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家のルールの作り方と運用のコツ:行動を制約されたくない思春期に
「家のルール」にも様々ありますが、子どもも思春期になると行動を制約されることは強く嫌がります
ただ、社会では全くルールの無い生活は送れません。
思春期にこそ、子どもの生きる力を育てるために家のルールをうまく使えるといいですね!
何度ルールを決めても
スマホの使用時間も朝起きる時間も守れません!
毎回バトルになってしまいます 😡
はい、そのようなご相談はとても多いです
思春期になると子どもは『自分なりにやりたい』という欲求が強くなります
それは将来自立するためにとても大事な本能の一つなので、ただ押さえつけてしまうと、自主性ややる気のない子になってしまいます 😯
でも、好き勝手やらせるわけにもいかないし・・
そうですね
この『自分なりにやりたい』という欲求は、思春期の始めころには過激に現れる傾向があります
10代の始めには「自由に行動するのと、責任をとるのがセットだ」ということもまだ十分に腑に落ちていないので、快不快などのその時の気分に引きづられることを「自分らしくやる」と勘違いしてしまうこともあるんです。
やりたいことはやるけど、やりたくないことはやろうとしないんです
大人は、ハラハラしちゃいますね 😉
思春期の始めには、状況を客観的に見たり長期的に考える力を司る、脳の前頭葉と言う部分が発達途中なんですが、快不快は敏感になりますから、そのような傾向が出てくることも多いです
長期的・客観的な自分の望む未来を見失って、目先の快楽を優先することを「自由」だと取り違えてしまったりします。
(参考:脳科学で納得!イマドキの思春期には子育てにコツが必要なワケ)
ただ、始めはそんな状態でも、前頭葉は適切に使う練習で発達します!
前頭葉は思春期からうんと発達し始めて、25~30歳までに完成します。
思春期にこそ、『前頭葉を使う練習』ができれば、子どもの「脳」=「考える力」はぐんぐんと成長するんです!
はい、「家のルール」をうまく使えば、それを子どもの前頭葉を育てるチャンスにもできるんです
(^^)
目次
家のルールはなぜ必要?
まず、「家のルール」の必要性について見てみましょう!
親は子どもに「こうして欲しい行動」をさせるために、家のルールを作ることがあります
ただ、思春期の子どもは「自分なりにやりたい」ので、行動を制約されることには強く反発します。
かと言って自分で段取り良くできているわけじゃないのに 😡
そうなんです
行動を細かく指示されたり制御されるのは嫌だけど、自分では、やるべきことの優先順位をつけて計画を立てたりがうまくできないことも多いのが思春期です
だからこそ、親が
①何を優先すべきか
②他人と共同するには配慮が必要
ということを教えて、やがて子どもが自分でそれらができるように導いていく必要があります。
残念ながら特に①は、学校では直接教わることはないテーマです。
家のルールを決める場合には、それを教えるためだと捉えるのがおすすめです。
社会には色々なルールがありますが、子どもは「家のルール」から、一番基本的なことを学べます。
特にイマドキの思春期の子どもは、勉強も大量・部活もハード、人間関係や情報収集にも忙しい・・で、まわりに色んなこと・ものがあふれています。
ネットには多くの楽しそうな誘惑情報が溢れていますし、日常は快楽を刺激してくるCMにどっぷり囲まれています
その中で、「自分は今何を優先に考えていくのか」を子どもだけで見極め続けていくのは難しいこともあります。
思春期はただでさえ、好奇心旺盛で、楽しいことや興味のあることに突っ走っていきたい年頃です
それは自分の個性を磨くことにもつながるので、とても大切な衝動です.
