たった1年で、ずっと求めら続けるコーチになる!「思春期コーチ™養成講座」も募集中です!
小学生の不登校:知っておきたい学年別の原因と必要な対応、NGな対応
小学生の不登校は、年々増加傾向です。
小学生だとまだ言葉や理屈だけでのコミュニケーションは難しいので、お母さんやお父さんから「どう対応したらいいのかわからない」というご相談もたくさん頂いています
どうしたら良いのか分からなくて、とりあえず休ませて様子を見ています 😐
最近は「不登校は無理に登校させないほうがいい」が広く浸透してきたので、子どもが「学校に行きたくない」と言う時には無理に登校させずに、休ませることが多くなりました
(^^)
ただ、大事なのはその後ですね
親としては、その後子どもが笑顔でまた自由に動けるようになるにはどう対応したら良いのかと、まずは子どもに「学校に行きたくないわけ」を聞こうとするのですが、小学生だとなかなか子どもとの会話が進まないことも多いです。
このまま休ませているだけで、また自然に行くようになるんでしょうか?
この先がわからないので不安です
そうですね。
不登校は「なること」よりも「こじらせずに回復させること」の方が大事です。
そして不登校だと、子どもは主に家に居ることになりますから、回復のためには家庭での対応が大きく影響します。
「なんとかしてあげたい」と思っても、その子の笑顔と元気を取り戻すための対応のポイントがわからないと、ただ休ませて待つ。。という展開にもなりがちです。
回復のチャンスを逃したり、時には知らずにこじらせてしまうのでは、あまりにももったいないですね。
小学生といっても、6歳~12歳では成長段階も異なります。
ではご一緒に、小学校低学年・中学年・高学年別に、不登校になりやすい原因と効果的な対応を見ていきましょう!
目次
小学生の不登校の現状
文部科学省の不登校の定義は「病気や経済的な理由による場合を除いた年間30日以上の欠席者」となっています。
その定義で「令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果 (PDF:4,994KB) ]で発表されている数字です。
小学生の不登校者数 63,350人
全小学生での不登校者の割合 1%
6年前と比べてみると
6年前の不登校小学生数 25,864人
6年前の全小学生での不登校の割合 0.37%
そうなんです。
しかも、この数字は先程の定義によるものなので、出席にカウントされるカウンセラー室・保健室登校や外部の居場所やオンラインを活用しているなどで、年間30日以内に欠席数は抑えられているけれど、朝から学校のクラスに通常パターンで登校はできてない子は含まれていません。
そのような「不登校」や「それに準じるお悩み」を抱えていらっしゃる子を含めると、かなり多い人数だと考えられます。
実際、当カレッジにご相談いただくお悩みからも、小学生の不登校数はとても増えているのを実感しています。
それはなにか理由があるんですか
詳しくは学年別のところで一緒見ていきましょう
不登校が小学生から始まったケースでは、中学ではどうなっていますか?
2019年度の不登校の小学6年生数 16,594人
2020年度の前年から継続して不登校の中学1年生者数 10,909人
6年生で不登校でも、中学から心機一転することもありますが、そのまま不登校が継続してしまうことも多いようです。
そして小学校でも中学校でも、学年が上がると不登校者数も増えますが、前年度からの継続率も増えるばかりです。
残念ながら、年々そのような傾向は強くなっています 😐
でも、ご安心くださいね!
なかなか動き出せないように見えても、その子に必要なサポートがあれば、本来のその子の生きる力は、いつからでもちゃんと輝きだします。
次からは、不登校の小学生の具体的な原因と役立つサポートを、学年別に見ていきましょう
小学生低学年(1,2年生)の不登校の原因と対策
小学生の低学年でも不登校の数は増えています。
低学年での不登校になりやすいワケと必要なサポートを見ていきましょう
愛着の課題とも言われますが、「自分は安全である」という感覚が十分に持てていないと、主に母親から離れるのが怖くて登校しづらくなることがあります。
お母さんが実際にその子にどんなに愛情深く接していても、本人の無意識が要求する『安全感」「守られている感じ」が十分に満たされていないと起きます。
また、発達の抜けがあって「怖さ」に過敏な場合も起こります。
お母さんの育て方のせいだと落ち込んだりすることは無用です!
このような場合には、無理にお母さんと引き離すよりも、『一緒にいると安心』という気持ちを大切にしながら、行動範囲を徐々に広げていくのがおすすめです。
本人に小さくてもお手伝いをしてもらって、しっかり感謝の気持ちを伝えるのも自信に繋がります。
本人が甘えてきた時にはできるだけ受け止めることは大切ですが、それ以外は過剰に甘やかさないことも大事です。
(詳しくはこちらもどうぞ:「甘えさせる」と「甘やかす」?似てるようでも大違い!)
