相談ができない子:4つのワケと大人ができること

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相談ができない子っていますね。

自分でなんとかしようという頑張り屋さんなんですが、時にそれが行き過ぎてしまうと、自分も周りも苦しくなってしまいます 🙁 

 

お母さん
うちの子はそんなタイプです。

最近はため息が多いのでちょっと心配しています。

声をかけても『なんでもない』って言うばかりで・・

 

思春期になると自立に向けての準備が始まるので、「自分で考えて決めたい」という思いが強くなります。

何かで困っても、小さい頃のように親にすぐに頼ってくることは少なくなってきます。

 

もちろん自分なりに試行錯誤して、自分の課題を乗り越えることはとても大切ですね。

「自分なりに乗り越えた」と言う体験は、大事な自分の自信にもなります 🙂 

 

ただ、その「自分でやりたい」が行き過ぎて、「必要な時にも人の手を借りられない」となってしまうと、自分にも周りにも辛い状況になってしまいます。

特にイマドキの社会では、なんでも複雑化・専門化していますから、自分ひとりでは対応できないが増えています。

必要な時には上手に人の力を借りることが欠かせません 😉 

 

お母さん
そうですよね〜

なんで、相談できないんでしょう?

なるべく余計な口出しは控えてますが、辛そうなのをずっと見てるだけなのもしんどいです。

そんな時の親としての接し方のコツなどありますか?

 

はい、親として、そのお気持はわかります 🙂 

相談ができない子どもにも、その子なりのワケがあります。

そのワケから紐解いてみると、親御さんがやってみるといいことなども見えてきます。

 

お母さん
はい!知りたいです!

 

相談ができないままだと、何が起きるの?

思春期の「自分で考えて決めたい」という意欲はとても大事です 🙂 

3歳位の時にも、「自分でやる」という意欲が強くなる第一次反抗期と呼ばれる時期がありました。

この頃の子どもは自分で食べたがったり、服を着たがったりするのですが、まだ上手にできないので、お母さん・お父さんは見守るのが大変だったと思います。

後片付けにも、手間も時間もかなり取られたことでしょう。

でも、そうやって支えられながら、子どもは失敗しながらも同じ動作を繰り返すことで、やがてその動作が上手にできるようになっていきました。

 

第二次反抗期と呼ばれる思春期にも、同じような事が起こります。

今度は身近な動作だけでなく、「なぜそれをやるのか」というところまで自分で納得したいという気持ちが強くなります。

大人からすれば『いいから、言われたとおりにやってみればいいのに』と思うようなことでも、自分の納得感が得られるまで、動かないことも多くなります。

 

幸子さん
この時期もやっぱり、見守る大人は大変です。

時には子どもにあえて失敗を体験させたり、その後始末を手伝うことも欠かせません。

子どもの行動範囲もずっと広くなってますし、他の人に関わることもありますから、後始末やフォローも大変です。

さらに、この時期には受験や進路選択もありますから、どこまで子どもに任せて、どこまで失敗を容認するかなどの見極めもありますね。

 

お母さん
そうなんですよ〜

小さい頃より口では一端のことを言うのに、やってることは抜けてたりします。

なるべく黙って見守ろうと思ってはいるんですが、つい『ちゃんと考えたらわかるでしょ!』と言いたくなっちゃいます 🙄

 

そうですよね〜

それでも、そうやって見守られながら子どもが試行錯誤をすることで、やがて「選択と行動する力」が育っていきます 🙂 

 

成長するにつれて、子どもの失敗のスケールと影響も大きくなっていきます。

なるべく思春期の早いうちから、子どもには試行錯誤するチャンスを与えて、時には失敗も経験させることはとても大事です 😀 

 

ただ、子どもが自分なりに頑張っても上手くいかない時には「自分の視点から見える範囲は限られている」ということも、思い出せるようにしておきたいですね。

 

人には想像力がありますから、自分なりに色々な場面を想像して、解決策を見出すこともできます。

でも、それでもうまく行かない時には、解決策は自分の想像力が及ばないところに隠れているものです。

そのためには他の人の視点から見えるものを尋ねてみることがとても有効です。

 

