簡単なことしかできません

こんばんは。
秋になると味噌汁やスープが
美味しく感じるようになってきますね。

 

さて、思春期の子どもが
ダラダラしすぎる、というお話です。

みどりさんのご長男の場合には
とても疲れているようなのに
なんだかダラダラしてしまう。。
ということでした。

そんな様子を見ていたら
「早く寝ればいいのに
なぜなのかしら?」と思いますよね。

 

実は、このような時には
「疲れすぎて脳が上手く働いていない」
状態になっているのです。

 

人の「集中力」とは有限な力です。

筋肉にぐっと力を入れて続けていると
ある時間になると限界が来ますね。

それと同じように
集中力とは
使い続けると限界が来る力なのです。

筋力と同じように
長く頑張った後には
しっかり休んで回復させておくことが
必要な力なのですね。

 

私達も重要な行事を終えた直後は
ぐったりして「休みたいな~」
「今は難しいことは考えなくない」と
思ったりしますよね。

頑張って集中力を使い切った後は
やる気も忍耐力も自制心も
働かせることが難しくなります。

そしてこの落差は
思春期の時期にはとても大きくなるのです。

入試までとても頑張った後に
燃え尽き症候群になったりすることも
意外に多かったりします。

 

そういうわけで
長く頑張る必要がある時には
途中でもこまめにリラックスしたり
頑張りが終わった後に
意識してクールダウンすることが
必要なんですね。

 

ところが辛いことで頑張っている時には
まだ休みをとりやすいのですが
楽しいことで頑張っている時には
途中で休みを取ることや
終わってからクールダウンすることが
難しくなります。

例えば楽しい行事が終わったあとでも
高揚感が続いて
打ち上げやどんどん外出したくなる…
というような傾向は

思春期の子は特に大きいのです。

 

そうやって十分に回復をしないまま
どんどん活動をしているうちに

脳の発達がまだ途中の思春期では
「身体からのサイン」を
上手くキャッチすることが
できなくなっていきます。

頭と心、身体のつながりが
悪くなってしまうのです。

「疲れた、休みたい」と
身体がサインを出していても
それに気づいてテキパキと
「では宿題を早く終わらせて
今日は早く寝よう」などと
合理的に考えることが
できなくなってしまうんです 😯 

 

宿題や勉強をする、というのは
集中力を使うことですね。

頭の片隅に
「今日は宿題がある」とわかっていても
集中力が必要なそちらには手がつかずに
目の前にあって簡単に始められちゃう
ゲームやテレビ、ネットに手をだして
ついダラダラと時間を過ごしてしまう
ということが起こりやすくなってしまうのです。

 

それでも宿題は気になるので
ようやくギリギリの
夜遅くに始めてしまい
睡眠時間が少なくなり
さらに脳の疲労が取れずに
合理的な判断ができなくなって・・
という悪循環が起きてしまいます。

 

みどりさん
『それは大変!
すぐにこの循環を留めなくては
なりませんね~』


『”早く寝なさい”という声がけでは
子ども自身が
重大さに気づけないことが多いようです。

思春期の脳の仕組みなどを
丁寧に話して
本人がこの循環をとめよう!と
思えるようにするのがオススメです』

 

追伸:
私も疲れてくると、仕事の合間に
今必要でない簡単にできることを
ついやっていることがあります。
それに自分で気づいたら
「あ、今疲れているんだな」と
早く寝ることにしています (^^)

 

今週のテーマのブログです
ダラダラが多すぎます

じわじわできないことが増えてしまう
やりたくないし、ね。
この気持の向け先がわからない
全くやりたくないわけじゃない

 

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