家族でコミュニケーションしてますか?思春期だから難しい?

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家族でコミュニケーションはよくとれてますか?

「子どもが思春期になってから、急に難しくなって困ってます 😐 」

そんなご相談も多いのですが、実は思春期にこそ家族でのコミュニケーションがとても大事になるんです。

 

お母さん
先日学校でも、「思春期にこそ家族でのコミュニケーションを増やすようにしてください」って言われました。

でも子どもの方は反抗期なのか、あまり会話が弾まないんです。。。

 

そういうこともよくありますね 😉 

思春期になれば子どもは親と距離を置こうとします。

それは自立に向けての本能なんですが、特に思春期の始めの頃はその本能が過激に出てしまい、親との会話を避けたりめんどくさがったしがちです。

小さい頃には何でも話してくれてた子でも、急に会話が続かなくなることも珍しくありません 😉 

 

それでもこの時期にこそ、家庭でのコミュニケーションって大事なんです。

そして特にイマドキでは、特にその重要性も増してます。

 

お母さん
えっ、そうなんですか?

でも、どうしたらいいのかわからないです

 

はい、ご安心くださいね。

ちゃんとこの時期に役立つコツもあります
(^_-)

ご一緒にイマドキに家庭でのコミュニケーションが大事なワケと、ご家庭で役立つコツを見ていきましょう!

 

お母さん
はい、それは知りたいです!

 

コミュニケーション力の重要性は増している

最近よく、子どもたちのコニュニケーション力が下がってきてると言われてますが、逆に社会でのコミュニケーション力の重要性はどんどん上がっています。

 

お母さん
あ、私もそういう話は聞いたことがあります。

 

はい、その理由は科学技術の発達により、人や物や情報の移動が世界レベルで活発になってきているからなんです。

20~30年前までよりもずっと、人生で多種多様な考えや文化の人々と接する機会が増えたんです。

お互いに共通で知っていたり、アタリマエだと思える考え方や文化を下敷きにコミュニケーションができるとは限らなくなったので、お互いに相手に説明たり、聞いたりしなくてはならないことがずっと増えたんです。

 

お母さん
そう言えば、家の近所にも外国からいらした方も増えました。

町内活動をする時などは、ていねいに基礎からお話してますね。

 

はい、そのようにお互いのアタリマエが異なる人と交流する時には、コミュニケーション力(伝える力と受け取る力)が必要です。

今は日本人同士でも、いろんな考え方や文化の違う人達と交流する機会が以前よりずっと増えてます。

 

また、さらにイマドキでは専門性が高くなっているので、何をするにも専門家と協力することも欠かせなくなっています。

たとえばずっと以前のテレビは、映らなくなったら叩けば直る?こともあったそうですが、今では専門家に見てもらわなければ直りません。

科学技術の発達で、機械も仕事も複雑で高度になってます。

お母さん
頼んだり、説明したりして協力してもらうことも必要なんですね。

 

そうなんです。

仕事でも、専門性が高くなっているので、自分の担当以外の部署の人とコミュニケーションして、協力し合うことが必要です。

なので就活でもコミュニケーション力は年々重視される傾向です。

2018年の経団連の「新卒採用に関するアンケート調査結果」でも、選考時に重視する要素のダントツトップはコミュニケーション能力です。

 

そしてまた、プライベートでも、友達や気の合う人を見つけるにもコミュニケーション力が必要です。

考えや趣味の種類が増えてただけに、自分と合う人は、コミュニケーションを取って見つけ合うこともかえって必要になったんです。

 

お母さん
誰が何が好きなのか、どんな考えなのかって、聞いてみないとわからないですもんね

 

イマドキの思春期の子どものコミュニケーション力は下がってる⁉

コミュニケーション力が重要になっているのに、イマドキの思春期の子どもたちの力は下がってきていると言われています。

はて、それはなぜなのでしょう??

