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「口うるさい親」から卒業したい!と思った時に役立つコツ
口うるさい親から卒業したいと思ってる
でも、どうしたらいいのかわからない・・・
今週はそんなお悩みをいただきました。
自分では親が子どもを注意するのは当然だと思っていたんです。
でも子育てについて学び始めてからは、それではまずいと気づきました。
でも、自分で気をつけようと思っていても、なかなかうまくいきません。
どうしたら口うるさい親から卒業できるんでしょうか
むむ、かつての私にも似たように感じてたことがありました 😆
私も子育ての途中まで「口うるさいと言われようと、ちゃんと教えるのが親の役目」だと思ってました。
でも教えることが大事でも、口うるさくしてもうまくいかない。。と気づいたことがありました。
ただ困ったことに、その時すでに「口うるさくすること」が私の習慣になっていたんです
(><)
でも、ご安心くださいね。
習慣を変えるのはちょっと難しいこともありますが、続けていけば必ず新しい習慣に置き換わる時がやってきます。
大事なのは「自分の新しい習慣」を具体的に見つけて続けてやってみることです。
今週はご一緒に、「口うるさい親から卒業するコツ」を見てみましょう!
口うるさい親ってどんな親?
まずは「口うるさい親」ってどんな親のことを言うのかと、なぜそれだとまずいのかを見てみましょう。
そこがぼやけたままだと、「口うるさい親をやめよう」と思っても、具体的に何をしたらいいのかがわからないままになってしまいます。
それでは辛いですもんね 😉
注意する数を減らせばいいのかと、なるべく自分では我慢しているつもりなんですが、まだ子どもには口うるさいって言われてます 😐
はい、子どもに注意する数が多いというのも、「口うるさい」と感じさせますよね。
そして子どもが親を口うるさいと感じる要素としては、以下のものも挙げられています。
①注意する数が多い
子どもに口うるさくするのは、そもそも子どもの「できてないところ」「ダメなところ」を指摘して改善させることで、子どもを成長たいから・・・というのが一番ですね。
その裏には子どもに対する愛情と「良くなるだろう」という期待があります。
どうでもいいことや、自分とは距離のある人のことだったら、私達も「あ、ここを直せばもっと良くなるのに」と気づいても、あれこれ口うるさく言わないものです。
子どもに口うるさくしてしまうのは、
・子どもへの期待がある
・子どもへの遠慮がない
からと言えるでしょう。
はい、遠慮というとちょっと他人行儀に聞こえるかもしれませんが、気遣いとか配慮という意味です。
私達は子どもが相手だと、他人には自然にしている配慮をつい忘れてしまいがちでなんす。
例えば話しかける時に『今ちょっといい?』と声をかけることを省いたり、自分の感情をそのままの勢いで子どもにぶつけてしまうことはありませんか?
私はしょっちゅうやってました
(^^)>
相手が他人の場合だと、何かでムッとすることがあっても、少し間をおいて柔かな表現にする工夫をしたり、「これは今言うのがベストなのか」「言わないほうがいいのか」と考えたりしますよね。
自分の伝え方が効果的なのかや、言ったあとにどんな事が起きるのかを想像したりするんです。
それは相手を無駄に感情的にせずに、自分の本当に伝えたいことを受け取ってもらうための配慮です。
でも相手が自分の子どもの場合には、伝え方の工夫もせずに、自分が思いついた時に思いついたままの言葉を言ってしまいやすくなります。
そして、こう言ったら子どもがどんな気持ちになるかな、という想像もしないことが多いんです。
つい配慮を忘れて「あれこれ直せばもっと良くなるはずなのに」という親の気持ちが先立ってしまうと、思いついたことをそのままたくさん子どもに言ってしまうことも起こります。
でも子どもにすれば、一つの習慣や無意識でやっている癖を変えるのには少し時間がかかることがあるものです。
頭で「やめよう」と決めるのは一瞬でも、実際に身体がついてくるまでには、少し練習が必要なこともありますよね。
脱いだ服を片付けるのも、私にはそれがアタリマエだから「簡単なはずなのに、なんでできないの」って思います。
けど、今できてない子がそれをアタリマエにするまでには一度やろうと思っただけじゃダメなこともありますね。
アタリマエにするには、何度か気をつけてやってみることも必要かも。
はい、人が行動を変えるには、自分から「変えたい!」という強い気持ちが湧いてすぐ変わるパターンと、頭で「変えたほうがいいな」と考えて行動が変わるパターンの2種類があります。
