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不安が強い子どもの親御さん必見!効果的な対処法とNGな関わり方
不安が強い子どもは、不安にかなりのエネルギーを使うので疲れやすくなってしまいます。
強すぎる不安を放置すれば不登校などのお困りに繋がります。
できるだけ早くに、その子に合う効果的な対処法で楽になってもらいたいですね
そしてちょっとしたことでも、そこにある不安について考え始めると固まって動けなくなってしまいます。
もう少し気楽に物事を捉えればいいのに、と思うのですが、本人には難しいようです
そうですね。
不安は誰にでもある自然な感情なんですが、それが強すぎると自由に動けなくなりますし、気分も塞いでしまいますね。
ただ、不安の強さは本人の「意思」だけではすぐに調節できないことも多いものです。
また、不安が強い場合には、お子さんのように動けなくなるタイプ以外にも「不安にかられるとじっとしていられずに、効果的でないことをやってしまうタイプ」もあるんです。
こちらは「不安が強いからそうなっている」と気づかれにくいので、より改善が難しくなりがちなタイプです。
そうなんです。
どちらも不登校などのお困りにつながることもありますし、不安はほおっておくと拡大するという特徴のある感情なので、気をつけたいところです。
どうしたらいいでしょう?
ではこれから、不安が強い子についてと、親のできる効果的な対処法と気をつけたいNGな関わり方についてみてみましょう
目次
不安とは?思春期の子どもは強くなりがち
不安とはどんなもの?
不安は感じてて楽しいものではないですが、一つの感情なので、本来は自分にとって有益な働きをもっています。
すべての感情は、自分のためになる「行動」を起こすためのエネルギーです。
(参考:怒りと悲しみを感じたら。大事なチャンスに変えるコツ)
不安は「この先安全になるように準備行動をするためのエネルギー」となんです。
例えば、全く不安を感じることがなければ、高い山に登っていて天候が悪くなってきても、ただ「早く頂上まで行きたい」という気持ちだけで登り続けてしまいます。
それだともしかしたら、命の危険さえあるかも知れません 😯
天候が悪くなった時に「このままで大丈夫だろうか?」と不安を感じることで、「早く頂上まで行きたい」という気持ちと身の安全へのリスクをすり合わせることができるようになります。
だからこそ、この状況で自分に適切な選択ができるんです。
不安は「安全を求める本能」からでてくる、大事な準備行動のためのエネルギーなんです。
そうなんです。
なので、不安を感じたら「不安を感じてはいけない」というところから始めるのではなく、「より安全度をあげたい」と感じていると受け取るのがおすすめです。
「安全」は命にかかわる大事な本能なので、その裏返しとして、人は不安を感じることがとても多いのです。
世界中でどのタイミングでも「今不安がありますか?」と尋ねられると、7割以上の人が、自分の環境や人間関係・将来についてなど色々なことについて「不安がある」と答えるそうです。
ですので、不安を感じやすいのも悪いことではないんです。
想像力や感受性が豊かだとも言えますし、新しい情報が入ってきても鵜呑みにせずに、確かめながら進めることもできます。
そんな情報リテラシーはこれからますます大事になりますね 😉
アラームが鳴ったらちゃんとそれに対処する=行動する事ができれば、不安はとても役立ちます。
ただ、行動せずに不安を感じているだけだと、いつまでもアラームが鳴り響くだけなので、それが続くとかなりイライラ疲れてしまいます。
また、アラームがほんの少しのことでも盛大に鳴り響くようだと、それは不安が強すぎる状態で、やっぱりその人のエネルギーを奪ってしまいます。
アラームの過剰状態が続けば、一つの不安が取り除かれても、次々と不安材料を見つけては鳴り響いてしまいますね。
不安は大事なものですが、その不安の強さと、それにどう行動で対処するかがさらに重要なのです。
また、子どもでも大人でも、自分のアラームが鳴っていること=不安があることに気づいてないことも珍しくはありません。
自分の気持ちを「不安だ」と把握できないと、頭痛・腹痛・冷や汗・動悸・ふるえ・パニックなど、身体の症状として出ることもあります。
そのような症状が見られたら、「不安が強いのかも」とチェックするのがおすすめです
子どもの不安が強くなる要因は?
「不安が強いのは性格だから」と一口で済ませてしまいがちですが、それには「生まれつき因子」と「後天的な因子」の両方が関わっています。
「生まれつき因子」はDNA情報で、これまでは母親の影響を強く言われてきましたが、最近では父親が不安が強いとその影響は子どもにかなり引き継がれるという実験結果もでています。
それでも「生まれつき因子」よりも、圧倒的に「後天的な因子」の方が強いです。
因子があっても、それが発動するかどうかは後天的因子で決まるからです。
(生まれつき因子があっても一生発動しないこともあるのです 😯 )
性格だから諦めるべきかとも、ちょっと思っていました
はい、もちろん大丈夫です 🙂
年齢が上がると、思考・行動の癖が強くなりますが、実はいつからでもどんな状態からでも、変えることができます。
そして案外「癖」は変えようとする始めは少し大変ですが、続けていくと必ず新しいものに置き換えることができるのです。
その置き換え方にはコツがありますので、上手にやれればスッとスムーズに換えられます!