 

イマドキの思春期の子どものコミュニケーション力が育たないワケ

①反抗期で言葉数が減る

②言葉の力が追いつかない

③忙しい

④リアルな会話をする機会が減っている

 

①反抗期で言葉数が減る

反抗期になると親や大人と距離を起きたがるようになりますので、小さい頃のように雑談をしてこなくなったり、大人が話しかけてもなかなかノッてこなくなります。

「うざい」「ほっておいて」と言うのでは、会話も弾みません 🙄 

そうなると会話する機会も減りますので、コミュニケーションをする機会が少なくなります。

 

②言葉の力が追いつかない

思春期になると自分の気持ちや考えが複雑になってきます。

例えば、友達とケンカしたり嫌がらせをされても、そのことを親や先生に言うのは「自分でなんとかしたい」「された自分がなさけない」「大人を頼るのは恥ずかしい」「友達のことをチクるのはいけない」「でも悔し」「納得がいかない」などと感じたり考えたりします。

本当はそのような複雑な気持ちや考えを言葉にすることで、自分の気持ちを吐き出せたり、整理できるのですが、子どもも自分でも自分の思いが複雑すぎて、どう言葉にしたらいいのかわからなくて、飲み込んでしまうこともよくあります。

 

幸子さん
伝えなければコミュニケーションする機会は減りますし、自分の中に溜め込むことでモンモンとしたり、ぐるぐる思考になって結局「自分がダメだから」「相手がダメだから」というどちらかの結論になるだけのことも多いんです。

イマドキでは特に人に相談できる力も大事です。

子どもが黙り込んで塞いでいたら、1週間は様子を見ていても、それ以上続くようならば、親の方から『何か気になっていることはある?』と声をかけるところから始めてみるのがオススメです

 

相談についてはこちらもご参照ください
相談ができない子:4つのワケと大人ができること
アドバイスはいらない⁉:思春期の子どもの「相談」6つのパターン

 

③忙しい

思春期になると子どもはとても忙しくなってきます。

宿題も教科ごとに増えますし、以前よりも勉強の難易度も上がっているので、定期テストの勉強にも時間がかかります。

その他にも塾や部活や習い事に恋愛?趣味、おしゃれなど、子どもはとても忙しくなります。

子どもたち同士でも、その子によってスケジュールも違うので、ゆっくり学校で話しをする時間は減ってしまいます。

 

学校の先生も忙しいので、忙しい子どもたちとなにげない会話をする時間もとりにくいですし、親も子どもの塾や部活の送り迎えなども増えたりするので、ただでさえ忙しい毎日がもっと忙しくなる時期です(思春期の子どもを持つお母さんが一番睡眠時間が少ないという統計も出ています

 

親子とも忙しければ、家族コミュニケーションもどうしても業務連絡?になりがちです。

親としても、子どもが思春期になれば、自分でできることも増えただろうと色々細かく言わないことも増えてきます。

 

また、感情のやりとりをするコミュニケーションはそれなりに時間がかかりますので、後回しになってしまい、簡単な「あれ持った?」「△△はいつだっけ?」などという会話だけにもなりがちです。

 

それでもSNSによって、短くてもお互いの気持ちを家族でもやり取りする事もできるようにはなったのですが、そこには別の課題も出ています ⬇

 

④リアルな会話をする機会が減っている

友達や家族とSNSで会話ができるようになった分、リアルなコミュニケーションをする場面は減っています。

 

お母さん
はい、家族でリビングに一緒にても、お互いSNSでその場に居ない人とコミュニケーションを取っていることもよくあります。

でも、それでなぜコミュニケーション力が育たなくなるんですか?

