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思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えてください。
最幸の親子関係を作るお手伝い
こんにちは。
今回のコーチコースの参加者のうち
お一人は地方での受講です。
10日間のうちほとんどは
ご自宅でパソコンを見ながらの参加です。
さて、「競争する子・あきらめる子」
についてのお話しです。
思春期になると
「自分ってなんだろう」と
猛烈に思い始めます。
小さい頃は「自分」と「家族」は
切り離せない存在で
「家族の中にいる自分」が自分でした。
でも、思春期になると
次の成長段階がやってきて
自分と家族の関係をもっと切り離して
捉えるようになってきます。
お母さん、お父さん
自分、兄妹・・・
みんなひとりづつ、社会的役割や立場が違うんだ!
では、「自分」ってなんだろう?と
思い始める時に
一番参考にするのは
同じような年頃の友達です。
「自分」は彼ら彼女と
似たような存在だけど
でもなんか違うところもたくさんある・・・
気になり始めると
沢山違いがあるところがどんどん
目についてくるようになります。
立場が似ているのに「違い」がたくさんある。
そこから
「自分ってこんな人」だと
自分のことをだんだん理解していくわけですね。
ところがその違いを
「優劣」と取り違えて
さらに「人の優劣」だと勘違いしてしまうことがあります。
優れてないとダメなんだ。
劣っているとはじかれる。
いつでも人の芝生は青く見えるもの。
思春期には誰もが、
自分を誰かと比べては
「できない自分」に出会って落ち込んでいます。
もちろん何かの判断基準で見れば
その時の優劣というものはあります。
例えば「勉強」という判断基準で
成績順位というものがつくこともありますし
何かのスポーツで上手い下手が
決まることもあるでしょう。
でも、それは一つの価値基準
(勉強や試合など)によるものですし
その時のメンバーの中だけの話で
他の価値基準や他のメンバーで比べたら
また違うことが起こります。
それに、そのような順位・優劣と
「人としての価値」は
全く関係のないものです。
技能は誰でも
良いトレーニングで伸ばすことができますし
どんどん変化していくものですから
未来の順位はわからないものです。
でも、思春期の子どもの世界は
狭くてあまり流動性がありません。
限られたメンバー内で
特定の基準による優劣が
人の優劣と混同されることが起こりがちです。
この時期の子ども自体が
お互いに不安定で未完成ですからね 😉
こういう場面でこそ「大人」の出番です!
子どもが何かに悩んでいようといまいと
思春期になったなら
「人と比べること」とや
「競争」についての話を
どこかで伝えておくことが大事だと思います。
まだまだ古くさい
年令・立場による上下関係や
一つの技能優劣での上限関係を
押し付けてくるような大人や子どもに
出逢うことがありえます。
そのような環境に出会ってしまっても
自分なりの「競争」についての
捉え方がちゃんとあって
おうちの人が絶対それに味方してくれると思えれば
その環境・相手に対して
柔軟に対応することができるようになります。
隣の芝生から学ぶこともできるようになるでしょう。
みどりさん
『佐藤さん、こんにちは 🙂
あれからママ友が
日常で子どもがやっていることに
”さらっと勇気づけの声がけ”を
出来る限りしていたんですって。
そして毎日10分位
その子だけと一緒にいる時間を
とるようにしたそうです』
私
『それは、素晴らしいですね!』
みどりさん
『そしたらなんとひと月後には
気がついたら、その子から
”私はできない”という言葉を
聞かなくなったと言ってました!』
私
『おおっ (^o^)』
みどりさん
『まだ気軽に動くわけではないけれど
前ならば自分では
やらなかったようなことでも
時間をかけながらでも
自分でやり始めることが出てきたそうです』
私、みどりさん
\(^o^)/ \(^o^)/
追伸:
私も子育て中は地方に住んでいて
「今学びたい~」と思っていました。
自宅にいながらネットで学べれば
休憩時間にお子さんと一緒にお昼を
食べたりすることもできますよね。
これからもそんなセミナーを
開催していきたいと思っています。
今週のテーマのブログです
① 競争する子・あきらめる子
② 勝負を楽しめない
③ 優秀でないと見捨てられる
④ 伝えるために伝える
⑤ この子に100%
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