環境因子には、命が芽生えた胎内から始まる「環境からの刺激」とそれに対してどう感じたり・考えたり・行動したかなどの「反応の結果」が含まれます。
そして、まだあまり広く知られていませんが、実は「食べもの」を含め、自分の体内に入れたものの影響もかなり大きいのです。
私達の脳内神経物資(セロトニンやドーパミンなど)はすべて、自分が体内に入れたもので自分で作っているからです。
「性格」というと感情や思考や行動のパターンに眼が行きがちですが、脳内物質はかなりそれらに大きく影響を与えます 🙂
ピンときた方は「思春期最幸家族講座」で詳しくお伝えしています。
不安が強すぎる状態になる子は、そんなそのような「生まれつき因子」や「後天的因子」で不安に敏感になっているという素地があることは多いです。
また、強すぎる不安を抱え続けることになるには、2つのパターンがあります。
一つは不安が強くなりがちな素地に加えて、なにかの大きな体験からのショックがダメ押しとなって、不安が強すぎる状態になってしまうことです。
不登校等で「人が怖い」「学校が怖い」となる場合は、不安が過剰になっている状態の一つです。
もう一つはじわじわと繰り返された不安喚起が一定量を超えた場合です。
周りの心配性の人から「本当に大丈夫?」「心配ない?」と言われるような「できない子」扱いをされたり、先回り・口出し・ダメだしされる事が多かったり、過干渉過保護にされたり、逆に失敗すれば強く責められたり、恥だと言われたりが重なっていくと、思春期の成長期で栄養不足になるタイミングで、不安が強すぎる状態になることも実は結構あったりします。
思春期の子どもは不安になりやすい
さらに、思春期になると、子どもはいくつかの理由で不安が強くなりやすいものです。
一つは成長期に、成長のための栄養が十分にとれないと、脳内伝達物質のバランスが崩れるからです。
そんな乱れた脳内バランス放置したままで、いくら子どもの「考え方」「物の捉え方」を変えようとしたり、共感したり、行動させようとしてもなかなかうまくいかないものです。
当カレッジではまずそこから整えるので、心や頭への働きかけが有効になります。
2つ目は環境の変化がとても多いことです。
もともと不安は「知らないことに準備するよう行動するエネルギー」ですが、学校環境・勉強内容や進度や種類、友達関係、部活、塾など思春期には常に短い期間で多くの変化があります。
通常ならば柔軟に対応できるのですが、もともと不安が強めな子は、何につけてもリスクばかりに目が行きがちです。
なのでょっとしたことにもとても入念な準備が必要だったり、または行動しないで不安エネルギーだけが内側に充満したままになることも多いので、変化が続くととても疲れてしまいます。
エネルギーの使いすぎや溜まりすぎで、自由に使えるエネルギーが減ってしまうので、疲れてエネルギー切れになってしまうんです
3番めは自分や人からの評価が増えることです
勉強、受験、部活、容姿、モテ度・・・どんなに前向きでも「他人からの評価は気にしない!」はやっぱり難しいものですね
ただでさえ、思春期には自分から周りと自分を比べたり、高い理想と自分を比べて不安になりがちです。
もともと不安が強めなら、気になる度合いも強いので、やっぱり自分のエネルギーを減らします。
特に思春期には「現状維持ではダメで常に成長を求められる」のが、不安の強い子にはさらに厳しいです。
そんなこんなでエネルギー不足になって疲れると、不安はさらに増加する・・という悪循環になりやすい要因が思春期には時期的にあるのです。
強すぎる不安を放置するのは危険
不安は本来はただの感情なので、「準備のために行動する」ことで使われればなくなります。
行動すれば「不安だったけど、こうすれば大丈夫なんだ」という学習ができますので、自己肯定感も上がりますし、この先に不安を感じることも減っていきます。
まずいのは不安が強くて「不安だからやらない」パターンと「不安だからやみくもに動く」パターンです。
「不安だからやらない」パターンは、必要な行動をしないので現実が変わりません。
だからいつまでも不安な状況が続きます。
それどころか、日本の思春期では自分で選んで「今年1年お休みしてまた来年この学年から」などができないので、自分が休めば時間の経過とともにどうしても環境や立場、所属が変わってしまいます。
一律1年単位ですし、その先の選択肢にも影響が大きいので、そのことがますます子どもの不安を掻き立てます。
「やみくもに動く」パターンは、複数の選択肢を吟味せずに、その場で思いついたり、誰かから言われたことですぐに何かをやり始めます。
不安が強いと、柔軟さを失うので思い込みが強くなり、視野も狭くなるのです。
これは脳の「前頭葉」という部分が使えなくなっている状態です。
前頭葉は「物事を客観的に見て考える」「長期的な影響を考える」「人に共感する」「自分の課題に取り組む」「やるべきことを実行してやり遂げる」など、自立した大人になるために、思春期に一番成長するはずの部分です。
