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「すぐに焦ってしまう」は変えられる!:根本的な対処法
焦ってしまうことってありますか?
焦ると、自分でもまずい 😯 と思うようなことをやってしまったり、頭が真っ白になってしまったり・・・
そうなるとさらに焦りが加速するので、ますます困ってしまいます
(><)
私は焦ると余計なことまでしてしまうタイプですが、子どもは焦ると動けなくなるタイプです。
こんな性格は遺伝かもしれませんが、なんとかマシになる方法はありませんか?
はい、もちろんいっぱいありますので、ご安心くださいね。
そして、すぐに焦ってしまってやり過ぎたり、やらなすぎたりしてしまうのは「性格」や「遺伝」ではなくて、ただの反応の癖なんです。
なのでその癖を変えていくことで、「すぐに焦ってしまう」というお悩みは手放せます。
良かった~
では、焦ってしまった時の対処法と、焦ってしまう癖を手放す方法をご一緒に見ていきましょう!
目次
「焦ってしまう」とはどういう状態なんでしょう?
まず始めに、「焦ってしまう」とはどんな状態なのかをみてみましょう。
「焦り」とは、「予測してなかったことが起きた時に、迷いや不安を感じて現れる衝動」のことです。
思ってたのと違うことが起きた時に焦ってしまいます。
「予測してなかったこと」というのには、自分が期待してたものが手に入らないことも含みます。
・・家ではよくあるんですよ~
何で?という思いや、あんなに言ったのにとか、色んな思いがグルグルして、怒りや焦りでパニクります。
そうなんです。
焦りは予測してなかったことが起きた時に、迷いや不安や怒りなど、複数の気持ちが強く湧き起るものなので、混乱している状態です。
予期していなかったことへの戸惑いや、「なんとかリカバリーしなくては」とか「間に合わない!」という思いや、自分へのダメ出しなどを、一気に感じてしまうので、混乱したストレス状態になるんです。
人はストレスを感じたら、「戦う」か「逃げる」という反応をすることがほぼほぼです。
ここで「戦う」が優勢なタイプの人は、予期してなかったことが起きると、混乱したままでもどうにかしなくちゃと、すぐに何らかの行動を起こしたくなります。
でも混乱したままなので、やらなくてよかったことをしてしまったり、ミスを重ねてしまうことも起きやすくなるんです 🙄
そして「逃げる」が優勢な人は現実逃避にかかってしまうので、現実と向き合えなくなって、頭が真っ白になってしまいます。
そうなると今ここで何が起きているのか、どうすれば良いのかを落ち着いて考えることが難しくなってしまうんです。
はい。
そしてどちらも、わざとそうしようとしているのではなく、ストレスに対する反応が強く出てしまうという癖なんです。
そしてここで大事なのは、もし今そんな癖を持っていたとしても、それを責めるはNGだということです。
「焦らないようにしなくちゃダメ」と思いこんでると、予期しないことが起きた時に、「私はまた焦ってる!」という思いまで加わってしまいます。
そうなるとことで、よりパニックにもなってしまうんです 😐
ポイントは、まずは混乱・ストレス状態になった時には、その状態になってることを受け入れて、そこから落ち着いて抜け出すことです。
これは次の「焦ってしまった時に起きてることと、その場の切り抜け方」で詳しくご紹介します。
そしてもっと根本的に「焦ってしまう癖」を手放していくアイデアも、「焦ってしまう癖とサヨナラする方法 」でご紹介いたします。
日々の中で試してみてください。
「すぐに焦ってしまう癖」はだんだんなくなっていきます
(^_-)
すぐに焦ってしまう癖はできるだけ手放したいですね。
焦って余計なことをしてしまえば、さらにミスが増えてしまいます。
それで他の人にも迷惑をかけてしまうかもしませんし、自分でもそんな自分が嫌だと思ってしまいます。
固まってしまうのも、他の人に「黙ってるなんてずるい」「考えてることが分からない」と誤解されるかもしれません。
こちらも「ちゃんと対応できなかった」と自己肯定感も下がってしまいますね。
私は焦ってしまうと、フォローしようとして余計なことを言ったりやったりが多いんです。
そしてあとから落ち込みます 🙄
子どもは反対に、予期してないことが起きると反応がなくなってしまうので、それをそばで見てると私は私で「なんとかしなくちゃ」とさらに焦ってしまうんです。
それで娘にまた何か余計なことを言って、余計に焦らせてしまう・・という繰り返しです 🙁
それはお互いにつらいですね。
そんな反応の癖は手放していきましょう!
