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思春期の子どもについてもっと知りたいことを
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最幸の親子関係を作るお手伝い
こんにちは。
昨晩は神楽坂で息子と食事をしてきました。
「愛縁喜縁」さん。美味しかったです☆
さて、やりたくなかったことを
やってしまった時のお話しです。
「うわ~、やっちゃった 🙁 」と
思った時に感じる罪悪感は
確かに嫌なものですが
その感情の本来のメッセージ
「同じ失敗を繰り返さないためには
何ができる?」をちゃんと受け取れるといいですね。
でも、なかなかそうもいかず
「そうしてしまった自分」を
自分で責め続けてしまうこともありますよね。
責めてたって落ち込むだけで
良いことは起こらないのに
責め続けてしまう時には
そこにも「わけ」がありそうですね。
何が起きているのでしょう?
もう充分に
「まずいことをしちゃった」
と思っているのに
さらに「失敗を責め続けてしまう」のは
「してしまった」ことへの怒りが
まだそこにあるからかもしれません。
「本当はそんなことしたくなかった」のに
「やってしまった」ことについて
怒りがおさえられない状態なのかもしれません。
だから
「やってしまった自分」を許せずに
嫌な言葉を浴びせるという攻撃を
やめられないのかもしれませんね。
まだ「してしまったこと」に怒っていて
「こうなってしまった」ということを
「嫌だけどしょうがない」とは
受け止められてはいない状態です 🙁
私、本当はそんなことしたくなかった!
という気持ちがまだ充分に救われていないんですね。
このような怒りの気持ちが強いままでは
「今」の状況を受け入れられないので
「次はどうする?」なんて
考えることができませんよね。
まずは怒りの気持ちを
充分にリリースすることが必要なようです。
「怒り」をリリースするためには
少し時間をとって
怒りの言い分を聞いてみるのが
実は一番の近道です。
ちょっと勇気がいるかもしれませんが 🙄
リリースされていない感情がある時には
理屈でそれを説得しようとするよりも
まずはその感情の言い分を
存分に聞いてみることが必要なんです。
「怒り」の場合には
何について一番怒っているのかを
わかるようになることが大事です。
この時のポイントは
「あ、やっちゃった!」と思った時の
その瞬間に感じていた気持ちだけを
ただ感じてみることです。
「できなかったから私はダメだ」
などの「連想」「発展」はしないように。
「もっと頑張ればできた」とか
「そもそも根性がない」とか
そういうコメントも一切お休みです。
また
「そうだそうだ、それは❍❍が悪い」
「△△のせいで、こうなった」という
合いの手もしないこと 😉
ただ、その時感じていたことを
そのまま「そうかそうか」と受け止めていきます。
私、そんなつもりじゃなかった
もっとうまくやりたかった
人を傷つけたくなかった
でも、出来なかったから悔しい~~
そうすることで
「そうか、頑張ろうとしてたのに
できなくて悔しかったんだ」
「人を傷つけたくなかったんだね」と
自分でしっかりとその気持を
受け止めることができるようになります。
ふむふむ、うまくやりたかったのに
できなかったら嫌になるのも当然だよね
と、そのまま受け止めていきましょう。
だって、本当に当然ですよね。
そして、どんな気持ちがあったって良いんです。
それに振り回さなければいいだけです 😀
自分のなかの怒りの気持ちだけを
ただ「そうだよね」と感じきっていくと
「わかってもらった~」と
落ち着いてくる時がやってきます。
そしてその時になったなら、ようやく
「本当はどうしたかったのか?」を
聞いてみることができるタイミングです。
「本当はちゃんとやりたかった」
「じゃあ、今度ちゃんとやれるために
何かできることはある?」と
本来の罪悪感のメッセージに戻っていけるようになります。
自分を責めることが
どうしてもやめられない時には
少し時間をとって
ちゃんとやれなかったことへの
怒りの気持ちを十分聞くことで
ぬけられることがよくあります。
「本当は何が嫌なのか」を感じることが大事です。
自分で自分の怒りの言い分を聞くことが
怖かったり
コメントや合いの手を休ませるのが
難しいなあと思うような時には
プロの手を借りてみるのもオススメです 😀
怒りを抱えたままで
前に進もうとするのは難しいものです。
たまった怒りをリリースできると
ものすごくスッキリできます。
そうなると
本当に自分がしたかったことが
できるようになっていきます (^o^)
追伸:
他の人への怒りが収まらない時にも
この方法をやってみることもできます
(^^)/
今週のテーマのブログです
① 罪悪感
② 罪悪感のメッセージを聞く
④ 誰かを傷つけてしまったと思う時
⑤ 消えにくい罪悪感
⑥ 思春期と罪悪感
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