 

残念ながら、SNSのコミュニケーションでは、言葉以外の表情・声のトーン・早さ、身振り手振りなどでのコミュニケーションがとれなくなるからです。

絵文字やスタンプで頑張ってニュアンスを伝えようとしても、やっぱりリアルなコミュニケーションのような言葉以外のコミュニケーションはできません。

 

例えば『行かないの?』というメッセージだけだと、シンプルに尋ねているのか、期待はずれだったので怒りを込めているのか、甘えているのか、嫌味で言っているのか、実は命令しているのか、期待していっているのか。。。などの微妙なニュアンスがわからないですね。

リアルな会話では、私達は相手の表情や口調などからそういうものを読み取っているんです。

 

それが読み取れないと、勝手に受け手が想像でうめてしまうことになるので、そこにコミュニケーションのすれ違いも起きやすくなります。

 

お母さん
そう言えば、応援のつもりでメッセージしたつもりだったのに、『いちいちうるさい』って子どもから返信が返ってきて、ショックだったこともありました 🙄 

命令されたと受け取られちゃったんですね

 

そういうすれ違いが起こることってありますよね。

そしてここからが大事なんですが、SNSのコミュニケーションばかりしていると、相手の言葉以外のニュアンスを受け取る力が育たなくなることが大きなお困りポイントなんです。

相手の言葉以外のニュアンスが受け取れないと、言葉だけを額面通りに受け取ったり、自分流に解釈してしまうことが多発します。

例えば先程の『行かないの?』という言葉をリアルでかけられた時でも、相手の表情からは「心配している」事がわかる場合でも、そこが読み取れずに「せめられてる。指摘されている」と受け取ってしまうことがあるんです。

今、会社の新人が上司の言葉をすぐに「怒られた」「注意ばかり」と受け取ってしまうので、その裏にある「一緒に頑張ろう」「育てていきたい」という気持ちを読み取れない・・という話が増えてます。

もちろん、上司の言い方や言葉以外の表現の仕方がまずい場合もあるのでしょうが、一方では言葉以外のコミュニケーション力が育っていない人たちが増えているのもあるんです。

 

お母さん
え~、そんな風に人の言葉を受け取るってこともあるんですね。

 

幸子さん
はい、今の大人たちは子ども時代にそれなりにリアルなコミュニケーションをしてきたので、そういう体験が不足している年代の感覚がピンとこないことがあるかも知れません。

でも小さい頃からYoutubeやDVDやテレビなどの、一方通行の情報を受けることが多くて、さらにもう少し多くなってからはSNSコミュニケーションが多い子たちには、言葉以外のコミュニケーション力があまり育ってない場合も多いんです。

そのような子は少し厳しい言葉を言われると、それだけを額面通りに受け取るので、受けるショックも大きくなります。

お母さん
そんな新人だと扱いが難しいですね!

 

また、SNSやYoutubeやDVD、テレビなどの一方通行なメディアばかり見ていると、自分の言葉や言葉以外のものが相手にどう伝わるのか・・ということにも意識が行かなくなります。

 

お母さん
受け取れないし、表現できないんですね!!

 

はい、企業ではそのような新人で困った体験が増えているので、前述したように就活では、そのような言葉以外のコミュニケーション力が育っているかをチェックされています。

高学歴でエントリーシート(筆記)までは通っても、その後の面接で先に進めない子も増えています。

そんな場合は、その力を見られている可能性があります。

そして逆に、高学歴でなくても内定がザクザク取れる子は、言葉以外のコミュニケーション力が高い場合が多いです。

 

でもご安心くださいね。

コミュニケーションは技術です。

いつからでも誰でも、育てることができるんです!

 

お母さん
まあ、色々知らなかったです!

今知れてよかった 🙂

 

家族コミュニケーションが大事なわけ

そのように、大事なのにイマドキに育ちにくくなっているコミュニケーション力ですが、どうやって育てることができるんでしょうか?