では、まずは焦ってしまった時に、その場を切り抜ける方法から見ていきましょう。
ひとまずその場を切り抜けられ方法が分かっていれば、「焦ってもなんとかなる」と思えます。
焦りも小さくなっていきます
(^^)
焦ってしまった時に起きてることと、その場の切り抜け方
焦ってしまった時には、複数の気持ちが混じり合って出てきてます。
焦りによく見られる気持ち
①予期してなかったことへの戸惑いと怒り
②間に合わない!という思い
③自分でなんとかリカバリーしなければという思い
④他者への怒り
⑤自分への否定的な気持ち
そうなんです。
状況によって組み合わせが違っても、焦ったときにはこのような複数の気持ちを同時に感じています。
そしてこれらを混乱したままで一気になんとかしようとしたり、何がなんだかわからないので固まってしまうのが、「焦ってしまった」という状態です。
なので、「すぐに焦ってしまう」から抜け出すには、焦った時にありがちな気持ちとシンプルな対応を知っていればいいんです 😉
そんな風に考えたことは無かったです。
面白いですね!
では、少し詳しくそれぞれを見てみましょう。
①予期してなかったことへの戸惑いと怒り
予測してなかったことが起きれば、誰でも驚くのはアタリマエで自然です。
どんなに「焦らないように見える人」でも、必ず驚きはするものです 😉
そして驚けば、だれでも多少はショック状態になります。
そして、事態が予想してたのより良くない状態の時には、人は「なんで?」「何が悪かったの?」と、原因探しをしたくなります。
それは「原因を探してリカバリーしたい」という思いと「こんな状況になったことへの怒りをぶつけたい」という思いからです。
ところがショック状態では、理性的に考えるのが難しくなりますし、怒りも暴走しがちです。
なので、焦った時に一番先にすることは「自分が驚いたことに気がついて、それを受け入れること」。
そして次は「気持ちを切り替えて落ち着くこと」です。
「すぐに焦ってしまう人」と「焦らないように見える人」では、驚くまでは同じなんですが、そのあとのふるまいで違ってきます。
「すぐに焦ってしまう人」は「予測してないことが起きたこと」や「自分が驚いている」ということを受け入れるというステップがないままで、
「なんでこうなっちゃったんだろう」「そんなはずじゃなかった」などと思いながら、②③④⑤をごちゃごちゃなままで、一気に扱おうとします。
でもショック状態のままでは考えもうまくまとまらないので、ますます焦ってしまうんです
(><)
対して「焦らないように見える人」は、予期してなかったことに驚いても、まずは「予測してないことが起きて自分は驚いた」ことを受け入れます。
だからこそ気持ちを切り替えることができるんです。
私は予測してなかったことが起きた時には、納得できない!とか、なんで?という気持ちのままで、リカバリーしようとしたり、相手に怒ってました。
はい、そのお気持ちはとても良く分かります。
そしてそんな気持ちを感じるのも自然です。
ただ、「なぜ?」という原因探しはあとで落ち着いてからする方がずっと効果的です。
ショック状態だと、頭がうまく働かないからです 😉
そしてショック状態のままだと「怒り」も暴走しがちです。
怒りは強いパワーをもってますから、それに巻き込まれてしまうと、人や自分を傷つけてしまうことも起こります。
そうなると、あとからリカバリーにたくさんの時間を使うことにもなっちゃいます。
(参考:怒りと悲しみを感じたら。大事なチャンスに変えるコツ)
特に予想していなかったマズイ事が起きた時には、焦って事態を一気に好転させようとするよりも、「これ以上悪くならないことを目指す」の大事になります。
なので、想定外のことが起きた時には、まずは「自分の予測してなかったことが起きた」という事実だけを受け入れて、「自分は今驚いてるから、ちょっと落ち着こう」とする新しい癖をつけてみるのがオススメです。
ある友達は、驚いた時には驚いた顔のままで少し間があって、そのあとゆっくりまばたきをして『そう・・』とか受け入れるようなつぶやきをします。
私はハッと息をのんだら、すぐに『どうしよう、なんか言わなくちゃ』と焦るので、呼吸も言葉も早くなっていたようです。
お友達はその間やまばたきをゆっくりすることで、驚きを受け入れていらっしゃるのかもしれませんね。
