中学生の勉強のやる気がない?4つのケースと親御さんの関わりのコツ
『中学生なのに勉強しない
このままで大丈夫?!』
そんな気がかりがある時には
「やる気」「やり方」「環境」の3つを
チェックしてみるのがオススメです!
今日はその第一番目
子どもの「やる気」についての
4つのケースと関わり方のコツ
をご紹介いたします (^^)
① 勉強の大事さが分かってない
② 勉強が好きじゃない、面白くない
③ 他に意識が向いている
④ 燃え尽きてる
さて、どれが当てはまりそうでしょうか?
①は
「なんで勉強しなくちゃならないの?」
子どもがそう思ってるケースです。
こういう時には
「勉強しなさい!」を言うだけじゃ
何回繰り返しても
子どもは自分からは動きませんね
「なぜ自分に勉強が大切なのか」を
子どもに頭だけでなく
身体や心で感じてもらうのがオススメです。
この時の重要なコツは
「正しさ、必要性」の
論理だけで押さないことです 😉
実は人間って
大人になると「正しいこと」や
「必要なこと」をすることで
自分を安心させたり落ち着けるようになります。
でも、小さい子どもって
それにピンときませんよね。
そして、思春期の始め頃の子どもって
やっぱりまだそれが
あまり得意じゃないんです。
それよりも
勉強することで得られる未来を
リアルに想像して
「楽しそう!面白そう!」と
思う方がサクッサクッと動けます。
この時には
子どもが自分で未来を
楽しいと感じられるように
想像してもらうのが大事なポイントです 😉
勉強で手に入る未来を
まるでそこに居るようかのように
想像してもらいましょう!
② 勉強が好きじゃない子に
やる気を持たせるには
同じように勉強した先の未来像と
勉強する、という行為の両方を
子どもにとって
楽しい、面白いものにするのがオススメです!
勉強する、という行為そのものを
楽しい・面白くするには
「スタンプカード」や
喜べる勉強グッズや香りなどを
取り入れてみるのもいいですね♡
ただし、ご褒美は使い続けると
エスカレートするだけで
「勉強」よりも「ご褒美」が
焦点になってしまいます。
きっかけ作りにする時も
なるべく地味なご褒美にして
やがて達成感などの喜びに
シフトさせていくのも大事です 😉
③ 子どもの意識が
勉強以外のものに向いてることもあリますね。
中学生になると
友達関係が複雑化したり
部活に夢中になったり
そこでの上下関係もでてきます。
恋愛だって大事なお年頃ですよね 😉
こういう場合は勉強の大事さを
子どもに感じてもらうのも大切ですが
子どもの思いも尊重していることを
まず始めにしっかり伝えることがポイントです。
『そんなことより勉強でしょ!』では
そこでぷつんとコミュニケーションが
切れちゃいます。
反発して勉強しなくなってた・・・
なんて事例もありました
(^^)b
特に「悩み」がある時には
それを子どもが解決できるように
サポートするのが優先です。
④ 張り切って中学生になった子は
どこかでその思いが燃え尽きて
エネルギーが出なくなることもあります。
中学受験で頑張った子
小学校や前の学年がイマイチだった子は
そうなってしまうこともよくあります。
張り切った気持ち=テンションは
盛り上がれば必ずどこかで下がります。
そして自然にしていれば
エネルギーが充電されて
徐々に「フツウ」に戻ってきます。
この時のコツは
エネルギー充電中なのに
焦ってお尻を叩かないことです。
「みんな頑張ってるのに
やる気の出ない自分はダメ」
そんなダメレッテルを
子ども自身が
自分に貼ってしまわないことが大事です。
自分を責め始めると
貯めようとしているエネルギーが
ダラダラと漏れだします 🙁
反対に、子どもの良いところや
学校でのちょっとした
好きなことや面白いことを
お家で話題にしていくと
エネルギーが早く溜まります
(^^)
子どものやる気を育てるには
子どもの状態によって
効果の出る関わり方のコツが違います。
でも、「やる気」の基本は
子ども自身の「面白そう」「楽しそう」
という気持ちです!
子どもに未来や勉強を
面白そうと思わせるなんて
ちょっと手間がかかる・・・
そう思われるかもしれませんが
実はこれこそがオイシイ早道です!
子どもが勉強することやその先の未来を
自分で楽しいと思うようになると
勝手に自分で勉強するようになります。
これは今までたくさんの子どもたちが
見せてくれた事実です 😉
そして
勉強を楽しめるようになった子は
仕事をするようになっても
自分から仕事を楽しめるようになるんです!
そんな人は仕事でも
どんどん成果を出すでしょう✡
一見大変そうですが
ここで手をかけると
その後の子育てが
かなり楽ちんに加速します~
「わからないって言えない」に続きます
合わせて読みたい記事:
追伸:
「ものすごく勉強嫌い」と豪語して
成績も急降下していた
高校生のお子さんがいました。
勉強するという行為を
楽しくする計画を
一緒にアレコレ建てているうちに
学年トップになりました。
それからは喜んで勉強するようになり
現役で超有名校に受かりました
子どもの可能性ってすごいですね 🙂
今週のテーマのブログです
① 中学生の子が勉強しない時にチェックしてみる3つのポイント
③ 「勉強の仕方がわからない」でも中学生はそれをうまく言えない?
④ 中学生が勉強に集中できるようになる!環境を整える4つの方法
⑤ 勉強に集中できない時は身体の状態を3段階チェックしよう
⑥ 勉強に集中できない理由が「身体」にある?気づかれにくい理由とは