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最幸の親子関係を作るお手伝い
『好きなことがわからない』
ちょっと不思議なようですが、そんなお子さんは多いです。
でも、うちの子に聞いても「自分の好きなことって言われてもわからない」って言うんです。
好きなことをどうやって見つけたらいいんでしょう?
実は今「自分の好きなことに敏感な子」と「自分の好きなことがわからない子」に、けっこうはっきりと分かれる傾向があります。
確かに受験や就活の面接では「自分が好きなこと、うちこめること」について尋ねられるのは定番です。
自分の好きなことをはっきり自分でわかるとそれにしっかり答えられますね。
そして「自分の好きなこと」をちゃんと言葉にできると、自分の意見も定まりますし、自分の中からぐっとエネルギーが湧き出して元気になります。
何ごとにも積極的になるんです 😀
講座や個人セッションで自分の好きなことをガッツリ見つけて、『人生が変わりました!』なんて言ってくださるお子さんも大人の方もたくさんいます。
1 なぜ「好きなことがわからない」を卒業するのが大事なのか
2 「好きなことがわからない」になる理由とは?
3 「好きなことがわからない」を卒業する方法
について見てきましょう!
目次
「好きなことがわからない」を卒業すると、大げさではなく本当に日々の生活や人生が変わります。
では、実際にどんな事が起きているのかをご紹介いたしましょう
『好きなことがわからない』を卒業すると起こること
(1)元気・やる気が湧く
(2)積極的になる
(3)困難を乗り越えられるようになる
(4)いろいろな選択を自信を持ってできるようになる
本当は誰にでも自分の好きなことは色々あります。
赤ちゃんの頃には誰でも、自分の好きなことをやろうとするし、元気ですよね。
「好き」というのは「もっとそれをやりたい!味わいたい」と自然に動きたくなる「心=感情のエネルギー」です。
どんな人でも赤ちゃんの頃には、自然に湧くエネルギーがいっぱいで元気なんです。
では、ここでちょっと実験をしてみましょう (^^)
まずは勉強や掃除など、何か「やらなくちゃいけないから」「必要だから」で取り掛かろうとする時のご自分の身体の感じを思い出してみてください。
・・・・・
そして次に、好きなことをもっとやろうとしたり、好きな趣味に取り掛かろうとする時の身体の感じも思い出してみてください。
それぞれ、どのように動き出しているでしょうか?
始めの方は頭で考えて「必要だから」と納得してから動き出している感じがしませんか?
そして、もう一つの「好き」「楽しい」の心エネルギーで動く時には、わざわざ理由や価値を考えなくても自然に動き出せて、ラクに行動しちゃっていると感じていただけたのではないでしょうか。
後者のほうが自然にすっと動けるし、動いている時もラクで楽しいですね 🙂
自分の好きエネルギーでラクに動くことが増えると、「動くこと」そのものが楽しくなります。
「嫌だけど頑張ろう」が多いと、動きたくない自分を動かすのに余計なエネルギーが必要ですが、自然に楽しんで動けていると、どんどんエネルギーの貯金ができるんです。
それで色々なことをやってみたくなったり、挑戦したくなったりします。
何をしてても「ちょっと嫌だな」とか「難しいな」と思うことがありますが、そんな時でもエネルギーの貯金があるとそれにもすっと取り組みやすくなります。
また、好きなことをしている時には、他の人から見たら『大変でしょう 😆 』ということも、全然気になりません。
気持ちも軽く良い状態で取り組めるので、困難なことにも乗り越えやすくなります。
そしてその体験がさらにその子の自信になるんです。
でも私はお子さんやご家族と笑顔になるのが大好きなので、大変どころかワクワクです 🙂
今はとにかく、何につけても選択肢が多い時代です。
沢山ある中から、自分で決めて選ぶことばかりです。
何かを選ぶ時には「効果的だから」「役立つから」「正しいから」「合理的だから」「早いから」「評価が良いから」・・など、色々な基準がありますね。
そういう頭で判断する要素も大事なんですが、心の「好きだから」「自分に合いそうだから」という要素もとても大事です。
そして身体で実際に行動して、その結果を振り返ることも忘れずに!