今の気持ちを落ち着かせるのには、呼吸など、身体の動きをわざとゆっくりにするのはとても効果的です。
その場ですぐに落ち着けない時には、タイムをとって少し中断したり、その場を離れるのもいいですね。
気持ちの切り替え方はこちらもどうぞ
気持ちの切り替え方が分からない⁉
はい、まずショック状態から抜け出すことで、他の気持ちにも対応できるようになります。
②間に合わない!という思い
予測してなかったことが起きると、予測していたよりも何かの結果が出るのが遅くなる、間に合わない!と心配になることもありますね。
テスト勉強や仕事など、期限のあるものが絡んでる場合にはこの感覚が強くなります。
特別な試合に向けて頑張ってたのに怪我をしちゃった・・なんて時もそうですね。
ちゃんと間に合うように気をつけてたのに・・と思うほど、さらに焦ってしまいそうです。
頑張り屋さんや、ちゃんと間に合わせようという気持ちを持てる人ほど、焦る気持ちが強くなります。
でもこんな場合こそ、焦って取り返そうとして、余計なことをしてしまったりミスを重ねてしまうのは避けたいです 🙄
なので、①でとりあえず落ち着くことはとても大事です。
そして次は「この状態からプラス1になるには何があればいいのか」と考えてみて、次は「そのために今やることに集中」しましょう。
残念ながらどんなに焦っても、時間は元には戻りません。
一気に「こうあるべき」という状態にするのもハードルが高いです。
それよりも焦ってミスしたり質を落としてしまったら、さらに時間を浪費してしまいます。
さらに時間を不足させないためにも、今できる第1歩に集中するのが一番です。
焦ると一気に取り返そうとして、結局遠回りになるんです。
ほんと、急がば回れですね~
③自分でなんとかリカバリーしなければという思い
真面目で責任感の強い人ほど、「自分でリカバリーしなくては!」と焦ってしまうことってありますね。
もちろん、自分のできることにベストをつくすのは大事なんですが、他の人の手を借りるほうが早く、またはきちんとリカバリーできる場合もあるものです。
焦ってしまうと視野が狭くなりがちです。
やっぱりまずは落ち着いてから、「リカバリーに最適なやり方は?」と、他の人の手を借りるという選択肢も含めて、一度やり方を見直してみましょう。
「塞翁が馬」や「禍福は糾える縄の如し」という諺があるのは、多くの人がそんな経験をしたことがあるからかもしれませんね 😀
④他者への怒り
誰かの行動から、予期してなかった嫌なことが起きてしまった!という時には、相手への怒りを感じるのも自然ですね。
怒りは「期待通りじゃない現状を変える」という目的のある感情エネルギーですから。
ただ、自分がショック状態のままだと、その「現状を変えるための強いエネルギー」をうまく使えずに、「相手を傷つける、壊す」ために注いでしまうことも起こります。
「変えたかった」のは現状で、期待していた方向に進めたかったはずなのに、相手との関係性を悪くしてしまったり、相手のやる気や信頼を削いでしまうのでは、逆方向になっちゃいます (><)
ここでも大事なのはまず落ち着くことです。
そして自分の怒りの本当の目的「欲しい未来を手に入れる」を一度思い返してみるのがオススメです。
それから「相手の言い分」を聞くのもお忘れなく 😉
せっかちな私は、このタイミングで「相手のせいだ」と思い込んで話を進めてしまったために、話がこんがらかってしまったことが何度もありました (^^)>
特に家族だと遠慮がないのでやりがちでした。
でも、ちょっと相手の話を聞いてみるだけで、相手の善意や努力がわかってハッとすることは多いです。
そしてその上で、相手に必要なことを伝えれば、お互いがこの「予期してなかったことが起きたこと」で、より分かりあえるチャンスにもなります。
怒りについてはこちらもどうぞ
⑤自分への否定的な気持ち
予想してたのと違うことが起きた時に、それが他の人にも関わることだったりすると、「迷惑をかけてしまう」と罪悪感を感じることもあるでしょう。
「自分ってダメだな」とか「やってしまった」などの自分を責める気持ちもでてきたりします。
真面目で責任感の強い人ほど、自分がその出来事を引き起こしては無い時でもそう感じます。
