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「どうせ無理」と言う子どもの心理と親のできること
「どうせ無理」が子どもの口癖になっていたりしませんか?
そんな時に親としては、つい「やる前から何を言ってるの!」と叱りたくもなりますが、「どうせ無理」と言ってる子どもの心理などを紐解いてみれば、その口癖をより簡単に手放せる道も見えてきます 🙂
そうやってチャレンジしないから、子どもも世界が広がらないのも心配ですし、ネガティブを聞いてるこっちもイライラしてしまいます
そうですね 😐
この「どうせ無理」という言葉は、「だるい、めんどくさい、意味ない」につながりやすいんです。
繰り返しているうちに、簡単に思考も行動も停止しちゃいますし、自分を孤独にもさせてしまいます。
でも「どうせ無理とか言うのやめなさい!」と言っても変わらないんです
子どもがこの言葉を使わなくなるような、親のできることってありますか?
「どうせ無理」がいつも頭に浮かんで来たり、口癖になってるのでは困りますね
ただ、「どうせ無理」が癖になっているのにも理由(ワケ)があります。
そのワケを紐解いていけば、不必要な癖も手放せます。
ではご一緒に「どうせ無理」の心理と理由と手放す方法を見ていきましょう!
目次
「どうせ無理」を放置してはいけない理由
まず「どうせ無理」を「そういう口癖だから」と放置すべきでない理由から見てみましょう
A) 自分をさらにどんどん追い込んむことになり、最終的には後悔ばかり
本当はやりたいことややるべきことがあっても「どうせ無理」と言ってやらなければ、その場はやらないので失敗もそれによって傷つくこともありません。
それでも「どうせ無理」を繰り返していると以下のような嫌な展開になるので、最終的には自分が大きく傷つくことになってしまいます
(T_T)
ⅰ.結局「自分は、本当はやりたいことややるべきことをやらなかった」という事実は残るので、必ず罪悪感や後悔が心に残ったままになります
世界的な統計でも、人類の90%以上の人が死ぬ時に「もっとやりたいことをやっておけばよかった」と後悔することがわかっています。
せっかくの人生、もったいないですね 😐
ⅱ.自分でそんな気持ちは無いフリをしようとしても、結局現実は「やらなかった」という事実を元に進むので、「本当はやりたかったこと」ができなかったという現実や、やるべきことをやらなかった結果の現実しか手に入らなくなってしまいます
(T_T)
その現実と向き合えないと、さらに脳内と現実の隔たりは広がるばかりです・・
ⅲ. 自分を責めるのは辛いので、「自分があの時やれなかったのは他人のせい」と考える方向に行ってしまうこともあります
そうなると必死で屁理屈を繰り出してきたり、口数が少ない場合には脳内で屁理屈をエンドレスに繰り返していたりします。
いくら「他人のせい」にしようとしても、結局他人の言動は自分がコントロール出来ないので、さらに不満が募るだけになります・・
ⅳ.また、他人が行動していることに嫉妬し始めます。
そうなると、他人をやたら攻撃したり、なんとか見下そうと難癖をつけたり、他人の努力を嫌味や行動で邪魔するようなことも起こります。
いじめもそのひとつですね 😡
特に自由に夢を追っている他の人に対して足をひっばったり攻撃することも起こります。
自分で「どうせ無理だから」やらないという選択をしているのが現状なのに、本人は「自分は我慢してるのに、我慢せずにやっているのはずるい」というおかしな理屈です・・
ⅴ.「どうせ無理」という言葉ばかり繰り返していると、その言葉そのものが呪文になって拡大してしまいます。
結局「自分はやってもうまくいかない」と考え続けるので、どんどん自己肯定感を下げてしまいます・・
ⅵ.「どうせ無理」とやらなければ、成功体験も作れなくなります。
「やらないから失敗しなかった」ことをうまく行ったと勘違いするので、やればできそうなことまでもさらに避けようとするようになります。
ひたすら脳内で「どうせ無理というイメージ」を膨らませるだけなので、どんどん「どうせ無理」「意味がない」「やらないほうがマシ」という思い込みが強化される一方になります・・
「どうせ無理」とばかり言ってると、相手は「そんなことないよ」と言ってくれるかもしれませんが、そう言いながらも相手の気持ちもネガティブさで下がります
さらにいつもそれの繰り返しだと、やがて相手も励ます気にもならなくなってきます 😯
他人だと、ひっそりと距離を置かれてしまうので、孤独になってしまいます。
そうなるとさらに自己肯定感も下がります・・
たしかに私も、我が子でさえ「どうせ無理」を繰り返されるとイライラして叱るか、「好きにすれば!」と言いたくなることもありますもの・・・
これはやっぱり、なんとかしなくちゃ!
