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【保存版】「見守る子育て」には我慢が大事?4つのパターンをご紹介
「見守る子育て」の意味が人によって全く違うってご存知でしたか?
子どもを見てるのだけなのは、結構我慢が必要です
今週はそんなご相談をいただきました 🙂
でも実際の子育てでは、「ここで親の意見をはっきりと言ったり、具体的に手伝う方がうまくいく」って思うことがよくありませんか??
見守る子育てをしたければ、そんな時にもやっぱり我慢が大事なんでしょうか?
はい、このご質問はとても多いです。
「見守る子育て」をしようとしたら、ここで迷うことってよくありますよね。
私も”自分の正しさ一直線子育て”から”見守る子育て”に変えたい!と思った頃は、いつもここでグルグルしてました 😐
そうなると子どもに自分の意見を言っても「良かったのかな?」とモヤモヤしますし、言わないことにしてもモヤモヤしちゃいますね。
ここはスッキリさせちゃいましょう!
ポイントは「見守る子育てをどのような子育てと捉えるか」です (^^)
でも実は「押し付けない子育て」にもパターンがいくつかあります。
4つの子育てパターンを見ながら、最幸家族になるための「見守る子育て」を見つけていきましょう
知りたいです
目次
子育てであるあるの4パターン!「見守る」のはどれ?
子育てには
(1)「親が考えややり方を押しつける指示型」の他にも
(2)「子どもにお任せで構わない放任型」
(3)「子どもの意見や気持ちを聞き続ける傾聴型」
(4)「子どもとやりとりをする対話型」の4つがあります。
それぞれを見てみましょう
(1)親が考えややり方を押し付ける指示型子育て
起きていること
子どもに親の考え方ややり方をあれこれ指示するパターンです。
子どもが自分で考えたり自分らしくやってみるよりも、親の言うとおりにした方が子どもが幸せになると思っています。
「子どもが失敗しないように」「子どもが早くいい結果を手にできるように」との思いから、自分の考えややり方を子どもに押し付けてしまうパターンです。
まさにかつての私がこのパターンでした (><)
このパターンだと「考えややり方」に親の意識が集中しています。
「見守る」というよりは「子どもが親の言う通りの考えややり方でやっているか」を見張っている感じですね (T_T)
子どもへの愛情から始まっている関わりでも、子どもからすれば、自分の考えを聞いてもらえなかったり否定されることになります。
自分がいい方法を見つけるまで、自分で試行錯誤する時間も与えてもらえません。
時には自分なりに頑張って途中までやったことを全否定されたと感じることもあるでしょう・・・ 😥
そうなると子どもに伝わるメッセージは、まったく親が望んでいないものになるんです 😯
指示型子育ての望まない結末
指示型子育てで子どもに伝わってしまうメッセージ
★ あなたは自分ではうまくやれない
★ あなたは練習しても上達しない
コワィヨ―゚。・ヾ(。>д<。)ノ・。゚―ッッ!!!
大好きなお母さん・お父さん、自分のことを一番近くで知ってくれているお母さん・お父さんからそんなメッセージを受け取りつづけてしまったら・・・
お子さんは
★ 自分はダメな人
★ 自分は頑張ってもこの先も変われない
そんな思い込みを持ってしまいます。
ヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!!
子どもに幸せになってほしいという思いから始まったのに、終点が「子どもの自己肯定感と自信をつぶす」「子どもの希望を潰す」なんてあんまりですね。
それにこのパターンで一番最悪なのは、子どもは親の指示命令に反発しようとしても、心の奥底ではこれが親なりの愛情からだと伝わってしまうことです。
そうなると子どもは「愛情をかけてくれている親に反発心を持つ自分を責める」という罪悪感まで背負い込むことになるんです。
((((;≡д≡;i)))) コワスギル
指示型子育てになってしまう理由と対策
では、なぜ指示型子育てになってしまうのでしょう?
