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時間を守らない・守れない子ども:思春期にどう関わる?
子どもが時間を守らないと、親としてはイライラしたり心配になりますね。
さらに子どもが思春期ならば「自分でできるはずなのに!」という期待がさらにイライラをつのらせます。
でも実は、「子どもが時間を守らない」の奥にはさまざまなワケがあるんです。
何度言っても朝起きられないし、ゲーム時間も守れません。
何度言っても変わりません 👿
朝起きやゲームは毎日のことなので、日々関わるお母さん・お父さんは大変ですよね。
毎日ガミガミ言うのも大変ですし、時間を守らないとこの先子どもが困るんじゃないかと心配です。
どうしたらいいでしょう?
思春期の子どもが時間を守らない時には、「守らない」だけでなく「守れない」場合もあります。
その子の「守らない」「守れない」ワケを見ていけば、役立つサポートも見つかります。
今回は6つのワケと、それを手放すのに役立つ接し方のコツをご一緒に見てみましょう。
そういうのを知りたいです!
「子どもが時間を守らない」時にもワケがある
子どもの行動には、本人が気づいていてもいなくても、必ずワケがあります。
そのワケを見ていけば、子どもが行動を変えられます。
また、子どもがやればできるのに時間を守らないように見えても、子どもからすれば「守れない」という状態になっていることもあります。
このような場合には、ただ『やりなさい』ではうまく行かなくなってしまいます。
子どもが時間を守る行動をしないだけでなく、『わかってもらえない』というところから、子どもが意欲をなくしたり、親への信頼関係が損なわれたりするんです。
そうなんです。
せっかく「時間を守れるようになってほしい」という親心からなのに、子どもが意欲をなくしたり信頼関係が損なわれては、もったいなさ過ぎです 😐
『もう思春期なんだからやれるはず』『何度も言ってるんだからわかってるはず』という思いは一度脇においてみて、その子を見てみると、意外なワケが見つかることも多いです。
そこからその子に必要な関わりをすることで、子どもの行動が変わったり、親子の信頼関係がうんと改善することもよくあります
(^^)
子どもが時間を守らない・守れない時の6つのワケ
子どもが時間を守らない時には大きく6つのワケがあります。
「やろうと思えばできるのにやらない=守らない」ワケが2つで、「やろうと思ってもできない=守れない」ワケが4つです。
その子によってワケが複数のこともあります。
ピンときたところからチェックしてみてください
子どもが時間を守らない・守れない時の6つのワケ
時間を守らないワケ
時間を守れないワケ
お母さん・お父さんが今までに何度も『時間を守ることは大切』だと言ってても、子どもがそれをあまり重要だと思っていないことも、残念ながらあるものです。
このような場合には、さらに『時間はちゃんと守ることが大事』と繰り返しても、子どもにはなかなかピンと来ないんです。
「自分の困らない範囲なら大丈夫」と思っていたり、『他の人に迷惑だから』と言っても「私ならそんなに気にしない範囲だ」などと思ってることも多いです。
話の範囲が広すぎると、子どもが「大丈夫じゃないこと」や「迷惑をかけること」について具体的なイメージを持ちずらいので、このパターンの場合には、子どもにあれこれ「時間を守らない」ことがあったとしても、具体的な一つの課題から取り組むのがオススメです。
例えば「朝6時半に起きれば、ちゃんと食事も取れるしゆったりと過ごせる」とお母さんが何度も言い聞かせても、子どもは「今7時でぎりぎり間に合ってるんだから、なんで6時半に起きなくちゃならないの?。30分寝てるほうがいい」と思っていたり、お母さんにどう迷惑をかけているのかがわかっていないことはよくあります。
こんな場合では、このまま『6時半に置きなさい』と何度繰り返しても、子どもの朝眠さが勝るので、自分から6時半に起きようとはしません 😐
そうなんです。
このような場合では、「6時半か7時か」という話にするのではなく、お母さんが伝えたい「早めに起きることでやれることの大事さ」「お母さんへの影響とそれを軽減してほしいこと」と子どもの「7時に起きることの大切さ」の、両者の大切なことについて子どもとコミュニケーションをすることが必要です。
いつも私が一方的に子供の行動を変えようとして、それに反発されてバトル。。。の繰り返しでした 😕
私は「食事は大事だからちゃんととってほしい。」と「ゆったり過ごせたほうがいい」と思ってて、そう伝えてるつもりでしたけど、子どもはそれが大事だと思えてなさそうです
はい、それぞれの大事に思っていること=行動のワケについて話をしていけば、お互いのワケをより満たす方法が、6時半か7時か以外にも見つかるかもしれません。
ふふ、それも一つのアイデアですね 😉
そしてお互いの大事にしていることがわかったら、できるだけ両方を満たすためにどうしたらいいのかを子どもに考えさせます。
例えば『6時45分になら起きてみようかな』と子どもが自分で決められたらバッチリです!
