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子育て終了後の生き方について、ふと気になることはありませんか
子育て終了後の生き方について、ふと気になることってありませんか?
人生100年の時代です。
毎日忙しいからこそ、今考えてみれるといいですね。
そういう意味では充実しているんですけど・・
ふと、この先子育てが終了したらどんな生き方になるのだろうと思うことがあるんです。
ほんと、子育てって忙しいですよね。
小さい頃にはなんにでも、時間と手間がたくさんたくさんかかります。
そして思春期になったらなったで、送り迎えなども結構あるし、直接手が出せない部分で気をもむことも多いです。
そしてそんな忙しい毎日だと、なかなか「子育て終了後の生き方」についてじっくり考える時間が持てないかもしれません。
あまりに今が忙しいからこそ「この子育てが終了したらどうなるんだろう・・」と思うことがあっても、漠然とした気持ちのままになっていることもあるでしょう。
寂しさもあるし、忙しかった毎日が急に変わってしまったので、どうしたら良いのかわからなくなったそうです。
「今から何か考えておいたほうがいいよ」と言ってくれたんですけど、どう考えたらいいのかわからないんです。
実は私も上の子が家を出た時に、『子育てって終了するんだ!』とわかっていたはずなのに「がっくり来て衝撃を受けた経験」があります 😳
私の場合は母を早くに亡くしたこともあって、子育て時期には「私が頑張らなくちゃ!」と気合が入りすぎてました。
日々のことばかりで、その先のことは具体的に考えてなかったんです (^^)>
また、子育て後のロールモデルも身近に見つからず、イメージないままでした。
頭で分かっていたようでも、心の準備ができていなかったようです。
当時(10年くらい前)には、私の周りの子育てお母さんたちも、仕事をしている・いないにかかわらず、お子さんが家を出た時にがっくりきてた人が多くいました。
いわいる「空の巣症候群」と呼ばれる現象です。
今まで子育てに向けてきたエネルギーをどこに向けたらいいんだろう。
自分の親世代みたいにのんびりと過ごすので満足できるんだろうか?と悩む人もけっこういました。
今からは人生100年の時代です。
子育て終了後の人生の時間が、どんどん長くなっています 🙂
せっかくの時間を楽しめるように、子育て中からも終了後の生き方について考えておくといいですね。
目次
子育て終了後の生き方について考える時の3つのポイント
子育て終了後の生き方について考える時に、大事なポイントは3つあります。
「1」子育て時期の価値を大事に!
「2」自分の最幸未来を描く
「3」今からできることを始める
それぞれを見ていきましょう!
「1」子育て時期の価値を大事に!
(1)子育て時期ははりあいを感じにくい
子育て時期はどうしても、子ども中心に時間やエネルギーを使うことが多くなります。
そんな時には「自分の思い通りに過ごせない」「振り回されている」とストレスに感じがちです。
また「もっと社会とのつながりを強くしたい」「他の人に貢献したい」と思うこともあるでしょう。
基本子どもは「親に何かしてもらってもアタリマエ」と、自立の前には思っているものです。
かく言う私も結婚で家を出る前までは、感謝する気持ちがあっても言葉にして伝えてはいませんでした (^^;)>
子育て中には「子どもから直接感謝される」ことがあまりなかったりしますね。
日々愛情と時間と手間を注いでいることのありがたみを実感してもらえるのは、子どもが自分の子育てを始めた時以降かもしれません。
もちろん、子どもからの感謝の言葉をアテにて子育てをしているわけでもないし、子どもの成長という大きな喜びがあるのですが、日々の中では、なかなか直接張り合いを実感できないところもあると思います。
ところが同じことを他の人にしてみると、ちゃんと喜ばれるし、目に見える対価をもらえたりします。
やっぱり直接喜ばれると、「貢献している感覚」がつかめるので幸せを感じるのも当然ですね
そういう意味で「子育て」は「家庭の外とやりとりすること」「仕事」に比べると、日々の「はりあい」を感じる機会が少なくために、やっていることの価値をまめに実感しにくいところがあります。
子育てのために「仕事」を手放したり制限をしているという思いがあると、さらに「自分のキャリアダウン」「キャリアの停滞」だと、子育ての期間の価値を低く感じやすくなります。
しかしそんな風に子育ての価値を低く感じたままだと、残念なことに子育てが終了した時には虚しさばかりを際立って感じてしまいます。
そして子育て中にも「今はダメでも、これが終わったら羽ばたくんだ」というストーリーを持ち続けることになります。
それでは「今」がつまらないですし、子育て終了後の生き方のイメージも「取り返えさなくちゃ」という変に力の入ったものになってしまいます 🙁
もっと自然に「自分が本当にしたいこと」を選びたいですね。
なかなか価値を感じにくい子育てですが、それでキャリア経験などの『外に見えるモノサシ』にだけ価値を与えてしまうと、残念なことになってしまいます。
人生は自分がどれだけワクワク楽しんだかです!