それは前提として「子どもよりも私が良い考え・やり方を知っている」と「私がやったほうが早い」のどちらかや両方を持っているからです。
確かに20年くらい前までの日本では縦の関係が強くて「親(大人・先生)の言うことを聞いていれば間違いない」前提が社会で強くありました。
そう、時代の流れがゆっくりだった時には「誰かがうまく行ったこと」をやったら自分もうまくいく確率が高かったんです。
それに自分のコミュニティの中で「みんなと同じこと」をしていると安心・安全だったというのもありました。
かつての日本では「人の言うことを素直に聞くこと」と「みんなと同じであること」が生きるために必要な力だったのです。
ところが科学技術の急速な発展で時代はあっというまに変わるようになりました。
そうすると「今までのやり方」「みんなと同じ」では通用しないことがどっさりです。
これからの時代を生きるには「今のこの環境での最適なやりかた」「自分に合うやり方」を自分で探さなければならなくなってきています。
「自分で考えてやってみる力「自分で試行錯誤する力」が、これからの時代を生きるにはとても大事になっています
また、現代は誰もが忙しくなっています。
科学技術の進歩でツールに助けてもらっているはずなのに、どんどん「やれること」「やりたいこと」が増えているからです。
家で休んでいても、外から色々な情報が24時間飛び込んでくる時代には、それに反応するための時間も必要です。
それに子育て中は「今やらなければならないこと」が目白押しですよね 🙄
お母さん・お父さんはツールがたくさんあるだけに「やらなくちゃらならないこと」に囲まれているように感じてしまいます。
そんな時代に暮らしていると「早くすること」が重要だと、いつの間にか思ってしまうのも当然ですね。
そうなるとついつい「急がなくちゃ」と、早く早くと子どもを急かしてしまいます。
なんでも「育む」には「待つこと」「失敗を受け入れること」「勇気づけること」の時間が必要です
でも「いつも忙しい」「早くするのが大事」だと思っていると、ついついそんな時間を待ちきれずに『私がやったほうが早い』と指示命令を出してしまうことになりがちです (T_T)
日常の中では子どものペースに合わせて「育む時間」を十分にとれないこともありますよね。
でも「これからの時代を生きる力」とその必要性をしっかり理解していると、子ども自身が考えてやってみることをだんだん待てるようになります。
今ちょっと時間をかけることが、未来の子どもの幸せにつながるとハラ落ちするからです。
またお母さん・お父さんが「自分の心身の整え方」を知っていると心身に余裕ができます。
そうなると”我慢してつきあう”のでなく、自然体で子どもの力が育つのを待てるようにもなります。
職場のイライラをこどもにぶつけて凹むこともなくなります 😉
子育てに必要なことを頭で理解するだけでなく、心と身体の余裕も必要ですね♡
(2)子どもにお任せの放任型子育て
起きていること
「見守る」=「子どもに親の考え方ややり方を押し付けない」という考えにとらわれ過ぎると、今度は「親の考えややり方を伝えない」「子どもの言っていることを盲信する」「子どもにお任せ」という方向に振れ過ぎてしまうことがあります。
子どもには自分でやれる力があるんだから、その邪魔をしないようにお構いしない方がたくましくなると思ってしまうんです。
このパターンでは「見守る」=「見てるだけ」かもしれません。
たしかにこのパターンだと、子どもが自分で考えてやってみるチャンスは増えます。
うまくいく体験が増えると子どもの自己肯定感や自信も育ちますし、お母さん・お父さんから「信頼されて任されている」という感覚も持てますね。
ところが思春期の子どもは色々な種類の課題に出会います。
子どもが一人だけでうまくいく体験ばかりではないのが普通です。