でもうまく話を持っていけるかしら?
今までバトルが続いてた場合には、その話を持ち出すと子どもが身構えたり、逃げ出すこともありえます 😉
それでも、その話が大事であれば、他のことをあれこれ言うのは一旦やめて、『朝起きについて話そう』と穏やかに何度か言うところか始めてみるのがおすすめです。
子どもが話ができそうなタイミングで穏やかに切り出していけば、やがて子どもも『何?』と聞く耳を持てるようにもなっていきます。
同じことをやってても同じ結果になるだけですよね
ちょっとやり方を変えてみます 🙂
子どもに一人で起きてほしい場合には、それも伝えて、実際にしばらくは朝起こさないことも大事です。
いつも起こしていれば、「それがアタリマエ」になってしまいます。
起こさないのを1週間ほど続けて、子どもがどう行動するのかを見てみましょう。
そしてうまくやれたら勇気づけて、うまく行かない場合には、再度話し合って、実際に子どもがやれるところを見つけていきます。
このパターンが子どもとのやりとりの基本形です。
ゲームの使用時間などにも応用できます。
このパターンは「決めた時間」があるのに、子どもが『あと少し』『今日だけ10分追加』などと、毎回わざと時間を守らない場合です。
これは反抗期で『とにかく親に反抗したい』という思いからのこともありますが、「ルールを一方的に押しつけれたと感じている時」や子どもが「自分のコントロール感を失っている時」にも起こります。
反抗期の場合には、『時間を守りなさい』という命令口調よりも『何時という約束だっけ?』と自分から思い出させるように繰り返すのがオススメです。
そして「ルールを一方的に押しつけられたと感じている時」には、「自分で納得してやろうと思えばできる」ことなのに、頭からそれを認められなかったことへの反発があります。
特に思春期になれば子どもには、本能として自立への欲求があります。
「自分で考えてやりたい」
「一人の人間として認めて欲しい」
という気持ちは、たとえ実際の考えや行動が未熟だとしても、「自立したい」という大事な子どもの意欲なので、ないがしろにはしたくないものです
(^^)
反発しても認められなかったり、自分なりにやって失敗して傷ついた体験が多くなりすぎると、子どもは自分なりにやってみようという意欲さえ失ってしまうことがあります。
一方的にルールを押し付けても反発してこない場合には、大人としてはラクですが、実は注意が必要です
まずルールを先程のように、両方の大切にしてることを基に子どもに考えさせてみます
「自分のコントロール感を失っている時」というのは、学校で勉強や部活で思ったような成績が出せなかったり、友達関係で悩みがあったり不登校などで、子どもが「自分なりにやれている」という感覚を失っているような場合です。
このような場合に、やめようと思えばやめられるのに「自分の意見が通る」という体験を求めて、決めた時間をわざと守らないこともあるんです 😯
そんなパターンでは、時間を守らないことだけにフォーカスするのではなく、子どもの気持ちに目を向けることが必要になります。
子どもの課題について具体的に一緒に話ができればベストです。
具体的に、子どもが求めている結果が出るようなサポートもできます 🙂
子どもがイライラや凹みのワケを話してくれない場合には、時間を守る大切さは伝えつつ、子どもが家で安心できたり、家族は味方であることがわかるように接していくのがオススメです。
子どもの話に興味を持って耳を傾けたり、ちょっとしたことも見逃さずに勇気づけたり、時には「大切に思ってる」ことを言葉で伝えたり、マッサージやハグをしたり、食事を工夫したり・・などなど。
それでも1週間以上たっても子どもの状態が改善しない場合には、専門家に相談するのもオススメです。
この「勝ち負けになっているパターン」への接し方のコツは、感情的にならないことです。
子どもに時間を守るように伝えるのは大事なんですが、ここでお母さん・お父さんが感情的になってしまうと、子どもは既にイライラしている状態なので、さらに感情的になるばかりです。
大人が伝えたい「時間を守ることの大切さ」には意識が向かなくなってしまうんです。
感情的になりそうな時には、一度黙ったりタイムをとってからなどでもOKです。
(参考:気持ちの切り替え方がわからない3つのステップで大丈夫!)