前者は行動するためのエネルギーになる「感情」が強いので、すぐに行動も変わりやすいです。
対して後者は感情エネルギーと言うよりは頭の「やったほうがいい」という「理屈」エネルギーなので、行動を起こすには弱いんです。
家でお母さんから注意される場合には、基本的には後者の「言われて頭で理解して変えようと思う」パターンが多いので、モチベーションが強烈ではない分、何度か繰り返して身につける必要があります。
そうなんです。
親ならば子どものあれこれが気になるのはしょうがないものですが、「実際に子どもがやれるかどうか」ということはとても大事ですよね。
私達も「御飯作って」「先生に連絡して」「送り迎えして」と矢継早に言われたら、たとえ順番にやれることだとして、聞いているうちに嫌になっちゃいますよね。
子どもがどこまで消化できるのかを見つつ、重要度の高いものにフォーカスして伝えるのがいいでしょう。
その方が子どもの状態もいいですし、結局早くいろんな事ができるようにもなります。
例えば机の上を片付けたら「勉強が捗るでしょ」などのメリットを言うだけでなく、「机の上が片付いたらどんな気持ちなる?そしたら何ができる?」などのプラスの気持ちを子ども自身に想像させます。
そうすると子どもの感情が動くので、それが行動エネルギーになりモチベーションにもなります。
この方法はご自分を行動しやすくしたい時にも役立ちますので、ご自分にもやってみてくださいね♡
また、子どもに口うるさく注意する数が多すぎる場合には、親の「失敗」を怖がる気持ちが強すぎる場合もあります。
もしかしたら。。と思ったら、信頼できる他者からの客観的な意見も聞いてみるのもオススメです。
「失敗が怖い」が強すぎると、子どもが親の想定外のことをするのを認められなくなってしまうので、細かいあことまであれこれ「注意」して、親のイメージ通りに「安全圏」に子どもを置こうとしてしまいます。
そうなると子どもは
・反発してより親の想定外のことをする
・親の言う通りにして自分の気持を我慢する
ということになりがちです。
前者は親子関係がわかりやすく乱れますが、後者でも結局親子のどちらにも良いことは起きません。
なぜなら子どもも自分の気持をずっと我慢し続けることはできないからです。
人生のどこかで我慢が続かなくなり、身体か心に歪が出てしまうことがほとんどです。
でも、ご安心くださいね。
「失敗が怖い」は手放すことができます。
こちらなども参照にして手放してみれば、ずっと自由な気持ちになれるのでオススメです
(^_-)
②子どもの状態にお構いなしに話しかけてくる
親はちょっと気づきにくいですが、案外子どもからの意見が多いのがこの項目です。
子どもはゲームやテレビを見ているから暇なんだろうと、親は遠慮なく子どもに話しかえることがあるかもしれません。
でも子どもは子どもなりに夢中になっている時に、いきなり「面白くない話」で遮られたら、それだけでいい気持ちにはならないものです。
「寝っ転がって漫画を読んでいる時でも、一言『ちょっと今いい?』と声をかけてくれれば、聞く気にもなるのに。。」そんな話もよく聞きます。
ポイントは、「自分をないがしろにされてる」「自分の領域に踏み込まれてる」と子どもが感じてしまうことです。
誰でもそう感じてしまったら、いい気持ちで「相手の話を聞こう」とは思えないですね。
子どもに過剰に気を使う必要は全く無いですが、ちょっとひとこと『今いい?』と声をかけることで、まず相手も準備できたり、自分を尊重されている気持ちにもなるので、その後のコミュニケーションがぐっとスムーズになりますのでオススメです 🙂
でもそれが結構大事なんですね。
そうですね。
親、特に母親は子どもを自分の一部だという感覚をいつまでも手放せないところがあります。
それで遠慮や気遣い・配慮というものを必要ないと思って省きがちになるんです。
ところが思春期になると子どもには親から離れて自立しようとする意識が出てきますので、「いつまでも子ども扱いしてほしくない」「一人前の人として扱ってほしい」という欲求を持つようになります。
親との距離感に敏感になるんです。
ここで親が「もう思春期だから、距離を置くように気をつけよう」と思い直せればいいのですが、「何を言ってるの?色々できないことがまだたくさんあるから注意してるんでしょ 👿 」となってしまうと、そこに親子のすれ違いが生まれてしまうんです。
もともと人間の親には「子離れの本能」がないので、親の方が子どもとの距離を近いままにしがちです。
子どもの成長とともに、距離を意識してみるのもオススメです。
子どもが、「私の部屋を開ける時にはノックして!」とうるさく言うのも同じですね
何をいまさら・・と思ってましけど、これからは気をつけます!
