに他の人からすれば幼稚なものだったとしても「自分なりの思いや意見、言い分」があり、それを表現したい本能があります。
なのである時期までは「自分の意見を押し殺して人の意見を受け入れる」だけでやってこれても、いつか「自分の意見や思い」を守らないと!と本能が働きます。
そうなるとそれまで抑えていただけに過剰に他人をはじき、自分の意見を守ろうとするんです。
また「他人の意見を聞いてばかり」だった人が「他人の言う通りにやってもうまく行かなかった」という手痛い経験をしてから、過剰に反転することもあります。
「自分の成功パターンを見つける力」を育てるためにも、例え今は楽ちんだとしても「黙って他人の意見を聞いてばかり」からは早目に卒業するのがオススメです。
このような「自分の意見を聞いてもらったり、認めてもらう」という体験がない人は、「自分らしく生きよう」とした時に「自分の意見を持ちながら他の人の話を聞く、認める」ということができにくいものです。
自分にそういう体験がないので、そもそもどうやったらいいのかわからないんです 🙁
それで自分の意見をひたすら通すことに過剰にこだわりやすくなるんです。
これも自立のための大事な成長ステップですから、どんなに未熟でも「その子の意見」に耳を傾ける時間を持つことが思春期の子育てでは特に重要です 😀
特に子どもの行動を変えて欲しい時などは、どんな屁理屈だとしても子どもなりの意見を聞く、引き出すことがポイントです
③穏やかに主張したり断るコミュニケーションの仕方を知らない
自分の意見を聞いてもらわなかったり我慢してきた子は「自分の意見をそのまま通す」か「他の人の意見をそのまま受け入れる」の2つしか、コミュニケーションパターンを知らないことがあります。
そうなると「キレて自分の意見をそのまま通そうとする」か「我慢して人の意見を受け入れる」かの二つのパターンの繰り返しになります。
よくあるのは、しょっちゅうキレたり、人の意見を黙ってスルーするので「この子は自分の意見ばかり通そうとする」「わがままで困る」とお母さん・お父さんから思われているパターンです。
でも実は、キレたり黙ってスルーばかりする子は、そうじゃない時に「自分の言いたいこと」をうまく伝えられていないことが多いです。
本人としてはうまく伝えられないことがたくさんある感じなので、「ちっとも自分らしくやれてない」と思っています。
それでモヤモヤして、また何かのタイミングでキレたりスルーする、そして怒られる・・・と言う繰り返しになってしまってることがよくあります。
でもご安心くださいね (^^)b
そんな子たちも、日常のなかで穏やかに自分に言いたいことを伝えたり、断れるように練習していくと、キレたり、黙ってスルーがどんどん少なくなっていきます。
また、身体の調子が悪くなりがちの子も、案外自分の言いたいことを言えずに抱え込んでしまっていることが多いです。
コミュニケーションが上手になっていくと、不思議なことに体調も復活して、不登校でも学校に行けるようになることもよくあります 😀
どのパターンになってても抜けられるんですね
他の人と意見をやり取りして自分らしく成長しよう
「自分の意見を曲げないこと」にこだわってしまうのは「自分の意見が変わると自分らしくなくなってしまう」と思っているからです。
でも本当は「自分の意見」は新しい情報や考え方が加わると変化・成長していくものですよね。
小学1年生の時の自分の意見が一生変わらないなんてことはないですもの (^_-)
その変化のために必要なのが「新しい情報や別のものの見方」です。
それをまず他の人の意見を聞いて、手に入れてみようと思うことが第一歩です。
そう思ったら次は、お互いの意見を「良い・悪い」は一度脇において、一度出し合ってみることです。
お互いの言い分を最後までよく聞いてみると「え?そうだったの⁉」と思うことがよくあります。
もう何十年も一緒にいても、お互いに今でも「そんな考え方があったんだ」と思うこともいっぱいあります
お互いの意見が分かったら、よくわからないことや納得できないことについては質問しあいます。
この時に大事なのが「穏やかに主張するコミュニケーション方法」です。
キレたり嫌味を言ったり、黙り込んだりしては、お互いの意見のすりあわせができなくなるのでもったいないですね。
意見のすり合わせで大事なのは、自分で「こちらの方がもっといい」と思えることについては、素直に認めることです。
大事なのは自分が幸せになる方向に向かって変化・成長することです。
そこで「どちらが正しいのか」という正しさ争いに巻き込まれないことがポイントです!
