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不登校の兄弟への影響:3つのパターンと役立つコツ
子どもが一人不登校になったら、家族中に影響が及ぶものです。
お母さんはご自分やその子だけでなく、他の兄弟への影響へも配慮しなくてはならないので大忙しです。
今回はそんな時に役立つコツをお伝えします。
うえの子のサポートも大変ですが、下の子にどう接したらいいのかと悩みます。
それはお母さんも大変ですね。
不登校の始めはお母さんもご自分の気持ちを落ち着かせることも必要な状態なのに、情報集めや学校とのやりとり・子どものサポートなど、色々することが多いです。
そこに兄弟も・・だとさらにですね 😐
そうですね。
インフルエンザの場合には、早めに専門家=お医者さんの手を借りて、これから先の流れと家でのサポートの仕方を教えてもらえば、「なんとかなる」と思えます。
不登校の場合にも同じように、今起きていることと回復へのステップの進め方が分かれば、今よりお母さんの気持もラクになりますね。
では今日は、不登校の兄弟への影響と接し方のコツをご一緒に見ていきましょう!
不登校の兄弟の3つの反応パターンと接し方のコツ
家族の一人が不登校になれば、その影響は家族のみんなに及びます。
家族はお互いに影響しあって生活していますから、良いことでもまずいことでも何かしらの影響は受け合うのがアタリマエです。
家族の誰かに「試験合格」などのプラスのできごとがあれば、家族みんなが喜んだり「私も頑張ろう!」とプラスの反応がでることが多いです。
そして反対に不登校という喜ばしくないできごとの場合には、残念なことにマイナスな方向に反応が出がちです 😐
不登校というのは「心身の姉ルギーが不足になっていて、本来登校すべき学校に行けない状態」なので、不自由であまり喜ばしくない状態です。
それは学校に行くことが喜ばしいからではなくて、「行こうと思っても行けない状態」だからです。
本人が「学校に行くよりも〜〜という目的ができたので学校は人生に必要ない!」とまで幸せな気持ちで思い切れてきいるのであれば、不自由ではないので「喜ばしい状態」と言えるかも知れません。
でも「なぜか行けない」「理由があって嫌だからいけない」というのでは、身体の病気の時と似たような意味で、不自由だから喜ばしくない状態だと言えるでしょう。
家族の誰かが「喜ばしくない状態」になれば、お互い心配もしあいますし、マイナスな影響も受けやすくなります。
そして兄弟がまだ年齢が低い場合には、その子が知っている世界も情報も狭く未熟になりますから、どうしてもマイナスな反応をしがちになります。
①親を心配する
兄弟が不登校になった子は、不登校になった兄弟のことも「大丈夫かな」と気になりますが、親の方をより気にすることがよくあります。
お母さんがパニックになったり、不安そうにオロオロしているのを見ると、子どもはどんなに微力だとしても本能的に「自分もなんとかしなくちゃ」と思います。
ここで、兄弟がある程度年齢が上で成長している場合では、建設的な形で『お母さん、なにか手伝うことある?』とか『きっと〇〇←不登校になった子の名前 も元気になるよ』などと手伝ったり、励ますことが多くなります。
また不登校の子にも優しく気持ちを聞こうとしたり、そっと見守るということもできることもあります。
ところがその子がまだ年齢が低かったり、人の感情に反応しやすいタイプの場合には、お母さんが不安でオロオロしていると、お母さんを気遣うあまりに、不登校になっている兄弟を責めてしまうこともあるんです。
親の方は不安でも「不登校は無理に行かせないほうがいい」と見守ろうとしている場合でも、兄弟からその子に『なんで学校に行かないの』『親に心配をかけているのがわからないの』などと言われてしまうことも実は少なくはないんです。
兄弟は他人よりも気遣いをしないこともありますから、兄弟が親の居ないところで何度もしつこく繰り返して言ってしまうこともあるんです 😐
不登校の子も自分から喜んで学校に行っていない状態ではないのですから、家の中で責められるのはとても辛いものです。
家では強がっていたり平気なように見えたとしても、自分でも親に心配をかけていると思っていない子はほとんどいません。
だからその上にさらに「わかっていてもどうしようもないこと」を言われるのはとてもきついんです。
でも「なぜ行けないのか」「親になぜ心配をかけるのか」を兄弟にわかりやすく自分から説明できる不登校の子なんて、ほぼ居ませんから、ただただその責め文句を受け取るばかりになってしまいます 😐
不登校の回復に必要なのは心身のエネルギーを溜め直すことですから、そんなことが繰り返されていたら逆効果ですね