 

子どもの世界は家族と家族以外の2つがあります。

残念ながら今の日本では、殆どの場合にはコミュニケーションの仕方を改めて習う場がありません。

ほとんどの子どもはこの2つの世界でリアルなコミュニケーションを重ねることで、言葉と言葉以外のコミュニケーション力を育てていきます。

 

まず大事なのは家族コミュニケーションです。

思春期より前の子どもたちは、概ね家族の言うこと・やっていることを真似ることで、自分のコミュニケーションパターンの原型を作ります。

 

コミュニケーションには2つの種類があります。

・自分とのコミュニケーション

・他人とのコミュニケーション

 

自分とのコミュニケーションとは、自分の感情(怒り、悲しみ、喜びなど)とどう付き合っていくのかも含みます。

例えば怒った時にも、相手に怒鳴るのか、誰かに訴えてなんとかしてもらうのか、我慢するのか、穏やかに表現する方法をとるのか・・・色んなパターンがあります。

どちらのコミュニケーションででも、私達は無意識で家族のパターンを取り入れています

 

お母さん
私も子どもの叱り方が自分の親とそっくりで、自分でもびっくりしたこともありましたわ~

 

幸子さん
はい、言葉の選び方とか表現の仕方が、親に似ていることっていっぱいありますね

私も未だに自分に気づくこともあって、苦笑いしちゃいますし、子どもが自分にそっくりな時には複雑~なきもちになります 🙄

 

もちろん、子どもの成長につれて、子どもは外の世界(学校や習い事、友達など)にふれる機会が増えてきます。

そこで家族から学んだコミュニケーションの仕方の原型をリフォームしながら成長していきます。

 

ただ、学校や部活・塾では他の大人のコミュニケーションパターンに触れる機会もありますが、イマドキでは先生や指導者や子ども自身も忙しいので、じっくりそこから、社会に出た時に役立つコミュニケーションパターンを身に着けられる子は少ないです。

どうしても学校・部活・塾では「正解」を与えられて受け取る・・というパターンが多くなりますし、やり取りをするコミュニケーションには十分に時間がさけないからです。

 

それでどうしても子ども同士でコミュニケーションをし合う時間が多くを占めることになります。

友達とのコミュニケーションや、部活や生徒会や行事などの協力する場は、子どものコミュニケーション力を育てるチャンスになります。

 

しかし、子ども同士では、お互いにコミュニケーション力がまだ成長途中です。

もちろんとても良い刺激を受けることもありますが、お互いに傷つけあってしまうことも起こります。

 

そうなると、コミュニケーションパターンを意識して育てるにはそれなりに回数と質が必要なので、どうしても家族コミュニケーションが大きな影響を持つことになります。

 

お母さん
わ~、なんだか責任重大な気がしてきました

 

普段コミュニケーションの仕方なんて意識することも少ないですもんね 😉 

 

でも、家族コミュニケーションってとても大事なんです。

今まで見てきたように、子どものコミュニケーションパターンへの影響力が大きいということ以外にも、

家族コミュニケーションによって

*子どもの気持ちや状態の把握

*子どもの安心感の基盤を作る

ことにも役立ちます。

 

思春期の子どもは自分の気持ちや身体の状態について、気づいて言葉で表現することが苦手だったり避けようともしがちです。

そこには親と距離をとろうとする自立への本能もありますが、心配をかけたくないとかうまく言えないからということもあります。

 

子どもの方がそうなので、親も忙しいと、つい子どもの気持ちや状況について見逃してしまいがちです。

でも、イマドキのハードな思春期の子どもの世界では、時には自分だけではクリアできない課題を子どもが抱えていることもあります。

(友達関係、いじめ、勉強、受験、身体や感覚についてなど)

思春期の子どもは柔軟さもタフさも持っているんですが、一定以上のストレスには極端に弱いという特徴もあります。

ある日急にガクッと落ち込んだり、身体が動けなくなることもあるので気をつけたいところです。

 

なので、日頃から子どもと短時間でもコミュニケーションを取っていれば、子どもの変化に早めに気がつくこともできますし、子どもの方からも早めに話題にしやすくもなります。

自分なりに頑張ることも大事ですが、人に相談できる力もこれからはとても必要です。

 

