まずは自分の気持ちにつながる:引っ込み思案の改善

引っ込み思案についてのお話
NO.3です。
(NO.1はこちらです)

 

昨日のブログでは

「引っ込み思案もひとつのライフスタイル」
というお話をしましたが
「他人の気持ちを大事にする子」も
自分から積極的に行動しない
引っ込み思案なふるまいが
無意識の癖になっているということもあります。

 

他の人の「こうしたい」という気持ちを
敏感に察することができる
という子っていますよね。

察することができるというのも
一つの大事な能力なのですが
それゆえに、他の人の気持ちを
優先することがアタリマエの行動に
なってしまっていることもあります。

 

他の人の気持を尊重することは
もちろん大事な事なのですが
このふるまいばかりしていると
自分の気持を感じたり
優先することが苦手になりやすくなります。

そうなると自分についての
重要な選択をする時、
たとえば志望校決めや就活などの
自分自身の進路決めの時などに
自分の本当の気持がわからなくて困る
決められない

ということが起こりがちなのです。

「良い子」でずっときたのに
進路選択でつまる子は案外多いようです。

 

また周りに意思表明が強くて
はっきりしている人がいたことで

自分の気持ちの表現を控えることが
癖になっている子もいます。

小さい頃から仲の良い友だちが
グイグイ型のリーダータイプだったり
兄妹がそうだったり
親の「明確な指示出し」が多かった時などに
受け身がその子のアタリマエになっていることがあります。

 

どちらのしても
自分の気持ちをしっかりわかった上で
時には人に譲ったり
受け身になっているのであれば
その子が困ることがないかもしれません。

でも
自分の気持の表現を控えることや
自分の気持にアクセスしないという

ふるまいが無意識の癖
なってしまっているのであれば
ちょっと意識して
場面に応じて柔軟にふるまえることが
必要だと思います。

 

「時には主張する」
ということができないと

自分の人生を自分で選んでいくことが
難しくなってしまいますよね。

そして
いつも自分の気持を控えていることで

気づかないうちに自分の気持ちに
うまくつながれなくなることが
一番心配なことなのです。

 

昔脳の病気で「感情を感じる部位」を
切除した人がいたそうです。

その人は記憶力も計算力も推理力も
まっとうのままだったのに
ごく簡単なことも自分で決められなくなったそうです 😯 

その人は何かを選ぶ時に
様々な合理的な対応が頭に浮かぶのだけど
結局どれが「自分にとって良い」のかが
感じられなくてとても困ったというのです。

 

感情は喜びなどのプラスでも
怒りなどのマイナスでも
何かをしようとするエネルギーです。

うまく使うことで自分らしい人生を歩んでいけるのです。

自分の気持を感じないようにしたり
抑えてコントロールしようとしたりせずに
ちゃんとアクセすることを大事にしたいですね。

 

もし、気持ちを控えることが
癖になりすぎている子どもがいたら
まずはその子の気持ちを尋ねたり
その子に何かを選ばせることを

意識してやってみることがオススメです。

 

ちょっとした
「今日食べたいものは何?」
「何が好き?」
その子がやっていることの
「どういうところが面白いの?」など
尋ねることを増やしていきましょう。

「好き」と「楽しい」についてオススメです☆

 

そこから始めて元気になって
不登校から脱出した子も何人もいます (^^)

 

なお、周りの雰囲気・感情などを
敏感に感じすぎるあまり
自分の感情との区別がつきにくくて
苦労している子どももいます。

このような子どもの場合には
その子に合った練習方法がありますので
ご相談ください

 

追伸:
今日は大好きな友だちとランチです。
いっぱいおしゃべりしよ~っと  😀 

 

今週のテーマのブログです
引っ込み思案な子
引っ込み思案はライフスタイル

表現上手な人を意識してみよう
思わず自分で動いてしまう「好き」を育てましょう
より自由で楽しいライフスタイルへ

 

 

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