(><)
このような場合では、その不登校の子を責めてしまう兄弟も「困っている親を助けたい」と思っている気持ちからなので、親の方から両方にそれぞれ『不登校はエネルギー切れであること。それは誰にも起こりうる事。そして回復するから心配しなくていいよ』と声をかけるのがオススメです。
そしてできるだけ早くお母さんも専門家につながるなどで、ご自分の安全基地を確保してください。
安全基地があれば、どっしりして子どもを見守ることもできますし、必要なタイミングで必要な接し方もしやすくなります
(^^)
どうしてもまだ『不登校は恥ずかしい』『親の育て方のせい』などと言う声も今だにありますから、子どもが不登校になればお母さんの心だってゆらぎがちです。
そして親が揺らげば子どもも不安定になるのはどうしても起きることです。
一人でどっしりするのが難しい場合には、「揺らがないように頑張ろう」ではなくて、「子どもが不登校になればどんな親だってゆらぐ。だからしっかりしたものにつながろう」と思い切ってしまうことも大事です。
そしてそのゆらぎを最小限にすることで、不登校の子も兄弟も安心します。
不登校の子の心身のエネルギー漏れも少なくなるので、早い回復にも繋がります。
②ずるいと思う
このパターンは兄弟の年齢が低い場合に起こりやすいです。
上の子が不登校になった場合に下の子が
『なんでお兄ちゃんは学校に行かなくていいの?』
『なんで朝遅くまで寝ていていいの?』
『なんで学校に行かないのにゲームしていいの?』
『なんで勉強しなくていいの?』
『自分には朝ちゃんと起きて学校に行きなさい、勉強しなさいって言われるのにずるい』
と思ったり言うことがあります。
不登校は熱が出たり怪我をした時のように、外から見るだけでは『あれじゃ学校に行けないよね』と分かりやすくはないですね。
また、大人も「なぜそういう状態になっているのか」をうまく説明しずらいこともありますので、子どもがそれを理解するのは難しいです。
学校に行けないことが苦しいのだというのが分かりづらいからです 😐
(大人でも不登校を理解しづらくて、「甘え」だとしか捉えられない人がまだまだ居るくらいです 😐 )
そうなると学校に行けている子の方が「なぜだかわからないけどお兄ちゃん(お姉ちゃん)ばかりずるい」と思い、「自分は目をかけてもらっていない」「自分ばかり厳しくされている」と思い込んでしまうこともあります。
そんな思い込みを持つと、自己肯定感が下がって自信をなくしてしまったり、親との信頼関係が損なわれることも起こります。
また、その子も「自分の不登校になればいいんだ」と行きしぶりや学校に行かなくなることも珍しくはありません。
お母さんにとっては困った反応ですね
(><)
どうしたらいいんでしょう
『とにかく学校に行きなさい』と言って今は毎日なんとか行かしてます
お母さんもどうしたらいいのかわからないと困ってしまいますよね。
まず気をつけたいのは、その子に『学校は行かなくちゃいけないんだから行きなさい!』と何度も声をかけてしまうと、それはそれで不登校になっている子にもストレスになってしまうところです。
「お母さんは自分にも学校に行くべきだと思っているんだ」と受け取って、自分も責められているように思ってしまうからです 😯
そしてそれに加えて、「自分のことで兄弟や、さらにお母さんに迷惑をかけている」と思うので凹む材料にもなってしまいます。
まだ上の子は寝ていると思って毎朝大きな声で言ってました。
でも聞こえてたかも⁉
お母さんも大変なので、きがまわらないこともあるでしょ。
でも、子どもが不登校の兄弟をずるいという気持ちを、口に出してくれているのはまだわかりやすいと言えるのかも知れません。
「ずるい」と思っていても、口に出さずにいやいや登校しながら「自分ばかり厳しくされてる」と思い込んで、ずっと辛かった・・という子どもの話も聞いたことがあります。
兄弟が不登校になった場合には、次のようなケアをしておくのがオススメです。
「ずるい。なんでお兄ちゃんだけ。。」という思いをこじらせないためには、その子にも愛情と関心を持っていることを伝えるのが一番です。
会話の中に、時々「あなたを大切に思っているよ」という言葉を入れたり、ギュッと抱きしめるのも効果的です。
また、忙しい中でも寝る前でもいいので、5分だけその子だけとの時間をとるのもオススメです。
ちょっとしたマッサージ(手のひらでも背中でも)などで直接触れ合えれば、一番気持ちが落ち着きます。
無駄話をするだけでも、「親を独り占めした」「注目と関心をしっかり得られた」という感覚を子どもが持てればOKです。
忙しいので下の子にはいつも「サッと次をやってね」みたいな接し方になってたかも。。
少し気をつけてみます!