不安が強いと人の脳の血流は最も原始的な爬虫類脳の部分に集まります。
そうなると前頭葉に血も情報も回らなくなるので、使えない状態になるのです。
前頭葉が使えてない状態だと、本人は「それが良いに違いない」と思っているのですが、それが本当にうまくいくのかよりも、「効くはず」「やるべき」という「思い込み」にとどまります。
そして不安が強くなると、外からの情報を柔軟に受け入れるのが難しくなって、人にちゃんと相談しなくなります。
人の話が聞こえても、「理解」が難しくなるんです。
そうなると「孤立」「孤独」になります。
その結果自分の思い込みを強化する方向ばかりに進んで、いつまでも良い結果の出ない方法を繰り返したり、「何が悪いのか」と地獄質問をするようになり、どんどん心身のエネルギーもすり減らします。
「こんなに頑張ってるのに私だけ結果が出ない」とさらに自己肯定感が下がって、不安も募ってしまうのです。
あまりにも残念ですね
(T_T)
現実では、進路でも全てのことにおいて選択肢にもかなりバリエーションが広がっているので、しっかり調べて落ち着いて目標に合う選択肢を選べれば、いつからでもどんな状況からでも、本来の自分らしいところに行けるのです。
自分一人で見つけるのが難しい時には、信頼できる人に(始めは数名に⇒一人に絞ってとことん)相談すれば現状打破できます。
でも、不安が強いとそんなことに目がいかなくなってしまい、ますます動けないか、無駄な動きを連発してさらに不安になる・・という悪循環に陥りやすいのです。
閉じた世界で自分の思い込みだけでじっとしていたり、突っ走ってしまうと、不安の元が消えないだけでなく、だんだん自分の判断に自信をなくすし、他人の言うことへの不信感も募る・・という悪循環になるのは避けたいところです 😯
ぜひ孤独・孤立にはならずに、意識して信頼できる人と繋がることが大事です!
不安が強い子どもに親が関わるべきタイミングとは?
子どもも思春期になれば特に、簡単に親に相談したり、介入されるのを嫌がることもありますね。
本人が試行錯誤しながら、自分の不安を乗り越える・・というチャンスを与えることも大事です。
ただ、不安はそのままにしておくと上記のように拡張してしまい、子どものエネルギー不足から身体・心・頭にまずい影響が出ることもあります。
時には親の方から近づいていくことも必要なことがあります。
そのタイミングの見極めは、「日常生活に乱れ・支障が出る」「気分の落ち込んだ様子や体調不良が1週間以上続く」時になります。
ちょっとした体調不良でも、早めのケア(できればはっきりした症状が出る前に)が最も簡単で効果的なように、強すぎる不安に子どもが絡め取られないうちに、関わりを始めましょう。
始めは本人の話や気持ちを聞こうと声をかけるところからでOKです。
すぐには話をしなくても「いつでも聞くよ」という気持ちを伝えておくことが大事です。
また、思春期になれば親に言いにくいことがあるのも当たり前なので、コーチなど日頃の関係性のない人にならじっくり話せることも多いので、その用意ができることを伝えるのもおすすめです
(ポイント:不安の強い子はそういう提案でも、始めは「NO」と言うのがほとんどです。
少し本人が受け入れられる時間をとってから、またおすすめしていくうちに、話が通るようになることもよくあります
(^^))
気をつけたい親のNGな接し方
始めにNGな接し方を確認しておきましょう!
知らないで、あとから「一生懸命やったのに・・ 😥 」となるやり場のない辛さは、私が何度も体験済みなので
(^^;)>
もともとポジティブなお母さん・お父さんは、「不安」を悪いことだと感じることもあるので、つい「そんなの気にしなければいい」「慣れれば大丈夫」「それくらいで」と、とにかく不安を無視しようと励まそうとしてしまうことがあります。
本人が「気にしない」と決めたら、そうできるくらいの小さな不安ならば、確かにそれは有効です。
ただ、その状況を超えている不安の強さなら、その方法は逆効果になってしまいますので、見極めが大事です。
親子でも個性や状態によって不安の強さは違います。
そして、「そんなの気にしない」と言う前に「不安なんだね」とただ、不安を感じていることを受け止めるだけで、子どもは「自分は不安を感じてても変じゃないんだ」と思えるので落ち着きやすくなります。
「不安なんだね、じゃあ・・・」と(3)の深刻に扱わなければOKなのです。
なんとか行動させよう、変えさせようという気持ちが先立つと、親は子どもの不安を認めずに、脅しと呪いの言葉で、とにかく子ども動かそうとしてしまうことがあります。
社会で他の人に言う時には気を使うはずなのに、我が子となると距離が近すぎて配慮を抜かしてしまうのです。
ええ、私も未だにしょっちゅうあって、ハッとします 😐
脅し:〇〇しないと✕✕(嫌な未来)になるよ、それでもいいの⁉
呪い:そんなんじゃ社会に出れない。手遅れになる。取り戻せない。みんなから置いていかれる
健康な大人が言われても嫌ですね 😥
ましてや不安が強い子どもにはどう響くでしょう?