頭、心、身体のすべてを使うと最良の選択ができます。
本来は誰でも自分の好きなことを感じる力があるので、それを「とり戻す」感じです。
次はそれを見てきましょう!
「好きなことがわからない」になる7つの理由
赤ちゃんの頃は自分の好きなことをやっても、真剣に怒られることってありませんね。
でも、ちょっとずつ成長するにつれて「躾」ということで、「好きなこと」をやるのを止められたり怒られたりします。
幼児にはまだ未来や周りへの影響とか考えられないので、大人からすればそりゃあ、『ダメよ〜』と言いたくなることもやっちゃいますもんね 🙄
そしてこの止められた時に、幼児は「なぜ止められるのか?」を説明されたとしても、その理由をすぐに理解するのは難しいものです。
例えば夜中に好きでやっている遊びを中断してまで、早く寝ることが大事なんて、幼児には一二度言ったくらいじゃわからないのがアタリマエです。
止められた理由を本当に幼児がわかるまでは、その時の成長にみあう言い方で、大人から優しく何度も繰り返されることが必要です。
いや〜、それが分かっていても、大人だっそれをいつも完璧にしてあげるのは難しいですよね
( ´Д` )
そこで幼児からすれば、今までは何をしても周りの大人から喜ばれていた状態から、「よくわからないけど」やりたいことをすると、だんだん怒られたり制限されることが増えるというイメージになります。
それでその時に「自分は好きなことをやっていいわけじゃない」と学習してしまう子もいるんです。
このような「説明されてもよく分かっていない」子どもと「ちゃんと理由を言ったから理解しているはず」という大人のすれ違いは、その後の小学時代も続きやすいんです。
子どもが年齢が上がっていくと、「好きなことをやっていけないんじゃなくて、この場合はこういう理由でNGなんだ」という説明がされれば子どもは理解できるようになっていきます。
ところがですね、残念なことに大人の方は「今まで言ってきたんだから分かっているはず」「もうこの年だから自分でわかるはず」と思っているので、詳しく説明することを省くようになってしまうのです 😯
むしろ「何度言ったらわかるの!」「わかってるのにやっている」という怒りまで加わるので、そっちの方を言葉にしてしまいます。
『さっさと寝なさい!いつまでぐずぐずしてるの!!本当にだらしないんだから』
↑ ↑
かつての私です (^^:)>
そうなると以前から「自分が好きなことをしようとすると怒られる」と思ってる子は「いつも自分の好きなことを思い切りやらせてくれない」と反発するようになるか、「どうせ好きなことをやろうとしても反対されるから」とあきらめるかに分かれていきます (><)
そしてあきらめる派の子どもたちは、「どうせ好きにさせてくれないから」と「自分の好き」を感じるのを知らないうちに手放していくのです。
しかし一方で、「好きなことを思い通りにやる」のを制限されることがあっても、大人が止めないような自分が好きなことをした時に、うんと褒められたり喜ばれたりすると、その子は「自分の好きなこと」を手放すことはありません。
失敗をダメなことや大変なことだと思っていると、何をするにも「失敗しないこと」を優先させてしまいます。
本当はこっちが好きだけど、これをやったらうまくいくかわからない・・・そう思ったら好きなことよりも安全で確率の高いことを選ぶようになります。
そしてそれを繰り返すことによって「上手く行くか、わからないことでも工夫したらうまく行った」「失敗してもリカバリーできた」と言う体験が得られないので、どんどん失敗を恐れるようになって、自分の好きを無視することを強化してしまいます。
そうやっていくうちに自分の「好き」との繋がり方を見失ってしまうんです
(T_T)
その”失敗を恐れる”って、親が怒り過ぎるからですか?