「どうせ無理」と思ってしまう心理とそうなった理由
それでは次は、「どうせ無理」とすぐに思ってしまう心理とその理由についてみてみましょう!
「どうせ無理」と思ってしまう心理
「どうせ無理」と思ってしまう心理には大きく4つの怖いがあります。
失敗が怖いので、「どうせ無理」「やっても意味ない」と「やらないので失敗もない」ようにして自分を守っています。
自分にはうまくやれないから失敗必須と思っている心理状態です。
客観的にみたら成功の可能性もそれなりにあったとしても、「失敗したらどうしよう」という不安と怖れに簡単に負けて「どうせ無理」と引きこもってしまうのは、かなり自己肯定感が低くなっている状態です。
また「失敗したら一巻の終わりだ」という感覚も強くあります。
人は恐怖が強いと、目先のことしか見えなくなるので、失敗したその先のことまでイメージできなくなりがちです 😐
本当は失敗しても、そこから学んで改善すれば、次に活かせる経験になるだけです。
しかし他の人からそのように言われても、その考えを受け止めることさえ難しいくらい「失敗が怖い」ことがあります。
やってみてできなかった時に自分のショックや悲しみに自分が耐えられないと感じているので、そんな現実に出会わないように「どうせ無理」だからと「やらない」ことを選ぶという心理です。
「自分が頑張ったり、努力してもできなかった」という現実が、自分の価値や存在意義まで否定されることだと捉えているからです。
傷つくのが怖いあまり、「将来的には、今やらない方がダメージが大きくなる」とう現実に向き合えなくなっている状態です。
未知が怖いので、「今の状態が嫌」でも「今と違う、知らない未来」になることが怖いんです。
なので、今より楽しく・自由になる可能性があっても、「嫌でも何が起こるか予測がつく」このままを維持することを望みます。
「これをやれば良い方に変わるよ!」といくら言われても「どうせ無理だから」と動かない方を選びます。
しかし残念ながら時間とともに、どんな状態でも必ず変化します。
そんな変化が起きることに気づかないようにして、「知っているこの状態」を続けようとすることで「新しいこと」が起きないはず、と自分で思い込もうとしています。
しかし結局いつかどこかで「いつの間にか変わってしまった現実」にショックを受けることになるんです
(><)
ちょっと不思議なようですが、このパターンは「恐れが強い」「行動しにくい」人によく見られます。
このパターンになりやすいのは、不登校が長引いてしまったケースです。
「失敗」や「いい結果じゃなかった」ら、誰かから責められる・バカにされると思っていて、それが怖いので「どうせ無理」と始めからやらないことを選びます。
自分の「やりたい』「やった方がいい」という気持ちよりも「他人にどう評価されるか」の方を優先してしまう状態です。
「どうせ無理」とすぐになってしまうのは、「やりたい」「やった方がいい」ので行動しようとする気持ちよりも、「怖さ」が強くなっているからなんですね
うちの子は「失敗が怖い」と「責められる・バカにされる」はありそうだと思いました
う~ん、なんでそんな「怖さ」が強くなってしまうんでしょう?
次はその理由を見てみましょう!
