思春期の子どもとのコミュニケーションがラクになるコツをご存知ですか?
今日は、思春期の子どもとの
コミュニケーションが
ラクになるコツのお話です 🙂
「思春期になったら
だんだん会話が続かなくなってきた」
「学校の様子を尋ねても
”ウザい”しか返ってこない」
「普段はおしゃべりなのに
何かを聞こうとすると
黙ってしまう」
そんな思春期子育てのお悩みをよくお聞きします。
やっぱり話がはずむと嬉しいし
家族としての一体感も感じたいですよね。
でも、思春期の子どもは
小さい頃のように
こちらのタイミングで話しかけても
うまく会話に乗ってくれないことが増えるようです。
そう、ここでの注目ポイントは
「こちらのタイミングで」というところです!
(^^)/
子どもは思春期になると
一人の人間として自立する準備のために
「自分らしさ」を
探求し始めます。
そのために
「自分の考え」「自分の思い」を
はっきりさせようと
親から距離をとろうとするんです。
これは自立に向けての
大事なステップです 😉
ただ、思春期の初めの頃は
その「距離を置こう」が強すぎて
親の言うこと、することに
なんでも「NO]を言いたくなることもあるんです。
いわいる「反抗期」ですね~
親からするとちょっと
「カワイクナイ」時期ですよね。
でも、もしこういう態度が
お子さんに見られた時には
「なんでそんな態度なのよ!」とか
「話くらいしなさいよ~ 👿 」などと
深追いはしないのがオススメです。
「おお、反抗期が始まった。
大人の準備中なのね」と
大きな心で泳がせておきましょう。
そして、この時期は
親から離れたがる欲求がありながら
ちょっと矛盾するようですが
「親が自分を受け止めてくれてるか」を
確かめたいという欲求も実は強いんです。
こちらの話には乗ってこなくても
自分の気分次第で
急に話しかけてきたり
甘えてきたりすることってありませんか?
そんな時には
「え、さっきは話を拒否したのに。
自分勝手だな~」
そう思ってしまうところですが・・
こういう時こそ
ホイホイ乗ってあげましょう!
たしかに自分の気分次第で
離れていったりくっついてきたり
思春期の子どもはマイペースですよね。
でも、この子どものペースを
尊重してあげることで
子どもは精神的に落ち着きます。
「自分から投げたボールを受け取ってもらった」
ことが子どもの自信にもなっていきます。
その自信ができてきてこそ
人が投げたボールも
余裕で受け止められるようになっていきます。
他人とやりとりをすることの自信の土台になるんです。
ついつい子どもが小さい頃のように
「親がボールを投げる人
子どもがボールを受け止める人」で
話が始まってしまいがちですが
子どもが自分からボールを
投げられるようになる
ぎこちない準備運動だと
思ってみてくださいね~ 🙂
もちろん、「これは大事!」
という話題の時には
しっかり大人側から
ボールを投げることも重要です。
その時にも
子どものタイミングのいい時に
「これは大事な話なんだよ」と
わかるように話し始めるのがコツです
(^^)/
思春期の子どものペースを大事にする
ちょっと、合気道みたいですね。
相手の勢いを上手に利用して
お子さんを成長させちゃってくださいね
\(^o^)/
「うまくいくやり方を教えても」に続きます
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なぜ今の思春期の子育てにはコーチング力が必要なのか:見守るだけで大丈夫?
追伸:
この頃の陽気が
愛犬にとってはサイコーみたいです。
あちこちの匂いを楽しむのに
寒すぎず、暑すぎずのようなので
とてもたくさん歩きます。
季節に合わせて
散歩の仕方を変えてるようで
面白いですね (^^)
今週のテーマのブログです
① なぜ小さい頃はうまく行ってても思春期の子育ては難しくなるのか?
③ うまくいくやり方を教えても、子どもが行動しない時のコツ
④ 思春期の子どものやってることがわからない時に見逃しやすい大事なこと
⑤ 思春期の子どもが陥りやすい「思い込みのワナ」にご用心!
⑥ コツがわかれば面白い?思春期の子育てを楽しもう!