親としては他の子への愛情が変わっているわけではないんですし、その子にも悪いな〜という気持ちがあるんですよね。
ただ、それを表現しないとやっぱり子どもには伝わらないままになってしまいます。
ちょっとだけ意識してやってみると、ずいぶん子どもの気持ちも変わります♡
兄弟が小さくても、「不登校は心身のエネルギー切れであることと、それを回復させるために学校を今休んでいること。病気や怪我の時と同じ」とさらっと伝えておくのも効果的です。
すぐには納得できなくても、何も言わずに兄弟が休んでいるだけよりは気持ちも落ち着きます。
ちゃんと話してもらったことで自分も家族の一員として認められている感・所属感も持てます。
そして不登校の子の方にも『病者の役割』を与えることを忘れずに。
休みが必要だからと、腫れ物のように扱って何でも言うことを聞いてしまったり、好きなだけゲームをやらせたりしてばかりだと、兄弟からすれば「休んだほうが得」と見えてしまうのも当然です。
今は心身のエネルギー回復のために、学校に行くという義務は免除されているけれど、代わりに回復に努める義務があることを、不登校の子にも兄弟にも伝えておくのがオススメです。
いじめなどのストレス源があれば、それを解決することは必要ですが、「かわいそうだから」と好き放題させるのでは、長い目で見てもその子のためにもなりません。
「かわいそう」と思われることで、自分の自信を取り戻すことはないからです。
不登校の子がストレスや不登校になったことで荒れている場合には、まず落ち着かせるところから始める必要があります。
そのような場合には、親子の信頼関係を強くしながら「家は安全だ」と子どもが思って落ち着けるようにしていきます。
その時には親にも考え方の軸(病者の役割・回復へのステップの把握)と安全基地(専門家につながるなど)が必要です。
その考え方とどっしり感で、兄弟にも「今は緊急時だけど、必ず回復するよ」と伝えておくのがおすすめです。
これからでもなんとかなりますか?
はい、いつからでも回復へのステップに舵をきることはできます 🙂
この場合もゲームをコントロールすることよりも、お子さんがゲーム漬けを手放していけるように関わるのがポイントです。
(参考:不登校にはゲーム・スマホの制限をしなくてもいい??)
状況によって関わり方のコツも違いますから、難しい時には専門家から具体的な情報をもらってくださいね。
繰り返しになりますが、親が不登校という状態に考え方の軸を持って、どっしりしていられることが、兄弟にも安心感を与えます。
学校に行かないことをずるいと捉えるのは、学校があまり楽しくないからかもしれません。
友達や先生、勉強で気がすすまないことがある場合もあります。
そうなると、兄弟が不登校になったことで「自分ばかり嫌なところに行かされている」と思ったり、「学校に行かないというのもアリなんだ」とその子も休もうとすることも起こります。
その子にさりげなく友達や先生についての気持ちを聞いてみるのもオススメです。
具体的なお悩みがあれば一緒に解決策を考えることで、悩みが消えるだけでなく、親の関心が自分にもあると分かります。
また、勉強については年齢が低い子ほど、勉強は自分のためにするものだと腑に落ちていないことがあります。
このような場合には、ただ『勉強はしなくちゃだめ。学校へは行かなくちゃダメ』というよりも、勉強がなぜ必要なのかという話をサラッとしてみたり、その子がやれていること(勉強や登校すること)をその子とだけの時間で勇気づけてあげるのもオススメです。