子どもが甘えてきた時にお母さんが忙しい時には「〇〇が終わったら話を聞くから待っててね」などと笑顔で伝えればOKです 🙂
他にも、栄養を十分にとったり、マッサージやハグなどで、身体で安心だと感じられるようになると、一人で行動できる範囲が広がったり、自分であれこれやってみようという意欲が出るようになるのも加速します
(^^)
保育園や幼稚園から小学校になると、かなり環境は変わります。
環境の変化が苦手な子はじっくり慣れていくことが必要ですが、
・学校での生活テンポ
・先生やクラスの雰囲気
・通学の仕方
・周りの子達の様子
などの色々な環境要素が変わりすぎると、子どもにはかなりのストレスになってしまうことがあります。
小学校低学年だと、未だ自分の感覚を言葉にしきれないところもありますが、少しずつ気になっている要素を聞いてみて、一つづつ取り組んでいくのがおすすめです。
大人は『環境の変化によるストレスは複数ある』と心得ておくといいでしょう
学校と登校条件などについて交渉する場合にも、具体的な課題について「こう協力して欲しい」と具体的な提案をするほうが受け入れてもらいやすくなります。
もちろん、先生やスクールカウンセラーさんに相談するのもよいのですが、このケースへの対応力には、とても個人差があることを知っておくことも大事です。
小学生の不登校を実際に元気にした実績のある専門家に相談するのが一番です。
焦らずに順番に取り組んでいくことと、ストレスを感じやすい体質改善(栄養やマッサージで体を緩めるなど)も同時にしていくのがおすすめです。
勉強が苦手というと、「頭が悪い」とか「努力が足りない」と見なされがちですが、特に小学校低学年で、その裏に情報処理の課題が隠れている事例が増えています。
私達は情報を「見る、読む」か「聞く」でインプットして、「書く、描く」「話す」でアウトプットしていきますが、そのどこかに大きな特徴を持っている場合もあるんです。
例えば、見るだと
・線はよく見えるけれど、曲線などは見えにくい
・白い紙に黒い字だと眩しくてよく読めない
・視点を手元と先生の位置まで動かすと、先生や自分が書いていることがわからなくなってしまう
聞くだと
・雑音が入ると人の声を聞き取りづらくなる
・黙読しても情報が頭に入ってこないけれど、音として聞くとととても良くわかる
・文章のつながりを把握するのが苦手なので、その中の一つの単語に反応しすぎてしまう
などなど。
アウトプットだと、ちゃんと書こうとしても、どうしても枡の中に字を収めきれないということもあります。
このような特徴は、子どもが自分では気づきにくいので、大人が丁寧に見て発見し、必要なサポートをすることが大事です。
今は色んなサポート方法やグッズもありますし、その特徴をよりスムーズな情報処理ができるように変えていく方法もたくさん編み出されています。
せっかく知力が高くても、情報の入力・出力のところで特徴的過ぎて、自分でうまく扱えないと、勉強が思うようにできずに嫌いになったり、自分は頭が悪いなんて思い込んでしまうのではもったいないですね
発達の抜けがわかった時に「これまで、自分だけは頑張ってもダメな人間だと思ってたけど、そうじゃなかった」と涙を流す子も少なくはありません
発達の課題だとなると、いきなり「発達障害だと診断されたら後戻りできなくて怖い」と捉える方もまだまだいらっしゃいますが、1000人いれば1000通り、発達の抜けは誰にでもあるものです。
まずは子どもの辛さを理解して共感するところから始めましょう!
そして今は多様なサポートがありますので、むしろ早めに適切なサポートをすることで子どもの可能性も花開きます
(^^)
ピンときた方は思春期最幸家族講座や個人セッションをご活用ください
また、先生との相性やクラスの雰囲気が苦手で勉強まで気持ちやエネルギーが回らなくなっていることもありますので、その子を全体的に見るのがおすすめです
匂いや音、眩しさなどの感覚が過敏なので、学校が辛くて不登校になることもあります。
教室の匂いが辛くてたまらないとか、椅子の座り心地に我慢できない・・なんてこともあります。
給食がどうしても苦手などは未だわかりやすいかもしれません。
他にも、教室のザワザワしている雰囲気に馴染めないとか、先生が怒ったり、乱暴な物言いだと、自分に対してでなくてもとても辛いということもあります。
このような子は疲れやすいので、より不登校になりやすいです。
感覚はとても個人的なことですし、子どもも上手に説明できないので、何にも不快に感じない人には過敏さを持っている子の辛さには気づいたり、共感しづらいものです。
それでも本人にとってはかなりのストレスになっていることがあるんです。
感覚は我慢しづらいので。。
「気のせい」「気の持ちよう」
「頑張れば慣れる」
「そんなに弱くてどうするの」
などというのは絶対的にNGです!