また、解決に必要な情報は、自分だけでは見つけられないこともあります。

例えば病気になった時などは、自分なりに身体を温めたり休んでみることも大事です。

ネットで自分の症状を探して、工夫してみるのもいいでしょう。

でも、それでも回復が進まないときには、やっぱり専門家(お医者さんなど)から情報や意見をもらうことが必要ですね 🙂 

 

思春期の子どもの「自分でなんとかしたい」という思いは大切ですが、それに囚われすぎてリアルな他の人から意見を聞くことを避けてしまうのでは、成長に繋がらなくなってしまいます

 

それに一人でいつまでも抱え込んでいると、どんどん状況が悪化します。

そして「解決できない自分はダメだ」と自信も失われますし、自己肯定感も下がります。

自分で他の人との壁を作っているのですが、そこで感じる孤独感・孤立感も強くなっていきます。

 

お母さん
良いことはないですね 🙄

 

はい、そうなんです。

エネルギーがどんどんすり減っていってしまいます

 

さらに、「辛い、嫌だ」という感情ばかりになってしまうと、論理的・客観的に考える力も落ちていってしまうんです 🙁 

そういう時には、上手くいっていない方法をずっとそのままやり続けてしまうことも起こります。

今まで何度やっても効果が出なかった方法だとしても、それをずっと続けてしまうんです。

 

お母さん
どうしようもないと思っていても、他に方法が思いつかない時って、大人でも同じことを繰り返しちゃうことってありますね。

子どもを叱っても効果ないのに、同じような叱り方を続けちゃうとか・・ 🙄

 

幸子さん
そうなんです、これは気をつけたいポイントです。

「自分は同じことをしていても、いつか相手や周りが変わるんじゃないか」と期待するしかなくなっている状態ですね。

「努力すること」は美徳なんですが、やっぱり効果が実際にでているどうかを判断することも大事です。

 

かのアインシュタインも言っているように、「違う結果がほしければ、違うことをしよう!」です 🙂

そのためには、まず「新しい情報を手に入れる」ことが必要です。

 

また、子どもの場合には、「自分だけでなんとかできない」ことにぶつかると、現実逃避でゲームや漫画に没頭することもよくあります。

特に不登校の始まり頃にはそうなりやすいです。

でもそれでは根本解決にならないので、かえってイライラが募ってしまいます 🙁 

 

幸子さん
ゲームが終わった後にスッキリとして他のことができるなら、それはうまく気晴らしになってます。

でも、ゲームがないとまたイライラする・落ち込むのであれば、現実逃避になってるサインです。

 

お母さん
子どもの「自分でやりたい気持ち」は応援したいですけど、やっぱり、どこまでも自分だけでなんとかしようとするのは限界がありますね。

必要なときには相談してほしいです。

相談ができない子どもには、どんなタイミングで声をかけたらいいでしょう?

 

日常生活をしてても、ついついその課題ばかり思い出してしまったり、気持ちがいつも暗くなっているような場合には、「もう他の人にサポートしてもらうことが必要なサイン」です。

体調が悪くなったり、朝起きられなくなるなどと、身体にサインが出ることもあります。

 

もしお子さんに1週間以上、そんな状態が見られたら、ぜひ親御さんの方から声をかけてあげてください。

 

相談ができない4つのワケと大人のできること

相談ができない子どもの、できないワケってなんでしょう⁉

子どもたちに聞いてみると、4つのワケが見つかりました。

それぞれのワケを紐解けば、大人のできることも見つかります 😉 

 

相談ができないワケ

(1)相談すると負けたような気になる

(2)うまく話ができない

(3)相談する相手を見つけられない

(4)相談するタイミングがわからない  

 

(1)相談すると負けたような気になるので相談できない 

お母さん
え〜っ、そんな風に思うことがあるんですね

 

はい、この場合にもいくつかのパターンがあります。

どれも私が実際に扱ったパターンです。

 

相談すると負けたような気になるワケ

①「理想の自分」でいたいから

②ネットがあれば何でもできる?!

③人の意見は聞いたら最後?