でも、罪悪感で自分を責めると、とたんに自分のエネルギーが下がります。
そうなるとリカバリーも難しくなってしまいます。
状況をこれ以上悪くしないためにも、まずは自分の気持ちを落ち着かせることが大切です。
そしてそれができたら
ⅰ今できるリカバリーに専念する
ⅱ謝る(自分に非がある場合)または説明する(影響がある場合)
ⅲ再発防止に役立つことを見つける(あとからでもOK)
の3つができたらOKです。
罪悪感も自己否定も「自分を責める感情」なので、それだけでは相手にとっては関係ないし、役にも立たないものなんです。
もし誰かに迷惑をかけたなら、大事なのは相手にとって役立つ行動をすることです。
罪悪感の後ろにある「相手にいい結果を渡したい」「ちゃんとやりたい」という気持ちを思い出してみるのがオススメです 😉
再発防止のアイデアを見つければ、一つ成長もできますね
はい、それに自分で気が付かなくて、ショック状態のままで同時に解決しようとするのが「焦ってしまう」という状態です。
そしてそのままの状態だとどれも中途半端になるので、より焦りが加速してしまいます。
驚いてる自分を受け入れて落ち着ければ、今自分が気にしてることもわかります。
そうなれば今取り組むことと後からやればいいことも分けられます。 🙂
でも実は、人間は同時に複数のことを考えたり、作業したりはできないんです 🙄
並行処理は「やってる感」を感じやすいですが、実は頭の切り替えにも時間とエネルギーを細かく使うので、あんまり効率は良くないです。
焦ってしまった時には計画性も下がるので、落ち着いてゆっくりやろうと思い返してからの方が、ずっと効率も良くなります
焦ってしまう癖とサヨナラする方法
次はすぐに焦ってしまう癖を、根本的に手放すアイデアについて見ていきましょう。
すぐに焦ってしまう癖があるのにも、何かのワケがあります。
そのワケに取り組むことで、その癖ともサヨナラすることができます。
よくある7つのワケを挙げてますので、ピンときたところから御覧ください。
すぐに焦ってしまうことが多いワケ
(1)準備不足
(2)完璧主義
(3)人からの評価や怒られるのが怖い
(4)自信がない
(5)せっかち
(6)人の意見に流されやすい
(7)忙しい
(1)準備不足
準備というのは、未来を想像して、それに必要なことを用意することです。
なので、そもそも未来の可能性をいくつか予想できないと、準備もできなくなってしまいます。
そうなると「予想してなかったこと」がしょっちゅう起きますし、対応するのも難しくなってしまいますね 😐
準備不足が多い人には「行き過ぎた楽観主義」と「経験不足」が隠れてます。
「行き過ぎた楽観主義」というのは、自分に都合の良い未来の可能性だけに目を向けてしまうことなので、それ以外のできごとには準備不足になってしまいます。
本当の楽観主義は、「うまく行くこと」にフォーカスしながらも、それ以外の可能性にも目を向けておくものです。
これを「リスク管理」と言います 🙂
リスク管理ができるようになれば、「楽観主義」がより現実的なものに育ちます。
また、経験不足の場合には、色んな可能性について考えたり情報を集めておくことで、だんだん準備もできるようになっていきます。
それで安心もできますし、もし予測していなかったことが起きても「あれよりはいいかも」と落ち着けます。
(2)完璧主義
完璧主義が強すぎると、頭の中の「完璧なシナリオ」通りじゃないことが起きると、なかなかそれを受け入れるのが難しくなってしまいます。
そうなると「予測してなかったことが起きたこと」自体を受け入れるのが難しくなってしまうので、まず落ち着くということができなくなります。
自分のシナリオに執着してしまうので、焦ってしまったままになり、現実に目を向けるのが難しくなるんです。
もともとの完璧主義を柔らかくしていくことも大事ですね。
それにはこちらもお役立てください
そして完璧主義ゆえに焦ってしまうことが多い場合には、「複数のシナリオを予測しておく」ことも大事ですし、さらに「合格ラインを把握しておく」もとても役立ちます。
予測していなかったマズイ事が起きた場合には、「これ以上悪くしないこと」を踏まえた上で、その「合格ライン」をまず目指すのがオススメです。
完璧主義は0か100かになりがちなので、「自分の完璧なシナリオ」でないと全部ダメだと受け取ってしまいがちです。