でも、お子さんの気質もありますし、発達の抜けがその裏に隠れている場合もあります。
ただ、どんな状態からでもつながりを取り戻せますから、ご安心くださいね♡
子どもはお母さん・お父さんが大好きです。
特に小さいうちは自分とお母さん・お父さんの区別がはっきりついていないものです。
だからがお母さん・お父さんが何気なく「これが好き」と言ったものを、自分の好きなんだと思うし、反対意見は持たないようにします。
例えばお母さんが『近所の◯さんっていい人よね~』といえば、自分も◯さんのことを好きだと思うようになります。
反対に『あの☓さんとは関わりたくない』と親が言ってるのを聞けば、自分はなんとも思っていなかったのに、☓さんには自然に近寄らないようにしますし、つい話してしまったりしたら、なんとなく勝手に罪悪感を感じたりもします。
この「家族の好みを自分の好みとして受け入れる」度合いの強さは、ご家族が自分の好き嫌いを表現する度合いとお子さんの気質の組み合わせに寄ります。
そして自然な成長の流れで、思春期になると子どもが自分と家族を切り離そうとするようになります。
お母さん・お父さんがとてもはっきり好き嫌いを表現するタイプで、お子さんが周りの人の感情を大事にするタイプの組み合わせだと、時にお子さんが思春期になって「自分の好き」を成長させようとするのがうまくいかないこともあるんです。
でもご安心ください。
どちらが悪いという話にせずに、お子さんの好きを取り戻すことができますから!
周りに気を使う子は、自分の「嫌い」「嫌だ」を表現するのを抑えようとしがちです。
また、周りが「チャレンジ」「積極的」「明るさ」「みんなと仲良く」を推奨する「ポジティブ思考」過ぎると、「嫌い」「嫌だ」はネガティブ思考だと捉えてしまって、子どもが表現しにくくなることもあります。
そしてちょっと意外なようですが、そうやって本当の自分の気持を表現しないように押さえるのが癖になってしまうと、いつの間にかポジティブな「好き」「楽しい」にもつながれなくなることがあるんです。
いつの間にか、頭で考えた「ポジティブな良いこと」に合うことをやろうとする人になってしまうのです。
これはよくある落とし穴なんですよ~
感情が豊かになると自分の好き・嫌いがわかるようになります。
嫌いを感じるのも、全く悪いことではありません。
「嫌い」に振り回されなければいいんです。
「嫌い」の裏側には好きがありますから、それを見つけるきっかけにもできます 😉
これは大人にもハマりがちなパターンです。
子どもでも大人でも忙しかったりやることがたくさんある時には、誰でも自分の感情を置き去りにしやすくなるんです。
思春期の子どもは学校の宿題・行事、部活や趣味の活動、塾の勉強などなど、たくさんやることがあります。
特に最近はどの学校も宿題やテストを増やす傾向なので、10年前の子どもたちよりもさらにやることが増えている感じです。
もちろん「やらせれていること」ばかりでなく「自分が好きでやっていること」もあるのですが、とにかくやることがたくさんあると、本当は好きでやっていることでも、じっくり「好きだな♡」「楽しいな♡」と感じる時間が持てなくなりがちです。
大人の子育てでも、そんなことってありませんか?
子どもを可愛いと思っているのに、日々の中では「可愛いからこそちゃんと生活させなくちゃ」と、次の段取りを考えたり子どもに何かをやらせることで精一杯に・・・
いつの間にか好きという気持ちがわからなくなって、いつも子どもと自分のダメ出しばかり・・・
本来の「可愛い」「好き」はどこに行ったのかわからなくなってしまうのです 🙁
実は心で「感情」を感じるには、頭で物事を理解するよりもちょっと時間が必要です。
そして気持ちを味わうには、さらにもうちょっと時間が必要です。
やることが多すぎると、「何かをする」ことに意識が向きすぎてしまうので、感情を感じるためになんて「もったいなくて立ち止まれない」となってしまうことがあるんです。
そうなると感情を無視することになり、だんだん自分の感情エネルギーと繋がれなくなってしまいます。
子どもが忙しそうな時にも、5分だけでも好きなことの話を聞いてあげるのもオススメです 😀
ここまでの①~⑤は、「好きという気持ちがわからなくなってしまう」というケースでした。
この”「本当に」にとらわれている”というのは、『自分の小さな好きなことはあるけれど「本当に好きなこと」はものすごく好きでバリバリ打ち込めることじゃないとダメ!』『お金になったり尊敬されそうなこ戸や、有意義なことじゃないとダメ』と思っているようなケースです。
