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辛い完璧主義をやめるには?8つのコツでラクになる!
完璧主義でつらい。
「いい加減」ができずに苦しくなったり、頑張ってる割に要領が悪かったり。。
でもやめるにはどうしたらいいのかわからない。
そんな子どもが増えてます。
なんでも、どうせやるならちゃんとやろうと頑張ってしまいます。
それは長所の一つでは?
でも、完璧にと思い過ぎるとやることも増えるし、追い詰められている感じになっちゃうんです。
自分で頑張りの調節ができるといいですね。
でもそんなことできるでしょうか?
完璧主義は性格だから、やめられないんじゃないかと心配です。
自分で調節ができれば長所としても使えます 🙂
行き過ぎな完璧主義をやめるアイデアをご紹介しますね。
目次
完璧主義の人の特徴とデメリット
まず、完璧主義についてみておきましょう。
目標や理想を完璧に達成しよう❢という意欲は、頑張り屋さんの素晴らしい資質です。
多少の困難も工夫して乗り越えていけますね。
でもそれが「完璧に達成しなくてはならない」になってしまうと、とたんに苦しくなってしまいます。
いつのまにか目標や理想そのものよりも、「完璧にすること」が大事になってしまうからです。
以下のようなことがあれば、「完璧主義」の可能性があります。
・小さな間違いもとても気になってしまう
・やることが多くて、いつも時間に追われて気が休まらない
・完璧にやれそうにないと思ったら手を付けない
・過ぎたことをいつまでも気にする
・他人の悪いところがよく目につく
・いつも今の自分に不満や不足を感じる
こんな事が起きてたら辛いですね 🙁
完璧主義の人は、ベースに
*真面目
*繊細で気がつく
*責任感が強く、安易に妥協しない
*しっかり計画を立ててから取り組む
などの、長所も持ってます。
でも、「完璧でなくてはならない」という思いに振り回されてしまう」と、悪い意味での完璧主義になってしまいます。
完璧主義のデメリットはこんなものが挙げられます。
②効率が悪い
③ストレスがたまる
④チャレンジできない
⑤孤立する
⑥楽しめない
①傷つきやすい
完璧主義は「結果が完璧かどうか」で、全てを評価判断してしまいます。
つまり、努力したり工夫した過程には目が向かずに、結果が望み通りだったかどうかということだけで「良かったか悪かったか」と評価を下すんです。
望み通りに完璧でないと「悪かった」になってしまいます。
0か100かの極端な思考パターンです。
本当はどんな状況でも99〜1までの「できてること」「良かったこと」が必ずあるはずなので、現実の世界では0も100も殆どありません。
でも完璧主義の世界ではとにかく「100=完璧じゃなければ全部0」になってしまいます。
どんなに頑張っても0だと評価されるなら、達成感も充実感も得られません 🙁
喜びのエネルギーが入ってこないだけでなく、がっかり・失望でエネルギーを消耗しちゃいます。
そしてこの不毛な頑張りを繰り返していくうちに、「完璧にやれない自分がダメ」と思うようにもなってしまいます。
「0」という結果の評価を「自分という人間の価値」と結びつけてしまうんです。
これでは自信も自己肯定感もなくしちゃいます
(-д-;)
またうまく行かなかったと思うと、自分がダメだとどっぷりと落ち込みます。
努力したことやできてることにも目を向けて行きましょう❣
②効率が悪い
完璧主義になると、小さなミスも見逃すまいとして細かいところまでチェックします。
余裕がある時はいいんですが、全体像を見失ったり、時間配分を忘れてしまうことがあります。
「とにかく完璧に」となると、細かいことばかりに手をかけてしまいます。
そうなると、全体のバランスが崩れたり、決められた時間内に仕上げることが難しくなってしまうんです、
最終的には「細かいことにこだわりすぎて、全体の質が下がる」という効率の悪いことが起こってしまいます。
特に勉強で、やってもやっても成績が上がらない時には、一度見直してみるのがオススメです。
自分でチェックできない時は専門家の手も借りると早いです 😉
③ストレスがたまる
「完璧じゃなくてはいけない」というのは、とてもハードルが高いです。
0か100かの2者択一だと、少しのミスも許されなくなります。