でも「合格ライン」を予め決めておけば、予測してなかったことが起きた時には、まずはそこを目指せばいいと気持ちの切りかえもしやすくなります。
ひとまず合格ラインをしっかりと達成したら、「完璧なシナリオ」までどこまで詰められるかを次の目標にいたしましょう
(^^)
(3)人からの評価や怒られるのが怖い
予測していなかったことが起きた時に、人の評価や怒られることがとても気になる人は、焦ってしまう状態になりやすくなります。
このような場合にも、まずは「これ以上自体を悪くしないこと」に注力するように気持ちを切り替えましょう。
そして誰かに迷惑をかけた時には、「現状のリカバリー」「謝る」「再発防止を具体的に考える」をきっちりやることが一番大事です。
この二つに努めれば、「自分の責任を果たす」ことになりますから、必要以上に人の評価が下がることも、怒られることもなくなります。
ただ、どうしても人からなにか言われたり、怒られるのがとても怖くてしょうがない場合には、その感覚をリリースしていくことが必要かもしれません。
参考:「怒られるのが怖い」を絶対にそのままにしてはいけないワケと抜け出し方
辛い体験がある場合も思い当たらない場合でも、その恐怖をリリースしていく方法は数多くあります。
その人に合う方法は必ずありますから、ご安心くださいね。
(4)自信がない
「自信がない」という言葉はとても抽象的ですが、心の中でそう感じている人はとてもたくさんいます。
何かの出来事が起きた時に「自分は乗り越えられないだろう」「うまくやれないだろう」という感覚を持っているんです。
そうなると、実際に予想してなかったことが起きた時には「自分の手には負えない」という感覚がまっさきに沸き起こってしまうので、焦ってしまって何か余計な動きをしたり、頭が真っ白になってしまいます。
また、そんな場合はマイナス思考になりがちですから、自分で「できない自分の姿」を想像して、さらに焦ってしまいます。
そこからの抜け出し方は、とにかく「これ以上悪くしないことに注力する」ことです。
そして「現状のリカバリー」「謝る」「再発防止を具体的に考える」をきっちりやっていきましょう。
自分に自信がない時には、「現状のリカバリー」と「再発防止を具体的に考える」時に、信頼できる人のアイデアも取り入れるようにするのがオススメです。
「自分に自信をつけよう」と思うと、「なんでも自分でできるようにならなくちゃ」という方向に頑張ろうとする人もよくいらっしゃいますが、実はそれでは逆効果になることが多いんです。
うまくやっている人のやり方を真似してみたり、話を聞いてみることは、自分の選択肢を広げます。
色んな情報をほかから得ても、自分で最終的に決めて、その結果の責任を自分で負えればOKです。
自分に自信がないというのは「なんとかなるだろう」という感覚を持てないことです。
他の人も参考にして選択肢が無数にあることがわかると、この感覚を持てるようになります 😉
また、身体や心のエネルギーが足りてないと、何をするにも「やれる」「やろう」という気持ちにもなりにくくなってしまいます。
少し困難なことがあると「自分には無理」「めんどくさい」と感じて、動けなくなってしまうんです。
そんな場合には、身体や心にもエネルギーを満たしていくのがおすすめです。
ピンときた方は講座やセッションをご活用ください✿
(5)せっかち
すぐに何か行動しないと落ち着かないタイプだと、焦ってしまうと余計なことをしてしてしまいますね。
せっかちさんは常に動いてるのは得意なんですが、少し止まって自分の気持ちや相手の気持と向き合うことが苦手かもしれません。
そしてサクサクと「理屈」で物事を解決しようとしちゃいます。
でも、それでは「自分は本当はこれを大切にしたい」と気づいて怒りに巻き込まれなくすることや、相手の気持への共感が苦手なことも起こります。
焦ってしまって親子関係や職場の人間関係をまずくしてしまうのでは、もったいないですね 🙁
それでもせっかちさんには、せっかちなるワケがあります。
「早さ」「効率」を大事にするように、小さい頃から何度も言われてきたり、それでうまくやってきた体験がいくつもあるのかもしれません。
もちろん「早さ」も「効率」も大事です。
