甘えさせ方がわからない?思春期の子どもの甘えさせ方
甘えさせ方 がよくわからないんです。
どうしたらいいでしょう?
甘えさせることが
子どもの自立に大事だということで
そんなご相談をよくいただきます。
私自身が甘えることが下手なんです。
だから子どもの甘えを受けとめようとしても
子どものサインもよくわからないし
もしそれがわかっても
「甘えさせる」ってどうしたらいいのかわからないんです 🙁
あ”~、そのお気持ちとってもよくわかります!
私も「ものすごい甘え下手」だったので☆
小学校の時に妹が上手に甘えてるのを見て
衝撃を受けたのを覚えてます (^^)
それに子どもも思春期になると
甘えたいサインが分かりやすかったり
適切なものばっかりじゃなかったりもしますよね~
でも、大丈夫です!
ご安心くださいね 😀
まず、子どもの甘えたいサインを見つけた時には
ただ子どもの気持ちをそのまま受け止めればいいんです。
子どもが甘えたいのは
「自分を受け入れてもらいたい」
「自分の安全基地を確認したい」からでしたね。
(→ こちらをご参照下さい)
もし子どもの甘えたいサインの表し方が
不適切な時でも
まずは「子どものことは受け止めてる」
「大事に思ってる」が伝わればいいんです。
そして、不適切な行動は別途
もっといいものに変えていけるようサポートしていきましょう 😀
そして、そもそも
子どものサインがよくわらかなくても大丈夫です!
子どもからのサインにかかわらず
子どもが求めているもの
「自分を受け入れてもらう」
「自分の安全基地を確認する」
をしっかり渡せる方法もあります!
効果的で誰にでもできる方法を
4つご紹介しますね~ (^^)
1.子どもの話をしっかり聞く
特に子どもの気持ちと”言い分”には
充分に耳を傾けてみてください。
子どもの要求を全部満たさなくても
子どもの気持ちを尊重しようとしていることが伝わればOKです。
2.勇気づける
小さなことでも子どもが行動したこと
工夫したことやアイデアなどを見つけたら
「嬉しいと思っている」と
言葉で伝えてあげてくださいね。
いつも自分を見てくれていることが伝わります。
認められて自己肯定感も上がります。
3.一緒の時間を共有する
大人も忙しいイマドキですが
子どもが話しかけてきた時には
1日でまずは2分だけでも
他のことは全て中断して子どもだけに
身体と心全部で向き合う時間を作ってみるのがおすすめです。
その時はスマホもテレビも新聞も脇においてみてください。
本気で一緒に遊ぶのもオススメです。
これをしばらくやってみると
子どもの様子が驚くほど変わります 😀
4.スキンシップ・タッチ
抱っこやくっつくのも
子どもが求めてきたら、してあげてください
身体や頭のマッサージや
おでこにそっと触るなどすると
子どもが喜ぶかもしれません。
子どもが嫌がる場合には
4は必要ないのでしょう。
どれもまず何度かやってみて
子どもの反応をみてくださいね 😀
これらは子どものサインにかかわらず
大人の方からやってみることができますね。
この4つはどれも
子どもの自己肯定感と
人とつながる土台をしっかり育てます。
しかも「やりすぎて困る」のは
4のスキンシップを子どもが望まない時だけです 😉
安心してやってみてください☆
この4つが充分にやれてれば
「甘えさせよう」と頑張らなくても
子どもは安心して自立に向かえます 😀
どれも日常の中で普通にやってみれそうですね。
はい、気楽にやってみてくださいね~
(^^)/
「思春期と甘えの関係」に続きます。
合わせて読みたい記事:
『不登校は甘えなの?』と思った時に知っておくといいこと
子どもの「認められたい」心理とは:そのまま受け止めても大丈夫?
追伸:
今日は身体と心の発達について学んできました。
身体を使ったので私自身も楽しかったです♡
今は素晴らしい情報や技術がどんどん生まれています。
多くの人に広く役立てられたらホントにいいな~
今週のテーマのブログです
① 思春期の甘えにはどうつきあったらいいのかな?甘えさせても大丈夫?
② 甘えさせると自立する?思春期の子どもに甘えは必要!
③ 「甘えさせる」と「甘やかす」?似てるようでも大違い!
④ 甘やかすと子どもが自立できなくなる!「甘えさせる」との違いとは?