状況を悪くさせてしまうだけでなく、本人の大事な自己肯定感も下げてしまいます。
このような場合には、まず辛さを理解して休ませることと、少し丁寧にサポートして過敏さを改善させていくことがおすすめです。
たまに感覚の敏感さは治らないという話を聞くこともありますが、適切なサポートですっかり過敏さがなくなることもありますし、0にはならなくてもお困りがなくなる方向に改善することは可能です。
「特別な子だ」とその子を他の子たちと区別するように扱うのは、本人にとっても良いことは起きないのでご注意です。
「今はそのようなお困りがある」ということはしっかり認めて、生きづらさが楽になるような体質改善をしていきましょう
小学生の低学年で身体がしんどいというと不思議だと思われる方もいらっしゃいますが、今は小学生の低学年でも「しんどい」と言う子が増えています。
小学校低学年なのに疲れやすい、よく寝付けない、眠りが浅い、朝起きられない子が増えているんです 🙄
そんな身体だと、学校に行くのも辛いですよね。
身体は必要な栄養をとって、しっかり動かすことで育っていきます。
ただ今は社会環境の変化から、胎児の頃から身体を作る栄養が知らぬ間に不足したり、十分に身体を動かす環境や機会がなかったりします。
それで低学年でも身体がしんどくて、疲れやすい子達が増えています。
また、じっと座っているのが苦手な子や、気が散りやすい子、ノートがきれいに書きづらい子などの特徴的な子は、細かく注意する先生だとしんどくなります。
先生もクラス運営上、どうしても注意が必要なこともありますので、スクールカウンセラーや発達に詳しい専門家に協力してもらいながら、先生と協力していくのがおすすめです。
でもご安心くださいね。
意識して身体を作る栄養を必要な量をとって、身体を動かせる機会を増やしていくと、どんな子でも徐々に元気に、バランスが取れるようになっていきます 🙂
しっかり取り組みたい方は講座などをご活用ください
それでも改善するとわかってホッとしました
大人が早めに気づいて、共感して、休ませながら必要なサポートをしてあげられるといいですね
小学生中学年(3,4年生)の不登校の原因と対策
小学校中学年になると、「仲間」を意識して遊ぶようになってきます。
また、運動能力や思考力、感受性などで個人差が大きくなっていく時期です。
小学校の中学年の不登校の原因で、案外多いのが環境の変化です。
引っ越しやクラス替え、新しい習い事などの環境の変化が苦手な子には、楽しみにしていても一定以上のストレスになることもあります。
また、小学校では担任の先生とはずっと長時間のお付き合いなので、相性もかなり影響します。
中学年になって、低学年よりは厳し目の先生に担当されたことで、急に学校が辛く感じ始める子も割と多いです。
また、厳しさだけでなく、この年代ころから先生の「贔屓」や「言ってることとやってることが違う」などに敏感になってきます。
学校の担任だけでなく、部活や習い事の指導者のそんな側面に敏感になることもあります。
環境の変化への対応が苦手な子は、無理に急いで合わせようとさせないことが大事です。
中学年ならば、本人に環境の変化への対応がじっくり型だということを自覚させるのもいいでしょう。
周りや本人が焦らずに馴染んでいくことができるようになってくると、自信にもなります 🙂
そしてイマドキでは、先生や指導者も「色んな人が居る」ことや「できることとできないことがある」ことも伝えておくのがおすすめです。
先生や指導者の言うことは絶対!と頭から押し付けてしまうと、自分の気持ちや感覚との折り合いがつかなくなって子どもが苦しむことが多いです。
子どもの先生や指導者への思いを十分に聞いて、その上で客観的に良いところも一緒に挙げてみて、総合的にどうしていきたいかを子どもと一緒に考えていくのがおすすめです。
必ず子どもの味方という立場だということをはっきり伝えてから始めましょう!
そして要な時には、学校やチームと相談しながら具体的な対応をしてもらうよう働きかけることもできますが、今は学校・習い事の指導者の持っている文化はかなり様々です。
相手の文化を見ながら、必要な時には別のコミュニティに移るのもおすすめです。
中学生の不登校で、小学校の頃に先生や指導者から言われた理不尽な言葉が胸に突き刺さったままの子に会うことも少なくありません。
大人が思っている以上に子どもには大きな影響がありますので、家ではできるだけオープンに子どもの気持ちを聞くことが大切です。
小学校の中学年になってくると、徐々に勉強の量が増えてきます。
そうなると、低学年のところでご紹介したような情報処理の特徴が強い子は、中学年から急に授業の進みに間に合わなくなってしまうこともあります。
なんだか前より勉強が進まない、やる気が無くなったと思われたら、子どもの気力・体力とともに、情報処理の仕方をチェックしてみるのがおすすめです。
早めにサポートすれば、子どもの自己肯定感を無駄に下げること無くすみます!