ただ、それだけに偏ってしまうと、「予測を何通りも考える」ことや「タイプの違う人の気持ちや行動を組みとる」のが手薄になることも起こります。
大きな視野で見てみれば、そこに気を配る時間を少し持つほうが、全体のリスクは大幅に減って、効率も早さも加速するに気がつけます。
「~~しないと」「~~じゃなくちゃ」という口癖がある時は、「~~したらいい」に変えるだけでも大きな違いがでてきます 😉
また、ご自分が大切に思う価値観を、「早さ」「効率」以外にも、たくさん書き出してみるのもオススメです。
また、「じっとしていられない」が発達の抜けから来ていることもあります。
ピンときた方はご相談ください。
(6)人の意見に流されやすい
ちょっと不思議なようですが、人の意見に流されやすい人は、予測していなかったことが起きた時に焦ってしまいやすくなります。
そうですね 😉
人の意見で行動していると、予測していなかったことが起きた時にも「今何をすべきなのか」を自分で選ぶことが難しくなってしまうんです。
自分の中の色んな気持ちに混乱したままになりますし、そんな時に他の人から何かを言われたら、そちらにも振り回されてしまいます。
はい、そうなんです。
自分で決めることを避けてると、色んな気持ちや意見に振り回せれた上に、やっとこさ何かをやることになっても「本当にこれでいいのか」という気持ちも引きずってしまうので、ずっとモヤモヤ混乱した状態になってしまいます。
自己肯定感も下がるので、やっぱり「自分で決めて責任を取る」練習は大事ですね。
ご飯のメニュからでもOKです。
『なんでもいい』『同じ』は手放して、誰かと同じでもいいので「私は〇〇」と言ってみることから始めましょう
(7)忙しい
イマドキは、子どもも大人も忙しいですね。
ITなどの発達でやれることが多くなった分、「やれるでしょう」と予定もパツパツになりがちです。
そして忙しいと、どうしても「早さ」と「効率」を優先してしまうので、行き過ぎたせっかちさんのような行動になりがちです。
はい、スケジュールが埋まってないと落ち着かないのかもしれませんね。
そんな人も、スケジュールを立てる時には、どこかに「余裕の時間」もいれてみるのはどうでしょう。
その時間は「効率」とは関係のない、「気持ちがいいこと」や「リラックスすること」を楽しむための時間です。
いつも忙しいと、常に交感神経ばかりを使うので、副交感神経や社会神経が活躍する時間が少なくなりがちです。
意識して副交感神経や社会神経も使う時間を持てれば、交感神経も休めますから、また元気に復活します。
長期的には「効率」も良い状態をキープできます 😉
また、何か予測していなかったことが起きた時にも、その余裕の時間を上手に使うことで、遅れや質の低下も防げることもあるでしょう。
「すぐ焦ってしまう」は変えられる!のおわりに
いかがでしたでしょうか
「すぐ焦ってしまう」という反応の癖を変えるための、焦った時の対処法と、癖を作っているワケの手放し方についてお伝えしました。
これまでは、ただ焦らないようにしよう❣とばかりしていたんですが、どうもうまく行かなかったんです。
でも、これならやれそうです!
でも起きてることがわかれば、どこからやってみたら良さそうかも見つかります。
焦らずに、やれそうなところから始めてみてください
♡♡あとがき♡♡
ちゃんとやりたいという気持ちがあるのに、焦って余計なことをしちゃったり、固まってしまうのはつらいです。
でもそんな癖は少しずつでも手放していけるので、ご安心くださいね。
手放し方は「まず焦った時の対処」をうまくやることで、だんだん焦らなくなっていくという方法や、「焦る癖」のワケにがっつり取り組む方法など、いくつかあります。
ご自分がやれそう、やりたいと思う方法でOKです。
「すぐに焦ってしまう」癖で何年も悩んでいて不登校にもなっていた子が、半年ですっかり自信をつけて別人のようになったという事例もあります。
自分の「こうなりたい」「こうしてみたい」という思いを叶えて、自分らしく動けるようになることは、自分の自信になるんだと、その子の笑顔からまた教えてもらいました
(^^)
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「怒られるのが怖い」を絶対にそのままにしてはいけないワケと抜け出し方