「部活やめたい」と子どもが言う時:理由を聞くだけでない接し方のコツ

 

『部活をやめたい 🙁 』

ある日子どもがそう言ってきたら、驚いちゃいますね。

とりあえず理由を聞きつつも、「ここでやめさせていいのかな」と迷うこともあるかもしれません。

今回はそんな時の接し方についてのお話です。

 

お母さん
どうやらうちの子、最近部活について悩んでいるみたいです。

始めは嬉しそうに行ってたんですが、この頃はちょっと足取りが重いと言うか・・・

もし『やめたい』と言ってきたら、どう接したらいいでしょうか

 

幸子さん
まあ、そうなんですね 😯 

思春期の子どもにとって部活は、日常のなかで沢山の時間を使う大事なものですね。

そこでの人間関係も子どもにとっては重要です。

部活は子どもの大きな楽しみや成長の素にもなりますが、時に悩みの素にもなることも多いです。

 

お母さん
部活で悩む子は少なくないんですね 🙄 

 

幸子さん
はい、実は結構多いです。

もしお子さんが親御さんに「部活をやめたい」と言ってきた時には、それなりの思いを持っているのでしょう。

上手に対応してあげたいですね 😉

 

お母さん
はい、そんな時の接し方について知りたいです!

 

「部活をやめたい」子どもが言ってきた時に見極めるのは

部活は学校によって、全員入るというルールになっているところも、そうでないところもあります。

全員どこかに入るというルールの場合には、部活を通して「人間関係を広げる」とか「目標に向かって取り組む」、「達成や挫折を経験する」などの体験を経て成長して欲しいという強い思いがベースにあるようです。

勉強以外で仲間とそのような体験を積むことは、思春期の子どもにとってとても大事ですね。

 

ただそれらの体験をする時には、いつも楽しくて良いことばかりではないものです。

時に「辛い」「やめたい」と思うこともあるのはアタリマエですね。

そんな試練?を乗り越えることで、子どもはあきらめずに工夫することの大切さ自己肯定感を育てていきます。

お母さん
そういえば私も吹奏楽で、自分ではできないと思っていた楽曲をみんなで演奏できた時には、仲間とのつながりと素晴らしい達成感を感じました!
幸子さん
わぁ、ステキですね♡♡

 

はい、大人はそんなことを経験から知っているので、子どもが『部活をやめたい』と言ってきた時に「今やめさせてはいけないんじゃないか」「一度決めたことをやめていい、と言っちゃっていいのかな」という思いが頭をよぎります。

 

もちろん一度決めたことととして、その場で頑張ることも大事です!

 

しかし一方では「状況を見極めて方向転換することが必要な場合」もありますね。

特にイマドキでは様々な価値観を持った人がいる時代です。

そんな時代では、「自分に合う場を探す力」も必要です。

 

例えば同じ「テニス部」でも、その時の指導者やメンバー、その部の伝統?の価値観によって、場のあり方は実に様々です。

学校の部活は一つの種目について一つの部活しかありませんから、その種目が好きだからと入っても、その場の価値観が自分にどうしても合わない・・ということも起こります。

 

幸子さん
いくら入る前に体験入部してみても、やっぱり実際にやってみないとわからないことはたくさんあるものです。

あまり選択肢がないなかでも選んだ部が自分に合わない時に、一番がっかりしてるのは子ども自身です。

 

そして『部活をやめたい』と親に言ってくる時には、それなりに自分で悩んだからでしょう。

 

そんな時にはこどもの気持ちに寄り添いつつ、次の3つのポイントについて見極めていきましょう

それらがわかると、その先の話の進め方も見えてきます。

 

子どもが『部活をやめたい』と言ってきた時の3つのチェックポイント

子どもも親に「やめたい」と切り出すのには勇気がいるはずです。

すぐに『そんなせっかく今まで続けてきたのに~~』などど、批判や評価をするようなことを言わずに、まずは子どもの話を聞いてみましょう。

 

『部活をやめたい』をそのまま許すかどうか・・・と考えるために材料として、まず次の3つを見極めましょう!