すぐに「どうせ無理」と思ってしまうようになった理由
どんな赤ちゃんでも、「どうせ無理」とは言わないものです。
何度転んでも何かにぶつかっても、自分の興味や「やりたい」という気持ちで繰り返します
なので、そのうちにやれるようになっていきます。
人には誰にでも本来は、「自分のやりたいことをやる」という本能と、うまく行かなくてもチャレンジするという勇気があるんです。
それが「どうせ無理」と「やりたいことを諦める」がそれらを飲み込んでしまうくらいになるには、どこかで勇気をくじかれたり、とても怖い思いをしていることになります。
やりたいことをやる本能とチャレンジする勇気をくじかれる5つの体験
子どもが興味・関心・やりたいこと・好きなこと・夢を表現した時に、親しい大人や年長の姉兄に「無理、難しい、お金が無い」などと、頭ごなしに強く否定されたりからかわれたりすると、それが大きなショックになることがあります。
親が「無理、難しい、お金がない」と頭ごなしに言ってしまう場合には
・子どものやりたいようにやらせて失敗したら、誰が責任を取るのかとか
・子どもが努力してもできなかったら傷つくのではないか
・自分で想像しても実現できるいいやり方が思いつかないから無理なのでは
・予想外のことをされたら怖い
・普通、常識から外れるのが怖い
などの思いがぐるぐるして、つい言ってることもあるものです
子どもの話に驚いたら、まずは一息ついてみるのがオススメです
すこし自分を落ち着かせたら「やりたいことがある」ことに「いいね!」と勇気づけてみると、子どもの意欲や夢を否定することにはなりません。
それから「楽にできる方法はないか」とか「お金をかけずにできる方法はないか」などを子どもの年齢に応じて、子どもに探させたり、一緒に探す提案をするなどもできます。
また、「なぜそれをやりたいのか」などの話を聞いて、「やりたいといったことそのもの」以外にもその意欲を満たせることを見つけることもできます。
(コーチングの就活や進路選択などで、選択の幅を広げるためにも行います)
子どもとしては「ワクワク」を共有したいと思って言ったのに、頭ごなしに否定されてしまうのは、かなりショックで、ひとつのトラウマ体験になってしまうこともあるので気をつけたいですね
1回の強烈な体験が「トラウマ」としてよく語られますが、実は「何度も何度も繰り返される」という体験の方が深く染み込んでいるものです。
特に当たり前のように繰り返される言葉や態度は、子どもにとってはあまりにも自然で当たり前なので、「自分の思い込みにすぎない」「そうじゃない考え方もある」と気づけないくらいに染み込みます。
有名な話として「ノミのジャンプ」があります。
体調2mmのノミはなんと、通常は120mmの高さまでジャンプするそうです。
そのノミを高さ30mmほどの箱の中に入れると、始めは天井を破ろうと何度も飛び跳ねます。
しかし、何度挑戦しても30mmしか飛べないと、やがてノミは30mmしか飛ばなくなるそうです。
そして恐ろしいことに、そのノミは箱から出して高く飛べる状態にしても、それ以降は30mmしか飛べなくなるそうです。
(*_*)!
このように、何度も自分のやりたいことや意欲を否定されたり疑われたりして、そのままを認めてもらえないことが続くと、やがて子どもは「意欲を持つこと」や「やりたいと思ったらやってみること」を諦めるようになってしまいます 😯
*親が心配性・失敗のリスクを恐れる・知らないことが怖い・みんなと同じじゃないと不安・他人の視線や意見を過剰に気にするなどで、子どものやりたいことや意欲をまず否定してしまう
*親としては「謙遜」のつもりで、他人の前で子どものことを「この子はできが悪いから」などと卑下してしまう
そんなことから子どもの「やってみたい」という意欲と実際にやってみるという力が干からびてしまうこともあるので気をつけたいですね。
もちろん、我が子の意欲を摘むなんて思ってやっている人はいません。
そういう行動や思考パターンを、親もその親や周りの人達から繰り返されてきて「普通の反応」と思ってるだけなのがほぼほぼです。
だからこそ、それがもしかしたら子どもの「どうせ無理」の元になってるかも?と思ったら、その瞬間から自分の反応を変えるという選択ができます。
始めは癖になっているのを変えるのは難しいと思うこともありますが、気づいたら違うことをするのを繰り返していけば、必ず新しい行動が新しい癖になります
(^^)
子どもの成績や大会の結果など、結果はわかりやすいので大人はついそれに注目してしまいます。
期待以下で、残念という気持ちを出しすぎるのもそうですが、良い結果を喜びすぎてしまっても、子どもは「結果で自分の評価が左右される」と捉えてしまうことがあります。
いい結果の時でも結果ばかりを取り上げられてしまうと「次も良い結果を出さないと認められない。がっかりさせてしまう」と思うようになります。
そうなると「更に良い結果になりそうにない」場合には、失敗が怖くなり、「どうせ無理だからやらない」と逃げるようになることもあるんです。
結果が良くても悪くても、子どもが諦めずにチャレンジしたことや工夫にも声をかけるのがおすすめです!
また、「ハッパをかける」つもりで他の子を引き合いに出したり、「負けないように」などと煽るのも、子どもの「どうせ無理」につながりやすいのでご注意です!
