思春期の親子コミュニケーションは難しい⁉ピンチをチャンスに変えるコツ

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『思春期になってから、親子のコミュニケーションが難しくなりました』

今週はそんなご相談をいただきました 😉 

 

お母さん
最近、親子コミュニケーションが難しいです。

中学で塾や部活で忙しくなってからは、一緒にいる時間がかなり少なくなりました。

それで、子どものことをもっと知りたいと思って話しかけてみるんですが、どうも小さい頃のようには話してくれないんです。

自分の機嫌のいい時はたくさんしゃべるのに、こちらが話しかけてもだんまりのことも多いです。

このままだと会話もどんどん減りそうで、ちょっと心配です

 

実際、NTTドコモ「モバイル社会研究所」の2019年9月27日のレポートによると、直接顔を合わせての、思春期の親子コミュニケーションの時間は、学年が上がるにつれて減っていく傾向が出ています。

代わりにスマホでのメッセージによるやり取りが増えているという結果になってます。

 

お母さん
子どもが一人で動くことも増えたので、連絡メッセージは増えました。

でも、直接話すことが随分減ってるのが気になります。

 

そうですね。

思春期は親子コミュニケーションが大きく変化する時期です。

子どもの生活スタイルや心のあり方が変わる時期だからです。

 

もしれに気づかずに、小さい頃と同じような親子コミュニケーションをしようとすると、うまく行かないことも出てくるかも知れません。

そして実は、子どもの社会で生きる力が育つためには、親子コミュニケーションを思春期にバージョンアップさせることがとても大事なんです。

 

今回は「思春期の親子コミュニケーションのピンチをチャンスに変えるコツ」についてご一緒に見てきましょう!

 

お母さん
はい、私にも何ができるのか知りたいです!

 

思春期に親子コミュニケーションが難しくなるワケは?

まずは思春期に親子コミュニケーションが難しくなるワケから見てみましょう!

それは思春期になると子どもの環境の変化や心の変化することが大きく影響しています。

 

でもご安心くださいね。

それぞれを乗り越えるコツもご紹介していきます 🙂 

 

(1)一緒にいる時間が減る

思春期になると部活や習い事も時間が長くなり、内容もハードになってきます。

また、中学や高校・大学受験に向けて塾に通う子もぐんと増えますし、そこで出される課題も大量です。

 

そうなると子どもが家に居る時間も減りますし、帰ってきても疲れてるので、家ではあまり話さなくなることもあります。

 

話す時間がそのまま減っていくと、お互いの気持ちや状況がわからないこともでてきますね。

 

幸子さん
この時期は子どもの体調管理がかなり重要なポイントになります。

その子に必要な睡眠と食がとれていれば、ストレス耐性も上がります。

心身の余裕ができれば、親子コミュニケーションもできますし、なによりその子がラクになります 🙂

 

また、長時間会話をしなくても、大事なメッセージ=「大切に思っている、味方だよ」は、日々伝えておくのもオススメです。

その時は芳しい反応をしなくても、子どもの心には必ず残ります。

 

(2)一緒に居てもスマホをお互いにいじっている

思春期から本格的にスマホを持つようになる子は多いです。

スマホはネットサーフィンをしたり、友達とSNSをしたり、ゲームをしたりと、いくらでもいじっていられるツールですね 😉 

簡単に指一本で始められますし、面白さが強烈なので、途中でやめるのが難しくなります

 

特に思春期の脳は「今やっている楽しいことを中断するのが苦手」なので、一度始めたらパッと切り上げるのが難しくなりがちです。

そうなると、家族と話す時間も減ってしまいます。

 

また、大人にとってもスマホはとても魅力的なツールです。

ちょっと気になったことがあってスマホを手にしたら、そのまま次々と使い続けてしまうこともよくあります 🙄 

子どもがせっかく話しかけてきた時でも、つい親がスマホをいじながらだと会話も弾まないですから、知らないうちに親子コミュニケーションがフィエドアウトしてしまっていることも、実は大人が思っている以上に多いようです。

 

せっかく貴重な子供と一緒に同じ部屋に居る時間でも、お互いにスマホをいじってしまい、リアルに会話するチャンスを逃してしまうのにはご注意です!

