間違いやすい?子どもの話を聞く技術
さて、口下手な子どもの
「自分を表現する力」を育てて
楽しく自由になってもらおう!というお話です。
みどりさん
『なるほど、聞くことで
子どもの話す力が育つんですね 🙂
やってみます!
・・でも私、黙って話を聞けるかしら?』
ここでちょっと解説です (^^)
今まで口下手なお子さんに
話すことの大事さを「伝えよう」
「理解させよう」とされてた方のなかには
「聞くことが大事」ということで
「子どもの話をしっかり聞こう
話を邪魔しないで
聞くことに集中しよう!」
と、今度は一言も発せず
真剣に聞こうと頑張る方もいらっしゃいます 😛
それで、もったいないことに
『一生懸命聞いてみたんですけど
子どもは話さないんです』と
なってしまうことがあるんです (^_^;)
やっぱり会話は
お互いのリアクションがあることで
「弾む」ようになりますよね。
「聞く」が大事だからと真剣過ぎて
無表情に黙ってただ聞いていられると
話している方は
このまま話していて大丈夫?と
不安になってしまいそうです。
自然なリアクションがある方が
話も弾みますよね (^o^)
また、最近は
子どもの話を聞きましょうということで
会話技術として「オウム返し」や
「要約」などがよく紹介されています。
オウム返しというのは
子どもの言葉を繰り返すことです。
『さっき友だちに会ったよ』
『そう、友だちに会ったのね』
ちゃんと言葉を受け取っていることが伝わります。
そして「要約」というのは
子どもの話したことを
「それって~~~ということ?」と
まとめてみることです。
ちゃんと話しを理解してますよ
ということを伝えます。
どちらも上手に使うと
話を「聞いてる」ことが伝わるのですが・・・
子どもから話しを引き出そうと
これらを使いすぎて
逆効果になってしまったというお話しも
残念ながらよく聞きます 🙁
特に思春期の子どもは
オウム返しが多いと嫌がります。
話を要約するのも
「自分の話を言い換えられている」と
感じることもよくあります。
どんな技術でもそうなのですが
「これを使って相手を~~させよう」
という思いが強すぎると
相手はなんとなく
「操作しようとされてる」と感じて
反発したくなってしまうものですよね。
会話技術を使っても
もっと自然に子どもと楽しく会話したいですよね。
では、反発されずに
「子どもが思わず話したくなる聞き方」って?
明日に続きます (^^)/
合わせて読みたい記事:
【必読!】子供のコミュニケーション力は家庭でこそ上げられる
追伸:
昨日はセッション中に盛り上がって
大笑い になりました:-D
あなたはお好み焼きに何を入れますか?
なんと浜松ではお好み焼きに
「タクアン」を入れるのが普通だそうです!
紅しょうがはナイ!と言われちゃいました 😯
コロコロに切ったタクアンが入っている味も
イケそうな気もしますが・・・
あなたはいかがでしょう 😀
今週のテーマのブログです
① 口下手、話下手な子どものコミュニケーション力を育てる方法
② 残念な方向で子どものコミュニケーション力を上げようとしていませんか
③ なるほど!SNSでは本当のコミュニケーション力が育たないわけ
⑤ 口下手な子どもでも、もっと話したくなる「話の聞き方」とは?
⑥ AI時代を生きる子どもたち。伝える力を育てよう