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思春期に大事なことってなんだろう
こんにちは。
思春期ってなんだろうというお話です。
みどりさん
『思春期って色々あるんですね』
私
『そうですね。
身体からすれば今までそれなりに
バランスを取っていたところに
急に大量の強力なホルモンがやって来るのですから
しばし混乱するのもムリありませんね』
みどりさん
『自分でも自分を持て余す感じですね。
私もそうだったかも』
私
『いつの時代も思春期は不安定な時期です。
みんなヨロヨロしながら
時にはあちこちぶつかりながらも
なんとかこの時期を過ごしていったではないでしょうか』
みどりさん
『私はなぜかわからないけど色々あって
もやもやしていたけれど
なんとなく過ぎたという感じですかね。
実はあんまり詳しく覚えていないかも』
ここでちょっと解説です。
現代は子どもにかかるストレスが
強くなってきている上に
その種類はどんどん多様化しています。
技術の進歩によって
時代の変化がとても早くなっているのに
人間の体や心理や考え方、
学校などの社会システムの方が
追いついていないのです。
特にシステムは一度構築されると
柔軟に変化させるのは難しいものですね。
(今は企業でも
しょっちゅう組織変更があります。
企業なりにシステムを変化に
対応させようとしているんですね)
これらのギャップから生じるストレスは
思春期の子どもには
とてもきつくなることがあります。
思春期は本来柔軟なのですが
強すぎるストレスに対しては
ものすごく弱いところがあります。
ストレスを受けると放出される
THPというホルモンは
大人では不安を抑える働きをするのに
なぜか若いうちには
より不安を掻き立てる作用があることが
明らかにされています。
その子なりの「値」を越えた
強烈なストレスがかかってしまうと
どんどん落ち込む方向に行ってしまう
ということが起きてしまうのです。
特に思春期の始めの中学生頃は
そういうことが起こりやすい時期でもあります。
不登校やいじめなどが起こるのも
中学生がダントツです。
また、ストレスの影響が
心理面に強く出る子もいれば
身体面に強く出る子もいます。
特に睡眠サイクルなどには影響が出やすいです。
朝起きられなくなって
それがもとで不登校になる子も少なくありません。
思春期の睡眠については
また別途詳しくお伝えできれば、と思っています。
でも、一方で子どもには
どんな状態でも、いつからでも
柔軟に回復していく力が
いつの時代にもあるんです。
それも是非覚えておいてくださいね
(^o^)/
みどりさん
『思春期って本人の意志を越えて
色々なことが起きる時期なんですね』
私
『そうですね。
一人の自立した大人になるために
大事な階段を上がっている時期なのですが
その途中は不安定でバランスが悪いので
自分でも上手くやれないことが
どうしても出てきちゃうんです。
特に中学時代には多いです。
そして、
なんであなたはそうなんだって
大人から言われても
本人も上手く答えられない・・』
みどりさん
『子どもの言い方とか
やっていることの方に
つい意識がいっちゃいますが
大きい視点から見てみたら
大人になる途中だから
起きてることが多いんですね。
その現れ方が不器用すぎて
大人はハラがたちますけど』
私
『そうですね。
子どもにとっても親にとっても
いちばん大事なのは
”今思春期である”ということを
受け入れることかもしれませんね。
その上で思春期の特徴を押さえた
良いサポートがあれば
その言い方もやり方も変わります。
それからこの時期の子どもには
どんな状態からでも
驚くほど素晴らしく成長していく力があることを
絶対に忘れないことも
とてもとても大事ですね :-D 』
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