そしてもう一つの「子どもの安心感の基盤を作る」というのもとても大事です。

人は安心して帰れる場所があってこそ、多少のリスクがあっても挑戦できたり、遠くまで行けるようになります。

 

思春期にこそ、子どもは自分の好奇心にもとづいて、色んな体験をする時期です。

体験をすることによって子どもは自立する力を育てたり、自分は『これは好き』『これは面白い」とわかるので、やがてそれが専門性のタネにも育ちます。

どこにも行かず何もしなければ、自分は何が好きなのか、どちらに進んだら良いのかわかりません。

家族講座セッションでは、子どもがすでに持っている「好きのタネ」を見つけて育てる方法もお伝えしていますが、タネを見つけたら、それを育てる=行動することも大事です。

 

お母さん
その行動ができるためには、家族が安心の場であることが大事なんですね

 

はい、さすが! そうなんです。

人は自分の話を聞いてくれたり、気持ちをわかってくれる経験から安心して他の人と繋がれるようになっていきます。

 

お母さん
そうなんですね。

でも、そんなコミュニケーションをするなんて、なんだか難しそうです

 

あ、言葉で書くと難しいようですが、ちょっとしたコツを意識するだけで、子どもとのコミュニケーションはとても大きく変わります。

ご安心くださいね 🙂 

今まで当カレッジでも多くのお母さん・お父さんがやってくださって、家族コミュニケーションがうんと楽しくなったと喜んでいただいてます
(参:皆さんの声

次はそのコツをご一緒に見てみましょう!

 

子どものコミュニケーション力を上げる!家族ができること

家族なら、日常でコミュニケーションをする機会をちょっと増やしたり、そのコミュニケーションの仕方にちょっとした工夫ができます。

そして家族の強みは「失敗しても何度でもやり直せる」ところです。

また、どんなに子どもが反抗期だとしても、親子の絆ほど強いものもありません。

 

お母さん
まあ、しょっちゅうケンカしても仲直りできますしね

 

はい、そんな家族であることに自信を持って、いろんなコツをコミュニケーションにも取り入れてみてください。

 

人が学習するには、理屈を聞いて学ぶ方法と、やってもらって=体験して学ぶ方法があります。

私達は焦ると、すぐに「~~だから〇〇しなさい」と理屈でやらせようとしちゃいますが、実はそれが効果的なのは、言ってる人がそれを実際にやっている場合です。

 

なのでぜひ、お子さんに身につけてほしいコミュニケーションを、お母さん・お父さんがやってみせるのが一番の早道です。

 

もちろん、その途中で失敗してもOKです。

むしろ失敗しても何度でもやろうとする姿を見せるほうが、子どもも安心して学べます。

一度で大きな変化が起きなくても、続ければ必ずお母さん・お父さんも上達しますし、子どもにも変化が出てきます。

楽しみに、やりやすいところからやってみてください。

 

子どものコミュニケーション力を育てるために家族ができるコツ

(1) 聞いてみる

(2) 伝えてみる

(3) やりとりをしてみる

(4) 感情に光を当ててみる

 

(1) 聞いてみる

コミュニケーションと言うと、よく「何を話すか、どう話すか」という話題になりがちですが、実は始めに大事なのは「どう聞くか」です。

 

「聞く」というのは相手が自分に働きかけてきているからこそできることです。

つまり相手にはコミュニケーションしようとする意欲があるのですから、このチャンスを活かさない手はないですよね。

反対に、せっかコミュニケーションしようとして寄ってきたのにこちらが聞かなければ、相手は「もういいや」となってしまいます。

なんてもったいない!
(T_T)

 

『聞く』のコツは

①子どもの話を最後まで聞く

②関心を持って聞く

が2大ポイントです。

 

①子どもの話を最後まで聞く

簡単なようですが、家族、特に子どもが相手だとこれが案外難しいことがあります。

どうしても話を聞きながらアドバイスをしたり、自分の感情を爆発させたり、気になったことが出てくるたびに質問したりしたくなるかも知れません。

 