納得の行かないことについては「穏やかに断るコミュニケーション」も活用しましょう。
自分の意見を成長させて幸せになるステップまとめ
①自分の意見の成長が幸せにつながるとわかる
②お互いの意見をすりあわせる
③納得行くことは受け入れて、納得の行かないことは穏やかに断る
軸は「自分の意見」と「自分の判断」ですから「自分らしく」成長します
(2)その時の感覚・感情に流されるのが「自分らしく生きる」
その時の感覚・感情に流されるとどうなるの?
「自分らしく生きよう!」と思った時に二番目にハマりやすいのがこのパターンです。
自分のその時の感覚や感情に流されるのが「自分らしく生きる」だと意味づけてしまってます。
人はその時に受ける刺激によって、色々な感覚(快・不快)や感情(好き、嫌い、嬉しい、恐怖)を感じますよね。
その時々の感覚や感情に流されてばかりだと、することがバラバラで、どこにたどり着くのかわからなくなります。
その時その時には「自分らしい」ような気分になっても、「結局自分はどうしたいのか」がわからないままで自分も混乱しちゃいます。
さらに、その時々で言ってることとやっていることがバラバラでは、他の人も手伝おうと思っても、どうすればいいのかわからなくなります。
このパターンが行き過ぎると、その時々で言ってること・やっていることの矛盾が目立つので、他の人からの「信頼」も失ってしまうことにも繋がります。
「人とつながる幸せ」のチャンスを逃してしまい、とてももったいないですね (T_T)
「自分の感覚や感情」を大切にするのはとても重要です。
幸せになるには、自分が「幸せだ」「心地いい」と感じることからだからです。
ただ感情とうまく付き合うには、「長期的に見て自分が本当に幸せに感じる方向」にそのエネルギーを使うことが必要です。
自分の感覚・感情に流されることを「自分らしく生きる」と意味づけてしまう3つの理由
この「自分の感覚・感情=自分らしい」にハマってしまうのには3つの理由があります。
自分の感覚・感情=自分らしいにハマる理由
①思春期には感覚・感情が過敏になる
②自分の感覚・感情を十分に尊重されてこなかった
③自分の感覚・感情とのコミュニケーションの仕方を知らない
①思春期には感覚・感情が過敏になる
思春期にはホルモンの関係で、感覚・感情が過敏になります。
自分でもよくわからないくらい、感情が強く出たり、コロコロ変わったりします。
「箸が転んでもおかしい年頃」「今泣いたカラスがもう笑っている」などど言いますね 😉
そして一方で、その豊かで激しい感覚・感情を理性的に扱う脳の前頭葉という部分は、思春期にとってもゆっくりと育ちます。
前頭葉の成長が完成するのがなんと25~30歳と言われてます 😯
だいたい15歳位まではこの「思考」と「感情」のバランスとつながりが悪い時期になります。
なので特に思春期の始めの頃には、強く感じる感覚・感情こそ「本当の自分」だと思ってしまうことがあるんです。
こじらせなければ15歳になる頃から、自分の感情についても、だんだん客観的に見つめられるようになってきます。
感情的に動くだけでは、あとから後悔したり自己嫌悪になるのもわかるようになっていきます。
こう見えて私も思春期の頃にはポエムとか書いたこともありましたっけ (*^^*)
自分の感情を感じることはとても大事です。
感情はエネルギーですから、つきあい方さえわかれば自分らしく生きるパワーになります
②自分の感覚・感情を十分に尊重されてこなかった
これまで自分の気持ちを大事にしてもらえなかったり、周りに気を使って自分が我慢していた人は、ある時期から「自分の感情通りに振る舞うこと」=「自分らしく生きる」だと思いこむことがあります。