脳の不安を感じる部分ばかり刺激されたら、大事な前頭葉が使えない・育ちにくくなリ、ますます不安が強くなるのは前述の通りです。
そして、そもそも脅しと呪いの「恐怖による調教」は、その相手がいない場所では全く機能しません。
その場では恐怖によって動いても、「なぜその動きが自分に必要なのかと学習する」「似たような状況で応用する」は全く期待できないのです 😯
数十年前の日本では、脅しによる調教はよくある”しつけ”でした。
世界がシンプルで、やるべきことが既に決まっている状態だと、とりあえず言われたことができればなんとかなりましたが、それは「歯車」としての能力にすぎません。
これからはますます、色々な選択肢が増えるので、自分で情報を集めて自分で選ぶことが必要な時代です。
脅しと呪いによって子どもを動かすパターンは世界中で手放す時期にもう来ています。
これは「不安で動けなくなるタイプ」に最も不適切な関わりです。
不安という気持ちがあることを認めるのはとても大事ですが、だからといって「不安だから」を理由に以下のような接し方をすると、子どもは不安に逃げ込んでしまうことになります。
①不安なら、怖いならやらなくていい、行かなくていいと0にする
不安が強い時には、「その子ができること」と「チャレンジできること」が少なくなって「パニックになってしまうこと」が増えます。
まず親と本人が今そんな状態だと受け入れることがとても大事なのですが、「チャレンジできること」さえ全くやらさずに、ある日子どもが自動的に前のようにやるようになるのを待つ・・・という態度では、子どもは「今自分が抵抗0でやれること」だけやるようになってしまいます。
そして親が自分で「待つ」と決めたのに、「もう○ヶ月たったんだから」と急にイライラし始めることも起きがちです。
不安には対象を拡大して、より確実な安全を求め続けるという性質があることは忘れずにいたいポイントです。
例えば、「隣の犬に触ったら、お腹が空いていて気が立っていたので吠えられた」という体験をしたら、「お腹が空いているかどうかを確かめれば大丈夫」という学習になればいいですね。
ところが不安が強いと「隣の犬は(いつでも)危険」⇒「犬は(いつでも、どんな犬でも)危険」⇒「動物は全ていつでも危険」となることさえあります。
また、ある友達とトラブルがあったら「クラスの子はみんないつでも敵」⇒「学校は怖い」「同学年は怖い」⇒「人は嫌い」「家以外は危険」となることもあります。
なんでもない人には「え、そんな・・・ 🙄 」と感じるかもしれないのですが、本人には自然で当たり前のことなんです。
つまり、不安だから・怖いからと何もさせないようにしてしまうと、その子ができることがどんどん少なくなっていくのです
(・o・)!
なので、この「何もしないので不安が拡大する」という傾向に行かないためには、ほんの少しでいいので「今できること」と「ほんのちょっとチャレンジすればできること」はやれるように促していくことが本当に大切です。
不安ならば100できなくてもしょうがないけれど、5%でも3%でもできることはやってみよう!そんなチャレンジをしていくうちに、徐々に「チャレンジすればできること」が「当たり前にできること」になっていきます。
そこからまた「今の段階でチャレンジすればできること」に新たに進んでいけば、やがて「できた」が増えて、「不安」が「大丈夫」に変わっていきます。
②不安を与えないように、親が先回りする、守る、保護する、または行動指示
うまく行かなくて不安にならないようにと、「とにかくうまくいかない状況にならないように」、親が守りすぎる関わりです。
もう既におわかりのように、不安は「やってみる」ことで「本人の体験」になるので、続けていけばなくなるものです。
やみくもにただ何かをすればいいわけではないですが、失敗しても改善点を見つけて再度小さなチャレンジしていけば、徐々に「自分でできた」という体験になります。
「失敗を避けて何もしない」「絶対に成功することしかしない」だと、「不安を感じても自分はできた」と感じられないので、そのような効果は全くありません。
不安は拡大しますので、その子の「自分でできること」がどんどん減っていきますし、一番まずいのは、やがて「不安」「怖い」「ストレス」だと言ったり、落ち込んだ様子を見せれば親が何でも引っ込めて黙る・・と子どもが学習をして、それを使って小さなチャレンジさえしなくなることなのでご注意です。
これは、「不安になるとじっとしていられなくなるので、テンパって効果のないことをする」タイプに対して、つい親御さんが巻き込まれてやってしまいやすいことです。
何か新しいことを提案したり、するように言うと、不安の強いこのタイプの子は、内容にかかわらず、とにかく「嫌だ」と言います。
まるで居酒屋で座りたてのおじさんの「とりあえずビール」のように、「とりあえず嫌だ」なんです 🙄
時には嫌だだけでなく、怒って来たり、屁理屈を言ってくることもあるので、親としてはまさかそれが「変化や新規のこと、準備してないことへの不安から」だとは気づきにくいところです。
親の話もちゃんと聞かずに怒り出したり、屁理屈を言い出すことも多ければ、親もカチンと来て感情的になりやすくなります。
そうなると、親の「怒り」の声やトーン、表情にばかり反応して(そもそも前頭葉がフリーズしているので、言葉の内容が入ってないのです)、さらに喧嘩腰・屁理屈が爆発するようになり、建設的な話し合いには全くなりません。
このタイプは本当にわかりにくいので、手を焼いているお母さん・お父さんはとても多いです 😐
ぜひ、以下の関わり方のコツにバージョンアップしてくださいね!