でもそれらをやってしまうと、子どもからすれば、「本当に話したいこと」が話せないままに話が脱線したり、打ちきりになってしまうんです。

それでは子どもの「伝える力」も「伝えたいという意欲」も育ちにくくなってしまいます
(T_T)

 

ぜひ、子どもが話しかけてきた時には、ひとまず最後まで話を聞くことにチャレンジしてみてください。

 

思春期の子どもは、まずたあいもない話を持ちかけて、親がちゃんと聞いてくれることを確かめてから、本当に話したいことを始めることも多いもの。

『子どもの話を最後まで聞くようにしたら、子どもが本音を話してくれるようになりました!』という喜びの声を、今までにもたくさん頂いています 😉 

 

②関心を持って聞く

人は自分の話に関心を持ってもらうと、自分という存在に関心を持ってもらっていると受け取ります。

反対に、聞く方が「その話題には興味がない」という態度をした場合には、話し手は「自分という存在を受け入れてもらっていない」「無視された」気がするんです。

 

マザーテレサの言葉にあるように、愛の反対は「無関心」です。

親が関心を持って子どもの話を聞くことで、子どもは愛されているという安心感と自己肯定感を感じます。

 

無意識で自分に自信が持てるので、他の人にも話しかけることもできるようになっていきます。

家族が話を聞いてくれないなら、他の人が自分の話を聞いてくれるって思えないものです。

どこかで自信なくふるまってしまいます。

 

「関心を持って聞く」のは簡単です。

子どもの話の世界を一緒に体験すればいいんです。

 

良い悪い・もっとこうすればいいのに・・・は一度脇において、ただ子どもが話している世界を一緒に体験する。

それは赤ちゃんが『わんわん』と指差して、親が『そうだね、わんわんだね』と一緒の世界を共有するのと同じです。

赤ちゃんはそうやって「わんわん」を安心して自分の世界に取り入れますし、自分が愛されていることを実感します。

 

お母さん
あら、気づいてみればいつもスマホをいじりながら子どもの話を聞いてました。

 

イマドキはやりがちです 😉 

お母さん・お父さんも忙しいので、いつも子どもの話を最後まで聞いたり、全力で関心を持って聞くのはハードルが高いですよね。

コミュニケーションは時間よりも「質」が大事です。

一日5分だけでも、その子だけのコミュニケーションに集中することからでOKです!

 

また、なかなか子どもが話をしてこないような場合には、子どもの好きな話や得意なことについて興味を持って聞いてみるところから始めてみるのがオススメです。

誰でも自分の好き・得意な話はしやすいもの。

そして聞いてもらえればとても自己肯定感も上がります。

「話をするのが心地よい」と思えれば、少しずつでもコミュニケーションのチャンスが増えていきます
(^^)

 

(2) 伝えてみる

「伝える」のにありがちなまずいパターンは、話を省略しすぎたり、感情をぶつけてしまうことです。

そうなると自分の本当に言いたいことが伝わらずに、誤解されたり、コミュニケーションそのものが成り立たなくなるので、もったいないですね 😐 

 

『伝える」の2大ポイントは

①省略しすぎない

②感情をぶつけない

です。

 

①省略しすぎない

家族だと「お互いにわかっているはず」と思うことも多いので、つい省略が多くなります。

でもイマドキでは家族でも、それぞれ違う場所で違う体験をしますから、お互いのアタリマエが同じではないこともよくあります。

 

自分の「わかるはず」という思い込みをほどいて、「相手はどこまでわかっているのか?」とちょっと気をつけることで、無駄な思い違いは少なくなります。

 