ただ、今はとにかく情報過多なので、前頭葉が絶賛発達中の子どもだけですべての情報を整理するのはかなり難しい時代でもあるんです 😐
Youtubeで、自分に都合の良い主張のものを探し出してきて、屁理屈も言います
ほんと、言い返すのが大変です
そうですよね~
特にイマドキの思春期の子は、「こういうものだから」「みんながやってるから」では納得しないです。
「自分にどういう意味があるのか」まで腑に落ちないと受け入れられない子も多いです。
そんな行動を制約されるのが嫌いで、自分にとって意味のある理由を求める思春期の子どもに、ただ「行動の指示」「制約のためのルール」では反発をまねくだけになってしまいます。
シンプルでわかりやすく、「優先順位が高いものからやる」ことを伝えるというスタンスで、必要な場合にはルールで行動そのものを身に着けさせる・・と捉えるといいでしょう。
そうなんです。
親として、何が優先順位が高いことなのかを教えて、その行動を実際に子どもができるようになる。
ルールはそのために必要な場合に設定するというスタンスがおすすめです
(^^)
だから行動を変えられたくない子どもといつもバトルになってたんですね
はい、ちょっと不思議なようですが、ルールの捉え方が変わると、子どもに伝える言い方も変わります
そうなると子どももルールに対しての受け止め方も変わってきます
学校のルールとか、すでに決まっているものに自分を合わせるもののようなイメージで。。
たしかにそれだと不自由感満載ですね
では、その子どもに教える優先順位ってなんですか?
子育てのゴールが子どもの幸せな自立だとすれば、
まずは身体・心・頭の土台がしっかりしていることが一番ですね
そのためには、生活リズム、食事、睡眠が基本となります。
この3つがどこから乱れても、お互いに影響をしあいます。
そうなると、体力・やる気・ニュートラルな思考力が損なわれますので、何をするにも本来の自分の力が発揮できない状態なってしまいます。
そのような土台の人に「勉強しなさい」「学校に行きなさい」と言っても、そもそも話がうまくかみあわない状態になってしまうんです。
当カレッジではこれを「基本的なステート」と呼んでいます。
身体・心・頭はつながっているので、この土台が乱れていると、その上に勉強もコミュニケーションも成り立ちづらくなるんです
はい 🙂
特に思春期の子どもは自分の心身の状態に気づきにくいので、生活が乱れてても『別に』とか言いますが、そこから整えていくと、身体も気持ちも、考え方も必ず変わってきます
(^^)
大人はつい何でも、「やればできるはず」と簡単にとらえてしまいがちですが、成長期の思春期には、この基本的なステートがアンバランスになって乱れることも多いです
特にイマドキは食生活やゲームやスマホ、深夜の動画配信など、思春期の子どもの基本的なステートを乱す要因はたくさんあります。
だからこそ、まずは基本的なステートを整えることが最も大事だと、子どもに教えて、実際にそれができるように練習させることはとても大事です。
基本的なステートを整える必要性を理解して、自分ですでに行動できているのであれば、あえてルールは要らないですね
具体的なルールの決め方は、後ほどご一緒に見ていきましょう!
各大学の医務室や心理相談室はかなり混んでいます・・・
楽しい一人暮らしができるように、最も大事なのが基本的なステートだということは、子どもと同じ屋根の下にいるうちに教えて、できるようになっているといいですね
日頃基本的なステートが整えられるようになっているのであれば、時には夜更かしを楽しむこともあってもいいかと思いますが、その時にも必ずすぐに元の生活リズムにもどれるなら・・という優先順位を明確にするのがポイントです
その次に重要なのが運動(散歩、お手伝いなど)、コミュニケーション、勉強、登校と続いていきます
基本的なステートが整っていない状態で勉強や登校するように促しても、なかなかいい結果には結びつかないですが、先に基本的なステートを整えてからだと、子どもが心身ともに元気になるので、自分から「何からやればいいのか」などと考え始めるようになります
『友達もやっている』と言われたりすると、夜更かしゲームも止めきれてなかったです。
そうなると、それで朝起きにくくて食事がとれないことも多いです
「朝ちゃんと起きて、食事が取れるならば」が先ですね
2)複数の人が、お互いに気持ちよく過ごすためには配慮が必要だと学ぶ
家のルールでは、もう一つ複数の人が対等に気持ちよく暮らすためには、お互いに配慮が必要だということも学ぶことができます。
我が家にも、お風呂の使い方などの簡単なルールがあります
はい、誰でも「自分の思うにやりたい」という欲求はあるものですが、それは自分だけじゃなくて相手にもあるから配慮が大事だということを、『知っている』という知識としての話ではなく、日常の中で具体的にやれるようになっておくことが大事です
たまに「不登校だから」「病気だから」などの理由で、家族のなかの一人の子だけが過剰な特権を持っているケースがあります。
残念なことに、そうなるとその子はその特権を手放したくないのでずっと「不登校」「病気」でいようとすることもあるので、気をつけたいポイントです。
不登校でも病気でも、できるだけ早いうちに『病者の役割』を与えて、登校などの義務はお休みする代わりに回復に努める義務があることも共有しておくことは大事です。
(病者の役割について詳しくはこちらをどうぞ:
「不登校からの復帰後にまた休む」を繰り返さないために親のできること)
思春期の子どもの生きる力を育てる「家のルール」の決め方
では次に、子どもの生きる力を育てる「家のルール」の決め方を見てきましょう!