関わり方のコツです。
・時間的余裕を持って情報を伝える
・その場ですぐに結論を求めない
・落ち着かせるような声や調子で話す
・考えさせる時間を与えて、答えを次にいつ尋ねるかを告知しておく
・その時には結論が出てなくても、思っていることを教えてくれればいいよ、と伝えておく
当カレッジの講座でも、コツさえ身につけば、うまく対応できるようになる方続出ですのでご安心ください 🙂
上の子ほど不安が強くはないですが、すぐに嫌だと言うので「頑固な子」なんだと思ってました。
そういえば、新しいことについてですね
今度このコツをやってみます!
不安の強い子に親のできる対処法
既にとても強い不安を感じている子への対処法と、日常の中でできる対処法の両方があります。
それぞれご紹介しますね
子どもの不安が強い時の親のできる対処法
子どもの不安が強い時の親のできる対処法
不安は感情エネルギーなので、まず今感じているという事実を受け止められると、次に落ち着くというステップに進めます。
既に湧いている感情があるのに無視したり、押し込めたりしても、その感情エネルギーがなくなることはありません。
不安は「自分の安全を増やそうと行動するためのエネルギー」だと知っていて、求める「安全」に意識を向けられるようになることが大事です。
不安を感じると、人は脳の原始的な部分に血液を集めます。
そうなると「戦うか、逃げるか」の戦闘態勢になるので、呼吸も早まり、ドキドキしてきます。
自分のそんな変化で、さらに不安が増大することはよくあります。
そんな状態にはまらないためには、まず落ち着くことからです。
落ち着く方法は様々ありますが
①脳内の「どうしよう」「大変」などの言葉をひとまずやめて、何でも好きな言葉や物事に意識を向ける
②身体を変える
深呼吸・伸び・運動・外に出る
顔や手を洗う、アロマ、好きな音楽を聞く、ペットに触る
一度「不安」とはつながらない時間を持てればOKです。
そのまま落ち着けたことで、不安を適切に扱えるようになれば、そのまま過ごしてもOkですし、また思い出して不安になることがあるようであれば(3)に進みます。
(3)消えない不安がある時に向きあうのをサポートする
不安の強い子どもが、一人で不安と向き合うのは勇気がかなり要りますし、かえって不安を強めてしまうリスクもあるので、信頼できる人と一緒に向き合うのがおすすめです。
お母さん・お父さんだと恥ずかしいということもあるので、そのような場合には関係性のないコーチに関わってもらうのも効果的な選択です。
強い不安をリリースする方法を知っていて、完了させた実績のある人だとベストです。
「向き合う」というのは、不安の中身を具体的にすることです。
不安対象は自然に拡大しているので、それを逆方向に向けて、「本当に不安を感じていること」に収束させていきます。
それができたらそのことへの具体的な対処法を見つけられます。
具体的な不安への対処法
①不安の裏にある「安全への期待」に目を向けて、「安全度」を増やすためにできることをできるだけ見つける
友達と一緒なら大丈夫など、0か100かにはせずに、条件づきでもできるチャレンジを見つけます。
②具体的な不安に名前をつけて扱う(「ドキドキ状態になる」など)
自分と不安を切り離せるので、落ち着いて扱えるようになります。
③子どもがイメージしている展開以外に起きうる展開を想像してもらう。
親が起こりうる展開を説明するのではなく、本人にいくつも展開を想像させるのがコツです。
最悪の事態と最高の事態を想像した上で、実際に起きそうな展開はその2つの間のどのあたりで、そこではどのようなことが起きるのかをイメージできるとずいぶん落ち着けます。
④もし最悪の事態になったらやることを予め決めておいて、シミュレーションしてみる
なんでも「知らないこと」に人は不安を感じるので、仮でも体験しておくと、不安はかなり減ります。
⑤行動練習は成功率80%くらいのところから始める
ちょっとしたチャレンジは、成功率80%くらいのところから始めるのが大事なコツです。
親が「これくらならできるでしょ」と決めるのではなく、本人の感覚が「やったらできるかも」というところに落とすのがポイントです。
うまく行ったら、親子で喜びを共有して、勇気づけましょう!