周りからいつも「論理性」や「正しさ」で押されてると、自分の気持ちを置き去りにされたり、自分でも置き去りにしてしまいます。
そうやって「良い子」「正しさ」で頑張ってきた子が、ある日から「自分らしく生きよう!」と自分の感情のままに壁を殴ったりして周りがびっくりするということが起こります。
人には感情というものがあります。
感情は「~~したい」という方向性を持った、動くためのエネルギーです。
人が生きるために行動するエネルギーです。
怒りなら「この状況は嫌だから壊したい」、喜びなら「この状況が好きだからもっと繰り返して味わいたい」
そう感じるので、その方向に人は動くようになっています。
そして感情が頭の「理性」とつながると「どう行動したら自分が一番望む結果になるか」と、具体的な行動を選びます。
それが感情エネルギーを実際の行動に変える仕組みです。
「感情」も「理性」もどちらもお互いに認めって、一番良さそうな行動を選ぶのが「頭と心のつながりが良い状態」です。
例えば「この状況が嫌だ!」と感じた時には、「私は嫌だ!!」とそのまま不快な表情を丸出しにする以外にも、言い方や行動を工夫してこの状況を変えたり避けたりすることも選べます。
ところが、「感情」が「理性」を認めないのが「感情に流される」です。
「この状況は嫌」だと感じたら、ただ「嫌だ、壊す」だけのために行動してしまいます。
この行動が「本当の自分の幸せにつながるのか?」と考えるのが抜けてしまうんです。
だからその時の嫌なことは避けられても、本当の自分の幸せにつながりにくくなります。
あとから「なんで、あんなことしちゃったんだろう」と思うのは、たいてい「感情に流されて」しまった場合です。
そして反対に「良い子でなけらばならない」「そんな気持ちを持っちゃダメだ」と「理性」が「感情」を認めないと、感情エネルギーは行動に使われないので閉じ込められた状態になります。
本当はこの状況が嫌なのに、「波風立てないように良い子で」いようとする行動を選びます。
そうやっていつも否定されると、その感情エネルギーは流れる先がなくなってどんどん身体の中にたまります。
そのまま溜まりすぎると「うつ」状態になったり身体に出て病気になることもあります 🙁
そうなる前に爆発して感情に流されるようになるのは、ひとつの自己防衛とも言えますね。
悲しみきれていない人は、ちょっとしたことですぐに泣きたくなります。
感情を抑え込もうとするとかえってそれをいつまでも引きずることになるんです。
感情はコントロールするものでなく、上手に付き合うものなんです
自分の感情とうまく付き合えない人は、他の人の気持ちともうまくつきあうことができません 😯
それでその時の自分の感情のままに、周りの人の感情に注意を払わずに行動してしまうんです。
①の思春期の感情のアップダウンがある時期に、親が過剰に子どもを抑え込もうとすると、こじれてこのパターンになりますのでご注意です。
この状態にハマらないためには、ご家庭で子どもの「好き・楽しい」の話を、内容に興味がなくても数分でもしっかり聞いてあげるのがオススメです。
大好きなお母さん・お父さんから自分の気持を認めてもらえたと子どもはエネルギーを自然に流せるようになります。
うつ状態からの回復にも役立ちます。
子どもからマイナス感情を聞くと、親は子どもに笑顔でいて欲しいので、ついつい「解決しよう」としちゃうことがあります。
でもアドバイスよりもただしっかり耳を傾けてあげると、その子が自分でどうすれば良いのかを見つけることもよくあります
マイナス感情は、否定も盛り上げもしないで、ただしっかり聞いてあげるのがオススメです。
アドバイスを欲しがる時にも、まず話をしっかり聞いたあとで「一緒に考えよう」と誘ってみてください
③自分の感覚・感情とのコミュニケーションの仕方を知らない