 

子どもが話しかけてきた時は、まず子どもの目をしっかりみて、一度スマホから手を離してみてください。

話しかけてきた始めにしっかり目を見ると、ちゃんと聞いてる感じが伝わるのでオススメです。

 

大人がそんな風に接していくと、子どももそれを自然に真似ることも起きてきます。

子どもの態度がなかなか変わらない時には、大人がやってみせてることならば、言葉で促してもいいでしょう。

 

(3)一人で大丈夫と思う

思春期になると子どもも自分でできることも増えますし、あまり親の手を求めなくもなります。

子どもの方からは、気軽に助けを求めなくなってきます。

 

また親も「思春期になったし、あまり細かなことは口出しせずに見守ろう」と思うので、本当は手や口を出したいことでも、ぐっと飲み込んで言葉にしないこともあるでしょう。

なんとなく、親子コミュニケーションが少なくなりやすい時期ですね。

 

たしかに、自分で試行錯誤しながら自分の課題を乗り越えていくことは、子どもにとって大事ですし、自己肯定感も育ちます。

 

ただそれが行き過ぎて、実際は他の人のアイデアをもらえばサクッと解決することでも、子どもが「もうひとりで色々やれるし、やらなくちゃ」と思っていると、なかなか親にも話すことができません。

そんな時に親の方から『なにか心配事でもあるの?』と聞いても、子どもにとっては触れられたくない話題なので、嫌がることも出てきます。

 

そこでもし、その課題が子どもの手に余ることだった場合には、子どもは頑張ってもどこかで力尽きてしまいます。

突然身体に不調がでたり、不登校などの状態になってしまうことも多いんです 🙁 

 

でもそのような状態になっても、まだ「頑張ったのにできなかった」というショックから、しばらくは子どもが心を閉ざすこともよくあります。

このような状態だと、いくら親が心配をして声をかけても、子どもが受け取れないですし、返って余計な刺激になってしまい、ますます子どもが心を閉ざして引きこもってしまうことも起こります。

 

お母さん
う~ん、難しいですね。

子どもが自分で頑張っていることには、あまり口出さないほうが良いんだろうなと思います。

そうなると、やっぱり黙って見守っているのでいいんでしょうか

でも、子どもがキャパオーバーになる前にサポートも必要ですね

 

はい、見守ることは大事なんですが、これからの時代は特に、人の力を上手に借りることが、何をするにも必要になってきます。

孤立と自立は違うんだと、日頃から伝えておくことも大事です。

お母さん・お父さんが人と協力している話などを、さりげなくしておくのもいいですね 😉 

 

また日頃から子どもの様子を観察しておいて、もし好ましくない変化が1週間以上続くような場合には、多少子供が嫌がっても、早めに声をかけることも大事です。

その話題に直接触れられるのを子どもが嫌がる場合には、「いつでも相談して」と伝えておいたり、他の信頼できる人を紹介したり、体調という側面から整えるのもオススメです。

 

状況が深刻な場合には、親御さんが早めに専門家に相談するのも大事です。

その子に合う接し方のアイデアをくれるでしょう。

このような場合には、ただ見守っているのではNGです。

 

(4)自立と依存が繰り返される

思春期になると子どもも自立に向けて、親と距離を置こうとし始めます。

それは成長の自然なステップの一つで、「家族の中の一人」から「社会の中の自分という個人」という意識が育っていくためには必要です。

 

ただ、特に思春期の始めの頃にはまだ子どもも不器用なので、親のことを極端に避けたり、否定しようとすることもでてきます。

また、ホルモンの関係で感情のアップダウンも激しくなるので、それを親という親しい人にはそのままぶつけてくることもあります。

いわいる反抗期ですね 😉 

 

そうなると必要以上に反抗的な態度になり、普通に話しかけても反発したり、無視したりなど、親子コミュニケーションが難しくなることもよくあります。

親だって人間ですから、可愛くない態度を取られたら、話しかけるのも嫌になっちゃうこともありますよね 😉 

つい、喧嘩腰になりやすいかもしれません。

親子喧嘩が増えちゃうのはもったいないですね。

 

さらにこの時期の子どもは、ストレスを受けたり疲れた時には、「自分の安全基地の確認」をしたがります。

日頃は親を避けようとしていても、自分から甘えてきたり、またはイライラなどを親にぶつけることもあります。

 