⑥「当たり前にできる」ようになったら、次の小さなチャレンジをする
親が焦って早く進めようとすると「ちょっとやれたらすぐにハードルを上げられる」と思うので、小さなチャレンジさえしなくなることもあるので、ご注意です。
チャレンジの内容にも依りますが、2週間くらいつづけると安定してできるようになることが多いです。
(3)ができない、やろうとしても進まない場合には、信頼と実績のある専門家にお任せするのがおすすめです。
「不安」は甘くみずに、ちゃんとリリースさせることで自信の種にもなりますが、放置しておくと引きこもりの種にもなるので気をつけたいところです。
当カレッジでは専門家にすぐに繋げない状態のお子さんへの、お家でできる関わり方も講座でお子さんの個性と状況に合わせて詳しくお伝えしています。
どこから何をしたらいいのかわからなかったので、スッキリしました
日常の中で親のできる対処法
不安になりやすい思春期の子どもを日々の生活の中でサポートするコツです。
どうしても、脅し・呪いの言葉をかけられたことが多ければ、大人になってもそれが口癖や行動グセになっていることもあります。
でも、そんな連鎖はもうやめてもいいタイミングです。
「やらないようにしよう」とするのは何でも難しいので、「やってることに気づいたら辞める」「代わりの言葉や行動に置き換える」がおすすめです。
例えば『~~しないとバツバツになるよ 👿 』
は
『~~すれば、◎◎になるよ♡』
へなど、楽しい未来を示す方向に、置き換える言葉を決めておくのがおすすめです 😉
思春期の子どもは、まだまだ前頭葉が発達途中なので、つい目の前のできごとだけにひっぱられたり、一つだけの解釈で思い込むことはよくあります。
まして不安が強いと、悪いイメージしか持ててないことも多いので、そんな時は落ち着かせてから、いろんな見方や展開があることに、本人が気づくように声をかけてあげるのがおすすめです。
そしてすぐに「わかった?!」と不安を消そうとせずに、本人が自分なりに「そういうこともあるかも。。。」と受け入れられるようになれば、バッチリです
(^o^)/
「勇気づけ」という日本語だと、「外から勇気を与える」「褒めることで動かす」と誤解されやすいですね
勇気づけはアドラー心理学の言葉ですが、「本来誰もが持っている自分の課題にチャレンジする力=勇気を思い出させること」なんです。
ピンとこない方や苦手な方は、こちらもご参照下さい
子どもが伸びる褒め方は?思春期の子育てで知っておきたい勇気づけ
コツが掴めれば、とても簡単で効果抜群です。
そして何より、誰でも自分にできますから、ご自分の人生が楽しくなります
ちょっと時間をかけて身につけたとしても、かなりの価値=プライスレスです
(^o^)
不安は感情なので、自分の感情に巻き込まれずにうまくそのエネルギーを使うには、脳の前頭葉が育ち・働けることが必須です。
前頭葉は25~30歳までかかって成長する部分ですから、思春期の子どもはまだその部分が不安定なのです。
前頭葉の発達は、栄養と「使う」ことで進みます。
発達をスムーズにするには、食と運動と行動練習が欠かせないのです。
思春期の子どもは勉強や部活・遊びに忙しいので、食や生活リズムが乱れることも多いので、そこは意識して整えていく必要があります。
また、今や子どもの生活にはゲームやスマホがかかせなくなっていますし、学校からデジタル機器が配られることもありますね。
今はそんな社会環境なのですが、アメリカの小児精神医学者のヴィクトリア・ダンクリー博士が、
『ゲームなどのデジタル機器の長時間の使用は、その間は前頭葉に血流が回りにくくなるので、前頭葉の発達にはマイナス効果がある』
と10年以上の研究結果として発表していることも知っておくと良いでしょう。
ゲームだけでなく、動画・SNSも同じで、子どもの不安が強くなる原因の一つとして挙げられています。
日本での研究結果はこちらのブログにも載せています
ゲームが与える影響には要注意!思春期に成長する脳・身体・心へ
不安が強い時には、現実逃避したくなって、ゲームや動画・SNSの世界に浸りやすくなります。
しかしそれを続けてしまうと、前頭葉が使えない・育たないことになりますので、デジタルをしてない時の不安がさらに大きくなります。
それによってまたデジタルに逃げ込む・・というループにはハマらないようにしたいものです。
一生を左右する、前頭葉の育ちの時期である思春期には、デジタルと上手に付き合っていくすべを覚えたいですね
子どもが望めば、ハグやマッサージも子どもの不安感をへらすのにはとても役立ちます。
お母さん・お父さんという信頼できる人との身体的繋がりは、オキシトシンという安心ホルモンを分泌させます。
オキシトシンは不安に対する最も有効な特効薬?ですが、特に人に対する不安に大きく貢献します
どうしても子どもの不安をなんとかしようと、親が伝えたいことがあれこれ先立ってしまうこともありますが、最も大事なのは、子どもが自分の不安に気付いて、健全に表現できるようになることです。
