たった1年で、ずっと求めら続けるコーチになる!「思春期コーチ™養成講座」も募集中です!
子育ての悩みは『個別サポート』で手放せる!
子育てでは悩みがつきませんね。
不登校や受験、発達についてなどの大きなお悩みから、
より具体的な
『こういう時にはどんな声がけがいいのかな 😐 』など、お悩みの種類も様々です。
そんな時には、サクッと「なるほど、これなら!」と思える選択肢を見つけたいものです。
お悩みがどんな種類であったとしても、「どうしたらいいのか分からないので、ずっと悩んでいる」のが一番しんどいです 🙄
うちは「不登校」という大きなお悩みがあるので、「どうしたら解決するの?」といういつも抱えている悩みから、「今朝『行きたくない』と言われたら、どう声をかけたらいいのかしら」という切羽詰まった悩みも一日の中でたくさんあります。
あれこれ悩みが多すぎて、自分でもどこからどう手を付けたらいいのかわからないのが一番しんどいです。
はい、そのしんどさは、私も経験したのでよく分かります。
子どもも辛そうなので、なんとか抜け出させてあげたいとは思っていても、自分もどうしたらいいのか分からないので、何重にもしんどかったです。。
その後抜け出せた時には、本当に嬉しかったので、
今はそんなしんどい状態から、具体的に抜け出すためのサポートをしています 🙂
もちろん、話を聞いてもらったり、共感してもらったり、他にも同じ悩みを持っている人がいると分かることなどでも、「世界で一人ぼっち感」は薄まります。
でも、それだけだと家に帰ると同じ現実が続くんです。。
『子どもを信じて待っていれば、そのうち自分から元気になる』という話も聞きますが、そうやって何年も過ごしているという事例のことも耳にするので、不安です
目次
「不登校」「発達グレー」と同じ名前がついても、子どもは一人ひとり違う
そうですね。
やはり子どもは一人ひとり違うので、同じお悩みの名前がついていても、その解決のために必要なことは違います。
なので、実際にお悩みから抜け出すために効果的な方法は、その人ごとに違うんです。
そこを見極めていくことが、まず一番始めの重要ステップです。
例えば、その子の身体にエネルギーがある場合と少ない場合では、子どもの「やる気」も違ってきます。
はい、根本としてはそうなんです。
エネルギー切れになりかかっているのにやる気があってアレコレ動かれたら、生命体としては困ります。
なので、自律神経が「動かないように」働くのです。
ウツの方は「何を見ても楽しくない」と言われますが、それは自律神経が感情を平坦に保つことで、命をつなげようとしているからなんです。
これまでは「少しは頑張ろうという気になってくれたらいいのに」と思ってました
はい、「起きていること」についての情報がないと、そう捉えてしまうのも当然ですね。
ただ、そういう前提で身体のエネルギーが少ない子どもに「励ましたり、寄り添う」または「学校に行くことの必要性を話す」だけ頑張っても、子どもは動き出せないのです。
むしろ、子どもは親のそういう関わり方から
「親は自分のことをやればできるのにやらないと思っているんだ」と感じてしまうので
最も大事な親子の信頼関係に溝ができてしまうことも案外多いのです。
ここは気をつけたいところです!
