生活リズムを戻すのに何日かかる?思春期の子が「明日のために寝る」と決めるまでと戻し方のコツ

 

生活リズムを戻すのには何日かかるでしょうか?

長い休みが続くと、生活リズムが乱れてしまうこともありますね。

 

親としては早くに戻したいですが

子どもが
「その気になればちゃんと行ける」と
思っていると

なかなか戻そうとしないことも。

 

そしてそこから
「休み明けにちゃんと行けなかった」と
ショックを受けて
新学期から不登校になる子も多いので
気を付けたいところです。

 

お母さん
うちの子も長期休みになってから
生活リズムがかなり乱れています。

そんなに遅くまで寝ていたら
休み明けに朝起きられないよ!と言っても

「平気だよ、その気になれば起きられるから」

って言うんです。

 

生活リズムが乱れていても
たまに朝早く遊びに行く時には
自分で起きられると

「いつでも朝起きられる」と
思ってしまうことがありますね。

 

生活リズムの乱れが長く続いていると
単発で楽しい遊びには起きれても

毎日朝の一定時間に起きて活動する生活を
継続することは難しくなります。

 

お母さん
そうですよね。

実際、遊びに行く時には朝早く起きますが

そういう時には
夕方に昼寝をしたりして
さらに夜ふかしが遅くなっていて・・

 

ただ、思春期になってから
親の言うことを素直に聞こうとしなくなっています。

どう関わっていけば
本人が自己管理ができるようになるでしょうか

 

そうですね

思春期になると
「正しいこと」を言っても
なかなか素直に受け入れないことも増えますね。

まずは本人が
「自分のために生活リズムを戻そう」と決めて

その次に
「実際に生活リズムを戻す」という行動をする期間が必要です。

 

お母さん
2段構えですね

 

はい、ではご一緒に
子どもの生活リズムを戻すための対応のコツを見てみましょう

 

お母さん
はい、ぜひ知りたいです!

生活リズムを戻すには

思春期の子どもが生活リズムを戻すには

①自分で生活リズムを戻そうと思う

②自分で生活リズムを戻すための行動をとる

この二つが必要になります。

 

思春期になると
「ただ言われたことをやる」ことに
抵抗するようになりますが

それは
自分で考えて行動したい」という
大事な自立への本能でもあります。

 

お母さん
なるほど、ただ「やりなさい」だと
それが正しいことだとしても
さっと受け入れないのはそういうことなんですね。

 

はい、言葉の内容よりも
「やらされる」ことに抵抗します。

これはとても大事な本能でもあるんです。

 

なんでも
「他人・TV・SNS・AI が言っていたから」で
その妥当性や結果や影響を
自分で考えずに
素直に?行動してしまうばかりだと

その時は楽にすんでも
自分の行動に責任が取れなくなってしまいます。

 

お母さん
そうですね

今はいろんな情報があるので
「ここに書いていたから」だと
間違ってしまうことも多いです

 

そうなんです。

AIでもプロンプト(質問)次第で
答えは大きく変わります。

情報を得ても
一度「本当にそうなのか?」と
考える力はこれからますます大事です。

 

お母さん
素直じゃなくてイライラさせられますが
「自分で考えさせる」ことが
大事なんですね

 

はい、自分なりに納得すれば
うんと頑張れる子はとても多いです。

 

まず子どもが「自分で変えたい」と思うようになる

子どもが自分で
「今の生活リズムじゃだめだ、変えなくちゃ」と
思うようになるには

現実を知ることからです。

 

まず、どうしても
「自分はその気になれば
毎日朝早く起きられる」
というのであれば

実際に4日や5日など
朝登校時間に連続して起きられるかどうかを
試します。

 

本気で休み明けに最初から登校したいと思っていたら
4日~1週間くらいは
やってみることができます。

 

もし、それもやろうとしない状態であれば
後から出てくる
心身のエネルギー切れの状態なので
そちらの手当てから始めます。

 

ここでのポイントはちゃんと記録を正確にとることです。

朝起きて始業時間に勉強ができる状態かどうかも
チェックしておくといいですね。

 

前の日に寝た時間や活動内容も記録しておくと
全体像が分かるのでオススメです。

 

そしてその結果は必ず一緒に振り返ります

 

その時に、親の方から先に

「やっぱりできなかったよね。
 このままだと学校で困るよ」

と言うのはNGです。

それは正しい感想なのですが
正しいかどうかは重要ではありません。

 

「これだと休み明け、どうなりそう?」

本人に考えさせる、想像させるのが大事なポイントです。

答えを無理に言葉にさせなくてもOKです。

 