直接もらう感謝は遅れてやってくるにしても、子育て中に感じられる大小のワクワク・ドキドキにも、意識して目を向けていきましょう❣
そのワクワク・ドキドキ感じる心が、子育て終了後の生き方のコンパスになります。
(2)子育ては貴重な仕事
そして、実は子育ては人生でもとても貴重な仕事です。
子育ては、責任を感じることなのに「眼の前のこの子を私がどうやって育てるのか」について詳しく教わるチャンスがほとんどありません。
さらに「正解」もないし、自分が「やめたい」と思っても簡単には止められないものです。
もしかしたら、こんな難しい仕事は他にないかもしれませんよね。
それを日々、ずっとやっているなんて、実はものすごいことなんです!
子育てはいつからでもバージョンアップできるけど、二度は繰り返せないという、とっても大事な仕事です。
眼の前の我が子が育って、いつか社会で活躍するまでの時間をサポートするメインはお母さん・お父さんです。
そういう意味では社会につながる意義の大きな仕事でもあり、とっても価値があることです。
”次世代を育てる”なんていいますが、これも一人ひとりの人間が実際に育たないと成り立ちません。
子育ては社会的にも、地域や国、人類にとっても価値ある営みです。
ぜひ、そんな社会貢献でもある「自分の子育て」の価値を、今一度再確認しておきましょう 😉
そんなすごいことを毎日続けてやっている自分が、この先に違う環境になった時に何をするのか・・というスタンスで、子育て終了後の生き方も考えてみましょう。
きっとワクワクが湧いてくるはずです!
そして子育てを「社会貢献」と思えば、一人で頑張らなくてもいいと思えるので、借りられる手は借りちゃおうと気もラクになります 😉
まずは「今」を楽しみながら、その先の未来を創りましょう!
未来も明るく感じます♡
「2」子育て終了後の最幸未来を描く
今がいい状態になったらなら、ご自分の最幸未来を思い描いてみましょう。
今お仕事をしている・していないにかかわらず、子育てが終了したら時間の使い方が変わってきますから、その時に実現したいイメージを持っておくといいですね。
「子育て終了後の生き方がわからない」というご相談には、2つのパターンがあります。
(1)自分が何をしたらいいのかわからない
(2)したいことがあるけれど、課題があると感じてる
子育て終了後の生き方と言われると、ついつい「親としてじゃない自分」に意識が向きがちです。
でも「生き方」全体を考える時には「職業=キャリア」だけでなく、友達関係や趣味なども含めての「どう生きたいか」の全体に、一度目を向けてみましょう。
子育て終了後の生き方を考える3ステップ
ステップ1
人生を考える時には8つの角度(家族、友人関係、楽しみ・娯楽、健康、仕事など他者への貢献、お金、自己成長、生活環境)から考えてみると、生き方全体のイメージが掴めます。
8つのそれぞれのテーマで、「自分の最幸」はどんな状態なのかとイメージを膨らませてみます。
この時は「できるかできないか」や「他の人のモノサシ」は一度、完全に脇に置くのがポイントです 🙂
まずはご自分が「本当は何を望んでいるのか」を言葉にしてみましょう。
言葉にするのがどうしても難しい場合には、自分のイメージを絵にしたり、雑誌のなかからピッタリの写真を切り抜いてもOKです。
ステップ2
それぞれができたなら、そレが実現している1週間、1ヶ月、1年の生活をざっとイメージしてみましょう。
8つのどれかを犠牲にしてどれかだけを手にするのではなく、自分が「バランスがいい」と感じるのはどのような日々なのかとイメージします。
ステップ3
最後は、「人生最後の日」にどう思っていたいのかを考えてみてください。
その日には、どんな人生だったとあなたは言っているのでしょうか。
その日が「子育て終了後の生き方」の結果です。
そしてその日から10年刻みくらいで、人生をさかのぼって子育て終了の日までをイメージしてみましょう。
人生最後の日から10年手前では、あなたは何をしていて誰と一緒でしょうか
その10年手前では??
そうやって子育て終了の頃までやってくると、この子育て終了の時期に自分は本当は何をしたいのかが浮かび上がってきます。
必要ならばステップ2のイメージを調整しましょう。
今から子育て終了までにやっておきたいことも見つかるかもしれません。
自由に自分らしい生き方を見つけましょう!
もしこの3ステップにサポートが必要な時には、講座やコーチングでもお手伝いしています 🙂
自分がドキドキする生き方がわからない場合には
このステップをいざやってみようとすると、これまで子育てや家事などに一生懸命になりすぎていて、自分が何にドキドキするのかや、どうなりたいのかがわからなくなっている人も少なくはありません。
そんな時にはご自分が小さい頃や今まで、今の日常で「好きだったこと」「夢中になったこと」「憧れてたこと」「喜んだこと」「楽しいこと」などをたくさん見つけてみるのがオススメです。
思い切って50個から100個は書き出してみてください。
途中で詰まってしまうかもしれませんが、そこで粘ると「そういえば!!」というひらめきがポコポコ現れてきます 😉
さきほどの8つの分野にわけて、書き出してみるのも効果的です。
本来、どんな人にも「自分がやりたいこと」は必ずあるので、心の鉱脈を掘り当てましょう☆
また、ご自分の小さい頃をよく知っている人に「楽しそうにやっていたこと」を聞いてみるのもいいでしょう。
すっかり忘れていた「夢中だったこと」を思い出すヒントが見つかります 😉
「3」できることを始める
(1)「私、楽しめた。」と言う生き方をする
望む未来のイメージができたら、次は「どうやって手に入れるか」という段階に進みます。
もしかしたらこの段階になると、急に「難しい」「無理」だという言葉が浮かんでくるかもしれません。
しかし、やりたいことさえ決まれば、それを手に入れる方法は無限にあります!