例えばどんな優秀なお子さんでも、自分一人ではその課題についての見方や理解が充分でないこともあります。
「いじめ」にあった時でも優しい子は「それは自分が弱いから」という理解で頑張リ続けてしまうことも起こるのです。
「そうじゃない!」と大人がきっぱり言ってあげることも必要ですね。
また、社会の仕組みも十分にわかっていなかったり、数年先の予想も立てにくいですから、志望校の選択も自分の知っている情報の範囲だけで調べたり選んだりしてしまうこともあります。
そうなるともっといい可能性があっても気づかずに逃してしまうことになるんです。
これはかなりもったいないですね (T_T)
時には子どもが気づいていない自分の特徴や、情報の調べ方などを教えてあげることも必要です。
「押しつけ」じゃない「情報提供」や「勇気づけ」で子どもの可能性がびっくりするほど開くのは、6000回以上のセッションの結果が見せてくれています 😀
それに、いつも親から「あなたなら一人でできる」「ほら一人でできた」と言われ続けていると、自分から他の人を頼れなくなってしまうことがあります。
「一人でやること」が孤立だと知らずに「自立」だと思いこんでしまうのです。
これはかなり子どもの生きる力にとってのダメージになります。
なぜならこれからの時代は、ものごとが細分化してどんどん専門家に頼まざるを得なくなっていきます。
そうなると人とうまくつながる力、頼む力、頼る力がとても重要になるからです。
たとえば掃除機を一つ買うにも、今ではゴミの捨て方や部屋の大きさや使う環境やしまい方などの様々な条から判断することが必要です。
ところがあまりに選択する条件が多すぎるので、詳しい店員さんに「自分はどの条件を考えればいいのか」から相談することから始めなくちゃなりません。
そして店員さんに自分のニーズを引き出してもらって、必要な情報をもらい、自分で最終的には決定することになります。
これを全部一人でネットで調べてからだと、ものすごく多くの時間がかかってしまいますね。
(↑これは今より細分化していなかった5年前くらいにはベストなやり方でした)
今では数人の信頼できる専門家からダイレクトにやりとりをしながら情報をもらって、最終的に自分で決める方がずっと効率よく望む結果を手に入れられます。
また、これは案外気づかれにくいのですが「子どものやっていることがおかしいと思ってもただ見守っている」のも「放任子育て」に入ります。
ちょっと意外なようですが、このような「見守っている」=「見ている」パターンも少なくはありません。
特に注意したいのはネットやゲームなどの使用についてです。
お酒や薬、スリルや性関係、ギャンブル、買い物いうのも対象になります。
思春期の子どもは感情を刺激されるとついついそれにハマりやすくなる脳の状態です。
大人が思っている以上にあっという間に「依存状態」になるリスクを持っています。
特にネットやゲームは、フルに心理学も使われていて、とてもハマりやすく作られています。
ここは大人が使うルールを決めてビシッと管理することも必要です。
夜中にネットやゲームをやりすぎて朝起きられなくなっていたりする状態なのに「子どもがやっていないと言うから」と放置しているのは放任子育てになります。
依存は一日では作られませんが、そこから抜けるのにも適切なサポートと時間がかなりかかる課題です。
子どもがそのうち自分の力で依存から抜け出せるだろうと軽く考えずに、客観的に様子を判断して親がリードすることが必要です。
家庭の主導者はお母さん・お父さんだとしっかリードすることは、誘惑だらけの時代でもしっかり生きる力を育てます。
ゲームなどの依存になってしまった人が大きくなってから言うことに「親が本気で止めてくれてたら」というせりふがあります。
依存が疑われる場合には至急専門家のサポートを求めてくださいね!
