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先延ばしの癖がある子:7つのパターンと克服法を知っておこう!
先延ばしって、実は癖になりやすいんです。
そしてなんと思春期には、ついそこにハマりやすいんです。
やるべきことを先に延ばして良い結果になることもあるでしょうが、たいていは「今やってもいい」「今やったほうが良い」ことをやらないという「先延ばし癖」で、後から困ることの方が多いようです。
先延ばし癖の7つのパターンから、抜け出すコツを見つけましょう!
テスト勉強や夏休みの宿題なんかも、やる気がないわけじゃないんですが、気づいたらいつもギリギリで始めることになっちゃうんです。
母からもよく注意されます (^^)>
去年はだいぶ痛い目にあったので 、ようやく自分でもなんとかしたいと思ってます。
何かいい方法はないでしょうか?
”先延ばし癖”にはパターンが7つあって、それぞれで克服法がちょっと違うんです。
詳しくご紹介しますので、自分のパターンを見つけてくださいね!
目次
思春期には先延ばしの癖が付きやすい7つのワケ
実は先延ばしは、思春期には癖になりやすいんです。
それは思春期のこんな特徴から来ています。
思春期に先延ばしの癖がつきやすいわけ
(1)その時の快・不快に引っ張られやすい
(2)失敗を怖がりやすい
(3)完璧主義になりやすい
(4)計画を立てるのが苦手になりやすい
(5)優先順位をつけにくい
(6)集中力が続きにくい
(7)ギリギリでやることを爽快、かっこいいと思ってしまう
(1)その時の快・不快に引っ張られやすい
思春期になるとホルモンの関係で、「好き・嫌い」などの感情が強くて敏感になります。
そして一方ではその気持ちを理性でコントロールする前頭葉の発達はゆっくりなんです。
そうなると、特に思春期の始めの15歳位までは、自分の好き・嫌いに引っ張られやすくなります。
楽しいことならすぐに手を付けても、苦手ややりたくないことなどは『めんどくさい』『嫌だ』などと、できるだけ避けよう、先延ばしにしようとしがちです。
→ A:めんどくさがりパターン
(2)失敗を怖がりやすい
中学生になると、勉強や部活などで評価や順位付けをされるようになります。
この時に真面目な子は、評価を気にするあまりに、失敗を怖がることがあるんです。
「失敗=悪いこと」と思っている子は、失敗を恐れる気持ちが強いので、難しいことや複雑なこと、新しいことには手を付けづらくなりやすいです。
それで先延ばしが起こり、それがだんだん「自信がないと先延ばしにする」という癖になっちゃいます。
「自信がないからやらない」「ユックリが自分らしい」と思い込んでしまうと、自分の可能性を開くチャンスを先延ばしにすることになって、もったいないですね 🙁
→ B:自信がないパターン
(3)完璧主義になりやすい
思春期になると、自分や社会に対して高い理想を持つようになります。
それは人類が持っている進化の仕組みの一つで、「若者が高い理想を持って行動するからこそ、新しい社会が作られる」んです。
・・ということで、「高い理想」は大きな目で見ると人類のために?必要なことなんです 😉
でも個人的な話になると、特に思春期の始めの頃にはその理想が高すぎて、完璧主義になることも起きやすくなります。
それで子どもが何かを始める前に「完璧にやろう」とし過ぎて、
・準備や下調べに時間を多くとりすぎる
・自分が理想どおりにできそうもないと思ったらなかなか手をつけない
・・・ということがあったりします。
「失敗から学ぶ」ということや、楽にやれる方法が早めにわかるといいですね
→ C:完璧追求パターン
(4)計画を立てるのが苦手になりやすい
思春期の始めには、(特に男子は)計画を立てる力=段取り力の育ちが遅い時期になります。
脳の各領域の統合がゆっくりと進む時期だからです。
それなのに中学になると急に、定期テストが始まります 😯
定期テストは小学校までとは違って、複数の教科でそれぞれの広い範囲に対して、ほぼ同時に受けます。
最近の授業のことだけでなく、もっと広い範囲を計画的に準備して勉強することが必要になりますね。
ここで地頭がよくても勉強の計画を立てるのが苦手な子は、それだけで良い成績がとれなくなっちゃうんです。
もったいないですね 🙁
もちろん、途中からでも練習すれば段取り力も上がりますのでご安心ください 😀
→ D:段取り苦手パターン
(5)優先順位をつけにくい
思春期になると勉強や部活、友達関係に恋愛など、気を配る先が色々と増えて複雑になってきます。
でもまだ子供の方は、自分でそれらの優先順位をつけることが難しいこともよくあります。