子どもが『部活をやめたい』と言っている時の3つのチェックポイント

(1)絶対にやめたいと思っているのか、迷っているのか

(2)やめたいと思っている理由

(3)子どもの状態

 

(1)絶対にやめたいと思っているのか、迷っているのか

子どもが『部活やめたい』と言ってきた時には、「もう絶対にやめる」と決心がついている場合もありますが、まだ自分でも「やめたいけれど、どうしよう」と迷っている場合もあります。

その2つでは話の進め方が違ってきますね。

 

もう絶対にやめる、と思っている場合には、子どもなりの本音の理由を聞いて、一緒にそれが妥当かどうかを考えていきましょう。

「途中でやめてはダメ」というのは一度脇において、しっかりその理由を聞いてみて、客観的な視点から考えるのがオススメです 🙂 

(次の理由のところもご参照ください)

 

また、もし子どもがまだ迷っている場合には、「やめたいと思っている理由」と「やめるのをためらっている理由」の2つがあるという状況です。

どちらの理由もよく聞いて、子どもが気持ちを整理するのを手伝っていきましょう。

 

・それぞれの理由と改善索を考える

・続けた未来とやめてみた未来を考えてみる

・それでも迷っている時には、すぐに「やめる」かどうかを決めるよりも、一定期間休んでみてから考えるという選択肢もあります。

 

(2)やめたいと思っている理由

子どもが部活をやめたいと思う場合には様々な理由があげられています。

子どもが部活を辞めたい時の理由

①人間関係 

②練習がハード過ぎる

③レギュラーや選抜選メンバーに入れない、実力不足

④怪我でモチベーションダウン

⑤部活よりやりたいことがある

 

①人間関係 

どんな場でも、人間関係がうまくいくかどうかは大事ですね。

 

同学年の仲間とうまくいくかも気になるところですが、実は子どもの部活をやめたい理由で案外多いのが先輩顧問や監督とうまくいかないというものです。

 

指導法に納得がいかない、コミュニケーションの仕方が合わない、適応できないルールが有る・・そんな理由をよく聞きます。

 

どうしても部活は「タテ社会性」が強く残っていることが多いので、今でも「とにかく先輩や指導者の言うことは絶対」という価値観で運営されている所も多いです。

特に「優勝」などの結果を本気で目指しているところほどその傾向は強いです。

いまだに、軍隊みたいな指導法が問題となってニュースにもなることもあります 🙁 

 

パーティー

一方イマドキの子どもは、マンガやゲーム、Youtubeなどで、既に世の中には色々な価値観=「人としては皆平等な仲間」、「お互いが納得できるようにコミュニケーションしあって協力する」などがあることを小さい頃から知っています。

封建的な真面目さだけでなく、ユーモアや面白さを大切にしたい子も多いので、昔ながらの封建的な部活の価値観に馴染めない子もとても多いんです。

 

また、イマドキでは発達の抜けのある子も多く、感覚が敏感なゆえに「威圧的な雰囲気が苦手」な子や、「怒られるのがとにかく怖い」子も少なくありません。
(参考:「怒られるのが怖い」を絶対にそのままにしてはいけないワケと抜け出し方

 

しかし先輩や指導者からすれば「今まで普通にそうやってきた」ところに、後から入ってきた子が合わせるのが当然と思っているので、そこはなかなか折り合いが付きません。

 

また、個人的に相性が合わないという場合もありますし、レギュラー争いから人間関係のバランスがくずれることもあったりします。

 

部活で過ごす時間は長いので、人間関係がうまくいかないとつらいですね

今はそのグループでSNSもやっているので、部活以外の時間もその人間関係が続くことになり、つらい時間が長くなります。

 

幸子さん
人間関係で部活をやめたい場合には、子どももかなり悩んでいることが多いです。

まずは子どもの味方だということを伝えながら話を聞いていきましょう。

 

人間関係が理由になっている場合には、まず自分のコミュニケーションで改善できることをやってみましょう。

 

しかし人間関係はお互いで作っています。

相手側の理由が大きい場合もあります。

そんな場合には、子どもや親ごさんが指導者や他の先生に相談しても改善しにくいことも多く、かえってこじれることも少なくありません。

 

じっくり子どもの話を聞いてから、やめるか続けるかを決めて、具体的に何をするかを決めましょう。

難しい場合にはコーチにもご相談だください。

 

