計画を立てるのが苦手な子:9つのステップで力をつける!

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子どもが計画を立てるのが苦手ということはありませんか?

実は、思春期には計画を立てるのが苦手な子は珍しくはないんです。

まだ長期的に物事を考える力を司る、脳の前頭葉という部分が十分に育ってないこともあるからです。

そしてこの時期に計画を立てる練習を効果的にできれば、子どもの計画を立てる力はぐんと成長しますので、ご安心くださいね (^^)

 

お母さん
うちの子は自分で計画を立てるのが苦手です 😐 

勉強への意欲はあるんですが、テスト勉強の計画がうまくたてられなくて、結局頑張ってる割に成績が上がらないんです 😐 

真面目なので、塾の先生に計画を立ててもらえた時には、それに沿ってやってるんですが・・・

このままでいいのかと心配です

 

今のままでは手に入れるのが難しいような目標を達成するには、①計画を立てる力と②計画を実行する力の2つが必要になります。

どちらも大事ですが、お子さんの場合には②はありそうなので、①の計画を立てる力がもっと育つといいんですね。

せっかくのやる気や頑張りをうまく結果につなげるために、計画を立てる力を育てていきましょう!

 

お母さん
そうですね!

でも、「ちゃんと計画を立てなさい」って声をかけても、その先が進まなくて。。。

どうしたらいいでしょう?

 

子どもが計画を立てるのが苦手な場合にも、いろんなワケがあります。

その子のワケがわかれば、効果的なサポートのコツも見えてきます。

では、ご一緒に見ていきましょう!

 

お母さん
はい、知りたいです

 

計画を立てる力が必要なワケ

まず始めに、計画を立てる力が必要なワケを見ておきましょう。

 

「計画」とは、ある目標を実現するために、手順を決めて自分の時間の使い方を決めることです。

簡単な目標ならば、計画がなくても、ちょっとした時間を使えば達成できます。

でも、達成までに時間や工夫が必要だったり、順番通りに作業を積み重ねることが必要な場合には、効果的な計画がないとうまく行かなくなります。

 

どうしても私達は「今何に自分の時間を使うか」をあるしっかり程度決めておかないと、目の前にあることについ時間を使ってしまいます。

休日だから今日中にあのクローゼットを片付けようと思っていたはずでも、消すつもりのテレビの映画が面白くて、つい最後まで見てしまって時間がなくなっちゃった・・・なんてことはどなたにも経験があるでしょう 🙂 

 

もちろん、時にはそんなハプニングがあってもかまわないのですが、いつもそんな風に「~~するつもりだったのに」が多くなってしまうと、本当にやりたかった「~~」はいつまでもできないままになってしまいます。

本当にやりたいことは「今日中に」よりも「午前中のうちに」や「10時から12時の間で」と、より具体的に計画を立てれば立てるほど、手を付けやすくなります。

 

お母さん
そうですね!

「今日中に」ってぼんやり思っていても、なかなかやれないことって多いです

はっきり計画しておかないと、今飛び込んできたことを先にやってしまいがちですね

 

だんだん成長とともに、子どもも「今日中にやれば良いこと」ばかりでなく、「定期テストに向けて勉強する」「受験校を選ぶ」「受験勉強をする」などの締切まで遠い=長い時間で扱う事が増えてきます。

そんな時にはやっぱり、そのための時間を具体的に決める=計画を立てることが必要になります。

 

小学校まではそれなりの成績だったのに、中学になってから成績が振るわなくなる子どもも一定数以上居ます。

それは中学では勉強の難しさや量や進みが早くなるのもありますが、定期テストの勉強計画を立てるのが苦手ということが大きく影響している場合もあるんです。

お母さん
小学校までは、進みに合わせて各教科でテストがあるから、そんなに計画的に勉強しなくてもよかったですもんね

 

そうなんです。

せっかく中学生になって始めは勉強する意欲をそれなりに持っていたのに、勉強計画が立てられないために成績がふるわなくて、やる気を無くしてしまうことって、大人が思っているより多いです。

イマドキでは、お母さん・お父さんが思春期の頃よりも、定期テストの勉強は難しくなってます。

「わからない」ことが積み重なってしまうと、子どものやる気も失われてしまいがちですので、ちょっと気をつけたいポイントです。

 

そしてさらに、大人でも「眼の前のこと」に目が奪われがちなのに加えて、「思春期には今やっていることをやめるのが難しくなる」という傾向もあります。

小学校高学年以上の子は、それより小さい頃よりも、「今やっていることを中断する」のが難しいという心理学の実験結果もあるんです。

なので、思春期には時間の使い方がルーズになる傾向があります。

テレビやスマホなどを「やめてそろそろ勉強しなくちゃ」と思っていても、それを中断するのが難しいので、『あと5分』『あと10分』とダラダラ延ばしてしまうんです。

 

お母さん
うちの子も、ゲームしているとそうなります!