「好きなことがないんです」とおっしゃるので話を伺ってみると、実は「犬と遊ぶのが好き」「サプライズを考えるのが好き」など結構小さな好きがたくさんあったりします。
でもそれだと胸を張って『自分の好きなことは・・・』と言えないのでダメだと思っている方が多いんです。
ところがどんな小さな「好き」を感じる体験にも、実はその人らしい「好きのタネ」がたくさん見つかります。
そしてそれを”自分らしさ”や”専門性”に結びつけることも全く難しくありません。
そしてそれを言葉にすると、これからやりたいことも見つかるし、自信を持って『これが私の好きなことだ』と言えるようになるんです 😀
入試や就活に向けて、みなさんとたんにやる気が燃えだします
「小さな好き」からも「自分らしい好き」を見つけることもできるんですね。
なんだか安心しました (^^)
⑦ ゲームや動画・SNSなどのやり過ぎ
現代ではデジタルに幼少期から長時間触れる子も増えてきています。
ゲームや動画・SNS、ネットなどは、『いつでも、手軽に、自分の好きなことを無尽蔵に提供してくれる』ものです。
大人でも、それほど今必要ないものでも、表示されるとついアレコレ見てしまうこともありますね 😉
短時間であれば、楽しくなったりリラックスしたりできますので、デジタルの使用はプラスに影響します。
しかし、その「手軽さ」と「無尽蔵さ」に引きづられて、毎日長時間デジタルで楽しむ習慣ができてしまうと、今度は他のことをする時間や機会が失われすぎるというダメージが大きくなってしまいます。
「常にデジタルに楽しませてもらう」ことに慣れてしまうと、デジタルがないと自分で自分を楽しませることができなくなってしまうのです。
デジタルが今ほど子どもに普及してなかった頃には、子どもは様々な遊びや体験をすることで、「自分は何をしているのが好きか」を見分けていきました。
友達のAちゃんは鬼ごっこが好きだけど、自分は砂場でお城を作るのが好き。
友達のBちゃんはおままごとでお母さん役をやりたがるけど,自分は子どもの役の方が好き。
自分は人の絵を書くのは好きじゃないけど、動物の絵を描くのは好き。
自分で色々やってみて、自分の好きを「感じる」ことから、その「感じる力」が育ちました。
最も脳が成長する子どもの時期に、デジタル使用時間が長すぎると、子どもの成長に必須の、身体を動かすことや脳の前頭葉に血流を送ることが阻害されるだけでなく、「自分から自分の好きなことを探す」というチャンスも失われてしまうのは、案外知られてないけれど重要なことです。
今はデジタルがないと「暇!」「退屈!」と親に訴えて、それを取り戻すことにやっきになる子が増えています。
自分で自分を楽しませる練習をしてきてないので、デジタルがないとどうしたらいいのかわからないのです。
そういう子は進路選択などで「好きなことをやってごらん」と言われても、自分で見つけることができません。
そして成長してもずっと「指示待ち」傾向から抜けづらくなっています。
もちろん、子どもからゲームや動画・SNSを取り上げる必要はありませんし、デジタルは学校でも使うことが前提となっています。
上手にバランスをとって、主体的に使えるようになるといいですね
(^^)
結構、大きい影響があるところですが、あまり知られていないので「みんなやってる」とスルーされやすいところです
ではいよいよ「好きなことがわからない」を卒業する方法を見ていきましょう
好きなことがわからないを卒業する方法
「1」自分の気持ちを呼び覚ます
ⅰどちらが好きかと考えてみる
ⅱ今日のできごとを思い出してみる
ⅲ「嫌い」「嫌」をじっくりみる
「2」今までの体験から好きのタネを見つける
もし今ご自分の 好きという気持ちがわからない状態ならば、「好きという気持ち」を呼び覚ましてみましょう
実際には「合理的」などで決める要な場合でも、一度どちらが好き?と聞いてみてください。
理由は思いつかなくても大丈夫。
始めは、ただどちらが好きかなと感じてみてくださいね~
夜寝る前に、今日の面白かったこと、楽しかったこと、笑えたこと、嬉しかったこと、人に喜ばれたことを思い出してみましょう。
難しいなと思っても、まずは少なくとも一つは思い出してみてくださいね。
「好きなこと」がわからなくても、上記のできごとなら見つかることが多いものです。
まずはご自分の感情とつながっていきましょう。
「嫌い」「嫌」を感じられる人はチャンスです!