何かの手順を踏む必要があることでも、ショートカットできる方法だってあるかもしれません。
今「難しい」「無理だ」と思えるのは、まだもっといい方法が見つかっていないだけなんです。
時間がないから、お金がないから、他の人から何かを言われるから・・・そんなことで自分の人生を諦めてしまうのはもったいないですよね。
人生最後に日に「もっと自分の好きなことをやればよかった」と思う、全人類の90%の仲間入りはしたくないものです。
(2)どうしたらいいのかな?と思う時のヒントの見つけ方5つ
「道を開くヒント」はこんなことから見つかります。
①自分の今までの「うまくいったこと」のなかからヒントを掴む
改めてさまざまな「うまくいったこと」を見てみると、応用できることも色々あります。
②他の人からアイデアをもらう
自分だけではいい方法が思いつかない時でも、他の人の視点から道が開けます。
いろいろな人に聞いてみるのもいいですし、誰かと一緒に「100個のアイデア出し」などに挑戦すると、80個を過ぎた頃から、面白いものが見つかります。
楽しい気持ちでやるのが一番のコツです (^^)
③うまくやれている人を観察する
似たようなことでも、全く違うことでも、「うまくやれている」人を観察すると、そこからヒントを得ることも多いです。
④あこがれの人からヒントをもらう
実在の人物でも、物語に出てくる人でも、自分のあこがれの人の要素にヒントが見つかることもあります。
思いもかけない言葉が浮かんできたりします 🙂
⑤実現している未来の自分から教えてもらう
もう未来でやりたいことを存分にやっている自分に「どうやってうまくやったの?」と聞いてみるのも面白いです。
ちょっと不思議なようですが、ケロッと「こういうことをしたから」と教えてくれることも珍しくありません 😉
いたずらやサプライズを考えている時のような身体・心・頭の状態でやってみてくださいね。
一人で普通に考えてもアイデアが見つからない時には、こんなふうに色々なパターンで他の人の手も借りてみてください。
もちろん講座やコーチングセッションでもこのプロセスを体験できます ^^
(3)今からできることをやってみる
やりたいこととそこに進む道が見つかったら、今からできることがあれば始めてみましょう。
その進む道への行動を始めてもいいですし、応援してくれそうな人に「こんなことをしたい」と話してみるのもいいでしょう。
ちょっとでも行動してみると、見える世界が変わってきます。
もっとワクワクできることが見つかるかもしれません。
また、誰かに言葉にして伝えると、そのやりたいことが自分の中でもぐんとリアルになります。
他の人に話したことから思いがけないご縁が始まることもあります。
「変化」が怖くて『何夢みたいなことを言ってるの』『あなたは今のままで十分』などど、人の話にも抵抗したがるタイプの人もいます。
でも実は何をしてもしなくても、時の流れとともに誰もが変化してしまうものなんです。
そんなドリームキラーに出会った時には「人生最後の日にどう思いたいのか」と、ご自分のハートに聞いてみてくださいね。
「子育て終了後の生き方について」のまとめ
いかがでしたでしょうか。
子育て終了後の生き方について考える時のポイントのご紹介でした 😀
子育てはとても重要で大切なお仕事です。
自分の時間とエネルギーを子どもを育むために使います。
そしてそれが終了したあとには、ご自分のためにその時間とエネルギーを使いましょう。
そのためには、子育て中から「ありたい姿」「自分らしい生き方」をイメージしておくといいですね。
特に子どもが思春期になる頃は、更年期や親世代のケアなど色々なことがあるからこそ、自分を一番にすることを手放さずにいきましょう。
子育てをしている自分にも誇りを持ちながら、本当にやりたいことをやってみようと思いました。
3ステップをやってみます 😀
不思議なもので子どもは、親が幸せにやっていると思えないと、自分も十分に幸せになってはいけないとどこかで感じてしまうんです。
日本人には特にそんな連鎖が強いようです。
そんな連鎖は、みんなで思いっきりもう終わりにしちゃいましょう!
♡♡おまけ♡♡
眼の前の現実とは違うことを想像できるのは、人間だけに与えられた力です。
子育て終了後の、あなたの最幸な生き方を想像してみましょう。
誰にとっても今日が残りの人生の一番初めの日です。
今日から始めることができます \(^o^)/
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