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思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えてください
最幸の親子関係を作るお手伝い
こんにちは。
山形からは「雪と風がすごいよ」
沖縄からは「ビーチでのんびりしてます」
というお便りをもらいました。
日本ってとっても縦長ですね~
さて、わがままな子についてのお話しです。
自分の「不満」という感情感覚を
マイナスな態度でだけ表してしまう子ども達
自分の「不満」の中身を
もっと言葉でわかりやすく表せれば
お互いが分かり合えて
状況を良い方向に変えていくこともできますよね。
なぜ、すぐに態度で表しちゃうんでしょう??
思春期になると
ホルモンの変化によって
脳の感情を司る部分が過敏になります。
それでなんらかの出来事に対して
すぐに「感情的に」強く反応するようになってきます。
言葉や理性が発動するよりも前に
感情的反応が出やすい状態になるのです。
思わず感情的に行動してしまってから
後で「しまった~」と
自分でも思っていることもよくあります。
思えば私も思春期の頃には
そんなことがよくありました。
そして自分のことが嫌いだな~と
思ったりしていたものです 😆
このような場合には
感情反応が収まったかな、と
思う頃に声がけをしてみるのがオススメです。
誰でも感情的になっている時には
言葉や理屈で来られると
より感情的になっていっちゃいますよね。
頭にきちゃった時には
頭を冷やす時間が必要です 😉
不満を感じた時に
外に飛び出すような子は
案外自分で頭を冷やそうとしていることもあります。
このままここに居たら
もっと自分の気持が盛り上がってしまい
ひどいことをしたり言ったりしそうだと
どこかで感じているのでしょう。
でも、それで頭は冷やせても
「代わりにどうすれば良かったのか」
がわからないままだと
いつも「飛び出して終わり」になってしまいます。
子どもが感情反応をしてしまったら
しばらくしてから、
子どもが落ち着いて
穏やかな状態に戻っている時に
「あの時には本当は何が不満だったのか。
どうなっていればよかったと思っているのか」を
問いかけてみてください。
そこで子どもが言葉にできればいいですね。
話が続いていきます (^^)
でも、そこでも自分の感情を
上手に言葉に出来ない子もいるかもしれません。
そんな時は、気長に対応したり
呼び水を出してみることが
必要な場合もあります。
それでも表現しようとしない子には
あまりその場で問い詰めずに
「あとで教えてね」と伝えておきましょう。
これらは子どもに
感情反応をしたとしても
その時の気持ちを言葉にしていく練習になります。
「感情反応をしたからオシマイ」
ではなくて、そこからでも
言葉にしていく練習ができるようになります。
「感情を言葉にする練習」とともに
「一度失敗しても後からでもやり直す」
という練習も大事ですね。
後からでも言葉にできるようになれば
だんだん、もっと早い段階でも
できるようにもなってきます。
ちょっと手間がかかりますね 😕
確かに、いくら親だって
感情的に対応されたら
怒りの気持も湧くところではありますし
時間もちょっとかかりますよね。
でも、子どもがうまくできないことは
練習することが必要なんです。
ここは「しょ~がないな~」と
広い気持で育ててあげてくださいませ 😉
追伸:
日本でもまだ行ったことのない場所が
沢山あります。
是非あちこち行ってみたいです (^o^)
今週のテーマのブログです
① わがままな子
② わがままさんには時間が必要
④ 自分のなかの色々な感情がぶつかる
⑤ 自分の感情と付き合う
⑥ 感情はコントロールしない
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