希望があってこそ前に進めるようになる・・というお話

希望があってこそ
誰もが前に進めるようになるというお話です。

 

相変わらず私は
出口の見えずに迷走してましたが
この体験で気づいたことの
一つ目は

思春期の子どもには
「感覚・感情を言葉にする」というステップの
サポートが
必要だということです。

 

そしてもう一つの気づきは
思春期の子どもは
「時間の感覚」が大人と違うということです。

 

例えばカウンセリングでも
大人ならば
「次は1週間後に来て下さい」
と言われても
なんとかそれまで耐えることができます。

 

でも、悩んでいる子どもの場合
1週間後はとても遠い未来です。

子どもには

明日学校に行けるだろうか
次の休み時間をどう過ごしたら良いのか

それが本当に大問題なんです。

 

生理学的にも今では
思春期の子どもは
大人よりも一定以上のストレスに弱く
そのまま放置しておくと
どんどんストレスが増幅するしくみに
なっていることが証明されています。

思春期の子どもが
あっと今にぐんぐん落ち込むことや
突然自殺をすることは
そのような面からも説明がつくと思います。

 

なので、この時期の子どもには
すぐに
「あ、変われそう!」という感覚を
持ってもらうことが
とても重要だと思うんです。

いっぺんに全部解決しなくても
子ども自身が
「これなら自分もできる」
「この先ラクになれる」という
感覚を持てることが
不可欠だと思います。

 

この先にいいことがありそうだ!

そんな希望が持てることで
人は前に進めるようになります。

自分で何かの行動ができるんです。

 

そして

自分が行動することで
つらい状況を変えられる

その思いが自己肯定感を育て
自信になり、さらに行動する力になるんです。

 

もちろん、次から
同じ落とし穴に落ちないように
根本的な気づきを
引き出すことも大事です。

ただ、希望を持って
子どもが行動しながら
もっと大きな自分自身に気づいたり
成長するように
大人が関わることも充分可能だと思います。

 

例えば今怪我をして
痛がっている人には

「この先怪我をしない自分」に
なってもらうのも大事ですが
まず怪我の手当をしますよね。

それと同じように
心や考えというメンタルにおいても
今のツラさを改善しながら
よりしなやかなメンタルに
成長させることが必要だと思ったんです。

 

思春期の子どもを見ていると
外からわかりやすい
身体が先に成長するので
つい「もう大人だし」と
思ってしまうことってありますよね。

それに、言うことや考え方なども
ずいぶん大人っぽくなったりします。

でも、どんな子でもよく話してみると
まだまだその子の中では
大人の部分と幼いままの部分が
とても凸凹混じっていることが分かります。

一部の「成長してる部分」をみて
その子のまだ「子どもの部分」を

大事に扱うことを
つい忘れてしまわないことが
思春期の子どもと関わる時には
とても大事だと思います。

実は大人になってたって
一人の人の中に
凸凹がたくさんありますよね~
(^_-)

 

 

この頃の私は
全力でもがくばかりでしたが
この2つの思春期の特徴に
気づくことができました。

でも、この時はどうやったら
それらが叶うのかは
全くわかりませんでした 😥 

 

でも、この2つの気づきが
私が思春期コーチになる出発点になります。

そして今でも
とても大事にしてることなんです。
(^^)

 

「全力で逆走」に続きます

 

追伸:
子どもと作戦をたてても
実際にやってみると
思った通りには行かないことがあります。
そんな時でも
「自分が何かやってみると
この先は変わるかも」
そんな希望があると
へこたれずにまた挑戦できます。
「あきらめない心」
「折れない心」が育ちます。
生きる力になりますね 🙂 

 

今週のテーマのブログです
思春期コーチの誕生ストーリーその9:迷路の中で走り回る
思春期の子どもに必要なこと 思春期コーチの出発点

子どもをなんとか助けたい!でも全力で逆走してた頃のお話
どん底の夏休みに打ちのめされて気づいたことのお話
ずっと大事にしてきたものを、初めて手放すことにした時のお話

 

 

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