ここからは「子どもが時間を守れない」ワケです。
「守らない」場合には、子どもがそのワケを手放せるように関わること「守れる」ようになりますが、「時間を守れない」場合にはよりサポートが必要になります。
まずこれまでに子どもが自分で時間を守るという練習をしてこなかった場合には、子どもは自分で時間を守れないままになっています。
周りの大人が、子どもが自分から動く前に『あと5分だから支度して』『遅れたらどうするの』などと声をかけ続けていたら、子どもは自分で時間を見て今何をしたらいいのかと判断するという練習ができないままになってしまうからです。
小学校までは生活もシンプルですが、中学生になれば長期的に計画を立てて勉強したり、今日の宿題もしたり・・と、やることが複雑になります。
外からは同じように勉強しているように見えても、自分で時間を管理して計画的に進める力がより必要になってくるので、中学生あたりから「時間を守れない子」が増えてきます。
イマドキでは、宿題の量も受験に向けてやることの量も増えていますし、友達付き合いに費やす時間もSNSで増えていますし、一人でもいくらでもネットサーフィンも動画も見れます。
やるべきことや、やれることが多くなっている分、実はイマドキの子どもには時間を守る力がより必要になっているんです。
「全体を見通す力」「時間を管理する力」は脳の前頭葉で育ちます。
思春期にはまだ前頭葉は発達の真っ最中なので、快楽や興味を追求する力の方が強く出てしまうこともありがちです。
(参考:脳科学で納得!イマドキの思春期には子育てにコツが必要なワケ)
前頭葉を育てるには、使うこと=練習が一番効果的です。
今すぐ上手に時間が使えなくても、始めは失敗させることも覚悟で、子どもに練習させるのがオススメです。
中学生になると一気にやることが増えるので、1年間位は子どもの時間の使い方が上手く行っているのかに気をつけてみるといいでしょう。
能力があっても、定期テストへの時間の使い方がまずくて成績が下がっている子どもは多いです。
『逆算して計画を建てる」のはまだ苦手でもアタリマエですし、練習すれば上手になります。
『ちゃんと計画を立てなさい』と声をかけるだけでなく、その子がどう時間を使っているのかを見て、計画の立て方をサポートするのもオススメです。
それだけで成績が40番くらい上がった子もいましたよ〜 🙂
練習の仕方がちょっとわかるだけでぐんと伸びる子も多いです。
周りの大人が心配症だったり、失敗が怖かったりすると、子どもに練習をさせられなくなってしまいます。
でもそれではずっと心配したり失敗をデフォルトにすることになります。
思春期の、失敗がまだ限定的でいくらでも取り戻せるうちにこそ、どんどん練習させるのがオススメです。
子どもなりにやってみた時に、成功した要因と失敗した要因に気づくことが大事なので、そこにちょっとサポートがあればうんと早く子どもの時間を管理する力が育ちます 🙂
つい『今遅れたらどうするの』と焦って我慢できなくなりますが、勇気を出して失敗もさせてみます!