そうなると「適当に」「いい加減に」ができなくなってしまいます。
息抜きもできなくていつも緊張してるのはしんどいですね 🙁
さらに、そんな態度が続くと「緊張に依るハイテンション」に頼るようになってしまいます。
本来は「達成感」や「充実感」「喜び」でエネルギーが湧き出します。
ところが完璧主義ではめったにそれが得られないので、その代償として「緊張時のハイテンション」で頑張るしかなくなってしまうんです。
何かをやり遂げても「今回も完璧にできなかった」と思い続けるのは辛いので、さっと次の目標を見つけて、また緊張して頑張るハイテンションモードになろうとします。
すぐに次の目標が欲しくなってしまうんです。
それで次から次へと目標を定めては頑張るんですが、「完璧」になることは殆ど無いので、達成感や充実感を十分に手に入れて休むこともできません
(T_T)
じっとしていてはダメな気がするんです。
これを続けてしまうとストレスが溜まっていき、いつか身体や心に影響がでることになってしまいます 🙁
④チャレンジできない
完璧主義の0か100思考になってしまうと、「100じゃなかったら0」になります。
そうなると、完璧にやれそうだと思えないことには、最初から手を付けないようになるんです。
『どうせ』という口癖がある時にはご注意です!
本当はやってみたいことや興味があることにもチャレンジできないのでは、自分の気持ちも置き去りですし、可能性も開けなくなってしまいます。
もったいなさすぎますね
(T_T)
思春期は本来、好奇心が旺盛で様々なことにチャレンジする時期です。
大人になる前に様々なチャレンジをすることで、自分に合うもを見つけていくのは、個人にとっても大事です。
またそんな思春期は、人類にとっても新しい時代を切り開く大事な時期でもあります。
(参考:脳科学で納得!イマドキの思春期には子育てにコツが必要なワケ)
そして思春期は「理想」を高く持つ時期でもあります。
大人になるといつの間にか「現実」との折り合いをつけすぎて、「まあこんなもの」と妥協することも多くなりますが、思春期の「理想を追う力」はやはり新しい可能性を開きます。
ただ、この「理想を追う力」が行き過ぎて、「理想通りじゃないとダメ」になってしまうと、悪い意味の完璧主義にもつながってしまうんです。
少しでも理想通りじゃない現実や自分を「汚い」「ダメ」だと評価判断して終わりでは、進歩につながらないですね。
どんな現実にも自分にも「良いところ」はいくつもあります。
それにもしっかり目を向けて、それを増やして理想につなげていくという行動が必要です。
予想外のサポートやラッキーが来ることもあります♡
それに結果が望みどおりでなくても、努力や工夫すること自体に大きな学びや体験があります。
パッと見て完全にできそうにないからとチャレンジを諦めてばかりだと、もったいないですね。
⑤孤立する
完璧主義が強くなると、自分についてだけでなく、他の人の欠点やささいなミスも受け入れられなくなってしまいます。
とにかくダメ出しをしたくなってしまうんです。
また、自分がイメージしている「完璧な方法」以外を他の人が選ぶのも納得できなくなります。
さらに、他の人が「完璧にやろうとしないこと」に腹が立ったり、のんびりしているのにイライラしてしまうこともあります。
批判的なことばかり人に言っていれば、自分も相手もいい気持ちにはなりません。
また、言葉にしなくても批判的な態度は伝わってしまうので、やっぱりいい人間関係を築きにくくなってしまいます 🙄
さらに、他人に安心して任せることができないので、人の力も借りられなくなってしまいます。
特にイマドキでは人の力を借りることはとても大事な生きる力になります。
完璧主義にハマらないことは大事です。
⑥楽しめない
そして何より、毎日が楽しめなくなってしまいます。
頑張って集中力やテンションは高くなりますが、いつもミスを探しているのでは緊張ばかりです。
それにやっと目標まで来ても、結果がパーフェクトでないと頑張った自分も認めることができません。
充実感や達成感が得られないと、楽しい喜びエネルギーもわきませんね。
長期的に見ると「頑張るモチベーション」が下がるばかりになってしまいます。
楽しさや喜びがないと何も続かないものです。
その使い方の調節ができるようになれば大丈夫です!