一昔前までは「正解」は一つだという考え方がよくありました。
しかし、今では「目的・目標」も、それを手に入れるための方法も「常識」もさまざまあるのが当たり前だという考え方のほうが圧倒的に社会では通用しています。
ところが残念なことに、まだ「たった1つの正解論」から切り替えられない人もいます。
特にその人が「自分はこれで成功してきてる」と思っていると、良かれという善意でその「たった1つの正解」以外は否定されてしまいます。
子どもが自分なりに見つけた「それ以外のこと」を否定されてばかりだと、やがてその子はやる気も工夫もしようとする意欲さえなくしてしまいます。
子どもの意欲や行動が突拍子もないものだとしても、すぐに全否定するのではなく、子どもに「その意欲や行動でどんな未来を手に入れたいのか」を尋ねてみるというワンステップを入れてみるのがおすすめです
(^^)
一昔前までは「広く何でもできることが大事」で、そのできる力が高い人が求められるとい傾向がありました。
なので、まずは苦手や不得意をつぶして「平均的なるように頑張らせる」ことが主流でした。
しかし今では、人には凸凹があるのが自然だし、得意なことを伸ばすことでその人らしく活躍できそうだという考えが社会では主流になってきています。
それは「できない」「苦手なこと」をそのままにしておこう!という話ではなく、まずは「得意なこと」「好きなこと」を伸ばすことからという考え方です。
「得意なこと」「好きなこと」は本人が意欲的に取組むので、上達する感じも達成感も味わえます
そうなると子どもに自信もつきますから、苦手だけど必要なことにも取組む力もついてきます。
着目する順番が大事なんです。
先に「苦手をなくそう」とばかりしてしまうと、子どもはダメ出しばかりされているように感じてしまいます。
そうなると子どもにとっては自分がやりたいことと思ってることも、自分がちゃんと出来てるところも「大したことのない」ことになってしまいます。
もっとやりたいことをやってみよう!とか楽しみを増やそうと思う意欲よりも「失敗やできないことを晒すより、どうせ無理だとやらない方がいい」となってしまうんです
(T_T)
そして苦手なことは上達も意欲も湧きにくいので、自信にも繋がりにくくなりますから、そればかりに注力するのはかなりもったいないですね
気づかずに、やってたことがいっぱいあります!
改めて考えてみると、子どもの意欲やチャレンジする気持ちよりも、深く考えることもなく「安全」とか「当たり前」を優先させていたのかもしれないと覆いました!
結構ショックなんですが、今気づけて良かったと思うことにします
子どもが「どうせ無理」と言った時の親のNG対応
はい、それはもちろんできますので、ご安心くださいね!
まずは子どもが「どうせ無理」と言った時に、ついやりがちだけど減らしたいNG対応を押さえておきましょう
子どもが「どうせ無理」と言った時の親のNG対応
■行動の指示命令ばかりしてしまう
「無理だと思ってもやりなさい」など、ひたすら行動だけの指示をしてしまうと、子どもはそれだけ反発してしまいます。
今の子どもは特に「納得感」がないと動かないので、少し丁寧に「どうせ無理だときめつけてやらないのはもったいない」という理由についても話してみるのがおすすめです
■子どもにレッテルを貼る
「そんなこと言ってるからあなたはダメなんだ」などと、感情的になって子どもにレッテルを貼ってしまっては、子どものやる気はますます出なくなってしまいます。
ただ、自己肯定感が下がるだけです。
「ぐうたら」「怠け者」「怖がり」なども不要です
■他人と比べる
「そんなんじゃ、他の子達においていかれる」などと、焦らせて動かそうとしても、いい結果にはなりません。
特に思春期の子には他のことの比較は百害あって一利なしです
その言葉や言い方だと子どもが動きたくなるかどうかまでは気が回ってなかったです
私も何度もありましたし、今だって「おっと!」ということはたくさんあります 😉
そんな自分の経験も踏まえて、今は感情がこみ上げてきたと気づいたら、タイムを取るのが一番簡単で有効かなと思います
「どうせ無理」が口癖の子どものために親のできること
子どもが本来持っている「意欲」「好奇心」「興味」「夢」「やりたいこと」を軸に、その子が「勇気」を持って自由に動けるようになって欲しいものですね。
「どうせ無理」が癖になっている子どもが本来の力を取り戻せるために親のできることを見てみましょう
「どうせ無理」と言う子が本来の力を取り戻すために親のできること
まずはお母さん・お父さんご自身が、「もしなんの制約もなかったらどんな未来を手に入れたいか」をご自分について具体的に詳しくイメージをしてみてください
自由にどこまでもイメージしたら、その時身体のどこで、「ワクワク感」「輝き」などを感じるかに気づいてみて下さい
ご自分のそれに気づいたら、子どものそんなワクワク感や輝きを育てないのはもったいない!と実感できます。
子どもの身体と心へのサポートで、本来持っている意欲・好奇心・興味・夢を復活させます
B-1身体へのアプローチ 身体に必要なエネルギーを溜めます。(生活リズム、食事、睡眠など)
身体にエネルギーが満ちてくると、意欲もでてきますし、思うように動けるようになります
ストレスを感じることにも取り組める範囲も広がります
強すぎる恐怖心も薄れていきます
B-2心へのアプローチ 心のエネルギーも溜めていきます。
勇気づけ(ちょとしたことでもできてることに光を当てる、結果だけでなく意欲ややってみたこと、工夫なども褒める)
子どもの興味に関心を持って話を聞く(特に感情を共有できるとばっちりです)
やりたいことや好きなことを選ばせて、実際にやり通させるようにサポートする
<C>意欲・やりたいことにチャレンジする気持ちを、実際の行動に結びつける方法を教える
意欲ややりたいことがあるだけでなく、実際にそれに向かって行動できるようになることが「どうせ無理」から抜け出すための大事なコツです!