②練習がハード過ぎる

練習が自分にはハードすぎるのでついていけないからやめたい、という理由もあります。

もちろん入部前にどんなスケジュールで練習をするか・・ということは大体はわかっていても、実際にしばらく参加してみないと、その量と中身はなかなかわからないものです。

同じ1時間でも、想像していた以上にきつい練習だった・・という場合もあります。

平日の練習日については聞いていたけれど、実際はそれに加えて土日がほとんど練習試合だった・・・なんて言う話もよく聞きます。

 

子どもによって、体力や気力は違うものです。

だんだん慣れていく子もいれば、やる気があってもなかなかついていけない子もいます。

他の子はやれているのに・・というのはひとまず脇において、より具体的に子どもの辛さや気持ちを聞いていきましょう。

 

困るのはついていけない場合に、同級生や先輩、指導者からそのことを責められてしまうことです。

『もっと頑張れ』『頑張りがたりない』とだけ言われても、周りのようについていくのが難しい子もいます。

自分のキャパを超えてしまったら「楽しみ」がなくなってしまいますし、部活へのやる気が無くなるだけでなく、大事な自己肯定感も下がってしまいます 🙁 

 

また、その部活の内容が「自分がやりたいこと」だとしても、目的意識もそれにどれくらいの比重を置くのかも子どもによって違います。

 

学校の部活では、一つの種目に対して一つしかないのが普通です。

そうなると、その種目で「絶対に優勝することを第一にしたい子」から「パフォーマンスを楽しめればいい」子まで、色々な思いを持っている子が集まってしまうことになります。

 

幸子さん
最初から部活の目標と価値観に大きな違和感を感じているのなら、体験入部の時点でやめることもできますね。

子どもが一番しんどくなるのは、自分でもなんとか頑張ってついていこうとするのに、そのズレがどんどん大きく感じるようになる場合です。

周りの子と比べたり、ここまで頑張ったんだから・・と言うよりも、やはり具体的に子どもの辛さを聞いていきましょう。

 

場に自分をなじませる努力も大事ですが、自分に合う場を見つける力も大事です。

今は部活という選択肢以外にも、学校外のクラブやサークルも本当に様々なものがあります。

視野を広く持って探してみると、他に進路につながる興味を持てそうなものが見つかることも多いです。

そんな場では、より幅広い年齢の人と触れ合うこともできたりするので、どうしても辛い場合には「学校外の場」も選択肢として一度探してみてください。

 

幸子さん
そして実際にその場に行ってみると、また色々なことを感じます。

それを踏まえて「部活をやめるかどうか」を決めてもいいと思います 🙂

 

③レギュラーや選抜メンバーに入れない、実力不足

どうしてもレギューラーや選抜メンバーには人数制限があるもので、全員がそこに入れないのはしょうがないですね 🙁 

 

しかし、部の中でその人達ばかりを優先して、それに入れないとただの用係になってしまうのでは、せっかくその部でパフォーマンスをしようと思っていた子にとっては、やる気が失われてしまいます。

 

また、初心者で入ったり、実力がすぐには延びないタイプの子をサポートする仕組みがないと、その子達もだんだんやる気が無くなってしまうでしょう。

 

自分なりに実力をあげていく方法や、その場での自分なりの楽しみ方が見つかるといいですね。

 

しかし一番子どもにとって辛いのは、自分へのサポートが疎かになるだけでなく、自分の価値をそのパフォーマンスで決めつけられることです。

まだ思春期の最初の頃は、「自分が優れている」ことを証明したい気持ちが強い子が、何かあれば人の苦手なことをネタにマウントしてこようとすることも、残念ながらあるんです 🙁 

ただ「今はそのパフォーマンスが上手でないだけ」なのに、人格と混同されたらかなりしんどいです。

 

自分が悪い決めつけをされていなくても、そんな雰囲気が辛い・・という子も居ます。

 

幸子さん
また思春期の子どもは共感性に未熟なところがありますから、そういう態度が主流の部活も残念ながらあるのも現実です。

そんな時にはその場にいることが、その子にとっていい結果になるのかどうかを、しっかり考えてみることが大事です。

 

④怪我でモチベーションダウン

それまで頑張っていたのに、怪我などで休まずを得なくなってから、部活へのやる気が下がってしまうことも珍しくありません。

 