①一番優先順位の高いテーマを一つ選び、それについて子どもと話し合う
親としては子どものあれもこれもと気になるのも人情です
ただ、今と違うことをするのは、大人でも億劫なものです
やる気があっても、当たり前にできるまでには、それなりに根気も時間もかかります
なので、一つずつ取り組むのが結局は一番効率的ですし、子どもにも「何が最優先なのか」をはっきり伝えることができます 🙂
優先順位は、基本的なステート、運動(散歩、お手伝いなど)、コミュニケーション、勉強、登校・・と続いてきます。
テーマを選んだら、「それをやることがなぜ、その子にとって必要か」という話をします。
例えば基本的なステートを整えるのは、何をするにも重要だということを伝えます。
今体調が悪くても、また不登校だとしても、
「将来ずっとこのままで一生行くわけには行かないのだから、まずは自分の心身を整えよう」
と教えます。
子どもが『学校に行きたくない』と言っている段階であれば、必ず「学校に行くこと」とは切り離して、『何をするにも土台になるから』とはっきりと伝えます。
シンプルに人生で大事にすべき優先順位を教えることがポイントです
それだと子どもはダイレクトに行動制限されていると感じてたのかもしれないです
ここ、大事なんですね
②ーA 子どもが自分が今やれていないので、ルールを作ることに同意する場合
例えば親が朝もっと早く起きることが大事だと話しても、子どもは「今やれている」「必要な時には起きられる」という場合もあれば、「そんなの必要ない」ということもありますし、「確かに今はやれてないな」と自分の状況を認める場合もあります。
まずは、「確かに今はやれてない」と子どもが認める場合から見てきましょう
この場合には、最終的には何時に起床できれば良いのかを子どもと話し合います。
そして、今の起床時間よりも、少し頑張ればできる時刻に起きることを始めの目標にします
そのために工夫できることや、親に手伝ってもらいたいことを子どもに提案させます。
これらの「考えて提案させる」ことが子どもの前頭葉を育てる練習の一つになります
子どもに考えさせるんですね
そのアイデアをたたき台して一緒に効果的なものを探していきます
ちょっと手間がかかるようですが、そんな作業が前頭葉を育てる練習になります
大人も忙しいから、つい答えを出してしまいたくなりますよね
ただ、子どもが成長してくれれば、自分であれこれやれることが広がりますから、先に行くほどうんと楽になります😉
今が頑張り時!
目標を決める時のポイントは、目標は誰が見てもできたか・できなかったかがはっきりと分かる、「9時」などの数値でわかるものにすることです。
「午前中」とか「今より少し早く」などでは、お互いの認識がずれてしまうので、もったいないですね
次に見直すタイミング(1~2週間後くらいが多いです)もはっきりと決めて、それまでにできたかできなかったを記録します。
本人が工夫したり頑張ってみても難しい場合には、そちらの方から見直すことで、すっと改善することも多いです
ピンときた方は思春期最幸家族講座等をご活用下さい
テーマによっては、ペナルティやご褒美を決めてもOKです
(詳しくは「家のルールの運用」にて)
親から見たらちゃんとやれていないのに、子どもが「自分はやれている。やろうと思えば自分でできる」と主張することもあります。
夜中の配信を見てたとしても、必要な時には朝起きられるなどと言う場合です
このような場合には、やはり具体的な数値目標と見直し期限を子どもと決めて、子どもにそれをやらせてみます。
子どもは「継続的にやれる」ことと「瞬発的にやれる」の違いがよくわからないことも多々あります。
まずは本人にやらせてみて、結果を毎日記録します。
それで本当に子どもが自分なりに工夫してやれるのであれば、あえてルールを決める必要もないので、見直しのタイミングで、次の見直しの時期を決めればOKです
子どもが「やれる」と言ったのに、できないという現実が現れたら、それを元に見直しのタイミングでルールを具体的に一緒に決めます。
ペナルティやご褒美を決めてもOKです
やらせっぱなしか、全くやらせないかのどちらかしかやってませんでした!
