まず睡眠状況をチェックしよう

こんにちは。
今羽田空港です。
これから庄内に向かいます。

 

さて、11月になると学校に
行きづらくなる子のお話しです。

 

太郎君
『どうも朝起きづらくて。。
前の晩はちゃんと行こうと思うのだけど
朝起きられないので行けないんです』


『そうなんだね。
夜は早く眠れているの?』

太郎君
『12時は過ぎちゃうかな。
朝起き損なうと
昼間はぼーっとしちゃって。。
夕方から動けるようになるから
夜にあれこれしていると
あっという間に12時なってしまいます』

 

ここでちょっと解説です。

 

思春期の子は、ホルモンの関係で
夜に眠気を感じ始める時刻が
大人より2時間位遅くなります。

しかし、心身が大成長中のこの時期は
本来は長時間の睡眠が必要です。

ということは、ただでさえ
遅寝で遅起きになりやすいんですね 😉 

皆さん(特に男の子のお母さん)
お子さんが思春期になってから
『朝起こすのが大変!』とは
あちこちで聞く話ですよね (^^)

 

私たちは深く長く眠ることで
成長ホルモンを沢山出して
身体の成長を促進したり
日中の学びを定着させたり
様々なストレスを消化したりしています。

 

ところが学校に行きづらい子は
他の子達よりも
ストレスを多く抱えているので

同じような睡眠時間では
ストレスを
充分に消化しきれません。

身体がもっと睡眠が必要だと判断して
血圧を上げないなどが起こり

朝起きづらくなるという傾向があります。

身体はもっと長く眠っていたいのです。

 

そして、11月には2学期が始まってから
ずっと続いていた行事や試験で
頑張っていた疲れが出やすい時期です。

疲れが毎日の睡眠では
充分に消化されなくて
だんだん溜まっていき、
ちょうどこの行事が一息つく11月に
「息切れ状態」になりやすいくなります。

それで身体が辛くなって
朝起きれない、ということが
起こりやすくなる時期なのです。

 

そして、朝起きれなかったということが
またストレスになってしまいます。

そうなると日中の学校の授業時間帯には
家にいる自分が嫌なので
あまり活動をしたくなくて
暗い気持ちでダラダラしてしまい
夕方の同級生が下校する時刻から
ようやく活動を始める、
というパターンになったりします。

日中時間があるようにみえるのに
わざわざ夜になってから
宿題を始めたりするのです。

そうするとまた就眠が遅くなり
朝起きられない・・・
という循環になってしまいますね。

このような循環から
起立性調節障害という状態になることは
実はよくあることなのです。

 

また、ストレスを抱えている子は
眠りが浅くなってしまいがちです。

長時間眠っているようだから、と
思っていても
気になることがあれこれあるので
深く眠れていないのです。

中には一度眠ったのに
明日のことが気になって目を覚まし
夜中の2時ころに勉強を始める子もいます。

成長ホルモンが大量に必要なのに
しっかり深く眠れないと
成長ホルモンが少ししか出なくなり
どんどん成長ホルモンの赤字が増加していきます。

このような場合にはどうすればいいのでしょうか?

 

まず第一は子ども自身に
起きていることをしっかりと
理解してもらうところからですね。

そして睡眠の質と量が大切なことを
がっつり分かってもらいましょう。

その次にはこの赤字サイクルを
黒字方向に変えていくための
具体的な行動を

一緒に見つけていけくことが大事です。

 

「今より良くなるためには?」に続きます。

 

追伸:
今空の上です (^^)
昨日は強風で40分遅れだったそうですが
今日は機体を変更したそうで
30分遅れになっています。
夜景が見えてきれいです。

 

合わせて読みたい記事
朝起きられない子どもには危険がいっぱい!思春期の睡眠不足は大問題!

 

今週のテーマのブログです
11月に注意したいこと

今より良くなるためには?
何がどうなっているのだろう
あれこれあるから作戦会議
力を育てる

 

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