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子どもの「望み」を聞く
おはようございます。
9月末から海外旅行に行く予定があり
そろそろ本格的に準備をせねば!
と気づきました 😯
さて、子どもが悩んでいる時のお話しです。
子どもの心が乱れているような時
子どもに声をかけてみて
うまく子どもが話をしきれたらサイコーですね。
子どもも話しながら
今まで気づいていなかったことに
気がついたかもしれません。
誰かに充分に話せたということも
自分の自信になりますし
一人で握りしめていた手を開けたことで
ほっとした気持ちもおきてくるでしょう。
そして、お母さんも子どもから情報を
(好ましくない物であったとしても)
充分に聞けたな・・・と思えたら
子どもの様子を見ながら
さらっと尋ねてみてください。
『(この悩み、状況が)
どうなったらいいかしら?』
この質問に子どもが
具体的に答えてくれたなら
それはとても素晴らしいことです!
子どもがこれから先
どこに向けて行動したいのかが
分かっている、ということだからです。
もし子どもが答えようとして
具体的に言葉にならなくて
「う~ん」と考えこんだり
『わからない』だったり
『どうしようもない』でもOKです。
『できるできないは別にして
どうなったら良いのかしら』
そういうスタンスで訊いてみてください。
この質問をすることで
「今の大変なこと、悩み」に
子どもの意識が集中しているところから
「実現したい状態」=「望み」にも
意識が広がり、動き始めます。
私たちは今がツライと
「今じゃない状態になりたい」と
思いますが
実は「今じゃない状態」は無数にあります。
そして「どの状態になりたいのか」によって
「何をして行ったら良いのか」も
変わってくるのです。
漠然と「今じゃない状態」を願っても
「では何をしたらいいのか」が
見えてこないのです。
また、お母さんや先生など他の人が
「これでしょ!」と考えている
「今じゃない状態」は
子どもの願いと違うこともあります。
例えば大人は
「その子たちとは縁を切る」が良いと思っても
子どもは
「なんとかその子たちと上手くやる」を
望むのかもしれないのです。
子どもの「今じゃない状態」を選ぶ時の
選択肢の一つとして
案を色々示したり
プレゼンしてみるのは良いのですが
最終的に選ぶのは本人、子どもです。
ゴールに向けてとゴール後の時間を
実際に生きていくのはその子だからです。
特に自分の感性・納得感を
尊重したいタイプの子は
どんなに良いとおもわれる案でも
「自分で選んだ、自分で決めた」ことでないと
やろうとしない、反発することがあります。
これは「自分を育てる」思春期には
特に大事なポイントです。
大人になった後でも
「あの時しょうがなかったとはいえ
自分の納得感を尊重されなくて
本当に悔しかった」と
話す人は案外多いものです。
また、子どもがその場で
自分の具体的な「どうなりたい」を
言えなくてもOKです。
実は人間の脳には、質問をされると
「答え」がないと落ち着くことが
できないようになっています。
そして、なんとか自分なりに答えを出そうと
本人が意識していない時間にもずっと
それを考え続けるように出来ています。
お風呂に入っている時に
別の時間にずっと考えていたことについて
突然ひらめきが起こる・・・
なんてアルキメデスさんのお話しも
この働きがあるからです。
子どもにこの質問をしておくことで
子どもは無意識でその答えを探し続けます。
それによって「苦しさ」に
固着していた意識も動き始めていきます。
答えが出る、出ないよりも
意識が動き始めることが大事です。
「苦しさ」に固着して
どんどんマイナスな思考になっていき
やぶれかぶれになるか
無力感に陥るか。。。というループから
脱出できるようになってきますから。
追伸:
とりあえずこれから
大きなスーツケースのレンタルを
頼んでみることにします。
今週のテーマのブログです
① 子どもが悩んでいる時
② 子どもに話しかける時
③ 子どもの話を聞く時
④ 子どもに質問する
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