 

はい、特にゲームは人間の心理を研究して作ってあるので、なかなかやめれないようになってます。

今やってることに引きずられやすい子は、しっかりと具体的な計画を立てて、次の行動までにはやめる練習をしたりして、意識して脳を育てることも必要です。

 

お母さん
やっぱり計画を立てるのが苦手なままでは困りますね

計画を立てるのが苦手な子の力を育てるのに大事なこと

計画を立てるのが苦手な子の力を育てようとする時に、一番始めに大事なことは、子どもが「計画を立てる力が自分には必要だ」と思うことです。

 

「計画を立てるのが嫌」「計画を立てるなんて必要ない」と思っているままでは、いくら熱心に効率的な計画の立て方を教えようと思っても、子どもが乗ってきません。

無理にやらせようとしても、ちゃんと学習もしないでしょう。

 

子どもが自分で「計画の立て方がわからないから知りたい」と思っていれば、積極的に学ぼうとします。

もし、まだそんな状態にない時には、そうなっているワケを紐解いていくところから始めましょう!

 

計画を立てるのが苦手といっても、そのワケは色々あります。

ピンとくるところをチェックしてみてください

 

(1) 価値観型

人は大きく分けると「目標型」と「価値観型」になると言われています。

「目標型」は、目標を決めてそこに向かって進んでいる感じを「楽しい」「充実している」と感じられるタイプです。

「価値観型」は自分の「やっていて楽しいこと」「人の役に立つこと」などの複数の「大事だと思うこと=価値観」を、日々のなかで積み重ねることを心地よく感じます。

そして価値観型の中には、「時間の使い方」がはっきりと決められてしまうと苦しい感じを持つ人もいるんです。

 

お母さん
あら、それだと計画を立てようと思わないですね

 

そうなんです。

なんとなく日々を過ごしながら、徐々に自分のやりたいことがそのうちできればいい・・という感じです。

 

どんな人でも、100%片方だけということは殆どないのですが、どちらかに強く振れているタイプもいます。

そしてどちらが優れていて、どちらが悪い・・という話でもないんです。

その人の心地よいところで、バランスを取りながら過ごしていけばいいんです。

 

それでも「何かを○○までに成し遂げたい」という場合には、どうしても自分の時間とエネルギーをそのやりたいことに集約させることも必要になります。

先程見てきたように、私達はどうしても「眼の前のこと」を優先してしまいがちですから、期日がある目標の場合には、計画を立てることが必要になるんです。

 

お母さん
そうですね~

私も子どもも価値観型の傾向はあります。

どうしたらいいかしら

 

お子さんの価値観型が強い場合には、まず本人に自分の特徴を自覚させて、計画が必要な時には、なるべく計画を余裕を持つようにするのがおすすめです。

1日の中でフリーの時間を持てるようにすることや、計画の中に、あらかじめ「穴埋めの時間」を用意しておくのもいいでしょう

 

お母さん
穴埋めの時間ってなんですか?

 

計画通りに行かないことはかならずあるので、あらかじめどこかで、その計画通りに行かなかった分=計画の遅れを吸収する時間を設けておくんです。

計画通りに行った場合には、そこもフリーの時間にします。

 

また、価値観型が強い場合には、計画を立てる時にも「時間」で区切るよりも、「分量」で区切るほうがやりやすい人も多いです。

時間を区切るけれど、大事なのは問題集2ページといった分量にしてみます。

そして早くできれば残りはフリーにしちゃうんです

 

お母さん
あれこれ決まっていると苦しくなるから、自分でフリーの時間をうみだせるようになってるんですね。

なるほど、これなら私もキツキツな感じが薄まります 🙂 

うちの子にも教えてみます!