それは練習でできますよ 🙂
でも、なぜ完璧主義になっちゃうんでしょう?
完璧主義になるワケは?
完璧主義は「完璧でなくてはならない」という思いから始まります。
なぜ「完璧でなくてはならない」と思うんでしょう?
普段はあまりそこまで考えないものですが、「完璧にできなかったらどうなるの?」と自分に5回以上聞いてみると、ピンとくる答えが返ってきます 😉
そこまで考えたことなかったです。
これをやってみると多くの場合、「完璧にやらないと人から認めてもらえない」や「完璧にやれないと自分はダメだ」という思いが見つかります。
あれ? なんでそう思うようになったんでしょう?
そうですよね。
赤ちゃんの頃には無かったはずの思いです。
赤ちゃんはうまく立ち上がれなかったり転んでも、「自分はダメだ」なんて思いません。
痛かったらしばらく泣いて、それからまたケロッとチャレンジを始めます 🙂
でもいつかどこかで私達は、ちゃんとやれずに怒られたりバカにされたりして、嫌な思いをもったことがあるのかもしれません。
それが自分の価値と混同してしまうほどの体験だったら辛いですね 🙁
このような体験から「自分はちゃんとやれないとダメなんだ」と学習してしまうことは多いです。
そしてそこから人は、2つのパターンに分かれます。
一つは「ちゃんとやることで自分を認めてもらおうとする。自分の価値を証明しようとする」パターンです。
どちらかと言えばエネルギーのある頑張り屋さんはこちらのパターンになります。
もう一つは「どうせちゃんとやれないから、人に保護してもらおう」というパターンです。
こちらは自分で頑張らずに、弱い・できない自分をアピールして保護してもらう作戦をとります。
どちらも裏には「ありのままの自分じゃダメ」という、低い自己肯定感が隠れてます。
(詳しくはこちらもどうぞ:自己肯定感を高めることが思春期に最も重要なわけ)
でも本当は、「完璧にやれなかったこと」と「自分の価値」は関係ないものです。
それは自分の行為のひとつの結果に過ぎませんし、人の基本的な存在価値は今ここに存在しているだけで十分です。
「できるだけ努力しているか」「役割を果たしているか」を問うことも大事ですが、それを自分の価値と混同しないことは大事です。
真面目で頑張り屋さんほど気をつけたいポイントです。
特に思春期には、成績や部活のパフォーマンスで評価判断されることも多いので、無意識で自己肯定感を下げてしまいやすくなります。
『自分ってダメだな』と思ったら、『本当にそう?そうじゃない時は?』って問い直してみるのもオススメです。
完璧主義には「ちゃんとやりたい」という気持ちを持てていることや、実際に頑張れているという長所もあります。
その「ちゃんとやりたい」という気持ちに上手に水や光を当てながら、育てていければOKです。
完璧な結果じゃない時にも、自分の評価とは分けるよう気をつけてみます❢
完璧主義をやめる
ここからは完璧主義をやめるのに役立つコツをご紹介します。
今まで多くのお子さんやお母さん・お父さんに『良かった』と喜ばれているコツがいっぱいあります。
ご自分がピンときたものや、やりやすいものをやってみてください。
完璧主義をやめるコツ
(1)不完全な自分を受け入れる
(2)人の価値基準と自分の価値基準は違う
(3)合格基準を設ける
(4)+1で行動する
(5)期限を設ける
(6)失敗を経験を役立てる
(7)言葉を変える
(8)リラックスする
(1)不完全な自分を受け入れる
人は誰でも、いつでも「成長途中」な生き物です。
お釈迦様だってキリストだって、日々新しい気付きと成長があったと言われています 😯
なので人はいつでも「まだ不完全」なのがアタリマエなのです。