ここに気をつける癖は、イマドキの社会を生きる子どもたちにはとても大事なことです。

これからはどんどん、自分のアタリマエがアタリマエでない人たちと交流する機会が増えるばかりだからです。

家族で「これって、こうだったよね」と一言加える癖を持つようにするだけで、子どものコミュニケーション力も世界もぐんと広がります
ヽ(^o^)丿

 

②感情をぶつけない

人に何かを伝えたいのは、感情があるからです。

「~~をわかって欲しい」

「~~して欲しい」

を持っています。

 

もちろんその思いを伝えるのは大事なんですが、それをそのままぶつけるのでは、本当に伝えたい内容の方は伝わらなくなってしまうんです。

人はプラスの感情(好き、楽しいなど)は受け入れやすいのですが、マイナス感情(怒り、悲しみ、後悔など)は受け取りにくいものです。

先にマイナス感情で押されてしまうと、その感情の方だけに先に反応してしまうのでいっぱいいっぱいで、話の内容も受け取りたくなくなります。

 

マイナス感情がある時にこそ、一度深呼吸などして少し落ち着いた状態になってから、相手が安心でいられる状態になってから伝えるのがおすすめです。

 

(3) やりとりをしてみる

本来のコミュニケーションは、お互いの話を聞いたり意見を出し合って、楽しい時間を過ごしたり、わかり合ったり、納得の行く結論を出すことです。

 

*親が一方的に話す

*子どもが一方的に話す

ばかりでは、コミュニケーションとは言えなくなります。

 

古い日本の家族コミュニケーションでは、親が一方的に子どもに指示命令をして子どもを従わせるというパターンもありました。

昔は社会の流れもゆっくりで、他の文化との出会いも少なかったので、年長者の言うとおりにしていれば、安全でうまくいくことも多かったので、そんなコミュニケーションの仕方でもそれなりに上手く行っていたんです。

 

ところがイマドキで10年もすれば社会のアタリマエが大きく変わることも珍しくないですし、いろんな考えややり方がたくさん選べます。

そのような環境では、年長者の言うことは参考にはなりますが、唯一の正解だとは言えないことも多いです。

 

そしてイマドキでは、そんな変化の時代を行きていくためには、親や年長者が居ない場でも、自分で考えて選択する力が必要です。

子どもに自分なりに考えて選ばせる、そして自分で行動してその結果を引き受けさせるという練習が欠かせないんです。

 

受験や進路選択などの、実際の失敗をあえて経験させにくい場合には、子どもの意見を聞きながら、親が気になるところがあれば、子どもにもっと考えるように促すこともできます。

そのような「一方的な情報伝達」ではない「やりとり」があってこそ「コミュニケーション」と呼べるものになります。

 

また、反対に子どもだけが一方的に話して、親がその欲求を満たしたり、ただ聞いているのもコミュニケーションではありません。

 

赤ちゃんの頃は子どもの欲求を親が汲み取って、代わりに満たしてあげるのが親のお仕事でした。

でも、子どもは成長に従って、自分の欲求に気づいてそのために必要な行動を自分からしてその結果も自分で背負えるようになることが必要です。

いつまでも親が子どもの欲求を満たしていては、子どもの自立する力も育ちません。

 

親は子どもの話を聞きながら、子どもが自分の欲求を言葉にしてはっきりと理解したり、そのために何をしたらいいのかや、その結果どうなるのかを予測できるように、言葉でリードすることも必要です。

そのようなコミュニケーションは自転車の補助輪のようなものなので、やがて子どもは自分一人でも、自分に問いかけてそのようなことができるようになっていきます 🙂 

 

また、「見守る子育て」が「ただ子どもの好きにさせる」「子どもの言うことを何でも聞くだけ」だと誤解されている場合もあります。

そういう私も、かつて子どもが不登校になった時に「子どもの好きなようにさせましょう」という言葉を総解釈して泥沼にハマった経験がございます・・・
(><)

 

子どもの気持ちや考えを尊重することは大事ですが、全く任せっきりにするのも迷走につながります。

「聞く」と「伝える」の両方で「やりとりする」が大事です。

参考:見守るとは?「見張る」「見てるだけ」との違いをご存知ですか

 