また、中学入試に向けての勉強を開始する時期でもありますね。
中学入試についての情報を、小学生が客観的に集めて判断したリ、モチベーションを高く維持するのはどうしても無理です。
中学入試は親が9割とも言われるのはしょうがないので、親が子どもの気持ちや体調の波を見ながら、上手にリードしていきましょう。
子どもにやる気があっても、身体のエネルギー不足になりやすいと、途中で気持ちもダウンしがちです。
やる気だけでなく、体調や体力などもしっかり見ていくのがポイントです。
中学年くらいから、運動のできる子は男子でも女子でも、ちょっとしたスターになってきます。
その反面、運動が苦手だと、一緒にサッカーや野球をする時に、ストレートに文句を友達から言われてしまうこともあります。
この時期は「同じ場所で一緒に何かをするのが仲間」なので、一緒にスポーツをやることに引け目を感じる子や繊細な子は自分から輪から外れたり、時には仲間はずれにされることもあったりします 😐
そこから学校に行きづらくなるのも珍しくはありません。
この時期は「自分についての意識」がしっかりある子と、それほどまだ深く物事を考えずに物を言う子の差が広がっていくタイミングです。
ストレートな友達の言葉に大きく傷つくこともありますので、簡単に「そんなことくらいで」「みんな仲良く」なんて言わないのは大事です。
運動の苦手さについては、運動の種類によって大きく異なることもありますので、その子に合う、楽しめるものが見つかるとそこから自信がつくこともよくあります。
また、いわいる「運動神経」さえ改善する方法もありますので、ピンときた方は講座もご活用ください。
誰もがサポーツが得意になる必要はないですが、身体を動かすことは本能的な楽しさに繋がります
身体も心もいくつになっても、楽しければ発達します 🙂
中学年になると早い子は身長が伸び始めます。
そうなると、感覚の過敏性があった子はそれが強くなったり顕在化することがあります。
感覚的に辛いと、行こうという思いがあっても身体が登校を拒むようになってしまいます。
低学年の感覚過敏のところを参照にして、上手にサポートしてあげるのがおすすめです。
感覚過敏があると(1)の環境の変化にもストレスを感じやすくなりますのでそちらにも配慮してあげてくださいね。
運動の苦手のところで少し触れましたが、この時期は「同じことを一緒にやるのが仲間」という感覚が強くなります。
スポーツが一緒に楽しめる子はスポーツで仲間を作り、ゲームをやる子はゲームで盛り上がります。
そんな時期に、興味の対象がとてもマニアックだったりすると、なかなか一緒に盛り上がれる友達を見つけづらかったり、他の子たちの興味に合わせられなくて、友達と盛り上がるという体験がしにくくなることもあります。
それでクラスに居づらくて登校しぶりにつながることもあったりします。
そんな場合には、その子と共通の興味の場が、学校外でも見つけられるようならば、そちらに参加するチャンスになるといいですね。
また、この時期には「理屈を大事にする子」と「理屈が苦手な子」の差もかなり大きくなります。
そして「理屈を大事にする」といっても、まだ論理的な筋が通ってなかったり、他の人を納得させられるほどの理屈ではないこともあるので、同じくらいの年齢の子同士だと、うまく話の着地点が作れずに、なんとなく「話が合わない」とお互いに距離を置くように成ってしまうこともあります。
学校がつまらなくなり、そこから不登校が始まることもあります。
理屈が好きな子には、まず本人なりの理屈を始めから話させてみるのがおすすめです。
そして途中で理屈のつじつまが合わないところがあったら、「間違いを指摘する」というよりも「その理屈では通らない事例」などを伝えて、本人に考えさせてみると良いでしょう。
理屈で考えようとするのも一つの能力なので、それが拙くても馬鹿にせずに、上手に育てていけば、やがて論理的に考えたり検証できる力にもなっていきます。
また、自分の話をしっかり聞いてもらえた体験がある子は、やがて他の人の話も受け入れられる幅も出てきます
(^^)
小学生高学年(5,6年生)の不登校の原因と対策
小学生も高学年になると、思春期が始まります。
この時期の特徴は身体も大きく変わり始めますし、気持ちや考えが複雑になってきます。
そんな子たちが織りなす友達関係も複雑になります。
思春期になってくると、友達関係も「同じ場所で一緒に同じことをやるのが仲間」から「同じことを好きだったり同じものを持っている、同じ行動をするなど、似ているのが仲間」というチャムグループという時期に入っていきます
(参考:仲良しグループがしんどい!思春期の友達関係と親のできること)
思春期には家族よりも友達が重要になってきますので、友達関係は子どもにとってとても大事になります。
お互いに相手との共通点を見つけては「私達って似てる、仲間だね」と確認し合うことが増えてきます。
ところが、マイペースな子や自分の興味のないことにはあっさりしてしまう子や、オープンに誰とでも等距離で付き合うタイプの子にはこのチャムグループのノリにうまく合わせられずに、この時期からでき始める友達グループに入りづらくなることがあります。
そうなると、授業などでのグループ活動もめんどくさくなってきて、学校に行くのがしんどくなり不登校になることもあるんです。
友達とは仲良くしたいけど、がっちり固まったグループが苦手って言ってました!