大事なのは『自分はまだまだだ〜 🙁 』と思った後に、「だからもう何もしない」とするか「もうちょっと行けるはずとやってみる」かを選べる、ということです。
しばらく「まだまだの結果」に打ちのめされる時間があっても、最終的にどちらかを選ぶことになります。
でも私達は自分には厳しすぎることがあります。
自分にもそんな風に暖かくできるといいですね。
不完全な自分でも大丈夫と思えるために、やってみるといいことをご紹介しますね。
①完全じゃなくても受け入れられるという事実を見つける
人は完璧だと尊敬されます。
尊敬されるのも受け入れられる一つですね。
でも、不完全でも愛されるという受け入れられ方もあります。
そして同じ人にどちらもあってもいいんです。
アインシュタインや漫画のヒーローにも、尊敬されるエピソーとともに愛されエピソードもいっぱいあります 🙂
完全じゃなくても人から愛されている人を、周りでも見つけてみませんか
②計画なしで楽しむ体験をしてみる
旅行や食事をするお店など、ガッチリと計画を立てたり調べたりせずに楽しむこともやってみましょう。
予想外の出来事があれば、それを自分から「楽しんで」みましょう。
インプロという即興演劇を見に行ったり、体験してみるのもオススメです。
(ネットで探すと短時間で体験できるものものあります)
(2)人の価値基準と自分の価値基準は違う事を知る
世の中には星の数ほど沢山の価値基準があります。
学校社会にばかり居ると
「勉強ができること」
「部活などでいい成績をだすこと」
「明るく積極的であること」
「早く完璧にできること」
「容姿がいいこと」
などの、一定の価値観だけが大事なのかと思ってしまうかもしれません。
でも、実際に社会に出たら
「人の気持がわかること」
「アイデアを思いつけること」
「虫についてめちゃくちゃ詳しいこと」
などなどの、実にたくさんの価値観で評価も所得も得られます。
目標をたてて「完璧にやること」も一つの価値観です。
でも、それ以外にも「楽しみながらやること」「半分の力でこなすこと」「人と一緒にやること」など目標を手に入れるのにもいろんな価値観があります。
価値観とは『それを大切だ』と感じることです。
そして何を大切だと思うのかはその人の自由で、どれを選んでもいいんです。
また、一人の人の中に、いくつもの「大切にしたいこと」があってもいいんです。
まずそのことを心に留めておきましょう 🙂
「完璧にやりたい」は「自分の価値観の一つに過ぎない」とわかると、「完璧でなくてはならない」ではなくて、「完璧にやりたい」と自分が思っているんだと腑に落ちます。
他の人はどう思っているのかな?と思う余裕も出てきます。
人と一緒に何かをする時には、お互いの価値観を知っておくといいですね。
協力できる場合と、この件については折り合いがつかない場合もあるでしょう。
そうやって一つ一つのことについて分けていけば、『あの人とは話が合わない』などという大雑把な思い込みもなくなります。
色んな制限も少なくなって、ラクな気持ちで居られます 🙂
(3)合格基準を設ける
100%というのは努力目標で、実際は理想通りが0〜100%まで沢山あります。
そのなかに努力目標以外にも、「自分の合格基準」を決めてみるのはオススメです。
受験や試合の選考基準などにも、必ず「合格基準」というものがありますね。
たいてい、テストなどでは70%くらいが合格基準です。
まずはそれをクリアすることを目指しましょう。
「もしこの目標で70%を満たすとしたら、何ができてればいいのかな?」と考えてみるといいでしょう。
そして、たいていが70%で合格ならば、80%とれたらラクラク合格ですね。
2:8の法則というのをご存知ですか?