自分の感情を我慢するかその流れに乗るかしかを体験してこなかった子は、その2つしか自分の感情との付き合い方を知らないことがあります。
本当は感情が豊かになる思春期の始めに、自分の感情との付き合い方を学ぶ機会があると、思春期を無駄に悩んで過ごすことがぐ~んと減るのですが・・・
あまりそういう機会ってありませんね (><)
「我慢」「自分を律する」という管理する側から都合のいい方向にだけ、話が引っ張られてしまうのは残念です。
そもそも近代に大きな戦争をするようになってから、日本では「感情を表さないのが大人」「我慢こそ美徳」という文化がありました。
でも、最近は「感情を表そう」「自分の感情に素直に」の方向に時代が変わってきています。
ただそれが「その時の感情に流される」になってしまうのはもったいないですね。
心と頭でやりとりをして、自分らしく行動しよう
「その時の感情のままに行動すること」にこだわってしまうのは「感情の意味」を知らないからです。
感情は「行動するためのエネルギーで、具体的な行動は自分が選べる」とわかると、感情に流されてその時限りの行動をすることが減っていきます。
いつもその時の感情に流されてその時限りの行動ばかりしていると、バラバラの行動ばかりになります。
それでは「自分らしさ」が見つけられずに、ただの「感情的な人」になってしまいます 🙁
進みたいのは「自分らしく幸せになる方向」です。
その方向に進むために感情エネルギーを使いましょう。
エネルギーをどの行動に使うのかは、頭とつながって選べます。
感情的になった時に頭とつながり直すには、深呼吸が一番簡単で手軽です。
強い感情が湧き上がった時には、すぐに何かを言ったり行動せずに、ちょっとタイムをとるのもいいですね。
マイナスの感情にも、その奥には「幸せになりたいから」という思いが必ずあります。
どんな感情にも、一番奥に必ずある「自分の幸せを求める思い」を軸に進んでいきましょう。
自分が本当に幸せになるには他の人と協調するのが欠かせないとしっかり分かっていると、自分も他の人も幸せになる道を選べます。
自分の気持ちとやりとりをして、自分らしさを表現するステップまとめ
①感情は幸せになるための方向性を持ったエネルギーだと知る
=どんな感情も否定しない
②この感情エネルギーでどう行動すれば幸せになるか頭とつながる
=感情とコミュニケーションをする
③自分が幸せになるために行動する
そこからぶれないことが、自分らしく生きていくシンプルな方法です 😀
「自分らしく生きるの意味」についてのまとめ
いかがでしたでしょうか
今回は「自分らしく生きるの意味」というテーマでお届けしました。
「自分と他人の意見のどっちをとるか」でも「感情か正しさか」という話じゃないこともわかって、とってもラクになりました 😀
「自分の幸せは?」と感じたり、考えながら身体で行動することで育っていくものです。
「特別な自分らしさ」を今すぐ見つけようとしなくても大丈夫です。
楽しく育てていきましょう♡♡
♡♡追伸♡♡
なんと世界中で、人が死ぬ時に一番強く思うのは「もっと自分らしく生きればよかった」ということだそうです。
なんだか、ちょっとせつないですね (++)
今までは「正しさ」や「周りの人のために」が大事だとされてきた時代でした。
でも、これからは人生100年時代だし、「自分の望み」が叶いやすくなる社会です。
「自分の幸せで生きる」という感覚を大事に育てたいですね。
それにはお母さん・お父さんが「自分らしく生きる」姿を見せるのが、一番効果的です。
大人こそ楽しんで生きましょう \(^o^)/
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