そんな子はこの時期は環境によってはクラスが居心地よくないこともあるようです。
また、小学校の高学年からはいじめも急激に増えてきます。
仲間意識が強くなる反面、仲間じゃない子を攻撃することも起きがちです。
また、勉強や受験ストレスなどをいじめで発散しようとする子なども増える時期なので、より複雑な友達関係のこじれも出てきます。
子どもが友達関係で悩んでいる時には、まずは子どもに思春期の友達関係の特徴を伝えて、
①子どもにとって大事な仲良しグループを否定しない
②家には安全な場所があることを伝える
③親が解決するのではなく、その子が動けるようにサポートする
がコツになります (^^)
詳しくはこちらのブログを参照してサポートしてあげてみてくださいね
参照:仲良しグループがしんどい!思春期の友達関係と親のできること
そしてもう一つ、この時期の特徴としては、思春期も始まり、徐々に色々なことに「理由」を考えるようになってきます。
友達も大きな関心事項なので、友達のちょっとした態度にも「なぜそんな態度を取るのか」「自分はこんな風に見られているのではないか」と気にして、色んな理由をあれこれ考えるようになります。
そうやってあれこれ自分で「相手の理由」「相手からの自己像」を色々想像しているうちに、やがてそれが「事実であるかのように」思えてきてしまい、動けなくなってしまうことも起きるんです
(*_*)!
このパターンだと、不登校になっても子どもはなかなか理由を話さないことも多いです。
自分の中でも想像と現実がごちゃごちゃですし、「友達からこう思われている自分」を親に話すのは恥ずかしく感じるからです。
ただそうなると、一人で更にもんもんと考え続けて、どんどん深みにハマってしまうこともあるので注意したいところです。
子どものそんな思い込みや混乱した思い込みは、言葉にしないと分かりづらいものですね。
なので、まず子どもとの会話を趣味や好きなことなどの楽しい日常のことから始めて、徐々に増やしていくのがおすすめです。
家庭での会話が増えていくと、ちょこちょこと話のなかに、子どもの不適切な思い込みや混乱した情報が出てきます。
子どもとの会話で見つけたら、柔らかくリフォームするチャンスにしてしまいましょう。
「それは違うよ」と正面から反論することが必要なケースもまれにはありますが、基本的には子どもの気持ちや考えを聞いて、想像と事実の違いに気づくようにちょっと質問したり、不適切な思い込みについては「そうじゃない事例」を出して、「あれ?違うこともあるかも」と子どもが考えるようになればバッチリです。
子どものタイプ別の、話の引き出し方や思い込みのリフォームの仕方は講座でもより詳しくお伝えしています
(^^)
小学校の高学年になると、勉強内容も高度になってきます。
ここで情報処理の課題がある子は、ついていくのが難しくなったり、急にわからなくなったりすることも出てきます。
そんな傾向が見られたら、早めに低学年の「勉強の苦手」の項を参照に、子どもの情報処理の特徴をチェックしてみてください。
不得意な情報処理から得意な情報処理に切り替えたら、勉強が楽しくなって成績が上がった子はたくさんいます!
また、中学受験をする場合には、本番が目前になってきます。
親の「期待」でいっぱいになってしまって、子どもの「現実」を見えなくしてしまわないように、子どもの気力・体力に気を配りながら進めていくのがおすすめです!
子どもの進む道の「正解は一つじゃない」ことを時々意識して思い出すようにするのも効果的です
ちょっと意外なようですが、子どもによってはとても得意な科目があると、学校のその科目の授業がつまらなすぎて、学校に行く意味がない・・と思うことがあるんです。
得意科目が突出してできる子や、小学校高学年のペースでは多くの科目で物足りない・つまらないと感じる子も居ます。
日本の教育システムでは、「みんな一緒」が強調されているので、勉強がわかりにくい子にとっても親切ではないですが、同じようにもっと先に行ける子にも親切ではない状態です。
そんな子は自分の学びたいエネルギーのやり場がない学校に行く意味が分からない・・と感じてしまい、そこから不登校になることもあるんです。
せっかくやる気やエネルギーがあるのにもったいないですね。
また、学校の勉強よりも、子どもが興味関心向け続けて、熱心に努力して夢中になることがある場合もあります。
「学校の勉強がつまらない」と言うよりも、「もっとやりたいことがある」ので、学校に行きたくない、学校に行くのを忘れる・・という状態です。
将棋やスポーツなどはその一例です。
これらの場合には、学校以外の場所で、その子の探究心や好奇心・やる気を思い切り燃やせる場を持つか、日本の一般的なシステムではない場所に移るのもアイデアです。
中学以降ならば、専門学校や大学などで自分の興味を伸ばす学びができるようになりますが、みんなと同じようなスピードで進むために何年も待つのはもったいないですね。
親の方が、まわりからもあれこれ言われるので腰が引けることも多いようですが、これからの時代はそんなチャレンジも「してよかった」となる方向に進むでしょう。