多くのできごとの「成功部分の8割は2割の大事なことから生まれる」という法則です。
つまり、何かをする時には、押さえるべき2割の大事なポイントが有り、それをしっかり押さえれば80%は達成できるんです。
やることが多すぎて進まない感じで、うんざりもしちゃいます 🙄
始めからそれに取り組むよりも、まずは試験範囲の基礎部分(=たいてい2割位です)を完璧にマスターすると、80点くらいはとれる実力が養えます。
それができたら、残りの8割のなかの大事な2割に取り組む。。。という作戦が、とても効率の良い勉強の仕方です。
今までは、とにかく始めから順番に全部同じように集中しないとダメだと思ってました
勉強以外にも部活のパフォーマンスやお片付けにも使えます。
始めに大事な2割の見つけ方がわからなければ、それぞれの専門家に聞いてみるのもオススメです♡
(4)+1で行動する
完璧主義は100%しか眼中にない状態です。
100%を目標にするのは良いですが、「それしかダメ」だとしんどいですね。
そんな完璧主義をやめるには、先程の「合格基準」を設けるのも効果的ですが、もう一つ、「+1」で行動するというのも、多くの方に好評です。
完璧を10として、全然ダメを0とした場合に、現状がいくつかなと考えてみます。
もし現状が5ならば、まずは+1の6を目指すのがこの方法です 🙂
+1だけ上げるには、何があればいいんだろう?と考えてみるのがオススメです。
ついつい5からいきなり10を目指そうとして、ムリヤリ頑張ろうとしがちですが、+1なら、確実に今やれることがわかります。
まだ5しかない、あと5もある。。と焦っても、5の次は6です。
6をしっかり手に入れることで、7にも8にも順番に進めます 😉
6にしっかり進むことを意識するほうが、焦りも減ります♡
(5)期限を設ける
完璧主義になると「完璧にすること」を目指すので、それにかかる時間のことを忘れがちです。
宿題などでも完璧を目指すあまりに時間をかけすぎて、結局提出日には満足の行くできにならないので、提出するのが嫌になったり、ちゃんとやれない自分を責めたりしがちです。
そんなもったいない癖をやめるには、始めから時間を区切っておくのがオススメです。
ざっくりとした期限でなく、「今日の作業の時間のお尻」を決めてしまいましょう。
始まりでなく、終わりの時間を決めるのがポイントです。
そしてその時間が来たら、どこまで進めたのかを見てみましょう。
このペースで間に合うかな?
それを具体的にチェックしていくと、「もっと早くから始めよう」とか「2・8の法則を使ってみよう」などの具体的な方法が見つかります。
(6)失敗や不完全から学ぶ
完璧主義は一つの失敗にもこだわってしまいがちですが、実は「失敗」や「不完全」はとてもありふれた現象です。
完全は一つでも、「そうじゃないもの」は星の数ほどあるからです。
「失敗」「不完全」は「完全じゃないもの」の一つだということだけです。
「完璧を目指したのに、完璧じゃなくてがっかり」するのは当然ですね 🙁
でもやってみたからこそ、その結果から、より「完全を目指すための+1」が見つかります。
エジソンは1つの発明のために、数多くの失敗を重ねたことで有名です。
そしてこんな言葉を残しています。
『私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ』
たしかに、今回試すものがわかっていれば、もしうまく行かければ、次はそれを外せばいいだけです。
失敗要因を一つ取り除けたので、成功に一つ近づいたとも言えますね 😉
そう思ってみれば、失敗もひどいことではないんですね。
そうですね♡
さらに、信頼できる専門家から役立つコツを学べば、それを試してみることで、より早く「私がうまくいく方法」を見つけることもできるでしょう。
『愚者は経験からしか学ばないが、賢者は歴史から学ぶ』
という言葉があります。
歴史というのは他人の経験も含みます。
みんなで経験をシェアしあって、より早く笑顔になれたらいいですね
(^_-)
(7)言葉を変える
言葉といえば、誰かに話す言葉が思い浮かびますが、実は自分の中で自分につぶやいている言葉があって、それは1日平均1万語と言われています。
そしてその言葉は、気が付かないうちに、とても大きな影響を自分に与えているんです。
例えば「本当に大丈夫?」という言葉が口癖になっていると、しょっちゅう自分で自分を不安にさせているようなものなんです。
自分によくかけている言葉を見つけてみると、結構勇気をくじくような言葉を使っていることも多いです。
試しに、他の人に自分のマイナスの口癖を言葉にして言ってもらったら、『もうやめて』と言いたくなること請け合いです
もし、他の人に言われたらどんどん落ち込むだけですね。
でも、ご安心くださいね。
口癖は癖なので変えられます 🙂
いつもの口癖を置き換える、勇気の出る言葉を見つけておきましょう!