③感情的(イライラ、怒る、責める)
同じように親は子どもへの期待が強いのと遠慮がないために、子どもの「できてないところ」「ダメなところ」を見つけたら、イライラしたままその口調で子どもに注意してしまうこともよくあります。
親には「どんな言い方でも言ってることが子どものためなんだから聞くだろう」という思い込みがありますが、残念ながらそのような場合には、子どもに真っ先に伝わってしまうのは親のイライラなどの「親の感情」なんです。
はい、有名なメラビアンの法則というものがあります。
コミュニケーションで大きな影響を与えるのは
・視覚情報 見た目、仕草、表情など 55%
・聴覚情報 声のトーン、口調や速さなど 38%
・言語情報 言葉の中身 7%
だと言われてます。
そうなんです、ずいぶん少ないですね 😯
なので、親が子どもに注意する時でも、まず子どもに伝わるのは表情や仕草、声のトーンからの「親の感情」なんです。
それが安定していて好意的なものであれば、子どもは安心して親の言葉の方に注意を傾けます。
ところが親がイライラしたり攻撃的な調子だと、まずそこで子どもは身構えて「戦闘態勢」になってしまうんです。
そうなると親の注意が「子どものため」という愛情からだとしても、子どもに伝わるのは「攻撃されている」という情報です。
とっても、もったいないですね
(T_T)
そしてさらに人には、感情的に関われると自分も感情的に反応してしまうという習性があります。
特に思春期の子どもは感情のアップダウンが激しいので、親から感情的な言い方をされると簡単に自分も感情的になってしまいます。
そうなると、親もその子どもの感情的な反応に感情的に反応する・・・という繰り返しになります。
人は感情的になると”理論的考える”ことが難しくなります。
なので、どんどん親子で感情的な言葉や態度の応酬にハマるという展開になるんです。
残念なことに親が伝えたかった内容は、子どもにちゃんと受け取られることなく、結局親子喧嘩か子どもがムッとして黙り込む・・ということが起きやすくなってしまうんです
(´・Д・`)
もちろん、親が気をつけてコミュニケーションを始めても、子ども側の理由でうまく話が伝わらないこともあります。
それでも、まず親が子どもに話しかける時にちょっと気をつけるだけで、子どもとの無駄な喧嘩や関係性が悪くなることをぐんと減らせます。
そうなると子どももすぐ逆ギレするんです。
今までは「正しいことを言われてるのになんで怒るの?自分を顧みればいいのに」と思ってましたが、それって、そういうことだったんですね 😯
怒りに巻き込まれてしまったら、伝わるのは「怒り」だけになっちゃいますし、次から次へと余計なことも言ってしまいそうですね。
でも「怒らないようにする」のは難しいですから、イライラしたり怒りがこみ上げてきた時には、まずその怒りに気づくことからやってみるのがオススメです。
自分の気持に気づければ、そのまま喧嘩に突入するのではなく、ひとまず一呼置いたり、タイムを取ってその場を離れることもできます。
落ち着けば、怒りの裏にある「期待」を言葉にする工夫もできるようになります。
(参考:怒りと悲しみを感じたら。大事なチャンスに変えるコツ)
大事なのは怒りを感じないことではなくて、怒りに巻き込まれなければいいんです 🙂
④子どもの言い分や考えを聞かない
親は子どもの「できてないところ」「ダメなところ」を見つけたら、「注意して治そう」とすぐに思ってしまいます。
この場合には「すぐやれるはずのことなのにやってない」「やるべきことなのにやってない」という前提があるからです。
そしてその前提があれば「簡単なことはやってほしい」「やるべきことはやってほしい」という期待も強くなるので、注意やイライラも増大します。
ところが子どもには
などなどの様々な理由がある場合があります。
それぞれの理由によって、助けが必要なこともありますし、そのまま注意せずにほっておいても大丈夫なこともあったりします。
それなのに親が子どもなりの理由を聞かずに『やってないからやりなさい。やれるでしょ。なぜやらないの』と言ってしまう場合には、子どもは反発と失望を感じてしまいます。
それは②の話しかけるタイミングを尊重されない場合と同じように、自分なりの考えやモチベーションを尊重されてないと感じてしまうからです。
次は、それぞれのケースを詳しく見てみましょう。