眼の前のことについ時間を使ってしまい、長い目で見たら大事なことに手を付けるのを先延ばしにする癖がつきやすいんです。
例えば、思春期には案外身体のケアは大事です。
若くて無理が効くとは言え、身体も成長変化する時期なので不安定になったり、新しい環境で疲れることもあります。
そんな時にうすうす「休みが必要かも」と感じても、自分の「何かをやりたいという気持ち」の方に引きづられて、身体のケア(睡眠や休息をとること)を先延ばしにしてしまうことも起きがちです。
そこから「朝起きられない起立性調節障害」などになることもあるので、時には身体の声に耳を傾けることも大事です。
またよくあるのは、部活や習いごとなど・友人関係などで忙しくなってしまい、勉強の優先順位が極端に下がってしまうことです。
中学より先では、勉強も定期テストや受験に向けて計画的に進めることが必要になってきます。
忙しすぎると、つい日々出される宿題をやるのでいっぱいいっぱいになってしまって、定期テストの間際になってから、全く手を付けていない教科があるのに気がつく・・なんてことも起こります。
いきあたりばったりで行動しがちなので、長い目で見て大事なことは先延ばしにする癖が発動しすいんです。
→ E:いきあたりばったりパターン
(6)集中力が続かないことがある
段取り力と同じように、思春期の始めの頃には(特に男子は)集中力がユックリと育つ時期になります。
しかし中学からは勉強も複雑になったり、部活などに気力・体力を使うことも増えるので、日常をこなすための集中力がたくさん必要になります。
中学からは集中力が十分にないと、多くのことををしっかりこなすのが難しくなります。
勉強や生活態度に細かく対応できなくなるので、机の整頓など、前はきちんとできていたことも大雑把になってしまうこともよくあります。
特に新しい学期の始まりには、新しい環境になれるのでいっぱいいっぱいで、日常の生活態度が大雑把になったり、勉強まで気が回らなくなることも珍しくありません。
そんな状態は大人から見たら「大事なことは先延ばしにしている状態」になります。
特に新学期は家に帰るとぐったりするので、風呂掃除などの家の仕事を先延ばしにしちゃいます。
そうやってるうちに、先延ばししてやるのが癖になっちゃって・・
勉強もやる気があっても集中が難しいと「後でいいか~」ってなっちゃいます。
→ F:集中できないパターン
(7)ギリギリでやることを爽快、かっこいいと思ってしまう
先延ばしをすることで、ギリギリでやることに爽快だとか、かっこいいとか思ってしまうというパターンもあります。
そうなると、なかなか簡単には先延ばし癖を手放すのが難しくなります。
例えば段取りが苦手な子や集中力が持たない子は、定期テストの勉強を先延ばしにしがちになります。
そうなると結局、テストの前日に夜遅くまで勉強したり、徹夜をしたりします。
そうなると子どもはハイになるんです 😯
それは身体が「こんな時間まで起きているなんて非常事態だ!」と認識して、実は次の日に使うはずだったエネルギーを、特別に先に使っているという状態なんです。
ところが思春期の子どもはそれを「深夜に勉強すると集中力が増す」と勘違いしてしまったりします。
そして「大変だけどやりきった!」「少ない日数でもやれた!」という自分をかっこいいと思うこともあるんです 🙁
そんな勘違いから、「次のテスト勉強も前日に遅くまでやればいいや」と思い込んでしまうというケースも、実は少なくはありません
(´-ω-`)ウーン
本当は、学習のためには睡眠がとても大事です。
脳に新しい情報を入れた後には、十分に眠ることでその記憶が定着するからです。
うまくやれているようでも、先延ばしにして徹夜するなどは、実は効率がとても悪いんです 🙁
だから同じ時間をかけて勉強しても、長い目で見たら、受験勉強や実力テストなどで良い成績をとるのは難しくなります。
間に合わないと思った時でも、なんとかやれたら「やった!」と達成感を感じてました。
それじゃダメなんですね 😯
はい、勉強だけでなく、脳や身体の成長や精神の安定などにも思春期には睡眠がとても大事です。
(参考:朝起きられない子どもには危険がいっぱい!)
また、夏休みの宿題などを、締め切りギリギリまで「自分を追い込む」ことで、ハイになろうとする子もいます。
これもただの「緊急時のハイ」になっているだけなので、実は理性がうまく働かない状態なんです。
やることの質も落ちちゃいます。
→ G:追い込み爽快パターン
あなたが先延ばしをしている時のパターンが見つかりましたか?
次は先延ばしの癖の7つのパターンごとに、それぞれの克服法を見ていきましょう!
