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思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えてください
最幸の親子関係を作るお手伝い
おはようございます。
昨日はリセット学習会でした。
青畳の香りのなかで皆さんと
楽しい時間をすごせました 😀
さて、自分のことが嫌いな子のお話しです。
自分のことが嫌いになって
心をとじてしまい
閉じこもる/引きこもるのは
「人とうまくやれない」という
体験から始まることが多いです。
それは「いじめ」という
強烈な体験であることもありますが
何気ない誰かの一言から、ということもあります。
『言い方がきついよね』
『男子みたい』←女子へ。これ結構多いです
大人だったら聞き流したり
ゆるく受け止められることでも
思春期の「自分はどういう人?」と
常に気になっている状態では
なかなかそうもいきません。
気持ちがそこに引っかかったままになります。
強く「自分は良くないところ
(欠点や劣っているところ)が
ないようでいなければ」と
思っている真面目で頑張り屋さんな子はなおさらです。
ここで大人が
「気にしなくてもいいよ」と声がけをしても
「そうか〜」と思い返すのは
なかなか難しいようです。
子どもも、頭では
「相手はきっと
そういうつもりじゃなかったかも」
と考えるようにして
そこにこだわることをやめようとしても
心・感情がついていかずに
「こだわる自分」を責めてしまい
結局自分が悪い、自分が嫌いになりがちです。
むしろそんな気になる言葉があった時には
無理に気にしないようにしようとするよりも
自分が気になっていることを
安心安全な環境で信頼できる誰かと
しっかり見てみるほうが有効です。
本当は自分は何が気になっているのか
どうだったら良いと思っているのか
それによって自分は何をしたいのかや
どう捉えればいいのかが分かってきます。
そこから先の過ごし方も全く違ってくるのです。
誰かの一言が気になったり
誰かとの関係性でうまくやれてない、
と悩む子は
「自分らしくいる、
自分を表現することを大切にしたい」
という気持ちと
「人とうまくやりたい」
という気持ちとの折り合いが、
自分の中でうまくついていないことが
とても多いです。
自分のありのままにこだわらなければ
人の言う方に合わせることができます。
また、人の言うことを気にしなければ
自分のやり方でそのままやっていけるのです。
自分にとっては両方とも大事だからこそ
どちらかだけを優先して
もう一方を我慢する、というやり方では
やがて我慢が続かなくなって
どこかで無理が出てくるようになります。
無理は、自分の意識で
「無理をしている」と気づくよりも先に
身体の方にひずみとして現れてくることもあります。
自分のこだわり
「私は誰の言葉も気にしないで
ありのままでいたい」
にばかりに肩入れすると
世界は敵だらけになってしまいます。
「人とうまくやりたい」
ばかりに肩入れすると
自分らしさにこだわっている
自分が嫌になってきますね。
どちらも大事な自分の気持ちです。
ちょっと時間をとって
上手く折り合いをつける方法を身につければ
これから先の人生の長い時間を
ずっと楽しく過ごしていけるようになります。
追伸:
『身体が軽くなった』『気持が軽い』
『肩が痛かったのがなくなった』
『姿勢が良くなった』
喜びの声が聞けて嬉しいです 😀
次回の学習会は2月18日です。
今週のテーマのブログです
① 自分のことが嫌いです
③ 怒ってる?自分のせい?
④ いつまでも同じ悩みが出てきます
⑤ 何かを得るためには他をあきらめる?
⑥ 自分らしさに自信をつける
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