この時期の子どもは「外に向かいたい本能」と「知らない世界は怖いという気持ち」の間で揺れ動きます。

子どもは不安を感じた時には、自分でも気がついていなくても、「自分の気持をそのまま出しても受け止めてもらえる」ことを確認して安心したいと思います。

そしてその時にしっかり「自分には絶対的な安全基地がある」と思えたら、また子どもは外の世界に向かっていくんです。

この繰り返しをしながら、やがて子どもは外の世界でも自分から安全基地を作れるようになっていきます

 

でも、この思春期の始めの安全基地確認の甘えは、親からすれば「さっき話しかけた時にはろくに返事もしなかったのに、調子がいいな~」って思うところですね 🙄 

特にイライラなどのマイナス感情をぶつけられた時には、それが「甘え」だとわかりにくいかも知れません。

 

お母さん
はい、本当にその時の子どもの気分に振り回されてる感じです。

あまり失礼な態度を取られると、私も嫌ですし、このまま放おって置いてもいいのなのかと気にもなります。

 

そのお気持ち、よくわかります 😀 

ただこの時期にこそ親として、子どもより二周りくらい、大きな気持ちでいることが大切です。

基本的にはこちらかはあまり細かく口を出さずに、子どもが来た時には受け止めます。

 

子どもと同じように感情的にならないことや、正論で子どもと正面から戦わないことが大事です。

感情的になりやすい思春期の子に感情でぶつかっても、お互いに良いことが起きません。

 

人生の先輩として「今は不器用に頑張ってる時期なのね」という大きな気持で、子どもの多少のわがままをいなせるとベストです。

(参考:思春期に「反抗期」になるのはなぜでしょう?こじらせない関わり方は?

 

反抗期も安全基地の確認も、こじらせなければ15歳くらいから急激に落ち着いてきます

もちろん、失礼過ぎる態度や暴力などを容認してはダメですが、それ以外は子どもの一つ一つの反応にガチで対応するよりも、「今何を求めているのかな?」と少し引いて見てあげられるといいですね。

 

幸子さん
・・とは言え、思春期の子どもは全力でぶつかってくることもあります。

それをもいなせる余裕が持てるように、お母さん・お父さんはご自分のための時間もたっぷりとってくださいね♡

しんどい時にはどんどん専門家も活用してください。

子育てを「我慢の時間」ではなく「自分にとっても豊かな時間」にしちゃいましょう!

 

(5)言葉で表現することを諦めてしまう子が増える

思春期になると、子どもの気持ちや考えることが急に複雑になってきます。

でも、それを言葉にする力が追いつくのが少し遅い子も多いので(特に男子)、この時期に「自分は言葉で表現するのが下手なんだ。苦手」と思い込んでしまう子もよくいます。

 

自分の状況や気持ちを伝えたいと思っても、うまくできなくて。めんどくさいと思う子もいます。

 

でも本当は、言葉にする力はただの技術なんです。

キャッチボールと同じように、練習すれば誰でもうまくなっていきます。

「コミュ障」という言葉もありますが、実はその人の人格や性格とは全く別のものなんです。

 

ところが「下手、苦手、めんどくさい」と思うと、それを避けようとしてしまうので、それが一番もったいないですね。

どんな技術でも練習すればうまくなるし、練習しなければいつまでたってもうまくならないというわけです
(´д`)

 

幸子さん
口下手、話すのが苦手と思いこんでしまうことが一番残念です。

大人も忙しいので、つい子どもに話しかける時には、「はい」「いいえ」で答えられる質問をしてしまいがちですが、時にはわざと「それについてどう思う?」などの気持ちや考えを言葉にできるような問いかけも混ぜてみてください。

その子のテンポを待ってあげると、だんだん自信がついてきます。

 

その子が好きなことを教えてもらうのも、自然に子どもの言葉にする力を育てるのでオススメです

 

子どもの言葉の力の育て方はこちらもどうぞ:
【必読!】子供のコミュニケーション能力は家庭でこそ上げられる

 

お母さん
こうやってみると、思春期には親子コミュニケーションが難しくなりやすいんですね。

 

そうですね。

それでなんとなく会話が少なくなって、そのまま流していたら、親子コミュニケーションがかなり難しくなったり、こじれてしまうことも起こります。

 

親子コミュニケーションが難しくなるのが思春期の一時的なもので済むように、大きな気持ちで子どもへの愛情を伝えつつ、それぞれの状況に合わせてご紹介したコツをやってみてください。

 

そして実はこの思春期にこそ、親子コミュニケーションにちょっと工夫をしてみることがとても大事なんです。

 

それはこれからの時代を生きる子どもたちにとっては、とても大事なことなんです。

次はそれについてみてみましょう!