先延ばしの癖 7つのパターン
A:めんどくさがりパターン
B:自信がないパターン
C:完璧追求パターン
D:段取り苦手パターン
E:いきあたりばったりパターン
F:集中できないパターン
G:追い込み爽快パターン
A:めんどくさがり先延ばしパターンの克服
このパターンではその時の好き・嫌いなどの、快・不快にひっぱられることから先延ばしの癖が発動します。
このパターンには次のような対策が効果的です。
①頭の中の言葉を変える
『めんどくさい』『嫌だな』と頭の中で思っていると、それがさらに嫌な気分を盛り上げてしまいます。
そう思った時には頭の中の言葉を『やったらスッキリ』『今やるのが一番!』などの言葉に言い換えてみるといいでしょう。
言葉を変えるだけでも効果があります 🙂
②やることを細かいステップにしておく
気がのらないことの全部を「やらなくちゃ」とイメージすると、ずいぶん大変なことのように思えます。
でも、いくつかの小さなステップにわけておくと、まずはその始めのステップだけでもと思えるので、取り掛かりやすくなります。
レポートを書く時でも、まずは「タイトル決めだけ」と思うと、取り掛かりやすくなりますね。
③5分だけ始めてみる
なんでも始めに取り掛かる時が、一番大きなエネルギーが必要になります。
取り掛かろうとして「でもめんどくさい 🙄 」と思った時には、まず「5分だけやってみよう」と決めるのも効果的です。
その後で本当に5分で終わってもいいですが、実は何かを始めてみると「作業興奮」というのが起こります。
何かの作業を5分ほど続けると、「続けてみたい」と脳が思い始めるんです 😀
あなたも、渋々始めた掃除などでも、やり始めたらノッてきた!・・・なんて体験はありませんか?
まずは始めやすくすることで、先延ばしの癖を手放していきましょう。
④終わった時の良い気持ちを思い出す
「めんどくさいから」と先延ばしの癖が出そうな時には、その時の気分にだけになってます。
そんな時には『これが終わったら、どれくらいスッキリするかな』『達成感があるかな』と、やった後の気分をイメージしてみるのも効果的です。
気分が変わって取り掛かりやすくなります。
⑤今やろうとすることを入れ替える
「めんどくさい」と先延ばしする時には、つい簡単にできる他の楽しいことをしようとするものです。
そんな時には「まずこれを少しだけやったら、次にこの楽しいことをやる」と、順番を逆にするのもおすすめです。
ちょっと気分が紛れるし、やったら後に楽しいことがあると思えるので、さっと始めやすくなります。
やりやすいものを試してみてくださいね
B:自信がないパターン
取り掛かろうとするとまず失敗のイメージが湧いてしまうから、先延ばし癖が出てしまうというパターンです。
①頭の中の言葉を変える
「失敗したらどうしよう」「うまくやれない」という言葉が頭の中に出てくる時には、その言葉を変えてみましょう。
「とりあえず、できるところまでやってみよう」「わからなくなったらやめてもOK」などの、ご自分が安心できる言葉に変えてみてください 🙂
②やることを細かいステップにしておく
まずは次のステップだけやってみて、途中で失敗がないかを確かめながら進めていきます。
一つのステップをやったところで誰かに見てもらって、「ここまではできた」と確認をするようにすると、安心して進めやすくなります。
③失敗の意味付けを変える
根本的には「失敗すること=悪いこと、大変なこと」というイメージを、「失敗すること=リカバリーできる。ありふれたこと」と変えるのがいいでしょう。
①②でとにかくやりながら自信をつけていくのでもいいですし、あまりに失敗への恐怖が強い時には、専門家にそのワケをリリースしてもらうと楽になることもあります。
強すぎる失敗への恐怖の裏には、「怒られるのがとても怖いケース」や、「発達の抜けがあるケース」もあります。
気になる時には専門家にご相談ください。
(参考:子どもが「失敗するのが怖い」時
「怒られるのが怖い」を絶対にそのままにしてはいけないワケと抜け出し方)
C:完璧追求パターン
作文やレポートなどは、完璧に調べをしようとするとどこまでもキリがないこともありますね。
あまり下調べが多いと、いつまでも本題に手を付けられなくて「先延ばし」になってしまうこともあります。
頑張って時間をかけてるのにもったいないですね 🙁
そんな完璧な準備をしようとする子の場合には、一度その課題をやりとげるのに最低限必要なことを書き出してみるのがオススメです。