時間の使い方で、「実際に起きていること」よりも子どもが「自分の感覚」に頼りすぎていることもあります。
実際はいつも30分かかっているはずなのに、「大体20分くらい」とか「最短で20分」などの自分の感覚で捉えて、それを基に行動するタイプがいるんです。
一つの作業にかかる時間を極端に少なく見積もったり、多すぎる計画をたててしまうこともありますし、「自分は相手に遅れられても気にしない」ので、他の人は別の感覚だということに気づかなかったり配慮が足りなくなることも多いです。
このパターンの子は、今までに何度も時間を守らないことで怒られきてるので、多少は「守ったほうがいいんだろう」「守りたくないわけじゃない・・」という気持ちも持っています。
外からはあっけらかんとしていても、実は自分ではうまくやれなくて、自己肯定感が下がってたりします。
それでもなぜか、客観的に何分かかったのかを振り返ってみたり、人に相談することがあまりないのがこのタイプの特徴の一つです。
なので同じ「感覚に頼って時間を守れない」を繰り返しやすいんです 😐
結局「時間を守る」という練習が不足しているので、「今日こそ時間を守ろう!」と思った時にも「どうやって時間を守るのか」がわかっていないことも多いです
(T_T)
はい、悪気があるわけじゃないんですが、そんなタイプもいるんです。
しかも最近は増えてます。
この傾向が強い時には、発達の抜けが多かれ少なかれ、隠れていることも多いです。
でもご安心くださいね。
発達の抜けへのアプローチも、「感覚に頼りすぎて時間を守れない」から抜け出すサポートもちゃんとあります。
両方を並行して行えば、徐々に時間を守れるようになっていきます 🙂
「感覚に頼りすぎる」から抜け出すには、「具体的に起きていること」を「他の人と一緒に確認する」ことから始めるのがおすすめです。
「具体的に起きていることを数字で把握する」のは、できる人にはとても簡単なんですが、実はこれがとても苦手な子もいるんです。
また、タイマーを使ったり記録するなどの、自分の感覚以外のものを取り入れるのも有効です。
一人ではなく、他の人と共有しながら進めるのがオススメです。
一緒に図や計画表にすると、より客観的に起きていることを把握できます。
このようなタイプは、これまでにも高校生や大学生で超有名学校に通っている子のなかにもいました。
勉強や運動などの能力とは別の力なんです。
でもだんだん成長とともに、勉強にもスポーツにも時間管理が重要になってくるので、そんな偏りがあるとどこかでお困りが起きてきます 😐
ただ、そんな時こそしっかりと必要な練習さえすれば、徐々にできるようになるチャンスにもできるんです!
このパターンでは、子どもがあまりに感覚的だとしても、責めたり怒ったりせずに、まずは子どもなりの時間との付き合い方を引き出したり、考え方を言葉にさせるのがオススメです。
怒ればまた自分の殻に閉じこもってしまうので、自分の感覚だけで物事をすすめるようになってしまいます。
子どもなりの計画の立て方を聞いたら、次は客観的な数字と比べてみて、どうしたらいいのかを子どもに考えさせていきます。
子どもが自分で「自分の感覚と現実の違い」に気づいて、それを埋めていくことが大事です。
何度か練習を繰り返すのも織り込み済みにしておきましょう
計画通りにできないからと怒ってしまって、また自分の殻に閉じるのではもったいないです
大人でも、気持ちの切り替えが上手な人と苦手な人がいますが、思春期には特にそれが苦手な時期があります。
今やっていることから気持ちを切り替えて、時間を守るのが小さい頃よりも難しくなるんです。
思春期になると性ホルモンが活発になりますが、それが脳の「感情」を司る部分を刺激します。
そして感情を制御する前頭葉という部分はまだまだ発達途中です。
なので、思春期には「好き嫌い」「興味関心」で突っ走ることが増えるんです。
(参考:脳科学で納得!イマドキの思春期には子育てにコツが必要なワケ)
ただ、思春期に自分の好きや興味で行動することは、その子は自分の得意や専門を見つけるのに役立ちますし、人類にとっても「新しいチャレンジ」を生み出してくれる元になります。
それでも、特に思春期の始めの頃(中学生頃)には、感情が高ぶりすぎてしまい、気持ちの切り替えが難しくなることもあるんです。
「今やっていることを中断する」力は10歳すぎると、一度下がると言われています 😯
そうですよね〜
どちらもとにかく面白いですし、ゲームの開発者からは『基本的には2時間ではやめられないように作ってある』と聞いたこともあります。
高額でも次々と欲しくなるほどの魅力がないと売れませんしね・・
超魅力的なゲームやスマホだからこそ、使い始めに使用ルールを決めるのが一番効果的です。
ただそれでもハマることはありますし、全くやらせずには済まないですから、子どもの成長に合わせて何度も使用ルールを見直しながら進めていくのが現実的でしょう。
基本的には「ルールは自律する力をつけるため」ということを伝え続けて、子どもの言い分も聞きながらルールは一緒に作っていくのがおすすめです。