それが本当はどうだったら「嬉しいのか」「喜べるのか」を探してみましょう。
そしてそれが叶ったらどんな気持ちになるのかイメージして感じてみてくださいね。
それを「~~じゃない状態」ではなく、「==という状態」と言う肯定形で探すのがポイントです。
「どうせ無理だから」とか「できる範囲で」という頭の壁は取り払って、なんの制約もなかったら・・ということで探してくださいね 😉
この「好きのタネを見つける方法」は、今どんな状態の人でも、あっという間に自分の心と繋がれる強烈な方法です。
進路相談や就活のサポートでも、みなさんこれをやってみると、とたんに目が輝いてイキイキしだします。
手順はとてもシンプルです。
ⅰ自分の今好きなことや小さい頃に好きだったことをいくつか書き出して、そのなかから一つの体験を選ぶ
ⅱその体験の一番好きだ!と感じる瞬間を思い出す
ⅲその時に本当に自分が好きだ!と感じるのはどんなことなのかを見つける
ⅱの瞬間をリアルに思い出すのがうまくいくと、ⅲで「好きのタネ」が一つの体験からいくつも見つかります。
例えばある「好きなことがわかりません」と言っていたお子さんには「カフェでゆっくりするのが好き」という体験が見つかりました。
そして一つのこの体験から
「人を観察するのが好き」
「他の人がどのような反応をするのか見るのが好き」
「他の人が自分とは違うことをするのを見つけるのが好き」
「人は皆ひとりひとり違うとわかるのが好き」
「世界には自分の知らないことがたくさんあると思うのが好き」
ということを見つけました。
そしてそんな「好き」を、自分が日常の他の場面でも、知らずにたくさんやっていたことにも気づいたんです。
このような自分が納得できる「好きのタネ」が見つかったことでその方は、とたんに就活にやる気が出て、熱心に取り組みだしました。
この要素が満たせる仕事を探すようになり、「できればやりたくない」と言っていた面接の練習にも自信を持ってとり組むようになりました。
そしてその結果、本当にご自分が行きたいという仕事も見つかって望み通りの企業に就職されたんです。
プライベートでも「いろいろな世界の人に出会う」ために、外国旅行に楽しんで行かれています 🙂
それならうちの子も見つかりそうです!
他にも「ついやっていること」「長続きしていること」「やりがいを感じられること」「あこがれの人」「やりたくないこと、嫌なこと」などなど・・
好きのタネを見つける要素はたくさんありますので、どんどんやってみてくださいね
実際に詳しくやってみたい場合には、講座やセッションでもお伝えしていますので、ご活用ください 😉
いかがでしたでしょうか
今週は「好きなことがわからない時」というテーマでした。
自分の好きを見つけて育てるステップ
Ⅰ 自分の感情すべて(嫌なども)を感じることにOKを出す
Ⅱ 自分の体験から好きのタネを見つける
Ⅲ それを基に身体で行動してみて、頭でも「どこが好きか」をさらに探求してみる
このステップで「好き」を中心に、心ー身体ー頭のつながりを強くしていくと、「好きなことがわからない」と言っていた人でも、どんどん自分らしく喜べる時間が増えていきます。
自分の好きを現実的にすることで、自分が元気で積極的になるだけでなく、自分らしさや専門性にもつながります。
そして誰でも、どんな状態からでも、自分らしい「好き」が見つかるとわかってほっとしました。
またそれが進路や専門性に活かせることも分かったので、子どもと好きのタネ探しをさっそくやりたくなりました
自分の「好き」は、自分らしさに繋がります。
自分の好きを育てて現実的にすることは、誰にも負けない自分の強みを育てることでもあります。
胸を張って「好き」を育ててくださいね
♡♡追伸♡♡
「好き」は自分らしさを表現するエネルギーです。
自分の好きなことを言葉にするということは、自分のエネルギースイッチを見つけて、自分で押せるようになるということです。
そうなると、日本の思春期の子ども特有の『だるい』『疲れた』『ヒマ』なんて言っている時間がなくなります (^^)
自分の感情と仲良くなって、イキイキ楽しんでいきましょう!
もちろん、お母さん・お父さんもご自分の好きを楽しみましょうね~
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