 

(2) 考えすぎてパニックになる

あれこれやりたいことややらなくちゃいけないことを、頭の中で考えてばかりだと、整理がつかなくてパニックになることもあります。

そんな時にはぐるぐる考え続けても、「いっぱいあり過ぎる」「ちゃんとやれない」と苦しくなるだけで、気持ちも下がりますし、身体も動けなくなってしまいます。

 

情報が色々ある時には、頭の外に出して「見える化」するのがオススメです。

次の章で詳しくお伝えしますが、まず「やりたいこと」「やらなくちゃいけないこと」「気になっていること」などの頭の中にあることを一度全部書き出してみましょう。

付箋紙などに一つづつ書いていくと、それを分類できます。

ずっと後で処理すれば良いこと」や「他の人に頼めること」があれば、項目も減らせます
(^_-)

 

自分で考えることは大事ですが、ある程度考えても話が進まない状態ならば、それは「考えている」というよりは「思い出している」状態です。

嫌な状態を思い出してばかりだと、嫌な気持ちになってエネルギーが下がってしまいます 😐 

 

考えているのは「解決への筋道を組み立てている状態」の言葉です。

もし今同じ情報を思い出しているだけで、違う状態に進めてない・・・と思ったら、それはぐるぐる思考です。

ぜひ、「見える化」で外に情報を出して整理し直しましょう!

外に出して客観的に見てみると、足りない情報にも気づけます。

調べたり、他の人から新しいアイデアを聞くこともできるので、また違う状態に進めます
(^^)

 

(3) 細かな行動から計画を立てる

計画を立てるとは目標達成に効果的な時間の使い方を決めることです。

この「効果的な」ということころが大事です。

 

計画を立てるというと、すぐに思いついた細かい作業を時間に割り振ってしまう子もいますが、大事なのは「目標が効率的に達成されるかどうか」です。

つまり、「目標が効率的に達成されるために必要なことは何か」というところから考えることが大事です。

 

それを踏まえずに、ただ思いついた作業ばかり並べても、あまり効率的でないこともよくあるんです 😯 

 

せっかく時間を使っても、いい結果が出ないのではもったいないですね。

目標が達成されるために絶対に必要なことから考えていきましょう!

作業の優先順位がわかれば、いらない作業も削れます
(^_-)

 

(4) すぐに行動したがる

「優先順位を考える」や「計画を立てる」よりも、すぐに目標達成に繋がりそうな行動をしたがる子も居ます。

ちょっとせっかちさんだと、行動しないと結果につながることをやっていない気持ちがすることもあるようです。

 

でも、物事は「計画が8割」と言われるほど、「何をいつ、どうやるか」によってその結果の良し悪しが決まるものです。

 

もちろん、最後に結果を作るのは「具体的な行動」なので、行動する力はとても大事です。

計画だけだと絵に描いた餅ですもんね 🙂 

 

とにかく行動したがる子には、せっかくの行動力を活かせるように、計画の重要さを子どもに伝えるところから始めてみてください。

ちょっとした事例を話したり、超短期で達成できる目標を計画的にやってみるのもオススメです。

 

計画的に行動したことで、ラクだった、効率が上がったという体験ができれば、徐々に計画にも興味を持つようになっていきます。

行動力があることと、計画したことへのたっぷりの勇気づけも忘れずに 🙂 

 

(5) 感覚的・大雑把・楽天的

感覚的だったり、大雑把だったり、楽天的だと、計画を立てることが苦手になることもあります。

なんとなく感覚的に物事を進めたり、大雑把な計画で「なんとかなるでしょ 😀 」と楽天的に行動し始めてしまうんです。

 

もちろん、そんなアバウトな方法で達成できる目標ならばいいのですが、しっかり期限までに達成したいある程度の目標の場合には、そんなやりかたではうまく行かないことも起きます。

そんな時に子どもが「やっぱりもう少し詳しく計画を立てたほうが良いな」と気づいてくれれば良いのですが、感覚的・大雑把・楽天的な子は、なかなか「物事を振り返って気づく」ということをせずに、いつも前向き⁉(前ばかり見てる)だったりします 🙄 

 

それでも徐々に成長するに従って、自分で計画を立ててクリアしなければならない課題(受験勉強や志望校選択、就活など)が増えてきますから、どこかで行き詰まってしまうこともあるでしょう。

その時に「やれない自分はこんなもの」と、大雑把なレッテルを自分に貼ってしまわない事が大事です。

 

うまく行かないことがあった時こそチャンスです!