お子さんに気になることがある場合でも無い場合でも、親にいつも見てもらっているという実感と、時には親が正面から子どもに向き合って関わることが子どもの自己肯定感を育てます
放任型子育てで起こりうる望まない5つの結末
① 子どもが自分の思いこみでムダな努力をして苦しくなってしまう
② もっと開ける可能性をみすみす逃す(子どもの能力やラッキーな出会いに依存してしまう)
③ 人の力を借りられない、人に貸せなくなる
④ 知らないうちに依存になってしまう
⑤ 子どもの自己肯定感が揺らいでしまう
①~④はここまででお話してきました 🙂
そして⑤なんですが・・
実は放任子育てで一番残念なのは、この子どもが一番求めている「お母さん・お父さんから愛されているという感覚」が揺らいでしまうことなんです。
子どもが思春期になると、残念なことにこの放任型になってしまう方が多くなります。
子どもも親の干渉を嫌がるようになるので「ほっておいたほうがいいのかな」と思うことがあるかもしれません。
でも思春期は、より広い世界に向かって自分の考えややり方を試行錯誤する時期なんです。
時には失敗したり傷ついて戻ってくる場所が絶対的に必要です。
(詳しくはこちらをご覧ください)
たしかに子どもの憎まれ口で、ムカットすることもをありますよね。
でも、この時期にこそ親の方から「あなたが好き」「あなたに関心を持っている」とのメッセージを出し続けることが大切です。
自分には甘えられる「安全基地」があると思えることで子どもはより遠くまで一人で行く力を育てていけるようになるんです。
この時期に親が「もう大丈夫!」と子どもから目を離してしまったり「あなたの好きなように」させてばかりいると、子どもは「親は自分に関心がないのでは?」とどこかで不安になってしまいます。
ただでさえ忙しい子育て中のお母さん・お父さんです。
差し迫った必要がないと子どもと目を合わせて話したり、愛情を伝えることなんて後回しになりがちですよね。
でもここははっきりと「愛していること」「目をかけていること」を子どもに分かるように伝えることがとても大事です。
伝えるのは日々のちょっとした時間で十分です。
放任型子育てになってしまう理由と対策
思春期に放任型になってしまう理由は、まず思春期の特性を知らないことから始まります。
思春期の意味と可能性がわかると、子どもの力を育てる意味と面白さがわかります。
思春期のリスクがわかると、ただ子どもにお任せになってしまうことも避けられます。
また、放任子育のケースでは「自分が親にあまり構われないことでうまく行ったので・・」という方もいらっしゃいます。
しかし今は時代も環境もまるで違いますし、子どもは本当にひとりひとり違うものです。
「構わないことがベスト」と決めつけずにお子さんのタイプに合わせたコミュニケーションのコツを知っているといいですよね。
そのお子さんの可能性を見つけて育てるのは、やっぱり一番身近にいるご家族だからこその楽しみです 🙂
また「見守る」=「押し付けない」にとらわれていることもあります。
「それが良いと聞いたから」という方も、ご自分が指示型子育てをされて嫌だったから・・という方もいらっしゃるかもしれません。
それで自分の意見や考えを言わないことにこだわってしまうのですが、実は押し付けずに「子どもの力を引き出すコミュニケーション」方法もたくさんあります。
引き出すコミュニケーションで、お母さん・お父さんの愛情と信頼が自然に子どもに伝わるとお互いにとってもラクですね♡
「押し付けない」「見守る子育て」の目的は「子どもも親も今も未来も幸せになる」ことです。
「やり方」にこだわるよりも「望むゴール」にこだわりましょう!
今のお子さんの状況を客観的に見て、『あれ?望む方に行ってないみたい』と思った時には、早めに子どもに話を聞いたり、専門家の意見を聞いてみてくださいね。
いつも目標から考えましょう!
親が主導権を持って愛情や意見をしっかり伝えることも大切なんですね♡
(3)子どもの意見や気持ちを聞き続ける傾聴型子育て
起きていること
もうひとつ「見守る」=「押し付けない」となっているパターンとして「傾聴型子育て」があります。
これは子どもの考えや気持ちを、アドバイスや評価判断をせずに、ひたすら聞いていくという関わり方です。
「見守る」=「子どもにペースを任せる」です。
子どもの話をひたすら聞いていくというのは、けっこう時間がかかるものですが、忙しいお母さん・お父さんが自分のために時間をとってくれるということは、子どもに「関心を持たれている」「愛されている」という感覚を与えます。
子どもの自己肯定感の土台が育ちますね 😀
また、自分の考えや気持ちを話すという作業は、自分の中にあるものを整理することにもなります。
もやもやとしていたものを言葉にしたり、聞いてくれる人にわかるように整理することで、自分でも新しく気づくことがたくさん出てきます。
その気付きから自分で悩みを解決する方法や、もっといいアイデアが見つかることはよくあります。
しっかり関心を持って聞いてくれる人がいればアドバイスがなくても、子どもが成長するチャンスになります。
さらに人が自分の気持を受け止めてくれるという体験は、人とつながる力を育てます。
十分に自分の話を聞いてもらった子は、他の人の話を聞いたり、気持ちに寄り添うこともできるようになります。
いい影響がたくさんある傾聴型子育てですが、そこにはちょっと残念な結末になってしまう可能性もあります。
それはなんでしょうか?