ただ、世の中には学校の学び以外にも様々な力が生きるためには必要になりますが(人とコミュニケーションしたり、協力する力や長期的に考えたり、金銭的なバランスを取るなど)、突出した探究心のある子は時に他とのバランスがうまく自分で取れないこともあります。
その子の学力や探求力だけでなく、その他の生きる力とどうバランスを取っていくかにも、このパターンの子のお母さん・お父さんは注意が必要なこともあります 🙂
バランスのとり方にも色々ありますので、専門家と一緒に勧めていくのがおすすめです
もともと感覚過敏で匂い・音・味・光・肌触りや雰囲気や人混みに苦手がある場合には、小学校高学年から更に辛さが増すことがあります。
怖がりが強くなることもあります。
これらは思春期になって身長が伸びたり身体が変化したりし始めると、必要な栄養がそちらに取られてしまうので、もともと手薄な神経系がさらに手薄になってしまうので起こります。
感覚のしんどさはとてもつらいものですが、なかなか自分でも理解して説明するのも難しいですし、他の人から共感したり理解されづらくもあります。
また、逆に「そういう特別な子」というレッテルを貼られることもあるので気をつけたいところです。
かなりきつい感覚過敏があっても、栄養や他の身体へのアプローチで徐々に楽になった事例は当カレッジでもたくさんあります。
また、小学校高学年からは原因不明の体調不良(頭痛、腹痛、朝起きられない、寝付きが悪い、眠りが浅い)が原因で、不登校になることもうんと多くなります。
病院で検査をしても原因がわからないとなると親子で不安になりますが、それも思春期の成長期で、身体に手薄になる部分が増えてくることから起こります。
「明日こそが登校しよう」と思っているのに、当日の朝になると動けない・・・そんな状態は辛いです 😐
それに、親も「子どももつらそう」と思っていても、ずっと体調不良で不登校が続いてしまうと「このままずっと変わらないかもしれない」と将来の不安まで膨らんでしまうので、子どもにプレッシャーを掛けてしまいたくも成ってしまいます。
そうなると、親子の大事な信頼関係が損なわれてしまうので、それが不登校をこじらせて、さらに長期化する原因となってしまうこともあるのはとても残念です。
でもご安心ください!
ちゃんと必要なサポートで回復します (^^)
まずはしっかり休ませて、話を聞いて子どもの状況を理解するところから始めるのがおすすめです。
不登校は小学校高学年からでも、感覚過敏や体調不良はずっと小さい頃からあった・・という場合も多いのですが、そんな場合でもコツコツ必要なアプローチを家で続けていくと必ず楽になりますので希望を持ってくださいね!
ピンときた方は講座等をご活用ください
小学生の高学年になってくると子どもの感情や思いも複雑になります。
友達とトラブルがあっても「このことは本当に頭にくるけど、大人に告げ口したくない」などと思うようになるので、なかなかすぐには大人に相談しないことも増えてきます。
また、思春期になって感情が高ぶりがちになりますが、それを上手に言葉にする力は一時的に弱くなるという生理的な特徴もあります。
そうなると一人でぐるぐる考えてしまうことが増えてしまいます。
一人でぐるぐるいつまでも考えていると、やがて自分の想像と現実の区別がつかなくなって、どんどん深みにハマってしまうことも起きがちです。
自己肯定感を下げてしまったり、学校や友達、先生、時には親も自分を嫌っている、敵だと思いこむこともありますので、気をつけたい大事なポイントです。
思い込みをリフォームしていく時には(1)友達関係の思い込みのところを参照してください。
そして、より強くて頑固な思い込みやトラウマのリリースは、無理になんとかしようとせずに早めに専門家に相談するのがおすすめです。
不登校の長期化は、子どもに不適切な思い込みをたくさん作り上げさせてしまうので、やはりなるべく早く回復させるのが望ましいといつも思います
小学生の不登校:苦しさを解決するためのステップ
そうなんです。
でも、どのケースでも、その子に必要なサポートがあればちゃんと笑顔を取り戻しますのでご安心くださいね。
ここで一度、小学生の不登校の苦しさを解決するためのステップをまとめてみましょう
小学生の不登校の苦しさを解決するためのステップ
①休むことを否定しない
子どもが休みたがったり、親から見て休みが必要だと思った時には、しっかり休ませるがおすすめです
「不登校」を大げさなことと捉えずに、「今休みが必要なその子」をそのまま受け入れればOkです。
②子どもの話に耳を傾ける
子どもの話をしっかり聞いて共感することで、子どもは安心できますし、親子の信頼関係が強くなります。
子どもが親の話が聞ける状態になりやすくなります。
また、子どもの話から不登校の原因がわかれば、対策も立てやすくなります。
しかし、子どもがはっきりと不登校の原因を説明しなくても、あれこれ聞き出そうとすることは必要ありません。
子どもも自分の不登校の原因を言葉で説明できるほどわかってないことも多いですし、「何が嫌なの」と聞くことで、どんどん嫌なことばかり頭に浮かべることにもなってしまいます。
情報があれば親も対策を選べるので、早めに専門家につながるのがおすすめです。
そして原因が全く分からなくても、心配することはありません。
