勉強に集中できない時は「身体の状態」を3段階チェックしよう
『勉強に集中できない、なぜだろう?
本当は「やる気」がないわけじゃない
「やり方」もある程度分かっているし
周りの環境だって悪くない
でも、実際には勉強が進まない
どうしてかな???』
そんな時には
「身体の状態」をチェックしてみましょう!
身体の状態チェックは3段階あります。
1 体力・気力
2 集中力
3 発達の抜け
まずは、体力・気力が充分でない場合です。
中学生になると部活や
大量の宿題に追われたりします。
そんな時に子どもは
「削れるのは睡眠時間」とばかりに
夜更かしをしてしまいがちですね。
もともとホルモンの関係で
思春期の子どもは
夜に眠気を感じる時間が
大人よりも2時間も遅くなりますから
簡単に夜更かしをしやすいんです。
でも、睡眠不足では
実際に起きている時の
パファーマンスが下がります。
睡眠不足だと、体力はもちろん
集中力も落ちてしまうんです。
なんとなくダラダラして
余計に時間がかかってしまう・・・
なんて悪循環にハマります 🙁
脳がスピードをあげて成長する
中学時代には十分な眠りが必須です。
忙しすぎるイマドキの子どもたち
特に日本の子どもたちは
世界的に見ても
慢性的な睡眠不足というデータも出ています 🙁
自分で意識して睡眠の時間と質を
確保するのが大事なんです。
ということで
睡眠を削らなくても
勉強ができるように
日々の勉強の仕方を見直してみましょう!
まずは1週間の
リアルな時間の使い方を記録してみましょう。
どんなところに時間を使っているかを
一度見える化してみるのがオススメです 🙂
見える化してみると
今まで気づかなかったことも
色々見つかります。
工夫できる時間帯があれば
それを活用してみたり
通学途中やご飯前などの
スキマ時間もうまく使ってみてください。
机に座っている時だけでなく
耳からだと歩きながらも学べます。
どうしても部活などで
毎日の勉強時間が十分にとれない場合には
最終的には受験・卒業までに
どこまでの結果を
手にしたいのかをまず決めます。
そこから定期テスト単位での
長期計画をたてていきます。
通常の家での勉強は
例えば毎日30分勉強でヨシとして
日々の睡眠時間はしっかりと確保します。
テスト期間にすることを
予め戦略を立てておくことで
授業にもポイントを押さえて
集中できるようになります。
「選択と集中」がキーワードです
(^^)
2番目の身体の状況チェックは
集中力がない場合です。
体力や気力に関係なく
どうしても集中することが
苦手な子どももいるものです。
でも、たいていの場合には
集中力は「力」なので
育てることができるんです。
え、どうやって?
はい、タイマーを活用します!
まずは環境を整備して
気の散るものは遠ざけます。
そして取り掛かる内容を決めておきます。
この時には
全部終わった時のイメージや
嬉しい気持ちも思い出すと効果アップです 🙂
では、タイマーをセットして
15分だけ集中してみましょう。
そしてタイマーが鳴ったなら
どんなに途中でも手を止めます。
次は5分の休みです。
漫画、スマホは原則禁止で
休憩終了タイマーが鳴ったら
また15分だけ続きをします。
この15分勉強するのを
2回か4回を1セットにして
その後は少し長めの10分休憩か
終了にします。
このように集中と休憩を
何度か繰り返していくと
だんだん集中力が育ってきます。
勉強以外に何かをする時でも
短時間でサクッと
集中モードに入れるようにもなるんです
(^^)v
この練習を始める時には
最初の集中時間は
その子の状態に合わせるのでOKです。
だんだん集中力が育ってくると
1回の集中時間が長くなりますが
1時間以上などに伸ばすことに
こだわらなくても大丈夫です。
ゲーム感覚で
楽しみながらやってみてくださいね
(^^)/
しかし、どうしても
勉強するのが苦手・・・
そういう場合には
「発達の抜け」もチェックしてみてください。
「集中できない身体⁉」に続きます 😉
追伸:
大好物のブランデーケーキをいただきました
\(^o^)/
ラム酒のケーキも大好きです
別にお酒好きって言うわけじゃないので
不思議ですが大好きです
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