親が例えば基本的なステートを整えることが重要だと言っても、子どもがすぐに納得せずに、あれこれ屁理屈を言って逃げようとすることもあります。
納得感を大事にするタイプの子ならば、なぜ基本的なステートを整えることが重要なのかを上記の説明を元に繰り返し伝えます。
イマドキでは、漫画の豊富な本や動画もありますので、それらを使って説明してもいいでしょう
目指すのは子どもが納得することですが、すでに長期間、子どもの好きなようにさせてしまっているような場合には、どうしても今までのように自分の思うようにやりたいと主張して、話を聞こうとしないこともあります。
子どもからすれば、今まで好きにしていたのに、なぜ制限されないとならないの?という感じですよね・・
それでも基本に立ち返っていくことが大事です
例えば基本ステートを整えることなどについてであれば、「しっかりと心身を作って、義務教育以上になったら(なんだから)自分で独立したらいい。自分の経歴とその影響を引き受けて、自分でお金を稼げるのであれば、それ以上のことは言わない。この家にいる間はその準備をしなさい」と親御さんに伝えていただくこともあります。
子どもに自由の裏には責任があることを教えます
子どもはあれこれ「こうなったのは親のせい」とか色々なことを言うこともありますが、親御さんがこの基本からブレずに何度でも伝え続けることがとても重要です。
親の本気が伝わります
親子関係と家のなかでの優先順位を整えるところから始めましょう。
子どもを追い込むのではなく、その子の生きる力の土台を作るための、具体的な接し方のコツを、子どもの個性に合わせて見つけてくれるでしょう
このパターンの場合には、具体的な目標値と見直す時期に加えて、ペナルティ(ご褒美)を決めることも多いです
思春期に生きる力を育てる「家のルール」の運用のポイント
ルールを子どもに考えさせながら決めたら、紙に書いてみんなが見えるところに貼っておくのも効果的です
また、日々の記録も見えるところにつけていきます
大事なことは、決めたあとに親も忘れずにいることです
複雑だと日々大変なのでシンプルに。
・結果を記録する
・決めたルールをちゃんと適応する(ペナルティ、またはご褒美)
・見直しの日に必ず見直す
見直しの日にやることもシンプルに
*結果の記録についてどう思うかを子どもに言葉にしてもらう
*次の見直しの時期までの目標数値を決める
あまり急いで次々と目標のハードルを上げてしまうと、子どもは「次頑張ったら、またもっときつくなる」とやる気を失ってしまいます。
ある程度「当たり前にできる状態」になってから、ちょっと頑張ればできるところに次の目標を一緒に決めるのがおすすめです
(^^)
同じように、一つの課題がしっかりできるようになったら、その頑張りを十分に勇気づけるのもお忘れなく 😉
「今までやれなかったことができた」という体験は子どもにとっても大きな財産になります
思春期によくある家のルール
次はご相談の多い家のルールについていくつか、大事なポイントを見てみましょう
①スマホとゲームの使用
スマホはずっと継続的に維持費がかかります。
渡す時に「これは親のもの」だということを伝えておくのが一番オススメです
また、高機能のものは、それを管理できて初めて自由に使う資格があることも、車の免許などを例に伝えておくのも有効です。
すでに自由に使いすぎている場合には、基本の話に一度立ち返ってみるのが一番早いです
ただ「時間を減らしなさい」だけでは「ただの行動制限」になるのでバトルの応酬になりがちです 🙄
ゲーム機の使用も、同じように「管理できるかどうかが大事」ということを伝えておくのがオススメです
そして基本的な優先順位(基本ステート、運動、コミュニケーション、勉強・・)の順番も確認して、「管理する」の具体的な内容を、年齢に応じて決めておくと、お互いにうんと楽です
②朝起きられない
夜更かしなどの生活の仕方によるものなのか、心身へのサポートが必要なものなのかを見極めることが大事です。