子どもが
休み明けから良い状態でスタートしたいと思っていたら

次に
準備不足で焦ってしまう前に考えておくことを表す棒人間「どこをどう変えたら楽にスタートできそうかな?」と
考えを先に進められるような声掛けをします。

 

一番いいのは具体的な目標を
子どもが言葉にすることですが

絶対にそこまでもっていかなくても
自分から工夫をするようであればOkです。

 

この辺りは、お子さんの個性と
親御さんとの関係性によって
バリエーションがあります。

「自分でやりたい」がとても強い子は
あまり相談せずに
自分で工夫することもありますし

「どうしたらいいか分からない」で
止まってしまう子もいます。

 

ポイントは親が決める、
行動指示をするのではなく

子どもが自分で決めて行動できる分だけの
サポートをすることです。

 

お母さん
これまでだったら

「ほらね、できないでしょ。

だからちゃんと早く寝なさい!」って

畳みかけていました💦

ポイントは
ことごとく外してました~

 

ふふ、大丈夫です!

今からでも間に合います 🙂 

 

生活リズムを戻すための行動

では、子どもが「直そう」とおもうようになったら
いよいよ実際に
直す行動を始めます。

生活リズムを戻すために
一番初めに取り組むのは
朝に起きる時間です。

 

お母さん
寝る時間から直すんじゃないんですね?

 

はい、眠くない子を布団に入れても
なかなか眠れません。

まず夜に眠くなる身体を作ります。

人の身体は
起きた時刻を基準にリズムが決まる仕組みなので
起きる側から動かします。

 

床時間の直し方のコツ

まず最初に
寝る時刻と起きる時刻の真ん中の時刻
今の生活リズムと学期中の生活リズムで
どのくらいずれているかを見ます。

ここが90分以上ずれていると
いきなり改善しようとしても
「時差ぼけ」の状態になります。

やる気が出なくて自分が嫌いになる気持ちを表す無気力な顔継続的に元気に登校するのは難しい状態ですね。

 

もし、ずれが90分未満であれば
朝起きる時間だけを
学期中の起床時間に
まっすぐ戻すところからやってみるのがおすすめです。

最初は辛いですが
昼寝さえ我慢すれば
夜は眠くなるのが早まります。

 

どれくらいで学期中の生活リズムに戻れるかは
どれくらい長く生活リズムが乱れていたかにもよります。

人は2週間で新しい習慣の方に
馴染み始めると言われています。

2週間以上
数か月単位で生活リズムが乱れていた場合には

乱れたリズムが身体に染み込んでいるので

睡眠の中央時刻が90分未満のずれでも
改善まで少し日数が長く必要になります。

 

お母さん
睡眠の中央値と
乱れがどれくらい続いているか、で
改善までにかかる時間が変わるんですね

 

そうなんです。

 

お母さん
うちは、夏休みに入って
すぐに夜更かしを始めたので
もう10日くらいはたっています

急いで改善する方向に向かわなくちゃ💦

 

そうですね 🙂 

「なれ」「継続」の力は
子どもが想像する以上に大きいのです。

 

また、睡眠時間の中央時刻のずれが
すでに90分を越えている場合には
朝起きる時間を1時間ずつ早めていきます。

本当は1週間くらいは
その時刻で慣らしたいのですが
休み明けまでにあまり時間がない場合には
4,5日でさらに1時間早めるなどしていきます。

 

そして
*起きたらすぐカーテンを開けて、朝の光を入れる

*昼寝はしない

*朝、少しでも何か口に入れる

を継続します。

 

朝起きられない子どもの様子を表すあくびする猫のイラストそれを繰り返していくうちに
身体の方が徐々に
夜の早いうちに眠くなっていきます。

もちろん、デジタルは寝る前には
使用終了にするのがおすすめです。

 

お母さん
まだ今ならギリギリ間に合う日数です。

すぐに子どもと一緒に始められるように
関わってみます!

 

はい、応援しています 🙂 

 

もし、この方法で
なかなか改善が進まない場合には
子どもの心身のエネルギー不足が考えられます。

 

生活リズムを戻すのに何日かかる?

さて、ここからが本題です。

実は同じ手順でやっても、
たった1週間で戻る子と、2週間かけても戻らない子がいます。

何が違うと思われますか?