自然なこととして言葉で表現できれば、溜め込んでウツになったり、体調不良になったり、他の行動(引きこもる、暴れる、イライラするなど)が要らなくなります。
話しているうちに、不安を解消する行動のヒントを自分で見つけられることも結構ありますし、さらに自分の話を聞いてもらえれば、人の話も聞けるようにもなります。
自分以外の視点をもらえれば、不安を減らすための行動のバリエーションが増えるチャンスにもなります。
お母さん・お父さんも日々忙しいので、毎日長々と子どもの話を聞くのは大変ですよね。
5分でも3分だけでもいいので、その子が話しかけてきた時でも、その子にだけに興味を集中する時間が持てれば、それだけでもかなり良い関係性に繋がります
(^^)
これならできそう
まずは気楽にやれそうなところから
親の不安が強くてうまく関われない時
とはいえ、最近は親御さんの不安が強くて、子どもの不安に落ち着いて関われないケースも多くなってきています。
大人だって色々不安があるのは当然ですし、また子どもの不安がとても強かったり、登校できないなどの課題があれば、親としてはなかなかどっしりと構え続けるのは難しいものです。
そのような場合には以下のステップを試してみて下さい
(1)自分の不安が強いことに気づいて受け入れる
一番困るのは、親御さんが自分の不安に気づかずに「子どもの問題を解決しよう」と焦って圧をかけ過ぎたり、腫れ物に触るようにしたり、またはその二つを気分によってやってしまうことです。
もちろん「子どものため」なのですが、親御さんが自分の不安に気づかないままだと、「不安をなくしたい」衝動に負けてしまいます。
知らないうちに子どもの状態を踏まえての関わり方の調節ができなくなってしまうのです。
そうなると子ども任せにし過ぎたり、「正しいはず」という思い込みによる「べき」「やれるはず」が先行してやり過ぎになるので、逆効果になってしまうことが多いんです。
それはほんと、誰にでも起こります。
だからこそ、自分の不安に気づくことがとても大事なんです。
(2)なるべく早く、専門家につながる
どうしても、不安が強くなると他人の話をじっくり聞いて受け入れることが難しくなります。
すぐに白黒つけたくなるので、自分で思いついたことを過激にやってしまったり、または急に「やっぱり子どものペースで」と放置することを繰り返してしまうのでは、親子どちらにも良いことは無いものです。
そして新しい情報を入れることなく一人でぐるぐる、悶々としていると、ますます不安は膨らむばかりです。
ある程度やってみたけど進展がない場合には、早いうちに専門家につながるのがおすすめです。
始めは複数の「良いかも」と思える人の話を聞いて、そこから一人を選んでしっかりとサポートしてもらえればベストです。
いつまでも複数の人の間でウロウロしていると、自分では良いところ取りをしているつもりなのに、結局何も進まなかったり、遠回りになりがちですし、専門家も誰も責任をもってサポートできなくなってしまいます。
もったいないですね・・・
また専門家なら、お母さん・お父さんの不安が強くなり過ぎてるところのリリースを手伝ってもらうこともできます。
これまでの改善事例
思春期に不安が強くなって、お困りになっている子はそれなりの数がいますし、増える傾向にあります。
でも、NGな関わり方と効果的な対処法を知っていれば、ちゃんとそのお困りから抜け出すことができます。
これまでの事例を二つご紹介します
ケース1:不安が強くて動けなくなっていたケースです。
中学生の男子で「学校が怖いので登校できない」となっていました。
朝起きられない、やる気が出ない・・という身体症状もありました。
当カレッジでは、まず身体のエネルギーを整えることを、お母さんと一緒に始めてもらいました。
お母さんはその効果を早くに実感してくださったのですが、お子さんは始めはなかなか変化がないように見えました。
しかし、身体へのアプローチは時間がかかっても適切に続ければ必ず効果が現れます。
また、お母さんも「不安だからで全てをやらさない」のではなく、お子さんの不安を認めつつ、ちょっとできるチャレンジはやるように、優しく・だけど揺るがずに接してくださいました。
始めは本当に小さな成功を積みかねたことで、お子さんも自分から「やれるかも。ちょっと挑戦してみよう」という気持ちが湧くようになったので、そこからは徐々にできることを増やしていきました。
時にはチャレンジで失敗もありましたが、始めは小さなチャレンジだったので、凹んでも少し時間をおけば、また立ち直れるようになっていきました。
本当はこの段階では、お母さんにとって、お子さんが凹むのはかなり不安だったのですが、「だからやらせない」とはせずに、踏ん張ってくださったのがとても大事なポイントでした。
お子さんにはぶつけなくても、お母さんもとても不安だったのです。