大丈夫?
→ なんとかなる
休んじゃダメ
→ リフレッシュしてみよう
完璧じゃないとダメ
→ まずは8割の合格から
完璧じゃないとダメ
→ 完璧にしたいな〜
断れない
→ 上手に断る方法は?
どうやったらラクになる?
言葉一つで気分が全然違います!
(8)リラックスする
頭や心に働きかける以外にも、身体にも働きかけられます。
他のアプローチと併用してみるのもオススメです!
ストレッチをしたり、アロマやお風呂で、身体を緩めてリラックスさせるのも、完璧主義をやめるのには役立ちます。
完璧主義は身体に力が入ります。
逆にゆるんだ身体のままで、ずっと完璧主義をいるのは難しいんです 😉
リセットというシンプルな体操はとても身体が緩みます。
心から好きなことや楽しめることをしてみたり、思いっきり笑ってみるのもいいでしょう。
家族からマッサージをしてもらうのもいいですね。
大好きな人に触れられるとオキシトシンという幸せホルモンが出てリラックスできます。
また、「完璧にこだわる」というこだわりが強い場合には、発達の抜けが隠れていることもあります。
そのような場合でも、発達の抜けを埋める動きや、食べるものから変えていくこともできますのでご安心ください。
事例もいっぱいあります。
詳しくは個人セッションか講座でご相談ください。
辛い完璧主義をやめるには?8つのコツでラクになる:おわりに
いかがでしたでしょうか
完璧主義をやめてラクになる、8つのコツをご紹介しました。
はい、完璧主義も一つの振る舞い方の癖なので変えられます。
ご自分がやりやすいものから試してみてください。
そしてもう一つ、大事なポイントなのですが、「一気に完璧に完璧主義をやめようとしないこと」です。
真面目で頑張り屋さんだと、そう頑張ってしまうことも多いです 😉
でも、最もラクでスムーズに完璧主義をやめるには、一番なんとかしたいと思っている具体的な場面から、先程のコツを使ってみるのがオススメです。
定期テストの勉強の仕方や、部屋の片付けなど、始めに取り組むのはなんでもOKです。
そこだけに集中する方が気楽ですし、効果や変化もわかりやすくて、やる気も続きます。
それに取り組んでいるうちに、他も自然と薄れていきます。
一気に完璧に変わらなくても大丈夫です。
長年の癖は急に変わらないかもしれませんが、焦らず続けていくうちに、必ず変わりますのでご安心くださいね 🙂
私は部活の練習の仕方に取り組んでみます♡
♡♡あとがき♡♡
子どもでも大人でも、完璧主義の人は、完ぺきにできない自分を責めるのが、一番しんどさを作ります。
そしてさらに「完璧主義であること」でも自分を責めてしまいます。
完璧主義になるのにもワケがあり、なれるにはそれだけの長所も持っています。
そのワケを手放したり、その長所を活かしてラクに楽しく過ごせればいいだけです。
完璧主義を「悪いもの」だと捉えずに、どうやったら楽しくなるのかな?という視点で眺めてみると、見つかることもいっぱいあります。
人生は楽しむもの。
あなたをいつも応援しています
\(^o^)/
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