『もし、次に同じことをするとしたら、どうしてみる?何を変えてみる?』

という質問で、その子に「やり方を工夫する」→「前もって考える」という行動ができるようにサポートしてみるのがオススメです。

 

感覚的・大雑把・楽天的というのも一つの個性なので、それを否定するのではなく、「自分の本当の望みを手に入れるには計画をたてることが大事」なことに気付かせられればOKです
(^^)

 

(6) 完璧主義

ちょっと不思議なようですが、完璧主義が強いと、計画を立てるのを避けたがることがあります。

 

完璧主義の子は、計画を立てる時に、かなりハードな計画を立ててしまう傾向があるんです。

短い時間に多くの内容を詰め込んだり、休み時間や「穴埋めの時間」を入れずに、ギチギチの予定を立てたりしがちです。

自分が実際にできるかどうかよりも、「こうだったらいいな」のイメージで計画を作ってしまう傾向があるからです。

 

そしてその計画を実行すると、計画通りに行かないことが多発します。

それで「思ったようにできなかった」ととてもショックを受けてしまうんです。

 

完璧主義が強いほど、「ちゃんと計画したのでにできなった」時に受けるショックは大きくなりますし、「次に同じことが起きてまたショックと受けるくらいなら始めからやらない」という気持ちにもなりがちです。

完璧主義だと、0か100のどちらからに振れやすいからです:roll:

 

子どもの完璧主義が強い時には、まず一緒に簡単な計画を立てるところから始めてみるのがオススメです。

その時に「詰め込みすぎてできない」が起きないように時間単位の内容をゆる~くしたり、『穴埋め時間』を入れたりして、実際にこうしてみると良いよという計画を立ててみます。

ここは、子ども一人で計画を立てるのではうまく行かないことも多いので、ぜひ子どもが主体でも、大事なポイントができているかは見てあげてください。

 

そしてそうやって立てた計画でうまくやれた!という体験ができれば、だんだん自分でもそんな実行可能な計画をたてられるようになっていきます。

次の章でご紹介します、実際に掛かった時間を記録しておくのも効果的です
(^^)

 

お母さん
計画を立てるのが苦手という時にも、いろんなワケがあるんですね。

うちの子は価値観型が強いのと、完璧主義もありそうです。

それを放ったままで「ただやりなさい」だと動けないですね。

今知れてよかったです

 

はい、子どもの「計画を立てること」についての思いを聞きながら、「それならこんなふうにするアイデアもあるよ~」と話をしてみてください。

子どもが「それなら計画を立ててみてもいいかも」と思えるようになれば、バッチリです
(^^)/

計画を立てる力をつける8つのステップ

子どもが計画を立てる力を自分のために育てる気持ちが準備できたら、次は具体的に計画を立てる力を育てる練習をしてみましょう。

 

①短い時間のものから始める

計画を立てる力を育てるためには、まず目標達成までに短い期間のものから始めてみるのがオススメです。

 

目標達成までにかなり時間がかかるものでは、一般的に目標達成に必要な計画が複雑で多いですし、なかなか結果が出ないので「計画を立ててよかった」という体験ができるまで、時間がかかりすぎてしまいます。

まずはシンプルに「計画を立ててよかった」「計画って大事だな」と子どもに体感してもらえば、その他のことにも計画を立てたい!という意欲も出てきます。

 

結果がすぐにわかりやすく出るもの、計画してない時との違いがわかりやすいものが良いでしょう。

定期テストに向けての計画を2週間前から立ててみるのも、結果がすぐに出るのでおすすめです
(^^)

 

②子どもがこれまでにやってみた工夫を聞いてみる

目標が決まったら、子どもがこれまでそれに向けてやってみた工夫や努力を聞いてみます。

そしてそれに勇気づけをしてみてください。

 

小さなことでも、子どもなりに頑張ったことはあるはずです。

大人からすればアタリマエだったり、未熟なことでも、子どもが自分なりに頑張ったことに光を当てれば、子どもはこれからも自分でも考えてみよう、工夫してみようと思えます。

使えそうなことは、これからもどんどんやるように促してみてください。

 

自分なりに頑張っていることをまず認めるのは、計画を立てることだけでなく、子どものすべてのやる気と自信を育てます

「自分ではダメだから教わるんだ」という流れにするのではなく、「自分なりにやったけど、より良くするために他の人の手を借りる」と思えれば、これからも必要な時には他の人からのアイデアを受け入れられるようにもなります。

これからは人の力を上手に借りられるのも、生きる力の一つです
(^^)

 

③望む未来が手に入った時の気持ちを味わってみる

計画を立てる前に、一度効果的な計画が立てられれば、望む未来が手に入ることを「体験」してみるのがおすすめです。

 

どんな嬉しい気持ちになるかな?