お母さんはその不安をコーチには素直に相談してくださったので、お母さんに直接不安を取り除くセッションもできました。
やがてお子さんが本格的に回復していったので、お母さんも自然に、ご自分も肩の力を抜いてお子さんの力をしっかりと信じられるようになっていきました。
それがまた良い効果を生んで、お子さんはのびのびと完全回復されました。
今ではお母さんもお子さんも「そんなこともあったね」と笑いながら健やかに過ごされています。
ケース2:こちらは「不安になるとじっとしていられずに、過激に動いてしまうタイプ」のお子さんでした。
中学生女子で、「理由はわからないけど、学校に行けない」子でした。
状況から、本人はとても不安が強いけれど、自分でそれに気づかないし認めたくない思いが強いとわかりました。
子どもに何かを提案したり、考えを聞こうとしても、すぐに怒り出すので話がちっとも進まなかったことが、ご両親が一番困っていたところです。
始めはご両親も「不安が強い」とは思っていなかったのですが、コーチと一緒に振り返ってみるとそうだと頷く事が多かったようです。
まず身体へのアプローチから始めて(これも子どもが納得するのに時間がかかりました)、コミュニケーションのわかりにくさへの対応から取り組んでいただきました。
NGな接し方の(4)ムキになって制圧?しようとするに当てはまっていたので、それを「関わり方のコツ」を使うように練習していただきました。
身体へのアプローチと効果的な関わり方によって、子どもが怒って自分の殻に閉じこもることが徐々に減っていき、気づいたら建設的な会話ができるようになっていました。
やがて親からの提案も、納得できるまでコミュニケーションをすれば、子どもがすっと受け入る余裕もでてきたので、子どもは親から勇気づけられながら新しいチャレンジをするようになっていきました。
このタイプはちょっと元気になると、いきなり思いついた行動を過激にやって(ずっと休んでたのに、いきなりフルで連続して登校しようとするなど)、またエネルギー切れになってしまうことが多いのですが、この子も完全回復までは、何度かこれを繰り返しました。
親御さんとしては「せっかく行けるようになったのに、またダウン?」と不安になったこともあったと思いますが、ここでこらえてくださったのが大きかったです。
本人に、自分にはそんなパターンがあることに気づいてもらって、徐々に「やりたい」という気持ちだけで動くのではなく、落ち着いて適切なチャレンジを繰り返す方が着実に回復できることを体得してもらいました。
その後、彼女は高校受験にも合格して、不登校の間に見つけたやりたいことのために、その先に進むのを楽しみに頑張っています。
親御さんからも『以前よりも身体も心もたくましくなったので、この先のことも安心しています!』と笑顔で喜んでいただいています。
でもちゃんと回復事例があるとわかれば、私も希望が持てます!
不安が強い子どもの親御さん必見!のおわりに
不安を感じるのは当然だけど、その後どう扱うか、がとても大事なんですね
つい、マイナス感情は我慢!と抑えこもうとしてしまいがちですが、どんな感情でも、その裏にある「期待」に目を向けることで、ハマることはありません。
堂々と「不安を感じてる」と言える場や環境があると人は強いです。
まずはうちの子にも、できることをやってみます!
♡♡あとがき♡♡
不安は命に直結する「安全」を求める感情なので、かなり強力なものです。
ただ、それだからと巻き込まれてしまうのでは、どんどん疲れてやる気も出なくなりますし、思春期に大事な前頭葉が働かない、育たちにくくなるのはもったいないですね。
不安が強いと、「今を無事に過ごすこと」だけに気持ちが集中してしまいます。
そうなると、これまでの改善事例でご紹介した、大事な山が超えられなくなるのです。
子どもはどうしても前頭葉が未熟なので、先のことまで気がいかなくなることも多いので、この山場を乗り切るには、お母さん・お父さんの「子どもには勇気があると信じて、先の目標を示し続ける力」が必要です。
お母さん・お父さんも子どもの不安に巻き込まれそうになることもあるでしょう。
そんな時には、閉じ困って孤独にだけはならないことを心からおすすめします。
信頼できる人とのつながりを大切にして乗り切りましょう。
いつかまた、ご自分が誰かを助ける時が来るかも知れません
「孤育て」は辛いですし、頑張る方向の修正が難しくなります。
あとから「あんなに頑張ったのに」となる辛さは本当にきついです。
以前の私のように、そんな思いに涙する人を減らしたい☆☆
有史以来、誰もその子を今の時代に育てたことはないんですから、「子育てではちゃんとやれないことがあっても当たり前」なんです。
子育てを「親だけが頑張るもの」から、「みんなの力で進めるもの」に進めていければ嬉しいです
(^^)/
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