ご家庭では、まず工夫できることをやってみて、それでも改善が難しい場合には、似たような事例を多数実際に回復までサポートした専門家に相談するのが早道です
③不登校
不登校の場合には、子どもの心身のエネルギー状態によって、必要なサポートも異なります
ただ、どのようなケースでも、できるだけ早くに「病者の役割」を子どもに理解させるのがおすすめです
ただいつまでも自由にさせているだけだと、ある日自分から登校を始める可能性は0ではありませんが、最近はこじれてしまう可能性のほうが上がっているので、見極めがとても大事です
これも、しっかり見極めのできる専門家と一緒にサポートしていくのがおすすめです
子どもの状態に合わせて、少しずつチャレンジできることを増やしていきます
そのチャレンジがしやすいように、ルールを子どもと一緒に作っていくのも回復に向けて役立つことが多いです
思春期の子どもとの家のルールで気をつけたいNGポイント
最後に、ついやってしまいがちなNGポイントをおさらいしておきましょう
ルールを
子どもが優先順位を学んで、具体的にそれを実行できる練習のためのものだと捉えずに
とにかく「こういう行動をさせたい」という目的で与えようとすると
子どもに反発されることは必須です 😯
一つのテーマの目的を伝えて、必要な場合に一緒にルールを作ればバッチリです!
2)親が一方的にルールを細かく設定する、または抽象的な目標にする
「こう行動して欲しい」が先立ってしまうと、子どもになぜそれが必要なのかや、どうしたらそれが実行できるのかと考えさせるチャンスを与えずに、親が指示をしてしまうことも起こります
また、抽象的な目標にしてしまうと、お互いの解釈が違ってしまうので、どちらが正当か・・という不毛な争いも起こります 😐
できるだけ子どもに具体的な数値目標と具体的な工夫の方法を考えるチャンスを与えるのがおすすめです
(^^)
見直し期限がないと、いつまで守れば良いのかなどがうやむやになってしまいます。
せっかくルールを決めても、守っても守らなくても親の反応がない場合には、子どものやる気もフェードアウトします
またたまに「先にご褒美を上げてから子どもにルールを守らせようとしたのに、途中から子どもが守らなくなる!」というご相談がありますが、基本的にはご褒美は結果によって得られるものです
どうしても先にご褒美が来る場合には、見直し期間をしっかり決めて、そこまで守れたら次もOKというルールにするのが効果的です 🙂
家のルールの作り方と運用のコツ:行動を制約されたくない思春期に
お互いのために、気持ちよく話を進めるには、コツがあったんですね!
今回は具体的に、何から始めていけば良いのかわかったので、ぜひこれからはやってみたいです!
そのために役立つ一つの方法として、家のルールを活用できたら良いかと思います
♡♡あとがき♡♡
イマドキの子は特に、「自分にどう役立つのか、関係するのか、好きか嫌いか」と情報を素早く分別していきます
親世代よりも小さい頃からずっと、過剰なくらいの情報に囲まれているので身についた習慣の一つです。
また、ネットでいくらでも自分好みの情報も拾えるので、「親や大人よりも自分の方が知ってることもある」と思っています。
単純に「親や大人がそう言うから」では納得せずに、簡単には自分の行動を変えようとは思わないのもイマドキです
自分でものを判断しようとすることはとても大事なので、今の好き嫌いや関心だけでなく、もっと長期的で客観的な視点も持てるとさらにいいですね
思春期にはその力を司る、脳の前頭葉は使えば使えほど、どんどん発達します
忙しい毎日では、大人は「育てる」のに手間をとられるのはキツイところもありますが、必要なタイミングで手をかけておくと、子どもはすくすくと成長します
ほんと、びっくりするくらい子どもって良い刺激で変わります
なので、思春期の子育てについてのコーチングはとても楽しいです
(^^)/
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