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思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えて下さい
最幸の親子関係を作るお手伝い
こんにちは。
庄内平野は今日も快晴です。
快晴が続いてくれたので
庭の落ち葉を集めました。
さて、11月になって
学校に行きづらくなる子のお話しです。
太郎君
『なるほど、これなら
自分でもできそうです。
ちょっとやる気が出てきました!』
私
『今少しつづでも頑張って
やれることに挑戦していくと
体力・気力・知力が上がってきますよ』
太郎君
『あれこれ一人で考えて
焦りがとても強かったけど
今やれることを頑張ってみます』
ここでちょっと解説です。
作戦会議で大事な事としては
具体的な情報集めもそうですが
一番のポイントは
子ども自身を主人公にして
話を勧めていくことです。
日々状況が変わっていくこの時期は
大人が焦ってしまって
「作成会議」と言いながら
子どもに「作戦結果発表」をして
実行だけを指示命令して
しまっていることがあります。
また、子どもが
自分なりに階段を一歩つづ
上がっている途中でも
あれこれと言い過ぎることもあります。
でも、どんな有効な作戦でも
実行するのは子どもです。
その子が「やりたい」「やれるかも」と
希望と期待を持つことが大事ですね。
「馬を水辺まで連れて行くことはできるが
水を飲ませることはできない」
そんな言葉がありますね 😀
「飲みたい」と「飲める」が大事なんです。
特に思春期の大目標は
個人としての自立です。
自分で考えて、感じて、決めて
自分でやってみること。
そしてその結果をまた自分で
考えて、感じていくこと。
その繰り返しで成長していきます。
それがうまくできていない時に
子どもがうまくできるように
サポートするのが大人の仕事です。
大人は先が見えるばっかりに
「この先が
マイナスなイメージ通りになったら
どうしよう~~~」と焦って
今に集中することが苦手になることがあります。
子どもを大事に思うあまり
「かわいそうな子」や「できない子」と
扱ってしまうこともあります。
もちろん今さえ良ければ
いいわけではありませんし
楽観過ぎや放任が良いわけでもありません。
でも、先の不安にかられてしまって
子どもの「考える、感じる、決める、やる」に
あれこれ指示しすぎてしまうことは
子どもの中にある
「やろう」「やれるかも」を
邪魔してしまうことにもなりかねません。
むしろ、指示されたり
できない子扱いされることへの反発で
逆走してしまうことさえ少なくないのです。
これ、もったいないことに
案外とても多いことなんですよ~ 😥
焦る気持は子どもを愛しているからこそだと思います。
そんな時こそ、子どもを
「自分なりに頑張っている子」で
「今ちょっと詰まっているのだ」と
子どもが苦手としている
具体的な情報集めや
客観的な状況判断の場面などで
子どもを手伝ってあげてください。
そして現状を冷静に観察して
良いところと改善すべきところを
一緒に見つけていきましょう。
ただ、状況が複雑すぎて
よくわからない時や
うまくコミュニケーションが
とりきれない時には
プロのコーチに任せちゃうのもおすすめです。
そしてご家族はいつでも
ご家族にしかできないことを
一番にしてあげてください。
それは今がどんな状況だとしても
日々子どもと笑ったり
何気ない話をしていくことです。
「かわいそうな子」
「できない子」としてではなく
「うちの可愛い子」としての時間が
一番多くなるように。
追伸:
庭の枯れ葉を集めたら
あっという間に
特大のゴミ袋が6個になりました。
でもまだまだ枯れ葉は落下中です 😯
今週のテーマのブログです
①1月に注意したいこと
② まず睡眠状況をチェックしよう
③ 今より良くなるためには?
④ 何がどうなっているのだろう
⑤ あれこれあるから作戦会議