子どもの失敗を減らすための近道は?子どもを育てる叱り方のコツ
子どもの失敗を減らしたい。
それが「叱る」の目的ですね 😉
思春期のうちに、子どもの
「叱られても成長する力」を育てるのには
6つのコツがあります。
今日はその2番目のコツ
『叱る前には「教える」
「注意する」という段階を踏むこと』です。
思春期の子どもは
身体がもう大人のように見えますが
実は失敗する時には
「こうなるとは分からなかった」というケースが
大人が思うよりも多いものです。
大人が想像するよりも
「予測する力」が未熟なことが多いんです。
せっかく失敗したのなら
子どもに「予測すること」を
教えるチャンスにしちゃいましょう!
予測するのがアタリマエの大人なら
「ちょっと考えればわかるのに!」と
思わず言いたくなりますが・・・
まずは「失敗を予測すること」を
教えたいですね。
まずは子どもに
「こうなると予測してた?」と
聞いて見るところから始めましょう
(^_-)
今度同じことをする時には
前もって何に注意したらいいのかがわかると
同じ失敗を繰り返すことはなくなります。
失敗したことを叱るより
「予測すること」「予測の仕方」を
教えるほうが早道です
(^^)
そして3番目のコツは
大人が「叱ると怒るを区別すること」です。
「叱る」は失敗を通して
子どもを成長させることで
「怒る」は自分の感情をぶつけることでした。
この二つの目的は全く違います。
だから結果も違います。
ちゃんと叱ると子どもは成長しますし
怒ってばかりだと子どもは嫌になるだけです 🙁
でも、子育てをしていると
この二つを切り分けるのが
案外難しいものですよね~
他の家の人になら
多少の迷惑をかけられても
感情的に責めたい気持を
ぐっと抑えたりしやすいです。
でも、我が子には
「もっと良くなって欲しい」
「ちゃんと出来るようになって欲しい」
と、どうしても思います〜
そんな期待が大きいほど
「なんでできないの?」と
ついつい怒りも湧いちゃいます 👿
ただ、子どもからすれば
この二つが混じっていると
圧倒的に「感情的に責められている」方に反応します。
誰だって
頭で相手の目的を理解するよりも
感情で反応するほうが早いからです。
これは本能の順番です。
なので「怒る」が強くなっちゃうと
本当は「良くなってほしい」と思ってても
子どもにはそれが伝わらなくなります。
ただの「怒られた」になるんです 🙁
感情的に反発するだけで
「なんで怒られたんだっけ?」には
なかなかたどり着けません。
もったいないですね
(T_T)
怒られても、子どもの方で反省して
失敗の原因を突き止めて
再発防止できるくらいに
「叱られても成長する力」が
育っていればいいですが
今はまだ子どもにどうやって
そのチカラをつけるのか・・という段階です。
この段階では大人の方が
自分の気持とうまく付き合って
「怒る」部分をなるべく少なくしてきましょう。
ここが「育てる人」の踏ん張りどころです。
その方が子どもが早く成長します。
頭にくるような失敗も
早く少なくなっていきます~
(^^)/
「言葉の選び方」に続きます
合わせて読みたい記事:
「怒られるのが怖い」を絶対にそのままにしてはいけないワケと抜け出し方
追伸:
今日は小学生とのセッションでした。
GWが始まったよ!とワクワクしてました 🙂
私も明日山形に行きます。
愛犬とドライブが楽しみです♡
今週のテーマのブログです
① 「叱って伸ばす子育て」はいかがでしょう?思春期に生きる力を育てよう
② 「叱られる力」は、社会に出る前の思春期のうちに育てよう
③ 「叱られても成長する力」が育つ、一番の土台とは?
⑤ 子どもの「失敗と向き合う力」を育てよう!叱る時の言葉の選び方のコツ
⑥ 怒られても成長する!子どもの「叱られる力」を育ててみませんか