子どもの身体と心のエネルギーをためていけば、必ず生きる力は取り戻せます
(^^)
③子どもに病者の役割を与える
子どもの心身のエネルギーをスムーズに溜めるためには、早くに子どもに病者の役割を与えるのが最も効果的です。
病者の役割というのは、今はエネルギー切れという病人だから、通常の「学校に行くという義務」は免除されて、代わりに「休んで回復に努める義務」を背負うことです。
この話が子どもに伝わると
その子の年齢なりに
・学校を休むことの罪悪感が手放せるので、自分を責めることが減ります。
自分責めは不登校をこじらせて長期化させる最も大きな要因です。
・安心して休めるので、身体と心の回復が早くなります
親が今の自分を受け入れてくれていることもわかるので、親子の信頼関係も強くなります。
・自分は回復に努めるのが義務なのだと了解すれば、食事や生活リズムの乱れにハマることがなくなります
ゲームやYoutube、SNS楽しむことは悪いことではないですが、ただ好きなように休んでいいよとなると、ゲームもYoutubeもSNSも底なしなので、生活リズムが崩れてしまう可能性が高くなります。
そうなると睡眠や食生活も乱れてきますし、いざ登校したいとなった時に朝起きに身体がついてこれなくなることも起こります。
始めから「登校」ではなく「回復」を前提にしておくと、「登校したい時や他の場所に行きたい時に、思い通りに動ける身体」整えやすくなります。
・病者の役割ならば、病気の状態の回復によって、役割(エネルギーを増やすことや、チャレンジすること、リハビリなど)の変化にも対応しやすくなります。
ただ「好きなように休んでいいよ」だと、心身が回復しても家が囲碁心地が良すぎるので、何もチャレンジをしなくなってしまうこともあります。
そのパターンで長期化してしまっている不登校は意外と多いです。
④専門家につながる
不登校からの回復については様々な「成功事例」があります。
どれもその人にとっては有効なことだったとしても、今必要なのは目の前の我が子に役立つ情報です。
身近な個人的な成功事例を参考にするよりも、数多くの自分と似たケースを実際にサポートした専門家につながるのがおすすめです。
専門家には早くつながれば、より早くこじらせずに回復します。
専門家を選ぶ時のポイントは、その人がサポートした人がどのような状態を手に入れたか、今どうしているかという情報です。
それがご自分の求めているゴールイメージと近いほどおすすめです。
「理屈」「論理」は良さそうでも、実際に最後までサポートしきった事例が少ない専門家や、「それなりに生活しています」がゴールになっている専門家はおすすめできません 🙄
⑤学校とも連携する
不登校の原因が学校にあったとしても、敵対するのではなく、まずは連携することを目指すのがおすすめです。
担任やスクールカウンセラーの先生と話して、原因への対応や勉強のサポートや、必要な場合にはクラス以外の居場所の確保などを相談できます。
ただ、担任もスクールカウンセラーさんも個人による資質がありますので、必要な場合には学年主任や教頭先生などに話を持っていくという選択肢もあります。
学校との交渉が難しい場合でも、専門家と相談しながら進めていくと、すんなり急転することもよくあります
(^^)
⑥勉強のサポート
不登校からの回復過程は、小学生でもこちらを参照下さい
子どもにある程度エネルギーが溜まってきて、勉強する意欲が出てきたら、勉強の遅れをサポートしていきます。
家でご家族が教える、家庭教師や塾を活用する(オンライン、またはリアル)、教材を活用する、フリースクールを活用するなど、様々な選択肢があります。
ポイントはその子のペースと現状を把握してそれに寄り添いながら進めることです
⑦思い込みへの働きかけ
小学校中学年~高学年では、子どもなりに不登校の原因や自分についての不適切な思いこみをすでに強く持っていることもあります。
そうなると、身体の方は元気になってきても、頭でぐるぐる考えたり、気持ちが乗らないので登校への意欲がわかなく成ってしまうこともあります。
また反対に、意識は登校したいのに無意識が反発して身体がついてこなくなるというパターンも起こります。
日常では随分元気になったのに、なかなか前向きな行動ができない時には思い込みのリリースが必要かもしれません。
専門家にサクッと相談するのが一番の早道です。
⑧勇気づけながら、小さな行動から始める
回復過程が進んで、心身のエネルギーが溜まってきたら、子どもが思いどおりに動けるように勇気づけていきましょう。
始めは小さな行動から積み重ねていくのがおすすめです。
子どもが完璧主義だったり、親が焦ることもありますが、いちばん重要なのは始めを着実に進めることです。
また、子どものタイプによってはいきなり通常の学校生活を毎日完璧にやれる!と張り切ることもありますが、その場合には子どもの気力・体力の変化を見ながら上手に手綱をとっていきましょう。
小学校の不登校だと、中学や高校での不登校のように、出席日数や定期テストなどの成績を細かく気にする必要がないので、丁寧に進めていくのがおすすめです。
うちは病者の役割は未だ伝えてないので、そこから話してみます!