また、学校での楽しい話や、それに無関係でもその子が好きなことや得意なことの話を少しの間でも興味を持ってしっかり聞いてみるのも、その子のやる気・元気の回復にも役立ちます。
あとはお母さんが、どっしりと構えて普通に過ごしていることで、兄弟が今まで通りの生活になっていくことはよくあります。
③親の気を引きたがる
どんな子でも、親の関心が自分にあるかどうかは気になるものですが、気質として「人の関心」にこだわるタイプの子もいます。
人の注目を集めていないと不安になるので、兄弟が不登校になると親がそちらを向くことで不安定になりやすいタイプです。
もちろん不登校になった子のことも家族として心配しているんですが、それ以上に親の関心がそちらに行くことが嫌なので、悪気なく、なんとか不登校の子を登校させようとしたり、親にそうすべきだという意見を色々言ったりします。
時には自分も不登校になることもありますが、その場合でも自分のことよりも、先に不登校になった子を登校させようとする話しをよくします。
このような場合には、本人が自分の「親の気を引きたい」という意図にあまり気づいていなくて、悪意なく無意識で行動していることがほとんどです。
このタイプは人を巻き込むのが得意なので(もちろんそれは長所でもあります!)親が不安定な状態だったために、その子の言動に振り回されて不登校の子への接し方を誤ってしまっていた・・という事例もいくつか見てきました。
やはり親が考え方の軸からブレずに、どっしりとして居ることがとても大事です。
このような気質の子への対応も、先程の「②ずるいと思う」のなかの「不登校の子の兄弟への接し方のコツ」が同じように役立ちます。
ちゃんとその子にも興味関心をもっていることを言葉で伝えて、安心させるのが一番です。
そのさい、不登校の子と比較するのではなく、「その子」だけにフォーカスをするのがポイントです。
またその子とは、不登校になった兄弟のことについての話をするよりも、その子自身についての話題にするのがオススメです。
そしてどのタイプの子であっても、家族として必要な時に不登校の子について親が主導権を持って話題にするのならばいいのですが、子どもを兄弟の不登校についての相談相手にしてしまうのはお互いにとって望ましくありません。
親の関心が不登校の子にあることを必要以上に伝えてしまうことになりますし、子どもは親をより心配することになってしまい、時に不登校の子を「共通の敵」だとみなしてしまうことも起こります。
子どもは「話を聞いて気持ちを受け止めるだけ」というのが難しいものです。
特に親のことは大好きなので、「なんとかしてあげたい」という気持ちを抱きます。
でも大人でも情報が必要な不登校のサポートについて、子どもが長期的な見通しを持ってアイデアを出すのは難しいもの。
「なんとかしてあげたいけど、どうしようもない」という気持ちになって子どもは落ち込むことが多いです。
お母さんだって不安になることもありますよね。
だからこそ、早めに専門家につながって、必要な情報と安全基地を確保するのがオススメです。
また、お子さんへは一人の子どもとして大切にしている気持ちが伝わるように接していきましょう!
家族のいいところは、これからもまだ一緒にいられるところです。
その子を大切に思っている気持ちを伝えるチャンスはこれからもたくさんあります!