傾聴型子育てで起こりうる望まない4つの結末
ⅰ お母さん・お父さんの時間、お子さんの時間が大幅になくなってしまう
ⅱ 課題が解決しない
ⅲ 子どもが自分の考えや感情に囚われてしまう
ⅳ 人に相談することを諦めてしまう
まず1つ目は子どものペースに完全に合わすので、お母さん・お父さんの時間を大幅にとられてしまうことです。
思春期の子どもは色々なことに感情が動きます。
子どもが聞いてほしい時にいつでも十分に時間をとるのは、現実的じゃないですね 🙁
以前、深夜まで不登校のお子さんの話を連日聞き続けて、心身がボロボロになっていらしたお母様にお会いしたこともありました。
お子さんは日中寝ていたので元気だったのですが、お母さん・お父さんが自分のための時間がなくなって、エネルギーを失ってしまっては最幸家族とは言い難いですねね。
2つ目は、子どもが自分の悩みについて話しても、ただ聞いてもらうだけでは自分でいいアイデアや解決法が浮かばないこともあることです。
そんな時に「親の考えを押し付けてはいけない」にとらわれていると、子どもは頑張ったのにの課題を解決できずに引きずったままになってしまいます。
「自分は愛されている」ことはわかっても「だからといって自分の課題は解決しない」とモヤモヤし続けてしまいますね。
3つ目として、話の流れを完全にお子さんに委ねてしまうと、お子さんが自分の考えや感情を盛り上げてしまうこともあります。
人の悪口を言っているうちにどんどん自分が被害者気分になってしまうことは、大人でも起こりうることです。
話の方向性が望ましくない方にばかり行くような時には、適度に方向転換させてあげることも大事ですね。
4つ目は「時間をかけて一生懸命に話したのに解決しなかった」体験が繰り返されると、お子さんが「誰かに話してもムダ」と思い込んでしまうこともあります 🙁
そうなると、うんと行き詰まった時にも専門家などに相談しなくなってしまうこともあるんです 🙁
「自分をよく知っている親に相談したのに解決しなかったんだから」と意固地になることも、残念ながら珍しくありません。
ある程度お子さんの話をしっかり聞いてあげても改題が解決しそうにない時には、いくつかのアイデアを出してあげたり、専門家に相談するのがオススメです。
傾聴型子育てになってしまう理由と対策
極端な傾聴型になってしまう理由は「見守る」=「子どもに押し付けない」を過剰に守ろうとしてしまうことです。
しっかり話を聞くことは大事ですが、子どもの話の交通整理を手伝ったり、アイデアのヒントをあげるようなコミュニケーション技術も必要です。
「親の意見を押し付けずに」会話をスムーズに建設的な方向に導いていくコミュニケーションができるといいですね。
自然な会話の中で、子どもが自分でアイデアや自分の力に気づけるような引き出すコミュニケーションはとてもシンプルです。
時間をかけ過ぎずに、コンパクトに気づきや解決を引き出せます。
サクッと子どもの気付きや能力を引き出せるようになりたいです♡
(4)子どもとやりとりをする対話型子育て
起きていること
4番目が「子どもとやりとりをする」対話型の子育てです。
「押し付けない」のは(2)(3)と同じですが、まず(2)の放任型との違いは、子どもに関心があることを伝え、子どもとコミュニケーションを積極的にするところです。
そして(3)の傾聴型との違いは、子どもの話を聞くだけでなく、必要な時には親の方からも意図を持って話しかけるところです。
対話型ですからね (^_-)
基本は子どもをよく観察して、子どもが自分で考えたり試行錯誤するのを見守ります。
そして子どもが話しかけてきた時にはしっかりと受け止めつつ、ある程度の交通整理と情報も与えます。