このようなケースでは、一番始めに「エネルギーを十分に作れ身体になる」ことに取り組むとうまく行きます。
そこがある程度満たされていくと、「勇気づけ」「共感」「寄り添う」や「将来への影響について考える」などが、有効に働くようになります。
そうなんです。
もし、子どもにある程度以上の身体のエネルギーがある状態であれば、少し家にいることで、登校しているよりはエネルギーが溜まりやすいので、待っていればまた登校できるまでになることもあります。
同じように、身体にある程度のエネルギーがあるならば、励まされたり共感されたり、「親は自分の味方だ」と思えたら、それで心のエネルギーが満たされて、さらに動きやすくなることもあります。
そうなんです。
心や頭への働きかけも大事なんですが、身体にエネルギーがとても足りない状態ならば、積極的に身体にエネルギーを溜めたり、エネルギー漏れになりやすいところを改善する必要があります。
ただ「待っている」「寄り添う」だけでは解決が難しいというケースもあるんです。
そんなケースでよく見られるのは、少し家にいて休んで元気になっただからまた登校を始めたのに、しばらくしたり、後に何かのストレスを受けたら、また登校しなくなるというパターンです。
そうなると「せっかく良くなったと思ったのに」と、子どももお母さん・お父さんもがっかりしてしまうので、繰り返すたびに親子のエネルギーが下がってしまうという残念さがあります。
やはり、同じ「不登校」と呼ばれる状態でも、その子の状態を見極めて、身体・心・頭のどこからどのようにサポートしていくのが、最も早く完全な回復につながるのかを見極めることが大事です。
いつから、どこから、その悩みは生じているのかを見極める
そして、身体のエネルギー切れだとしても、それが今だけの状態なのか、それとも、もともとエネルギーが溜まりにくい状態だったのかも見分けていくことが、ここ数年はさらに大事になってきています。
10年くらい前までは、身体のエネルギーの不足は、思春期の成長期によるところが最も大きな要因だった子が多かったのですが、今は実は小さい頃から「発達の塗け」があって、エネルギーを溜めにくい傾向があったという子が、かなり増えているんです。
主に胎児の頃からの「自分で自分の身体を思い通りに動かせるようになるための神経系の発達」のどこかに、手薄なところがある状態です。
発達は一つ一つ重ねていく積み木のようなイメージだと捉えると、わかりやすいでしょう。
下の方の積み木に「抜けがある」=十分な大きさではなくちょっと欠けたり、小さいものがあれば、その子の年齢が上がるにつれて、積み重なっていく積み木全体がグラグラと不安定になってしまいますね。
その欠けや小ささが、幼少期にすでに気になる場合もあれば、思春期になって一気に次の発達段階になった時に「悩み」「お困り」となってしまうことがあるんです。
神経系の発達は一般的な「運動神経」と全く同じではないですが、たとえば「ボール遊びが苦手」などがある場合には、その裏には「発達のぬけ」があることは多いです。
眼の使い方や見え方、耳の聞こえ、指先の器用さ、転びやすさなどなども、発達の抜けが関係していることがあります。
「発達の塗け」は実はどんな人にも多少はあるのですが、それほどお困りに繋がっていなければ無理して完璧に抜けをなくそうとする必要もないものです。
ただ、それが多少の「運動オンチ」くらいではなく、普通に歩くだけでとても疲れてしまったり、わかりやすい「運動」だけではなく、字を書くのに実はかなりの集中力が必要だったりすることもあります。
そんな状態だと、学校に行って勉強をするだけで、とても疲れてしまうんです。
そして、更に困ったことには、そんな場合には「勉強が嫌いなんだ」とか「集中力がない」などと誤解されることが多いのです。
そこから周りと良い関係が築けなくて、精神的に孤立してしまうという二次被害も少なくはないです。。。
しかし、実はそんな「集中力がない」ように見える裏には発達の抜けが隠れていることがあるんです。
後ほど、あるお母さんからのメッセージをご紹介しますが、実際にそのような事例は、当カレッジのこれまでの事例の中にも数多くあります。
そうなんです。
発達の抜けがなぜ起きるのかには、いくつかの要因があります。
もちろん、遺伝的な傾向もありますが、それよりも命ができてからの環境とそれによる刺激、そしてそれをどう受け止めたか、の方がずっと大きく影響します。
それは逆に言えば、新しく適切なサポート=刺激によって、発達の抜けや悩みを改善してしまうことができるということでもあります。
はい、なのでもし思春期にお困りがでたら、それがどこから来ているのかを見極めて、しっかりとサポートをすることで、その先の長い人生の質をぐんと上げることができるんです 🙂
むしろ、大学や就職で親元を離れてから悩みとなって現れるよりも、子どもが親元にいるうちに気づける方が、親が主導して発達の抜けも埋められます。
発達は、発達のために必要な材料と刺激があれば進みます。
なので発達の抜けを埋めるのは、日々の暮らしの中で、家でできることで可能です。
でも、家でできると聞いてホッとしました
はい、発達の抜けは「運動面」だけでなく「怖がり」「不適切なタイミングで動いてしまう」「長い話を聞けない」「時間に間に合わせられない」「音や匂いへの過敏性」「人との距離がうまくとれない」などの悩みとなって現れることがあります。