 

お母さん
あら、なんだかドキドキします

 

思春期の親子コミュニケーションが子どもにとって大事なワケ

コミュニケーションは他の人と気持ちや情報をやりとりすることです。

特にイマドキのモノや情報が溢れていて、そこから自分に必要なものを見つけ出すことが必要な時代には、自分ひとりで情報の整理をするのも難しいこともあります。

最後に何を選ぶのかは自分ですが、そのためには他の人に自分の思いを伝えたり、情報をやりとりすることも必要です。

 

また、どんなことも複雑で専門化していく傾向も、これからもずっと続きます。

そうなると、何をするにもそれに関することが得意な人や専門家とつながる必要もでてきます。

例えば怪我の場合でも、今では複数の科のお医者さんのお世話になることも多いです。

 

これからはますます、その時に必要な様々な人とコミュニケーションをして、自分と相手の気持ちと情報のやりとりをする力が必要になります。

一定の知っている人とだけ付き合っていけばよかった一昔前のように、あまりコミュニケーション力がなくても「あの人はああいう人だ」と分かってもらえることがなくなっていく時代です。

 

でも残念ながら、私達はコミュニケーションという、生きていく上でとても大事な技術を学ぶ場がまだ殆どありません
(T_T)

 

学校もコミュニケーションを教えてくれる場ではないんです。

先生と生徒、先輩と後輩、同じ歳の友達・・・という、固定した関係のメンバーで、なんとなくみんな自分なりのコミュニケーションをしている場所なんです。

先生や部活の指導者にも、コミュニケーションが得意な方も、そうでない方もいらっしゃいます。

 

そしてこの「自分なりのコミュニケーション」というのが、今の日本では、ほぼほぼその人の家庭でのコミュニケーションパターンが基盤になってます。

親子コミュニケーションの延長であることが多いんです。

 

お母さん
そうですね!

私も自分が親と同じような話し方をしてるな~と思うことが今でもあります。

 

はい、私も今でも自分でびっくりすることもあります。

言い回しとかそっくりで (^^)>

 

ただ、「家でのコミュニケーション」は、実は今の子どもたちが社会で求められるコミュニケーションとはちょっと違うものなんです。

 

お母さん
えっ、それってどういうことですか?

 

家でのコミュニケーションというのは、いつも一緒にいるメンバーで、親の考えや価値観が中心で、お互いに知っているという前提のあるコミュニケーションです。

家族はこれまでにずっと色んな体験も一緒にしてきていますから、あまり詳しい説明をしなくても、状況や気持ちや考え方をかなり察し合える関係です。

だから、他人と話すよりも省略したり、気を使わなくても済む部分が多いんです。

ある意味「聞く」「話す」「交渉する」を丁寧にしなくてもすむコミュニケーションです。

あまり気を使わない、省エネのコミュニケーションとも言えるでしょう。

 

ところが今社会で求められているのは、全く別の考えや体験をしてきた人と、察し合うことをせずに、気持ちや情報を伝え合えるようなコミュニケーションです。

自分の気持ちも情報も「分かりあえてるはず」と省略せずに、昔よりもしっかり伝えるコミュニケーション力が必要になってきてるんです。

 

どちらが良い・悪いということではなく、現実の社会では

 

話を聞く時には、最後まで遮らずに「聞く」

興味を持っているという態度で「聞く」

 

伝える時には、省略せずに「話す」

感情をぶつけるのではなく、わかりやすく「話す」

 

意見や期待が対立した時には感情をぶつけるのではなく、筋立ててにこやかに「交渉する」

 

そんなことが求められます。

 

お母さん
あら、家族だと「交渉する」って言うのは、なんか水臭い感じもしますね

 

その感覚はわかります 😉 

特に子どもが小さい頃は、親は圧倒的な存在ですから、親の考えや価値観がそのまま通ることがほとんどです。

子どもの持ってる知識が圧倒的に少ないですし、やることの責任も負えない小さな頃は、親が大きな主導権を持つのは当然です。

そして親子コミュニケーションは毎日のことなので、そんな関係の中では、親も余り丁寧に子どもの話を聞いたり、詳しく理由まで伝えたりはしないのがアタリマエになりがちです。

 

だから小さい子どもは、自分が丁寧に人の話を聞いたり、詳しく理由を話したり、穏やかに主張したり断ったりという交渉することが得意ではありません。

そういうイメージが持てないし、まだ自分の感情が先立つからです。

 