自分のポジションを誰かが代わりにすることで、自分の居場所がなくなったような気にもなります。

怪我をした自分を責めたりぐるぐる考えているうちに、やる気が下がってしまいます。

 

幸子さん
こんな時には子どもの悔しい、残念だという気持ちをしっかり受け止めることが大事です。

部活を続けるかどうかについてはその後から話していきましょう。

 

⑤部活よりやりたいことがある

子どもにとって部活は大事なものでも、他にやりたいことがでてくることもあります。

 

・部活に時間や体力・気力をとられて勉強する余裕がない、でももっと勉強したい、入りたい学校があるなどの場合。

・他の習い事などにもっと時間を使いたい場合

・他の部活をしてみたい場合

・バイトをしてみたい、もっとおしゃれをしてみたい(部活によっては髪型などにルールが有ることもあります)場合などなど

 

いろいろな理由がありますが、親としては勉強や習い事以外だと、あまり認めたくない場合が多いようです。

そこであまり子どもの話を聞かずに、「そんなことで今の部活をやめるの?」と、すぐに否定してしまいがちです。

(かつての私なら必ずやりそうなパターンです (^^;))

 

こんな場合には、勉強や習い事も含めて、そのやりたいことをやることで、子どもがどんな未来を手に入れたいと思っているのかをじっくり聞いてみるのがおすすめです。

 

「バイトをして将来の夢につながる高価なパソコンを買いたい」

「尊敬できる先輩と一緒に頑張りたい」

 

案外親の知らなかった子どもの一面がわかることもあります 😀 

 

そして部活と勉強の両立は、できる子もできない子もいます。

一点集中型のタイプも、並行して頑張れるタイプもいるからです。

兄弟でも違いますし、並行して出来から優秀・・というわけでもないので、その子のタイプも見極めていきましょう。

 

お母さん
ふむふむ、子どもに「部活をやめたい」と言われたら、親としてはつい「ここでやめさせていいかどうか」に気が行って、理由を一言聞いただけであれこれ言ってしまいそうです。

でもまずは、子どもなりの理由をしっかり聞くことが大事なんですね。

 

(3)子どもの状態

ここまで子どものやめたい気持ちの強さと理由についてご紹介してきましたが、実はいちばん大事なのは「部活をやめたい」と言ってきた時の子どもの状態です。

 

他にやりたいことが会って、イキイキしているのならいいのですが、元気がないこともよくあります。

 

もし、子どもがそれまでに1週間以上「追い詰められた感じ」や「ひどく落ち込んだ状態」が続いている場合には、とにかく部活を休ませましょう。

 

試合が近い場合でも、あまりに子どもの状態が悪いときには、無理して試合に出てもいいパフォーマンスも期待できないでしょう。

 

心がいい状態でない時には、客観的にものを考えたり、先のことまで見通すのは難しいものです。

そんな時には「部活をやめる」という大きな決断をするよりも、まずは心を回復させることを優先しましょう。

 

真面目な子ほどそんな時ほど「部活を休む」ことに抵抗を感じるかもしれませんが、部には「親の用事で」とか親の理由を全面に出してでも、休ませる事が必要な場合もあります。

時には子どもから話したくらいでは指導者に休ませてもらないこともあるので、子どもの状態によっては、親から連絡する事が必要な場合もあります。

 

また、子どもから『部活をやめたい』と言ってこなくても、1週間以上落ち込んだ状態が続くようならば、大人の方から子どもに声をかけてみてください。

他にも身体が疲れすぎていたり、成績が急に下がったような場合には、その裏に子どもの悩みが隠れている場合もありますから、身体や成績だけでなく、心の様子もチェックしてみてくださいね。

 

幸子さん
部活は本来子どもの楽しみや成長のためのものです。

それが苦しみや、時に不登校の原因になってしまうのでは本末転倒です。

『何かがおかしい時には一度立ち止まってみる』ことを子どもに経験させるチャンスにしましょう!