どんな言葉を言っちゃいそう?

なんて、さりげなく話題にしてみてください。

 

それが心地よければ、「やっぱり望む未来を手に入れたい!」と、計画を立てるモチベーションも上がります。

頭で「必要だ」と思っているよりも、計画を立てるパワーがアップします✿

 

④計画を立てる

実際に計画を立てていきます。

 

計画の立て方のコツはこちらです。

・目標達成に必要なことをすべて書き出してみる

・要らないものを減らし、効果的なことだけを残す

・目標達成の期限までに、自分が使える時間を見える化する

(大きめの紙などに、目標達成までの一日ごとのスケジュールを書いて、使える時間だけをわかるように印をつけてみると役立ちます。

その時には、予定を詰めすぎないことと、「穴埋めの時間」も1週間に一度はとりましょう)

・目標達成の少し前には、必要なことがどの程度できていれば良いのかをはっきりさせていきます。

(例えば定期テストであれば、英語はテスト前日に何がどこまでできていれば良いのか、1週間前にはどうなのか、国語は?数学Aは?などと、各教科ごとに書いていきます)

・1週間前と前日までを具体的に、使える時間に当てはめていきます

・うまく時間内に収められない場合には、目標値を下げて、実行可能なレベルまで落としていきます。

 他の時間で削れるものがあれば、少し削ってもいいでしょう。

・それを踏まえて2週間前に何ができていれば良いのかを書き出します

・2週間前~1週間前のスケジュールを埋めていきます。

・うまく時間内に収められない場合には、目標を実行可能なところまで下げたり、他の時間が削れるなら少し削ります。

 

使える時間に当てはめるのは、「80%以上の確率でできそうな内容」にするのも大事なポイントです。

子どもが当てはめる時に、時々「これは80%以上できそう?」と優しく声をかけてみるのもオススメです。

実行可能な計画を立てることで、実際にやってみた時に自分の実力もわかります。

 

無謀な計画を立ててしまうと、自分の実力を知る前に、計画通りにやれなかったことばかりにショックを受けて、そこで止まってしまいやすくなります。

それではもったいないので、「現時点で実行可能だと思える計画」を立てるのが大事なポイントです。

 

計画を立て終わったら、『これがうまくやれたらどれくらいの結果が出そう?』と聞いてみます。

100%と行かなくても、合格点がとれそうならばベストです。

 

もし、今回はこの計画通りにしてもあまり良い結果が取れそうにないな・・・という時には、「次はもう少し早めに始められるといいんだ」と子どもが思えればOKです。

 

計画を立てる力を育てるには。始めは「必ず良い結果を出せるもの」が作れるほどにはならないこともあります。

徐々に子どもが自分の現状がわかることで、望みを手に入れるには計画的に行動することが大事だとわかえれば大きな収穫です。

特に「すぐに行動したがる子」「感覚的・大雑把・楽観的な子」には、そんな体験をするのも効果的です。

 

良い結果を出すことに焦らずに、「小さな良い結果」を増やしながら、改善していくイメージで進めるのがオススメです 🙂 

 

⑤実際に掛かった時間を記録する

計画が立てられたら、あとは実行していきます。

その時には、決めた内容が、どのくらいの時間でできたのかを記録しながら進めます。

 

大抵の場合には、思ったより時間が短くて良かったり、足りないこともあるものです。

自分のイメージと現実がどれくらい違うのかがわかると、次の計画を立てる時にも役立ちます。

 

⑥期間の半分で見直す

計画を立てる時には「実行できそう」と思っていても、予定通りに進まないことはよくあります。

計画に現実とのズレがある場合もありますし、他に予定外のことが起きる場合もあるものです 😉 

 

なので、期間の半分では必ず見直してみます。

今は短い期間のものなので半分くらいで間に合うと思われますが、状態と長さに合わせて、1/3や1/4で見直してもいいでしょう。

 

見直す時にはまずうまく行っているところを探します。

どんなにうまく行っていないように見えても、小さな「できてること」があるはずなので、必ずそこに光を当てるところから始めましょう!