一人では難しいことも多いので、大人に手伝ってもらうのもいいでしょう。
その子がやっているよりももっと簡単な方法があれば、一つのアイデアとして大人が教えてあげるのも効果的です。
実際のやり方を大人がちょっと具体的に見てあげると効果バツグンなことが多いです♡
また、理想通りにやれそうもないと思うと先延ばしの癖が発動する場合には、「失敗から学ぶ」が怖くてできないこともあります。
そんな時には「失敗がとても怖い」という気持ちが隠れていることもありますので、Bの項目も参考にしてください。
D:段取り苦手パターン
段取りが苦手なために、どこからどう始めたらいいのかわからなくて、先延ばしが癖になっている子は、大人が思っている以上にとても多いです。
こんな時には『しっかり勉強しなさい』『あなたならやれるはず』という声がけをされても、改善しにくいですね。
段取り力の育ってない子は、定期テスト勉強なども、どうしても「今なにをやればいいのか」ということばかり考えようとします。
でも「段取力」は、目標から逆算して手順を決めていく力です。
その科目のテスト日までに、何がどこまでやれていればいいのかというところから逆算して考えればいいんです。
ここは根っこの発想が違うので、なかなか口で説明してもわかりにくいです。
そんな時には大人が一緒に具体的な計画を立ててみるのがオススメです。
一緒に計画を建てながら、逆算することを覚えてもらいましょう。
そして実際にテストが終わった後で、立ててみた計画と実際にかかった時間を比べてみると、次からの計画をたてる時に役立ちます。
(^o^)
次のテストの時には子どもが立てた計画を大人にチェックしてもらうなど、何回かやってみるのがオススメです。
だんだん一人でもすんなりとできるようになります 😀
E:いきあたりばったりパターン
未来のイメージがつかめなくて、つい目の前のことや今興味のあることだけに時間を使ってしまうパターンには、「長い目で時間を見る練習」が効果的です。
思春期には中学時代・高校時代・大学や専門学校時代などの区切りがあります。
その区切りごとの自分をイメージしてみると、「そのために今からやっておいたほうが良いこと」も思いつきやすくなります。
その時のコツは、「部活の自分」というように今大事にしていることだけについて未来をイメージするのではなく、「勉強」「部活」「友達関係」「健康」などなどの色々な要素で、未来を立体的にイメージすることです。
自分だけでは難しい場合には、大人(もちろんコーチも☆)と一緒にやってみるのがオススメです。
楽しい未来をイメージすると、「やってみよう!」というモチベーションもアップします
(^o^)
F:集中できないパターン
集中が難しくて気が散ってしまい、大事なことを先延ばしする癖が出てしまう時には、次のようなことをやってみてください。
①心身をリフレッシュさせる
やることがたくさんあり過ぎたり、身体が疲れて集中力が十分にない時には、とにかく心身をリフレッシュすることが大事です。
気力・体力を復活させましょう!
食べ物は炭水化物や甘いものをなるべく減らして、タンパク質・ビタミン・ミネラルを摂るのがおすすめです。
卵などを意識して大目に食べてみてくださいね。
気をつけて、早めに寝るようにします。
②気が散らない環境にする
勉強などをしようと思っても、ついスマホなどに気が散ってしまうこともありますよね。
そんな時にはまず、気が散りやすいものが目に止まらないような環境にするのがオススメです。
机の上に余分なものを置かない、スマホは別室に置くなどの工夫が役立ちます。
また、宿題だけを持って、図書館などの別の場所に行ってみるのもいいですね。
③自分にあう勉強法を見つける
勉強法というのは、実はかなり人によって効果のある無しが違います。
例えば、「座って黙って読むこと」で学習が進む人もいれば、「歩きながら音読すること」の方がずっと快適に学習できる人も居ます。
自分に合わない学習法だと、勉強するのも億劫になりますから、先延ばしにもしたくなりますね。
逆に、自分に合う学習法を見つけるだけで、勉強が好きになって、成績がぐんと上がったという人もけっこうあります
(^o^)b
勉強を無料で教えてくれる動画もたくさんありますので、動画の活用もオススメです。
④ポモドーロテクニックを使ってみる
集中力をうまく使う方法として有名な、ポモドーロテクニックをご紹介します 🙂
やり方は簡単です!