でもあくまでゴールは子どもの生きる力が育つということころがポイントです。
ゴールがあることで、会話にかかる時間もずっとコンパクトになります。
また、子どもが自分から寄ってこない時でも、子どもの方向性が「これからの時代を最大限に楽しく生きる」に向かっていないと思えた時には、お母さん・お父さんの方から声をかけます。
この時のポイントは、親の考えややり方を提示して、話し合うことで子ども自身が自分の未来にとってベストん選択ができるようにすることです。
お互いが簡単に納得しない時でも、片方だけが我慢するのではなく、お互いが「これならいいね」と言えるところを見つけます。
子どもの意見もよく聞いてみると、親が気づかなかった理由やアイデアがあることもいっぱいありますから 😀
また「困った状態を改善する」ために関わるだけでなく、「より子どもの可能性を開く」ための言葉がけ(愛情や勇気づけなど)も日常の会話の中で使えます。
これらは時間もかからずに子どもの大きな変化を引き出すことができます。
これぞ「見守る子育て」ですね❣
「子どもの邪魔ををしない」というだけでは、時に子どもがどこにたどり着くのかわからなくなることもあります。
「子どものこれからの時代を幸せに生きる力」を育てるには、きちんと方向性を持って積極的に関わることも大事です。
基本的に親は「見る人」なので子どもが主人公になりますが、ここぞという時には「守る」ために親が主体性を発揮します。
この二つのバランスが大事ですね 😀
見守る子育てで子どもの可能性を育てるには
そのゴールからお子さんを見ていると、今親として何をしたらいいのかがわかります 😀 今ゴールに向かえているかどうかが一つの基準になります。 また実際に関わる時には、思春期の心身の特性やコーチング的なコミュニケーション技術、ご自分の気分の整え方などを知っているとバッチリですね
では、そのゴールを考えるには何があればいいでしょう?
そしてメインはお母さん・お父さんと、お子さん自身の今と未来の「幸せ」と感じる気持ちです。
幸せになるのは、その人が幸せだと感じることですから 😉
そこは「まあまあこんなもの」で妥協せずに、最幸未来にしてくださいね
この対話型の大事なポイントは子育てのゴールからぶれないことと、子どもを「観察」することです。
思春期の子どもは特に、刺激によってあっと間にメンタルが落ちたり、身体の不調が強くなることがあります。
何事もなければOKですが、ちょっとした変化も見逃さずにいて、ここぞ!という時には親の方から積極的に必要な関わりをすることが大事です。
そして長い目で見ても一番手がかからない子育てスタイルです 😀
見守る子育てについてのまとめ
いかがでしたでしょうか
今回は「見守る子育てには我慢が大事?」というテーマでお届けしました。
そして最後に見守る子育てで大事なのは我慢じゃなくて、親と子の幸せという気持ちだと分かったので、とっても気が楽になりました 😀
子育ては本来、幸せなゴールへと進むものです。
楽しんでいきましょう!
迷ったらバンバン専門家に相談してくださいね!
♡♡追伸♡♡
お母さん・お父さんも子育てでも「一度で完璧」を目指さなくて大丈夫です❣
良かれと思って関わっても、子どものタイミングじゃないことも、うまくコミュニケーションできないこともありますよね。
そんな時には「これじゃなかったんだ~」と、また出直せばいいだけです。
試行錯誤ができるのは、やっぱり家族だからの特権です。
深呼吸しながら楽しんでいきましょう (^^)/
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