ⅰ自分なりに後からやろうと思っていた 場合に頭ごなしに注意されてしまうと、子どもは「自分のやる気」も「自分なりの段取り」も否定されたように感じます。
どちらもそれで失われてしまってはもったいないですね。
親のイメージしていたやり方と違っても、大きな支障がなければ、子どもなりのやり方を試させてみるのがおすすめです。
子どもが自分なりにやることで、多少失敗や無駄があっても、創意工夫をする力も育ちます。
もちろん子どもなりの段取りが親からすれば非効率なこともありますが、そのような場合には、それを頭から否定するよりも「効率について子どもに考えさせる」ように質問してみるのがおすすめです。
例えばゲームを先にしてあとから勉強をする予定にしていても、宿題に時間がかかって睡眠時間が削られることが多いような場合には、寝る時間から逆算する方法や、先に勉強をしてしまう方法などがあることを、子どもが思いつくように話を引き出してみるのは効果的です。
子どもも誰かに言われたことよりも、自分で思いついたことならモチベーションが上がります。
ⅱやり方が分からなかった というのは、案外親が思っている以上に多いパターンです。
やろうという意欲はあるのに、頭から「やれるはずなのにやれてない」と決めつけられてしまったら、「やる気」が損なわれるだけでなく、「ここがわからない」と助けを求めることも難しくなってしまいます。
このパターンの不満を子どもから聞くことが多いのが、勉強についてや朝起きることについてです。
勉強も「やる気がない」わけじゃないけれど、自分ではここからどうしたらいいのかわからないことがある。
何がどうわからないのかもはっきりしないので、学校や塾の先生にも聞きにくい。
または先生が質問しても快く教えてくれなかったり、説明されてもよくわからなかった・・・という話もよく聞きます。
そういう時には『わからないことは先生に聞けばいいじゃない 👿 』の代わりに、「先生に聞きづらいわけがあるの?」と言ってみるのがオススメです。
思春期の子どもは自分の「自分でできないのは恥ずかしい」とか「人に頼るのはかっこ悪い」と思う気持ちが強いですが、大人がサラッと声を掛けると話し出すことも多いです。
朝起きるのが苦手な思春期の子は多いです。
貧血や低血圧、起立性調節障害の場合もありますが、基本的に睡眠時間が成長期に必要な分だけとれてない事が多いです。
朝忙しい中で、子どもに何度も声がけして起こすのはとても大変です。
それで『朝もう少しちゃんと自分で起きてよ』と親が注意することもよくある話で、私も『うちの子は朝起きないんです」とご相談をいただくことも多いです。
ただそのような場合でも、子どもから話を聞いてみると、その子なりに目覚ましを何度もかけて頑張っていたりすることもよくあります。
自分でもなんとかしようと思ってはいても、効果的な方法が見つからなくてそのままになっているパターンです。
このような場合には、その子の生活全体と身体の様子もチェックして、具体的で効果的な方法を一緒に見つけられれば改善します。
でも『朝起きなさい』といくら繰り返しても、子どもとの信頼関係が切れるばかりで、状態も改善しないままになります。
ⅲうっかり忘れていた 場合には、本人にもやる気がないわけではないですから、その芽を積まないことが大事です。
「やってないじゃない」というよりも「いつやる予定だった?」と聞いてみるのがオススメです 🙂
ⅳ体力・気力がなく疲れていて手が回らなかった というパターンも、親が思っている以上に多いです。
思春期の子どもは自分でも、自分の心身の疲れに気づきにくいので、外からはあまり行動が変わって見えないこともありますが、普段ならやれてたことがやれてなかったり、なんとなく動きが遅い時には疲れが溜まっていたりエネルギー切れなこともよくあります。
また、そういう時には簡単なことに手が伸びてしまうこともありますので、ダラダラゲームばかりしていることもあります。
『ゲームをしている時間があれば、さっさとやるべきことをやってしまえばいいのに!』と大人はイラッとすることもありますが、もしかしたらその裏には体力・気力のすり減りが隠れているかもしれません。
でもそういうこともあるって知っていれば、口うるさく言う前に子どもの様子をチェックできそうです