④勝ちたい欲求

 

①「理想の自分」でいたいから

思春期には完璧主義・理想主義も強くなります。

「完全で理想的な自分でありたい」という思いを抱くんです。

この理想を目指す若き力は、「なあなあな大人」に代わって世界を変える力にもなりますので、人類にとっては?必要です (^_-)

 

ただその「完全で理想の自分」が「なんでも一人でできる自分」だというイメージだと、人に相談することは「負け」のように感じてしまうんです (・o・)!

 

現実のイマドキでは、なんでもどんどん、複雑で専門化しています。

詳しい知識を持たずに、技術や製品を完全に使いこなすは難しいこともあります。

例えば、昔はちょっとした電化製品なら作りが単純だったので、調子が悪くなったら家で分解して直すこともできました。

でも今では壊れたら、どんな小さなものでも直すには専門家の手が必要です。

 

ある程度自分でトライすることは大事なんですが、いつまでも「自分だけでなんとかしよう」とこだわるよりも、以前より早めに人の力を借りることも必要な時代になっています 🙂 

 

幸子さん
イマドキでは、必要に応じて他の人の専門性を上手に借りられることが欠かせません。

そして自分も何らかの専門性を持つことで、他の人を助けることで繋がりあってます

 

お母さん
理想の自分は、「なんでも一人でできる人」じゃないんですね。

 

はい、でも特に思春期の始めの頃には、「自立すること」を「何でも自分でやれるようになること」と思っている子も多いです。

ご家庭でも日頃の会話の中で、「自分の思いを叶えるには、人の力を借りることが必要」という話をしておくのもいいですね 😉 

 

幸子さん
今は漫画でもゲームでも、チームで冒険する話が多くなってます。

そんな事例で話すと伝わりやすいです。

 

②ネットがあれば何でもできる?!

人に相談ができない子のなかには、「ネットを信頼し過ぎている」ために「ネットがあれば、自分だけで何でもやれる」と強く思っている場合もあります。

イマドキではネットから様々な情報をとれるので、ネットはリアルな大人よりも頼りになると思っている子も結構います。

小さい頃からネットに親しんできた子どもたちの中には、「ネットと自分だけ」に頼りがちな子も増えてます。

自分で情報を調べるのはいいけれど、リアルな人に相談するのは「自分ではできないと認めるようで嫌だ」という子もいたりします (^^;)

 

お母さん
ネットさえあればなんでもできる!って感覚なんですね。

 

幸子さん
そうなんです。

そして困ったことにそんなタイプの子は、逆にネットで解決策が見つからない時には、「もうダメだ」と思いこんでしまうことも多いんです 🙁 

 

もちろん、ネット上の情報は役立つことが多いんですが、それだけを頼りに一人で考え込んでしまうのではうまくいきません。

ネットもリアルも両方活用できるといいですね!

 

イマドキではネット上には大量の情報があるだけに、かえってその中から本当に自分に役立つ情報を選ぶのは難くなってます。

イマドキでは、ネットで検索して上位表示されるものが、本当に役立つ情報とは限らなくなっているんです。

色々な人が、色々な立場から発信している情報があるからです。

大事なのは、「自分のケースに当てはまるもの」をどうやって見つけるかです。

 

また、ネットの情報は、不特定多数の人に向けて発信されているものです。

良さそうな情報を見つけても、実際に自分のケースに役立てるためには、その情報を「自分のケースにカスタマイズすること」も必要になってきます。

それが自分だけでできるのならばいいんですが、難しい場合には、他の人の手も借りることが必要になってきます。

専門家に自分のケースについて相談することで、自分に必要な情報を詳しく手に入れることもできます。

 

幸子さん
最近はネット情報が膨大で色々なものがあるだけに、活用する方にも情報リテラシー(情報を見分けて活用する力)が必要になってきてますね。

ネットはツール(道具)なので、それを使いこなす技術も大事です。

 

思春期の始めの頃には、まだその情報リテラシーが十分でない子も多いです。

イマドキでは子どもでも驚くほど多様な情報にアクセスできますが、大人からすると、子どもが実際にどんな情報を得ているのかは、見えづらくなってます。

 

だからこそネットを過信しないように、リスクと役立て方のコツがあることを、日々の会話の中で伝えておくことも重要です。

子どもの行動範囲や自由に使えるお金の範囲が大きくならないうちから、伝えておくのがオススメです 😉 

 

③人の意見は聞いたら最後?