ルールを守れた時にちょっとしたご褒美や、守れなかった時のペナルティも必要な場合もあります。
不登校などの場合には状態に合わせて考慮するポイントも多数あります。
以下のブログもご参照の上、より詳しい情報が必要な時には家族講座や個人セッションなどもご活用ください。
ルールを決めたら、守れなかった時だけ声をかけるのではなく、ルールを守れた時にも勇気づけを忘れないことや、親も守り続けることが大事です。
ゲームやスマホは大人でも「時間を守って使う」のが難しいくらい魅力的なので、子どもがちゃんと自己管理できるはず・・とは期待しないのがオススメです。
イマドキでは学校の授業でもスマホなどの電子機器が必要になってきてますから、ずっとご縁のあるものです。
「付き合い方を徐々に練習させるもの」と捉えておくのが現実的です。
あまりに気持ちの切り替えが苦手な場合には、発達の抜けも考えられます。
その場合も抜けを埋めるサポートで変わりますので、ピンときた方は最幸家族講座やセッションもご活用ください。
子どもの心身のエネルギーが不足していると「時間を守ろう」という気持ちがあったとしても、そう行動するまでの意欲が出ないこともあります。
本来思春期の子どもは好奇心と興味に駆られて、どんどん行動する時期です。
ところが残念なことに、日本の思春期の子どもたちは世界でも「意欲」「やる気」「自己肯定感」が低くて自殺率も高いんです(T_T)
周りの平均値がとても低いので「普通の中高生はこんなもの」と思われて、おかしいと気づかれにくいんですが、実はこの傾向は年々強くもなってます。
その理由には「良いところを伸ばす」という視点や制度がないことや、「みんなと同じでないことへのダメ出し」が多い文化や、「自分らしさを伸ばす」環境の不足とともに、子どもの身体への栄養不足も挙げられます。
子どもの心身のエネルギーが低下してしまうと、「時間も守ったほうがいい」とわかっていても、タイムリーに行動できなくなります。
大人でも疲れすぎると「今やればいい」とわかっていても、お皿洗いを後回しにしちゃうのと同じです
子どもが不登校などで心身のエネルギーがうんと低下した状態だと、以前はできていたはずの規則正しい生活ができなくなるのもその一例です。
当カレッジでは、その子の心身の状態を個別に見て、心へも身体へもエネルギーが十分に溜められる具体的なアプローチをご提案します。
それを実行していただくと、子どもが「元気になる」「自分から動き出した」という声をたくさんいただきます。
思春期の子どもは家ではポーカーフェイスに見えることも珍しくはありません。
それは親に心配をかけたくなかったり、自分でもどう対処したらいいかわからずに固まっているだけのこともあるんです。
以前と変わりないように行動しているように見えても、セッションで本音を話してくれるようになると『毎日やる気が出ない』『ちゃんとやれない自分は消えてなくなりたい』と打ち明けてくれる子もいたりします 😯
思春期には何かの体験から心にダメージを受けて心からエネルギー不足になる場合もありますが、成長期ゆえに身体のエネルギー不足から始まることも、実はたくさんあるんです。
この場合には子ども自身も「やる気の出ない理由」「動けない理由」がわからないので、さらに自分を責める・・というまずい循環も起きがちです 🙁
子どもに「以前はやれてたことをしなくなった」と思われることがあった時には、子どものエネルギーが急降下しているサインかもしれません。
でも大丈夫です!
できる限り早く見つけて、すぐに必要なエネルギーを入れ始めれば、回復への道がひらけます
(^^)b
時間を守らない・守れない子ども:終わりに
単純に「うちの子はできるはずなのにやらない」と思っていたんですけど、色んなワケがからまっていそうです。
まずは「守らない」を手放せるような接し方にしてみます!
「時間を守る力」はとても大事ですね。
自分の本当にやりたいことができますし、他の人といい関係を築くベースにもなります。
「守れない」こともあるとわかったので、私も落ち着いて、子どもをゆっくり見てみます。
♡♡あとがき♡♡
「時間を守る力」は「時間感覚」の発達とともに後天的に育ちます。
赤ちゃんは「今ここ」という感覚しかありませんし、幼稚園児には1週間後はとても遠い未来です 🙂
子どもは思春期になると、見た目も大人びてきますし、自分からも大人扱いを求めてきますが、まだまだ発達途中で練習が必要なことも多いです。
ただ、どんな力も練習すれば育ちますし、意欲や体調が伴わなければ十分に発揮できなくなってしまいます。
子どもに「できない」ことがあると親は『大丈夫かしら』と心配になりますが、『どうすればここからできるようになるかな?』という視点で見てみると、たくさんできることも見つかります 🙂
子どもの意欲と体調が整えば、「時間を守る練習方法」はいくらでもあります。
ピンときた方は希望いっぱいでお問い合わせください
\(^o^)/
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