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では、どうなりたいのか
こんばんは。
鹿児島空港からもう一つ
おみやげに買ってきたのは
「黒豹プリン」です。
こちらも期待以上に美味しかったです。
さて昨日は、自分で自分を
マイナス表現するよりも
心地よい表現で自動システムを
作動させていきましょう、というお話でした。
では、なぜ人はつい
自分のことや子どものこと
周りの人のことを
マイナス表現で捉えてしまいがちなのでしょうか。
それは脳の仕組みに由来しています。
脳は[マイナスなこと]を
[プラスなこと」よりも強く意識します。
それはマイナスなことを強く意識することで
同じことを招かないようにするためです。
プラスなことが再度起きなくても
危機にはなりませんが
マイナスなことが再度起きることは
突き詰めれば生命の危機に繋がることがあります。
そこで、生命を維持させていくためにも
より強く[マイナスなこと]を記憶しておくのです。
よく、10人がいると
そのうち2人は自分の味方で
ウマが合う人で
1人はどうしてもウマが合わない人。
残りの7人はその時々で
関係性がどちらにも変わる、と言われます。
その、どうしてもウマの合わない1人が
とても気になることがあります。
時には残りの9人がなんでもなくても
「うまく行っていない感じ」を
持ち続けてしまうのは
そんな脳の機能の働きによるのです。
よく落ち着いて客観的に見てみると
そんなに大したことじゃなかったのに
”気分的””印象”としては大きなこととして
捉えていることに気づいたりします。
もちろん、マイナスなことを
ないがしろにすることが
良いわけではなく
自動的には強く印象付けられる、
ということを知っていたほうが
いい場合がある、ということです。
印象 = 現実
ではないのですが
時として私たちはそれを
ごっちゃにしてしまうこともあります。
子どもが、または自分が
[変えたい]と思うような行動を
続けてしまっている時には
「うまくいっていない」こと自体が
頭に大きく残ります。
それで[今これがうまく行っていない]と
言葉がそのまま
頭のなかに大きく印象付けられます。
「朝起きれない」
「ついてない」
とかですね。
現状の印象にひきずられて
子どもを、自分を
「○○できない人」と名付けてしまいがちになります。
そこで、自分で視点を変えてみて
「○○を練習中の人」と
欲しい未来に向けて名付けることができると
自動システムをうまく使うことになり、
ずっと簡単に欲しい未来に進めます。
現状が良くない、ということに
意識を向け続けることで
「今じゃない状態」が欲しいことはわかります。
でも、具体的に何がどうなれば良いのか
ということについては
全く考えていない、なんてことも
結構多かったりします。
タクシーに乗っても
「ここじゃないところにお願いします]だけで
[で、どこに向かいたいのか」
が分かっていないと動けないですよね。
大事なのは
「現状から脱したい」ことの主張よりも
「では、どうなりたいのか」なのです。
「では、どうなりたいのか」と
考えみることで
次の行動も見つかります。
「では、どうなりたいか」が
はっきりしていれば
はっきりしているほど
そちらに進む道がわかるのです。
この視点の切替えも
練習すれば簡単にできるようになります。
追伸:
鹿児島は黒ブタ、黒牛
黒さつま鶏、黒酢、黒砂糖・・・
黒いものが美味しいです。
それにしても「黒豹」??
おいしかったです (^^)
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