はい、やってみてくださいね。
次はついやってしまいがちなNG対応についてまとめましょう
小学生の不登校で、つい親がやりがちな6つのNG対応
小学校の不登校で、ついおやがやりがちなNG対応
①行けないことを責める
どんな行動にもワケがあります。
それを始めにしっかり見つけようとするかどうかがが、不登校をこじらせるかどうかに大きく影響します
②原因をしつこく聞く
原因を知って、それを解消したいと考えるのは最もなんですが、特に小学生の子どもには、自分の不登校の原因はわからないことがよくあります。
それに大事なのは「どうなりたいか」という未来なので、いつまでも原因探しをしていると前を向けなくなってしまいます。
また、不登校は原因が分からなくても解決しますので、ご安心くださいね
③かわいそうな子として扱う
「~~されてかわいそう」とか「一人よリ身体が弱くて、感覚が過敏だからかわいそう」などと、子どもを扱うのは百害あって一利なしです。
誰でも「かわいそう」と思われると、少しは特別感はありますが、基本的には自己肯定感は下がります。
「今はしんどいけど、必ず笑顔で元気になる」と思われることで、その子の自己肯定感を育てて回復力も上がります。
④好きなように生活させる
食べ物や睡眠時間やゲームやスマホの使用時間まで、全部子どもの好きなようにさせてしまうと、今の環境では子どもの体力や気力は上がりにくくなります。
一昔前はそのやり方で不登校が回復することもありましたが、今は難しくなっています。
いつかそんな生活に子どもが飽きて、自分からすべてを整えるようになることを期待する・・という選択もありますが、その場合には「本当にいつになってもいい」と親も覚悟を決めることもが必要です。
⑤いつまでも腫れ物に触るようにする
不登校の初めに子どもが荒れたりすると、それを繰り返さないように親が子どもの欲求を何でも満たしてしまうというケースがあります。
たしかに、不登校の始めのショック期には、子どもも混乱していますので、理屈で抑えつけようとしたり、通常の義務を課すのは子どもの状態を悪化させる場合もあります。
しかし、ショック期が過ぎたのに、いつまでも親が子どもの機嫌を取るようにしていると、子どもはわざわざ今より頑張りが必要な日常に戻ろうとしなくなることもあります。
もともと慎重・怖がりタイプの子や、親が慎重・怖がりが強い場合にはこのパターンになりがちです。
多くの場合には、心身のエネルギーを取り戻していくと、子どもは自分から社会に向けて動き出しますが、時には回復のステップに準じて、子どもが自分の課題は自分で背負えるように少しずつ、勇気づけとともにプレスをかけることも必要なケースもあるものです。
⑥いつまでも親だけでなんとかしようとする
「家族のことは外部に相談するものじゃない」という考えで、ひたすらお母さんまたはお父さんだけで不登校を回復させようとするケースもあります。
必要な情報を子どもの変化に合わせて取りながらならばいいのですが、ちょっとした情報の選び方の違いで、不登校がこじれてしまうこともあるので注意したいところです。
本当はできるだけ早期に、サクッと専門家につながれば、うんと早くダメージも少なく回復します。
そして親が専門家と相談しながら進めていく姿を子どもが見ることは、子どもにも社会とのつながりを肯定的に捉えさせるいいチャンスにもなります
(^^)
小学生の不登校:終わりに
今日は不登校の原因や対応もわかってとても安心しました!
NG対応もいくつかやるところだったので、今知れてよかったです
でもその子に必要なサポートがあれば、うんと素早く回復するのも小学生の不登校です。
焦らずに笑顔で進めていきましょう
早速すぐにやってみます!
♡♡あとがき♡♡
小学生の不登校は今とても増えてきています。
そしてその裏には身体の課題が絡んでいることが多いです。
大人はつい「やる気があれば何でもできる」「頑張れないのは情けない」と、意思とやる気の問題として不登校も扱ってしまうことがあります。
そこには「身体はいつでも自分の思うように動く」という前提があるんです。
でも実際は
行こうとしても行けない、身体が動かない
小学生でもそんな複雑なことが起こります。
子どもの「意思」だけでなく、「身体」にも目を向けて、その子をまるっと見てみると、色んなことが見えてきます
そうすれば、希望と自信を取り戻すタネが必ず見つかります!
(^o^)/
合わせて読みたい記事
「無理しないで」という言葉にはご用心!言われた子どもに起きること
このブログの動画バージョンはこちらです。
音声だけお聞きいただくこともできます。