子どもの意欲が育ちます。

 

それから「改善したほうがいいところ」も見つけていきます。

今後の計画の中で吸収できそう分は、後半の計画を整えて吸収していきます。

「また同じ計画を立てるとしたら?」と次回に役立つ気づきを引き出すのもおすすめです。

 

⑦結果を振り返る

結果が出たら、目標がどれくらい達成できたのかを振り返ります。

子どもの気持ちや考えも聞いてみてください。

 

そして今回の計画で良かったこと改善することを見つけます。

「よかったこと」はそのまま繰り返して、「改善したほうが良いこと」は変わりにすることを見つけます。

こうやって改善していけば、必ず自分のやりやすくて効率のいい計画が立てられる力がつきます。

 

⑧繰り返す

このように、計画を立てる力は何度か改善をしながら育ちます。

始めからかなりいい結果が出ればいいですが、今まで計画を立てるのが苦手だった子は、なかなかそうもいかないこともあります。

第一回目は、お母さん・お父さんに色々サポートしてもらいながら、とにかく「実行可能に思える計画」を作って、それを実行しながら時間を図ったり、結果を振り返ることでいっぱいいっぱいなこともあるでしょう。

 

それでもそうやってやれたことで「嬉しかった」「前より充実した」「前より少しでも良い結果が出た」と思えれば合格です。

なので小さなことでも「良かったこと」や「頑張ったこと」をうんと勇気付けてくださいね 🙂 

 

やる気は「嬉しい」「良かった」などの気持ちから出てきます。

「計画を立てる力」は徐々に育つものだと、お母さん・お父さんもお子さんも思えれば、何度も練習するので、どんどん上達します。

 

そしてお子さんの状態を見ながら、お母さん・お父さんが直接手を出すところを少なくしていきます。

 

幸子さん
当カレッジでサポートした高校生でも、定期テストの計画を一人で立てられるまで、まる1年かかったこともありました。

始めはかなり細かく一緒にやっていきましたが、徐々に本人が「次はどうするんだっけ」と考えながら計画を建てられるようになっていきました。

1年後には、いろんなことの計画を立てるのがかなり得意になりました!

 

今は計画を立てるのが苦手でも、楽しく練習できれば、力は必ずついてきます。

良い循環を始めましょう!
(^^)

計画を立てるのが苦手な子:おわりに

お母さん
子どもが計画を立てるのが苦手・・というのはわかっていても、そこからどうしたら良いのかわかりませんでした。

子どもに「計画を立てるのが苦手なワケ」があることや、具体的な計画のサポートのコツが分かったので、私にもできることがあったので嬉しいです!

さっそく子どもと一緒にやってみます 🙂

 

幸子さん
お役に立てて私も嬉しいです 🙂 

 

もし、パニックになりやすかったり、感覚的過ぎたり、完璧主義がとても強いような場合には、身体からのアプローチが効果的なこともあります。

その時には家族講座セッションもご活用ください。

まず身体から整えていけば安定してきますので、ご安心くださいね~

 

 

♡♡あとがき♡♡

子どもになにかうまく行かないことがある時に、その子に「計画性がない」「だらしない」などと、レッテルを貼られてしまうことはよくあります。

でもレッテルをいくら貼っても、その子が変わるのには役立ちません。

むしろその子だって口では反発しても、「自分は計画性がないんだ」と自分にレッテルを貼るだけになってしまいます。

 

レッテルの恐ろしいところは、そのレッテルに自分を合わせようとしてしまうことです。

自分のことを「計画性がない」と思ってしまったら、「自分の計画を立てる力を育てよう」とは思いづらくなるものです。

 

ぜひ、その子が「変われる」「うまくやれるはず」という希望と自信を取り戻せるような声をかけてみてください。

思春期の子どもは可能性の塊です。

特に「計画力」は練習しだいでうんと伸びます。

諦めるなんてもったいない❣

 

子どもの頃に苦手だったことが、やがて得意になることなんて珍しくありません。

子どもの希望と自信を育てていきましょう
(^o^)/

 

 

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