「何度言っても遅刻を繰り返してばかり」だった子どものお話

こんにちは。
暑いのでチョコミントアイスを食べました。
その昔サーティー○○というお店で
初めて食べた時には衝撃だった味です。

 

さて
「うまくいくやり方がわからないから
諦めて、現状を受け入れている」
パターンについてのお話しです。

 

数年前にセッションを始めた子がいました。

毎朝お母さんが何度も何度も
声をかけてやっと起床。

それでも遅刻の回数がものすごい。

友達との待ち合わせにも
塾にも遅刻はアタリマエ。

時には塾を連絡せずに欠席。

お母さんは
「時間を守ることは大事」と
何度伝えても子どもの態度が
変わらないのでほとほと困っていました。

 

セッション初日。

来ませんでした。

休日で寝坊していたそうです。

お母さんも超ガックリ・・

 

二回目の初回。

7分の遅刻。

初めて会ったこの回に
遅刻をしてしまったら何をすべきか
という話をしました。

遅刻をした場合にすること全部を
一緒に見つけてみました。

 

三回目。

5分遅刻。

でも、遅刻しそうと気づいた時に
前回見つけた行動としての
メールで連絡をくれました。

来た時とセッションが終わってから
相手の人に言う言葉も
ちゃんと言うことができました。

 

四回目。

10分早く着いていました。
私を待っててくれました。

二人でやったね!と喜びました。
なぜ今回うまく行ったのかについて話をしました。

 

五回目。
途中で連絡をくれるも15分遅刻。
来たと思ったら腹痛だと
トイレに行って20分出てこず。
実は時々こういうことがあると
いうことで、その話になりました。

。。。

この子はその後も10回目くらいまで
ほとんど毎回遅刻でした。

”理由”は毎回様々でした。
あきらかに??な”理由”がほとんどでした。
(
電車が止まったetc.)

 

でも、その度に始めに決めた
「やるべきこと」をやり
「今回うまく行ったのは?」と
「変えてみたいことは?」を
一緒に繰り返していきました。

セッションのメインテーマは
「遅刻について」ではありませんでした。
その後も1年以上
その子が決めた目標に向けての

セッションは続いていきましたが
この子が遅刻してくることは
もうほとんどなかったです。

まれに遅刻した時には
ものすごく悔しがっていたので
私はこっそり、
とても嬉しく感じていました 😉 

 

この子の場合
「遅刻をしたら恥ずかしい」は
ほとんどありませんでした。

でも「相手に悪い」はちょっとだけありました。

そのほんの少しの気持から
遅刻になりそうな時や遅刻する時に
何をすればいいのかが詳しくわかると
それをやろうとはしてくれました。

そうしながら遅刻をする時しない時
*何が起きているのか
*では、どうしたいのか
*そのためには何をすればいいのか
を、毎回必ず具体的に見ていきました。

そういうことを繰り返していくうちに
遅刻すると何が起こるのか
(周りと自分への影響)をイメージして
それは嫌だと思うようになりました。

そして
自分で遅刻しないようにするためには
何をどうすればいいのかが分かって
自分でコントロールできるという
自信がついた時にもう遅刻しないようになったんですね。

(ご本人に了解を得て掲載しました)

 

追伸:
チョコミントアイスもメーカーで
味が結構違います。
私はMijiの箱タイプのも好きです。

今週のテーマのブログです
なんでやらなくちゃならないの?
「それはまずい!」にならないんです
まあなんとかなるんじゃない
かすかな意欲を育てていく

育てるコミュニケーション

 

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