小さい子どもとの親子コミュニケーションは、理屈よりも感情が先立ちやすいんです。

 

(それでもイマドキでは、小さな子どもに「察し合わないコミュニケーション」を育てるのに熱心なお母さん・お父さんも増えてます。 😉 

その世代が育ってくると、だんだん子どもの世界のコミュニケーション模様も変わってくるかも知れませんね 😉 )

 

でも今はまだ、「察し合うコミュニケーション」が家庭では主流です。

素直な子や人とぶつかるのが苦手な子ほど、あえて主張したり断る経験が不足しがちになりますから、友達関係でも「我慢」で乗り切ろうとすることも多くみられます。

今は思春期が始まる前までは、主張的な子とそうでない子で、適当にバランスを取っていることが多いです。

 

でもやがて思春期が来ると、どんな子でも「自分の気持ちや考え」を持つようになります。

この頃から、主張したり断るのが苦手な子は、友人関係でストレスを溜めることも増えてきます。

 

でも、ある意味そんな思春期は、子どものコミュニケーションパターンを増やすチャンスにもできると言えます。

 

家でも思春期の子どもは、親の考えや価値観から一度離れて、「自分ありの考えや価値観」を手に入れようともがくようになります。

そうなると、子どもは自分の話も対等に聞いてもらったり、親の言うことに納得できないと嫌だと思ってきます。

 

子どもの論理的に考える力も育ってきます。

色んな 理屈も増えますし、実際の状況がどうであれ、子どもは「もっと対等に扱って欲しい」と主張するようになってきます。

親からすれば、コミュニケーションがちょっとめんどくさくなってくるわけですが (^_-) 、この成長の大事なタイミングこそ、親子コミュニケーションを大きくバージョンアップさせるチャンスです!

 

親が「今はそういう時期なんだ」と認めて、小さい頃とは違う、子どもと距離を置くコミュニケーションを増やすように、ぐんとバージョンアップするチャンスです。

実際の子どもの言ってることややってることが未熟でも、このタイミングで、子どもの「対等になりたい」という気持ちを大切にして梶を切りましょう!

 

お母さん
まあ、そうなんですね!

ではそれって、具体的にどうすることですか?

 

まず、先程の思春期の親子コミュニケーションが難しくなるポイントに注意することが、親子コミュニケーションが難しくなるのを防ぎます。

 

そして、もうひとつは子どもを別の一人の人格として、だんだん距離を離したコミュニケーションをする機会を増やしていくことです。

具体的には、子どもの気持ちや考えを察したり、先回りしたりせずに、「わからない」「別の気持ちや考えがあるかも」として接してみるのがおすすめです。

 

*最後まで話や言い分を聞く

*客観的にわかりやすく伝える

*意見が対立したら穏やかに交渉する

を心がけてみるのがオススメです。

 

それは子どもとうまくつきあうためだけでなく、家でそういうコミュニケーションを体験することで、子どもが自然と自分でもそれを使えるようになっていくからです。

それがこれからの社会で必要なコミュニケーションの練習になります。

人は体験してないものはわからないですし、親子コミュニケーションのスタイルは、親が思っている以上に、子どもに影響を与えることができるんです!

 

お母さん
そうなんですね 😯 

でも、私はあまり親からそんな風にしてもらった記憶はないです

 

そうですね!

昔は子どもが学校を通して、徐々に社会的なコミュニケーションの仕方を身につけていけば間に合う時代でした。

 

学校は家庭よりも色んな人がいますが、今も昔も実際の社会よりはずっと、メンバーも関係性も固定で守られているコミュニティです。

家よりは考え方や価値観が違うメンバーが集まっているんですが、昔は社会全体の価値観や考え方も似ていたので、今ほどバラエティに飛んでいませんでした。

 

そして学校では、良い成績、明るく元気、運動ができるなどのいくつかの価値がみんなでガッチリ共有されていたんです。

そんな共通の価値観をもちながら、自分が関わりのある範囲の友達や先生・先輩と必要なやりとりができればOKな社会だったんです。

 

そして昔は社会も、一度入ったコミュニティにずっと長く居る時代でした。

そこのコミュニティの考えや価値観・ルールを身につければ、それ以上のことはしなくても、周りがだんだん「あの人はこういう人」とわかってくれたので、今のようなコミュニケーション力がなくても求められる結果が出せたし、それでOKだったんです。