(4) 感情に光を当ててみる

コミュニケーションには情報のやりとりと感情のやり取りの2つの側面があります。

思春期には子どもは感情が敏感になります。

なので、この時期の子どもは、大人よりも情報のやり取り以上に感情のやり取りを無意識に求めていることを覚えておくと役立ちます。

 

人は自分の感情を認めてもらった、受け止めてもらったと感じると安心します。

また、人に受け止めてもらうことで、その気持を整理できたり、手放せることもよくあります。

 

特に思春期には自分のマイナス感情(怒り、恥ずかしい、悲しみ、劣等感、悔しさなど)を親に伝えるのは恥ずかしいものです。

でも、一方で安心してその感情を親に受け取ってもらいたいとも思っています。

やっぱり家族が一番の安全基地ですから。

 

それでも忙しいと私達は、子どもが話しかけてきた時に『何か用事?』などと、情報のやり取りばかりに気を取られたり、コミュニケーションの目的をはっきりさせようとしがちです。

そうなると子どもはせっかく親とのコミュニケーションで自分の気持ちを受け取ってもらったり、悩みを相談したかったのに、切り出せないで終わります。

もったいないですね
(T_T)

 

思春期の子どもは自分の激しい感情との付き合い方をちゃんと習う場がありません。

一人で気持ちを抱え込んでドンドン落ち込んだり、ぐるぐる思考になることも多いです 😐 

 

子ども自身も「自分の気持ちを話したい」とはっきりとわかっていることも少ないもの。

子どもとのコミュニケーションをする時には、情報にだけ意識を向けるのではなく、その子の気持ちにも光をあてて「それはびっくりしたね」「大変だったね」などの言葉をかけてみるのがおすすめです。

 

そうやって子どもは自分の気持ちに気がついたり、共感してもらうことで、自分の気持ちとつきあえるようになっていきます。

マイナス感情でも我慢したり、ぶちまけるのではなく、ちゃんと認めてうまくそのエネルギーを使えるようになれば、バッチリです!

参考:怒りと悲しみを感じたら。大事なチャンスに変えるコツ

 

家族でコミュニケーションしてますか?:おわりに

お母さん
子どもとのコミュニケーションを増やそうとしても、どうしたら良いのかわからなくて困ってました。

でも、私もできることがあるとわかったので、気軽にやってみようと思います!

 

幸子さん
はい、あまり難しく考えずに、まずは一つのことからチャレンジしてみてください。

一つでもやってみただけで『お母さん、最近変わった~』とお子さんから言われたという嬉しいお話もよくいただいてます 🙂

 

お母さん
なんだか、やる気が湧いてきました。

まずは子どもの好きな趣味の話を聞いて見るところからやってみます

 

幸子さん
はい、応援しています!!

 

 

♡♡あとがき♡♡

本文でも触れましたが、家族は子どもの身体・心・頭の全てに一番影響を与えられる存在です。

そしてその子の遠い未来までの幸せをいつまでも見通すことができるのは家族だけです。

 

深刻に考えずに、そのことに自信を持っていただけたらと願っています。

子どもの生きるチカラを伸ばすための「やり方」は様々あります。

その子に合うもの、お母さん・お父さんが実際にやれるものを選んでいけば良いんです。

 

迷ったら専門家に相談してください。

そうすることで、子どもの「人の力を借りられる力」も育ちます。

 

子育ては親の責任という考えがまだまだはびこっていたり、気になる時代でもありますが、最近は子育てを楽しむ人も増えてます。

「こうやったらうちの子はこんな反応した」時に、「思ったとおりじゃなかった。もうダメだ」ではなく、「じゃあ次はどうしよう?」と思えるようになるお手伝いをこのブログは目指してます♡

 

あなたの子育て応援してます
\(^o^)/

 

 

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