ⅴ他の人がやると言っていたのでやらなかった 場合や、他者から「待って」と言われて行動をしていないこともあります。
子どもからすれば他者(兄弟や他の家族、友達など)への配慮からのことなのに、自分が悪いと決めつけられては、やはり「自分を信じてもらっていない」と感じてしまいます。
ⅵやるべき理由がわからないのでやらない という場合には、子どもとしっかり話してみるのがオススメです。
親が何度も「必要だからやりなさい」と言っていたとしても、子どもがそれに同意していないこともあります。
最近は「自分の納得感にこだわる子」も増えていますし、いろんな価値観をネットなどで見聞きしている子も多いです。
「親がアタリマエに大事だと思っていること」でも子どもはあまり賛同していない・・ということも増えています。
また、親が『休みの日には友達と出かければいいのに。楽しいのに』と思っていても、子どもは「休みの日は自分の好きなことを一人で探求するのが心地よい」場合もあります。
子どもに違う選択肢があることをおすすめするのは大事ですが、親子でも気質や好みの違いもありますから、「そちらの方がいい」との押し付けにはしないのがポイントです。
「口うるさい親」って言われるのは、子どもなりのワケに配慮しないで、自分の言いたいことを言いたいように、言いたい時にいってたからだな〜とわかりました。
やっぱり卒業したいです 🙂
では、これまでのコツをまとめてみましょう!
「口うるさい親」から卒業するコツ
・子どもが消化できている度合いを見極める
・重要度の高いものにフォーカスする
・自分が失敗を怖がっていないかチェックする
・話しかける時には「ちょっといい?」などの声を掛ける
・感情的になっているかどうかに気づく
・子どものワケに注意を向ける
子どもとの距離を詰めすぎないように心がければ、そんなに難しくないかも。
はい、そこに気づけばきっとやれるでしょう!
(^^)
口うるさい親から卒業するコツ:終わりに
今「叱らない子育て」とか「見守る子育て」という言葉をよく聞きますが、実際のリアルな子育てでは、親が子どもに注意することが必要な場合もあるものです。
でも、それが「口うるさい」と思われしまうようでは、本来の「子どもの幸せな自立」に結びつかなくなってしまいます。
注意するかしないかということばかり気にしていましたが、これからはせっかくの「幸せになってほしい」という気持ちが実るように、言い方にもちょっとだけ気をつけたいと思います。
そうですね。
私達は伝わるコミュニケーションの仕方を習うチャンスもほとんどないので、自分が小さい頃からされてきたコミュニケーションのパターンをなんとなく真似て頑張っていることがほとんどです。
でも、なにかうまく行かないと感じたときには、そのコミュニケーションパターンを見直してみるのがオススメです。
子育てでも、愛情や本当に言いたいことがもっと伝わるコミュニケーションのコツはいっぱいあります。
それ手に入れてちょっと練習してみれば、必ずあなたの新しいコミュニケーションパターンになります。
始めは慣れなくて難しいと思うかもしれませんが、自分を信じてやってみます
♡♡あとがき♡♡
私達は「自分の期待や思い」にばかり気を取られてしまって、「コミュニケーションの仕方」の工夫を忘れてしまうことがよくあります。
「こんなに子どものことを思って言ってるんだから」「一生懸命に言ってるんだから」、子どもの行動が変わらないのは子どものせいだと思ってしまうんです。
でも、実は子どもには子どものワケがあったり、それには親の言い方などのコミュニケーションの仕方が大きく影響していることもあったりします。
それは親御さんも「他のコミュニケーションパターンがあることを知らない」ために起きていることがほとんどなのですが、せっかくのお子さんの幸せを願う親の気持ちがちゃんと子どもに伝わらないのは、本当にもったいないと思っています。
親の愛情が子どもにちゃんと伝われば、それは子どもの一生にとっても、とても大事な自己固定感の礎にもなるからです。
せっかくの親の気持ちが届くよう、親子で幸せになるように、コミュニケーションの技術はとても大事です。
日常の中で役立つコツを試してみて、多くのお母さんとお父さんとお子さんが、笑顔の最幸家族になられることを願っています。
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