 

日本の社会全体が、自分について詳しく語ったり、他人の意見をしっかり聞いたり、粘り強く交渉することがそれほど必要のない社会だったんです。

 

ところが社会は、この20年ほどでとても大きく変わりました。

人やコミュニテイxの考えや価値観が、星の数ほどあるようになったんです。

科学技術の発達で、色んな考えや価値観が存在する、昔とは比べ物にならないくらい、多様な時代になりました。

 

そうなると、お互いに察し合うことが難しくなります。

考え方や価値の違う色んな人と、次々とコミュニケーションをすることが求められるようになってます。

 

社会に出て一度どこかのコミュニティに入っても、いつ新しい環境やメンバーになるかも知れません。

新しい考えや価値観を理解したり察し合えない人たちと「聞く」「話す」「交渉する」コミュニケーション力がとても必要になっているんです。

 

今はまだ「家庭的な察し合うコミュニケーション」と、「違う考えや価値観の人と言葉でわかり合おうとするコミュニケーション」が混在している時代です。

学校でもどちらも求められることもあります。

大人でも、今がそんな状態だと、気づいている人も気づいていない人も居る時代です。

 

ただ、これからの社会は確実に「色んな考えや価値観の人とコミュニケーションすることが必要な時代」になっていきます。

今でも学校時代までは「察し合うコミュニケーション」が通っても、社会では「察し合わないコミュニケーション」が求められる度合いが急にぐんと高くなります。

その壁につまづいて、就活で悩んだり、就職してもうまく行かない子どもたちも増えてます 😯 

 

これからは家庭の外では「察し合うこと」を期待できる割合が減っていくでしょう。

そんな社会でも人とつながって生きる力を身につけるには、子どもが自然に親と距離を置こうとする思春期にこそ、家庭での親子コミュニケーションをバージョンアップすることが重要です。

 

親子コミュニケーションのスタイルは、大人が思っている以上に、子どもに影響を与えます。

子どもが自分のペースで社会で通じるコミュニケーション力を育てていく足がかりを作れます。

 

私とあなたは大事な家族だけど別の人。

 

だからお互いの話を短時間でもしっかり聞く

自分の気持ちや状況をめんどくさがらずに言葉にする

要求が違う時には笑顔で交渉する

 

そんな練習を親子で自然にできたらいいですね
(^o^)

 

思春期の親子コミュニケーションは難しい⁉:おわりに

いかがでしたでしょうか

思春期に親子コミュニケーションが難しくなるワケとそれを子どもの生きる力に変えるコツをお伝えしました。

 

お母さん
思春期になれば親子コミュニケーションが難しくなるのはうちだけじゃないんだと分かってホッとしました。

反抗期だから、ただ耐えるしかないのかなと思ってました。

ちょっと工夫すればいいこともわかったので、やってみます!

 

幸子さん
はい、ちょっとしたことで、子どもの反応が大きく変わることはよくありますよ~

 

お母さん
子どもと分かり合おうとするコミュニケーションも、やってみたいと思います。

でも、私も慣れていないから、うまくできるかしら

 

幸子さん
大丈夫です❣

言葉だと難しいようですが、日常のなかで、ちょっとづつ気をつけてみればいいだけです。

難しいと思ったら、いつでも専門家の手も借りてくださいね~♡

 

 

♡♡あとがき♡♡

今の思春期の子どもたちは、時代が大きく変わっているはざまで生きています。

さまざまな便利ツールや情報が、この10年でとても簡単に無料で手に入るようになりました。

大人の方が知ってることもありますが、子どものほうが知ってることがずっと多いこともあったりします。

 

そんな思春期の親子のコミュニケーションでは、より早いうちから、子どもが対等に扱って欲しいと要求することが増えています。

大人のテンポの方が、少し遅いことが多いようです 🙂 

 

それでも思春期の子どもには、まだまだ大人びたところと、未熟なところがびっくりするほど混在しています。

今は一人の子の中の、そのギャップが大きくなってます。

 

そんな子どもの対等に扱ってほしいという要求に応えるには、大人もより大きな気持でいることが必要かもしれません。

 

お母さん・お父さんもご自分のための時間を持ってくださいませ

お母さん・お父さんが笑顔でいることで、子どもも安心して甘えたり、巣立っていけるようになります
(^^)/ ♡♡

 

 

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