 

実際にやめることになった場合の伝え方

親子で話した結果、本当にやめた方が良いという結論が出た場合に、次に気になってくるのは「やめ方」ですね。

「飛ぶ鳥、あとを濁さず」で、人間関係をできるだけこじらせないのが一番ですが、「全員にわかってもらおうとする」のも難しいものです。

仲のいい友達や先輩は好意で引き止めるでしょうし、指導者も引き止めるのは当然ですね。

周りから反対されるのは当然」としておきましょう。

 

部活をやめる時の伝え方としてのNGパターン

①「やめたい」と言う

→ 説得しようと思われるので、「やめます」ときっぱりと宣言するのがオススメです。

 

②人間関係などの本当の理由をわかってもらおうとする

他にやりたいことがあるような前向きな理由の場合にはいいのですが、人間関係や部活のやり方についてが本当の理由だと、伝えないほ方がいい場合もあります。

もし話し合って改善できるような場合には「やめる」という選択肢にはなってないはずです。

→ 「他にやりたいことがある」「親に反対されている」などを理由にしても大丈夫です。

 

特に人間関係が理由の場合には、正直に話してしまったことから先輩や指導者が介入しようとして、さらにこじれてしまったという事例は多いものです。

「やめる」と決める前に改善する方法をよく検討して、それでも「やめる」と決めた場合には、そこを理由にしないという選択肢もアリです。

その場合には親子で相談の上、「親からの反対 勉強不足など」を表向きの理由にするのも有効です。

 

部活の人間関係は、そこにいる間は「世界のすべて」のような気持ちになるものですが、離れて時間がたてば変わっていきます。

3年後まで、それが仲間で大問題になっていることはまずありません。

 

本人の心の整理をつけることが一番大事なので、「自分で決めた」となるまでちゃんと心も頭も整理していきましょう。

ご家庭だけで難しい場合には、もちろんコーチもお手伝いいたします。
(部活についてのセッション事例はこちらです)

 

また、時々指導者が引き留めようとして『内申に響く』という場合もあるようですが、多くの先生方にお聞きした所、実際は部活を途中でやめたことが内心に書かれることは無いそうです。

 

一番言い伝え方は、「今までお世話になりました」+「今までしっかり考えたけれどやめることにした。親も了解している」+「やめてこんなことをしたい」という、感謝やめることの決意目的をはっきりと述べることです。

あまりに指導者がやめさせてくれない場合には(時に本当にひどい場合もあります)、親が指導者に話を聞きに行ってもいいでしょう。

 

「部活やめたい」と子どもが 言う時の親の接し方のコツ:おわりに

いかがでしたでしょうか

今回は子どもが「部活をやめたい」と言ってきた時の、親としての接し方のコツをお伝えしました。

お母さん
親としては子どもに、「せっかく始めたものを途中で投げ出してほしくない」という気持ちもありますが、環境によっては自分から見切りをつけることが大事な場合もあるんですね。

 

幸子さん
そうですね。

「与えられた場で頑張る」ことと「自分に合う場を見つける」バランスを取っていくことが大事です。

後で子どもが後悔しないように、自分でしっかり納得できる答えを見つけてほしいですね。

 

思春の子どもはまだ自立の途中なので、一人でぐるぐる考えているうちに、どんどんエネルギーをなくしてしまうこともあります。

部活をやめるかどうかというよりも、子どもが自分なりにその2つのバランスをうまくとれるように、大人がサポートしてあげることを目標にしましょう!

 

お母さん
はい、もし子どもが『部活をやめたい』と言ってきたら、3つのコツを意識しながら話してみます!

 

♡♡編集後記♡♡

今は本当に色々な価値観が入り乱れている時代です。

部活という世界にも、驚くほど様々な人や練習方法、ルールがあります。

 

子ども達も既に小さい頃からYoutubeやマンガで、「仲間を大事にする」とか「協力して目的を達成する」ということについても、封建的なスタイル以外のやり方を知っています。

リアルな部活体験が、そのイメージと大きくぶつかってしまった場合に、悩む子どもも少なくはありません。

 

これからはますます、多様な価値観のコミュニティが増えていくでしょう。

そんなイマドキでは「与えられた場で頑張る力」と「自分にあう場を見つける力」のバランスがますます重要になっていきます。

社会に出る前の思春期のうちに、子どもの「自分なりにバランスをとる力」を育てたいですね。

 

より具体的に、あなたのケースでの対応を知りたい方は、ぜひ最幸家族講座やコーチングセッションもご活用ください
(^^)/

 

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