スマホでもキッチン用でもいいので、タイマーを一つ用意します。
そして25分にセットして、その間は勉強でも運動でも、一つの課題だけ集中します。
その後タイマーが鳴ったら、5分だけ休憩します。
この25分の集中と5分の休憩を4セットしたら、15分以上の休みを取ります。
ご自分のやりたいことに合わせて、必要な回数を繰り返してください。
人が集中できるのは25分と言われているので、それを応用した集中法です。
思春期の子どもの場合には、始めは25分の集中が難しいようならば、20分か15分から始めてもOKです。
短い時間しか集中できない子でも、これをやっていくと、だんだん集中できる時間が増えるので楽しいです。
(^^)/
お試しくださいませ~❤
また、小さい頃から気質的に集中が難しく気が散りやすい場合には、発達の抜けが隠れていることもあります。
詳しくは個別にご相談ください。
G:追い込み爽快パターン
このパターンでは「先延ばしをして自分を追い込むと良いことが起こる」と思っています。
なので、「先延ばしをすると大きなデメリットがある」とわかることが大事です。
先延ばしのデメリット
①気にしてる時間がもったいない
大事なことを先延ばしをしている間は、頭の中では「いつかはやらなくちゃ」と思うことになります。
楽しいことをしていても、ふとした時にそんな思いを持つのは嫌なものですね。
どうせそれをするために同じ時間を使うのならば、先に済ませてしまったほうが、その「やらなくちゃ」と思う時間もなくなるし、早くからスッキリ過ごせます。
まずはその違いに気づくことからですね 😉
②完成度が低くなる
ギリギリまでやらないと、締切までの時間が短くなってしまいます。
そうなると、自分が「これくらいで大丈夫」と思っていた以上に時間が必要になってしまったら、あとは完成度を落としてその作業を終わらさなければなりません。
余裕を持って始めれば、予想を超えた時間がかかることになっても時間を伸ばせるので、ある程度の完成度でやりとげることもできます。
時間切れでやれたはずの完成度が下がってしまうのでは、実力が発揮できなくてもったいないですね 🙁
③自分に不要なストレスをかけている
ギリギリまでやらないことでスリルも感じるかもしれませんが、同時に「間に合わないかもしれない」という”不要なストレス”も自分にかけながら作業をすることになります。
気がついていなくても、それで作業効率も下がってるんです 😯
④自己肯定感が下がる
ギリギリのほうが良いと思ってはいても、どこかで「先延ばししている自分」を嫌だなと思う気持ちがあるものです。
それで気づかないうちに、自己肯定感が下がってしまうのではもったいないですね。
これらに気づくためには、実際に「一度早めにやってみる」をやってみて、気分や完成度の違いをべてみるのがオススメです!
「やっぱり早くやる方がいいな~」と思えたらバッチリです!
おまけ:DEFのパターンへのご注意
7つのパターンの中の
・D 段取り苦手パターン
・E いきあたりばったりパターン
・F 集中できないパターン
の克服法を試してみても、なかなかうまく行かない場合には、身体へのアプローチが必要なケースがあります。
本人が『ちゃんとやろう』と思って練習してもうまくやれない場合には、身体・心・頭の連携が乱れている場合もあるんです。
そのような場合では
自分なりに努力しても報われない体験が重なることで
子どもの自己肯定感や努力する意欲まで失われてしまうことになってしまいます。
また、周りの大人が
「いつまでもできないのはおかしい」
「やる気がないから」
と周りで扱ってしまうことも、子どもを傷つけます。
もし、克服パターンを試してみてもうまく行かない場合には、身体・心・頭をつなぐアプローチをお試しください。
思春期最幸家族講座や個人セッションで、ご状況を伺いながら、詳しくサポートいたします
(^^)
「先延ばしの癖:7つのパターンと克服法」の終わりに
いかがでしたでしょうか
先延ばしの癖には7つのパターンがあることと、その克服法についてご紹介しました。
今までは延ばしする自分を、ただ「嫌だな~。根性が足りないな~」と思っていたんですが、具体的な理由とやってみることがわかってホットしました 😀
自分に当てはまることが見つかったので、やってみます!
きっと変わりますよ~♪
自己肯定感もアップします 😀
❤❤編集後記❤❤
先延ばしって、大人でもしちゃうことってありますね。
そのなかでもちょっと気をつけたいのは「今すぐじゃなくてもいいけど、自分にとって重要なこと」の先延ばしです。
本当は興味があって学びたいことや、ずっと前からいつかやってみたかったことなど、特に期限はないけどご自分にとって重要なことはありませんか?
毎日が忙しいと、ついつい目の前のことや、家族に必要なことをするのでいっぱいいっぱいになりがちですね。
時には少し時間をとって、「今すぐじゃなくてもいいけれど、自分にとって需要なこと」を書き出して、いつから始めるのかを手帳に書いてみるのもいいかもしれません。
そんなことをやってみると、なんだか心が喜んで、日々の仕事も捗りそうです
(^o^)♡
がっつり実現したい時には、講座やコーチングセッションもご活用ください
\(^o^)/
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