これは頭へのアプローチになります。
・やりたいことを実現する方法はいくらでもあることを教えて、実際に探せるようにサポートする
・大きな目標を決めるだけなく、そこまでの道筋に具体的な小目標をいくつも立てることを教えてやらせてみる
・人と協力することの必要性や大切さを教える
人に感謝することも教える
・結果と努力は必ずしもリンクしないことがあると教える
意外とこれは大事です。
しばしば「頑張ること」が尊重されますが、「頑張り方」もかなり重要です。
もちろん本人が行動しないと良い結果は手に入らないのですが、ただやみくもに苦行をしても結果に結びつかないこともありますし、そもそも自分の行動以外の要素も結果に影響することはよくあります。
ただむやみにでも頑張れば、結果が必ずついてくると思い込んでいると、「頑張ったのに無駄だった」と思いこんでしまうこともあります。
もったいないですね 😐
子どもには、「結果に関わらず、自分がしたことや工夫は自分の財産になるのは間違いない。その蓄積で自分がやりたいことを自由に楽しみながら出来るような力になる」と教えておきたいものです。
「どうせ無理」が癖になっている子でも、誰かが自分よりも自分の可能性を信じてくれているのが伝わると大きく変わります。
ぜひ子どもの「今変えたいところ」だけでなく、「可能性」にもしっかりと目を向けてみて下さい
両方をちゃんと見て、公平に扱うことがとても大事です。
その上で、ちょっとしたことでも、いいなと思ったことはサラッと言葉で勇気づけていけば、子どもがもともと持っている意欲やチャレンジする力が蘇ります。
子どもが「どうせ無理」と弱音を言ってきた時には
「そうか、難しいと思ってるんだね」
「もしそれが難しくてもやれるとしたら、欲しい未来がちょっとずつでも手に入るよ」
と、声をかけてあげるのもオススメです!
(^^)
ぜひやってみます
はい、子どもの反応を楽しみながらやってみてくださいね
(^^)♡
他にも上級編として
◎マイナスな言葉の裏にある思いを引き出す
◎これまでの体験から意欲の湧くことのエッセンスを引き出す
などもあります。
ピンときた方は、思春期最幸家族講座や個人セッションセッションの流れとパターンをご活用下さい
「どうせ無理」と言う子どもの心理と親のできること:終わりに
今日はその理由もわかったので、子どもの見方も変わりました。
また、自分でもやれることをやってみて、子どもが希望と勇気を取り戻すきっかけを作れたらと思ってます!
「やりたい、やってみよう」という意欲と行動があれば、本当に素晴らしい未来が開けます!
そして始めは自分の思いだけだったのが、その思いで行動していくうちに、一人では先に進めないことが必ず出てきます
そうなると人と協力することが欠かせないこともわかります
協働してみると、楽しさもわかります
また、色んな人に助けてもらううちに、人には得意・不得意がそれぞれあるのが当たり前だということもよくわかるようになります
そうなると、助けてもらう喜びも、自分が誰かの役に立つ喜びも十分に感じられるようになります。
「やりたい」という意欲とそれを現実にするための行動は、自分の幸せの一番のベースになります♡
♡♡あとがき♡♡
やりたいという気持ちからの目標は、何よりも強力なものです。
気持ちが行動のエネルギーになるからです❣
そして「何をやりたいと思うか」はひとりひとり違うので、それがその子らしさ=個性です。
個性は短所にも長所にもすることができます 🙂
「やりたいこと」が親や周りと全く違っても大丈夫❣
特にこれからは「みんなと同じ」ではなく、「違い」こそが大切な時代にさらになっていきます。
『うちの子ってちょっと変わってる』
そう思うことがあったら、それは未来への希望です
(^^)/
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