 

お母さん
意志の強さ、でしょうか

 

実は、その子のエネルギーが今どれくらい残っているかで決まるんです。

生活リズムを戻すというのは
「早起きすること」ではなくて

自分の身体を
いつもと違うタイミングに切り替える作業なんです。

 

これ、かなり体力を使うんです。

なんでも動かす時には
最初に力が必要ですね。

 

心身のエネルギー量がある子は
自分で楽に切り替えられます。

空っぽに近い子は
切り替える体力そのものがないのです。

 

なので、生活リズムを戻すのに何日かかるかは
その子のエネルギー残量で決まります。。

 

お子さんは今、どの状態でしょうか

子どもの生活リズムが乱れている時には3つの状態があります。

 

① 休むことしかできない状態

色々な反応が薄く、部屋から出てこないことも。

食事も不規則になりがち。

 

この時期の子には、これまでの関りをしても
まだ十分に反応ができません。

燃料の入っていない車にアクセルを踏ませるようなものです。

まずは心身のエネルギー量を増やすところからです。

 

心配かもしれませんが
心身のエネルギー量が増えていけば
必ず動き出せるようになります。

 

② 好きなことにはエネルギーを使えるが、やりたくないことには動けない状態

遊びには出かけるが
帰宅後やその後数日は元気がない。

この状態は①よりは少しエネルギーがありますが
そのエネルギーを遊びに使ってしまうので

本当の回復には回せない状態です。

 

不登校でもこの状態で
ずっと停滞しているパターンはたびたび見かけます。

 

この状態では
まだ理屈も通りにくいので
まずはエネルギーを上げることから始めるのがおすすめです。

 

③ 自分から予定を立てられる。

この状態であれば
「明日のために今日寝る」という判断が可能です。

 

お母さん
うちは今②かもしれません。

友達と約束がある日はちゃんと起きるんです。

 

そうなんですね。

それはエネルギーの使い先を選んでいる状態です。

エネルギーの使い先の優先順位をつけながら
エネルギーそのものを増やしていけば
生活リズムも整える方向に進めます。

生活リズムが整えば
さらに身体のエネルギーも増えるので
メンタルも安定して
さらにいい循環になっていきます 🙂 

 

本当のゴールは、休み明けの朝ではありません

お母さん
なんだか、今回だけの話じゃないですね。

 

そうなんです。

今回は、生活リズムの乱れが1週間で戻せたとしても
次の長期休みがまた来ます。

テスト前の夜更かしも
部活で疲れ切る時期も来るかもしれません。

 

そのたびにお母さんが
あれこれ注意してやっと・・・だと
親子ともしんどくなってしまいますね。

 

お母さん
そうですね。

 

本当のゴールは
「明日のために今日寝る」と
子どもが自分で決められる力をつけることです。

そうなると
何かで子どもが崩れても
立て直せるようになります。

これが「生きる力」なんです。

 

そして、この生きる力が育つためには
子どもの心身にエネルギーがあることが必須です。

 

もし、うちの子はエネルギー不足状態かも・・
と思ったら
思春期最幸家族講座個別コーチングセッション
ご検討してみてください

今のあなたのお子さんの状態に合う
具体的な対応をご一緒に進めていくことができます。

 

おわりに:

お母さん
長期休みに生活リズムが乱れやすくて
でも、注意しても私の言うことを聞かないし・・で
どうしたらいいか困っていました。

自分の子どもの状態を見極めて
そこからできることがあると分かって
とても安心できました。

今回のことだけじゃなくて
子どもが自分から
改善しようと動き出せる力を
つけたいと思います!

 

幸子さん
お役に立てて良かったです。

ピンチをチャンスに代えられますね

 

お母さん
はい!

次はうちの子のエネルギー状態について
より詳しくご相談させていただきます

 

幸子さん
はい、お待ちしていますね。

 

 

♡♡あとがき♡♡

思春期になると
「こうしたらいいのに」と思っても

それをストレート伝えても
子どもはそのまま受け入れることは少なくなります。

 

ただ、ちょっと手間がかかりますが
「なぜそれが自分に必要か」を
子どもが納得すれば
ちゃんと動くようになるのも思春期です。

 

ここで「言うことを聞かせよう」と
親子バトルになってしまうのが
一番もったいないですね。

 

また、今の思春期の子ども達の
それぞれの子のエネルギー状態は
かなり差があります。

それは本人の体質の影響と
外部からの影響によるものです。

 

外部からの影響を整えれば
うまく行くケースがほとんどですが
中には体質も改善した方が良いケースもあります。

そこは個別に詳しく見ていくことで
分かります。

 

思春期にはバランスを崩しやすい側面がありますが
ある意味思春期にお困りが出たら
それを土台から改善するチャンスにできます。
(^^)/

 

 

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