そのような悩みの裏にあるものは、個別にその子を見ていくことで分かります。
そうなんです。
勉強でも「集団塾」だと大きな要点を教えてくれますが、それを自分の状況にアレンジできれるかどうかが、結果につながる分かれ道になりますね。
個別塾だと、その子の状況を詳しく見てくれるので、その子に合わせての、よりカスタマイズした指導が可能です。
ただ、その時にはサポートする人が、様々な引き出しを持っていることが欠かせません。
せっかく個別の塾に入れても、
教える人がその子に合わせて必要なところから、必要な順番で、その子にわかりやすく教えてくれればかなり伸びますが、
教える人がワンパターンの指導方法しか知らなければ、結局カタチは個別対応でもやってることは画一的になってしまいます 🙄
超優秀な家庭教師は、その子の勉強スタイルを見極めて、最適な方法で最終的には学び方を身に着けさせてくれます。
そうでもない家庭教師だと、1つずつ今やることは教えてくれますが、結局その人がいないと勉強できないという状態は変わらなかったりします。
はい、それは全てのことにおいて同じです。
実例紹介:兄弟姉妹でも必要なサポートには違いがある
同じ家庭で育った兄弟姉妹でも、子育てでは個別の特性を見極めていくことが必要です。
当カレッジでも多くの事例がありますが、ここであるお母さんからのメッセージをご紹介いたします。
画像をクリックすると拡大します
お母さん、とても大変だったことでしょう
はい、かなりお二人の気質もコミュニケーションスタイルも違うので、始めはお母さんも戸惑っていらっしゃいました。
そして、その子のお困りを見極めて、何をすればよいかが分かっても、子どもがそれを受け入れるかどうかは、また別の話です。
その子が自分のために、自分から「やってみよう!」と思えるようになるのには、コミュニケーションの仕方がとても重要です。
そしてそのコミュニケーションスタイルも、親子でも兄弟姉妹でも、かなり違うことは珍しくはないんです。
例えば上の子には「要点だけ伝えて、余計なことは言わない方が良い」というパターンがうまく行っても
同じようにすると下の子は反発ばかりしてくることもあります。
下の子には上の子とは違い、丁寧に本人の意見を言わせて、一つ一つ納得させていくことで、話がうまく行く・・ということもあるんです。
そういう場合は、余計に親は大変ですね
具体的なコツを掴んでいただいた後は、このお母さんはとても上手に家庭内でのコミュニケーションを取っていらっしゃいます。
「親子でも自分と子どもは違う。そして子どももひとりひとり違う」ということを
しっかり理解されたのが素晴らしいです。
それがあるので
ちょっとうまく行かないことがあれば、すぐに
「この場合にはどうするのが効果的か。それはなぜか」
を質問してくださるので、
家族中が良い方向に進むことに繋がっています。
「この子がおかしい」って思っちゃってましたけど
やり方も色々選べるっていうことですね 😉
うふふ、そうですね
「誰が悪いのか」と考えることに時間を使うよりも、家族全員で幸せになる方に時間を使いたいです♡
子育ての悩みは『個別サポート』で手放せる!:おわりに
他の人がうまく行ったという話を聞いてやってみても、あまりうまく行かないことも多いので「なんでうちはうまく行かないんだろう」とだんだん落ち込んでました。
本人の状況とコミュニケーションのパターンが、ひとりひとり違うからなんですね
「うちの子がおかしいから」じゃないし、
うちの子にあうサポート方法とコミュニケーションのコツが分かればうまく行くんだ!
と希望が持てました
そもそも発達の抜けも、思春期の急激な発達のためのエネルギー不足も、子育ての仕方が悪かったからではありません。
特にこの10年で、社会環境が急激に変わったことが一番大きな要因です。
何が良い・悪いという話ではなく、「変わった」というところがポイントです。
その変化を意識して、今のその子に必要なサポートがあれば、必ず本来の可能性を発揮できる状態になります!
♡♡あとがき♡♡
「発達の塗け」については、教育現場や医療現場でも最新情報が知られていないくらいなので、まだ多くのお母さん・お父さんもご存じないのも当然です。
しかし、その「知らない」がために
「なんとかしよう」とあれこれ試しても効果が出なかったり、逆にダメージとなってしまうことも残念ながらあります。
実際、私自身もそうでした
(T_T)
身体・心・頭についてや、子育てでのコミュニケーションでの、大事な共通ポイントというのは確かにあります。
ただ、それを目の前の子どもにどう使うかは、子どもの状態と、それからお母さん・お父さんの状態も踏まえるのがオススメです。
大人だって、やりやすいこともあれば、やりにくいこともありますよね😉
お母さん・お父さんがストレスを極力溜め込まずにやれること、そして子どもにとっても良い影響が与えられること。
そんな情報をこれからも探求していきます!
一人でも多くのお子さんやご家族が希望と自信を取り戻すお役に立てたら幸いです
(^^)/
合わせて読みたい記事
先延ばし癖?発達?やるべきことができない時の7つの原因と対策
「不登校からの復帰後にまた休む」を繰り返さないために親のできること