積み重ねていきましょう
(^^)
これからできることもいっぱいありますもんね
他の兄弟も不登校になるケース
子どもが一人不登校になったら、別の兄弟も不登校になるケースというのも珍しくはありません。
そのような場合には、これまでみてきたように
から来ていることもありますが、
からということもあります。
兄弟が不登校になったことで、周りの家族や先生・近所の大人などから『あなたは不登校にならないでね』と何度も声をかけられてしまうことがあります。
そうなると子どもは自分の兄弟が悪いことをしていると言われたようになりますので、その人達に反発したい、言い返したいと思うことがよくあります。
でもほとんどの場合にはうまく言えないものですから、そのストレスと抵抗から、その子も『学校に行きたくない』となってしまうこともあるんです。
子どもだって兄弟のことを悪く言われるのは嫌なものです。
大人が気をつけたいですね
このケースでは、子どもの気持ちを上手に引き出して、不登校は悪いものではないということを家族でしっかり共有するのがオススメです。
場合によっては、言い返すうまい言葉を一緒に見つけるのもいいですね 😉
どこに行っても、色んな意見を言ってくる人がいるけれど、大事なのは自分がぶれないことだと伝えて抱きしめてあげましょう
(^^)♡♡
不登校は心身のエネルギー不足です。
それは大きくショックな出来事があってそうなることもありますが、気質や体質でエネルギー不足になりやすいこともあります。
兄弟だと気質や体質が似ていることもあるので、似たような考え方や言葉の癖、または行動パターンや栄養・睡眠のとり方などで、同じような時期にエネルギー不足状態になってしまうこともあります。
身体・心・頭の状態をチェックして、兄弟でエネルギー漏れが起きているところが似ているならば、それを整えていくことで根本的に改善します。
身体・心・頭の3つの視点から見ていけば、家族のストレス耐性を上げられることも起こります。
また、先に不登校になった子が、「兄弟が自分のせいで不登校になってしまった」と思うことがあります。
しかし、兄弟でも「不登校という状態になる」のにはその子なりの別々のワケがあります。
同じ刺激を受けても、人によって反応の仕方が異なります。
兄弟の不登校から影響を受けたとしても、その子がそう反応したワケを見ていくことが大事です。
「〜〜のせい」という考え方は、先に不登校になった子を加害者にして、後からの子を被害者にします。
どちらとして扱われても、良いことは一つもありません 😐
後から不登校になったのは、その子自身の課題です。
親が課題の分離(=誰の課題なのかをはっきりとさせること)でぶれずに仕分けていけば、子どもも自然にできるようになっていきます。
(参考:「課題の分離」が 思春期子育てでは「大事だけど難しい」と言われるワケ)
他者の出来事を過剰に背負うことも、自分の課題を人のせいにすることもなくなって、スッキリと過ごせます
(^^)
不登校の子が弟妹にイライラをぶつける場合
ここまでは、家族の一人が不登校になった時の他の子どもの反応について見てきましたが、不登校の子が弟や妹にイライラをぶつける場合も見てみましょう。
このような場合には、とにかくやめさせることが大事です。
親がしっかりイライラをぶつけられている子を守らないと、その子が「自分はそう扱われてもいい存在なんだ」「親は自分より兄弟のほうが大事なんだ」と学習してしまうことがあります 😯
それはその子にとって大きなダメージなので、とにかく両親でしっかりとその子を守ってください。
イライラは「期待通りでない状況を壊したい」という破壊的なエネルギーです。
本来はイライラしている事実を変化させるためのエネルギーなんですが、それができないままだと、他の人やモノにぶつけてしまうこともあるものです。
不登校のきっかけのストレスや、不登校になったことに子どもがイライラすることはあります。
その時にはその子の気持ちに共感したり、解決に向けての具体的な方法を見つけるサポートも必要になります。
身体の方からイライラしやすさをとっていく方法もいくつもあります。
それがイライラしている事実を変化させるための行動です。
イライラしているからと、弟や妹にぶつけても、結局イライラの元はなくならないので、心からスッキリとすることにはなりません。
そうなるとつかの間の優越感やすっきり感を求めて、さらに弟や妹にぶつけるようになる・・という悪循環が起こります 😐
その時には『ダメじゃないの』と言うだけでなく、少し落ち着いた時に正面からその子の気持ちを引き出すことも必要です。
イライラの向き先を、本来の出来事に戻していくのがポイントです。
不登校の兄弟への影響:おわりに
でもどうしたらいいのかわからないでいるうちに、学校への行きしぶりが始まってしまったんです。
あっちもこっちもどうしよう・・・と困っていましたが、今日は子どものワケと接し方のコツも分かって、ホッとしました。
特に不登校が一人でもいれば、そのサポートにいっぱいいっぱいになりやすいものです。
そんな時こそ、役立つコツを使ってみてください♡
お子さんとはこれからもいっぱい時間がありますから、焦らずに大切に思っている気持ちを伝えてみてください。
きっと笑顔が戻ってきます 🙂
♡♡あとがき♡♡
子どもは大人よりも見ている世界や情報が狭いので、ちょっとしたことから強く思い込んでしまうこともあります。
それで自己肯定感が下ったり、自信をなくすことになってしまうはとても残念です。
それでも家族ならば、本当の思いが伝わるようなコミュニケーションに変えるチャンスはいくらでもあります。
気がついた時が一番のチャンスです!
ピンチをチャンスに変えて、笑顔をいっぱい増やしましょう
ヽ(^o^)丿
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