そして「ネットはいいけど人に相談するのはできない」と思っている子は、「人の意見を聞いたら受け入れなければならない」と思っていることも多いです。

でも本当は、数多くのネット情報の中から自分がいいと思うものを選ぶ時のように、リアルな人の意見を聞いても自分が納得しなければ「選ばない」こともOKなはずなんです。

それも伝えておきたいですね 🙂 

 

そして、相談を複数の人にするのもオススメです。

今は大事なことであればあるほど、セカンドオピニオン以上をとるのも当たり前になってきてますね。

信頼できる複数の人の話を聞けたなら、より立体的に自分の状況を捉えられるようにもなります。

 

幸子さん
これは、自分の意見を伝える大人の側も気をつけたいところです。

相談された時には、「他の人の意見も聞いてみるといいよ」とか「選ぶのはあなただよ」という姿勢は忘れないようにしたいです。

 

お母さん
あら、これは気をつけないと!

良かれという思いから、自分の意見は押し付けちゃいがちです。

 

はい、私も昔はしょっちゅうやってました!

『何でも相談して!』と言っても、子どもが相談してこなかったのはそのせいだったのね・・とわかったときはショックでした
(^^)>ハンセイ

 

意見を聞いたら受け入れないとならない・・だと、相談するハードルは高くなっちゃいますね。

ムリヤリ意見を押し付けられたら「負けた」と感じちゃうかもしれません。

子どもの相談する力を育てるためにも、「選ぶのはあなた」と言うメッセージを忘れないようにしたいです 🙂 

参考:アドバイスはいらない⁉:思春期の子どもの「相談」6つのパターン

 

④勝ちたい欲求

これはストレスが溜まってしまった子どもに多く見られます。

 

もともと思春期には身体が急激に変化成長したり、感情が激しくなるので、子どもは「自分自身に戸惑う」ことも多くなります。

加えて、中1ギャップやSNSを介した複雑なコミュニケーションなども体験するので、特に中学生頃は子どももストレスを感じることもかなりあるんです。

 

そんな「自分の身体や気持ち」や「環境や友達関係」など、自分でコントロール出来ないことばかりに囲まれてしまうと、子どもはストレスに耐えきれなくなって、自分でコントロールできることに執着することがあります。

自分の存在価値を示したいために「話さない」という行動に出ることもあるんです 😯 

 

幸子さん
「負けてる自分」だと感じているので、「どこかで勝たなければならない」と意地になっている状態です。

そうなると、なかなか他の人の心を開いたり、ましてや他人の意見を取り入れようとはしなくなってしまいます。

 

特に、自分なりに頑張ったのに力尽きて不登校になった場合などは、せめて?親の助けを突っぱねることで自分のコントロール感を得ようとすることもあります。

このような時には、お子さんの心身を落ち着かせて、親子の信頼関係を結び直す所から始めることが必要になってきます。

参考:不登校からの回復過程:長引かせないための親の接し方のコツ

 

お母さん
あ、友達の子どもさんが今そんな感じのようです!

 

幸子さん
この状態になると、サポートにはコツが必要になります。

 

でも、その時々の状況とお子さんの個性を踏まえて接していけば大丈夫です!

詳しくは講座やコーチングセッションなどで個別にお問い合わせください。

 

(2)うまく話ができないので相談できない

相談をする時には、自分の困っている状況を上手に伝えることが必要だけど、それをちゃんとわかってもらえるように話すのが難しい・・・

それで相談できない子どもはとても多いです。

 

思春期にはなると子どもは、小さい頃よりもずっと複雑な気持ちを自分の中に持つようになります。

「正しいことをしたい」けど「友達を裏切りたくはない」

「自分としてはこうしたい」けれど「それだと他の人を悲しませるのでイヤ」etc.

 

そんな風に、自分の中に色々な気持ちがあって、葛藤することが増えてきます。

ところが、自分でも自分の気持をスッキリと言葉にすることが難しいことも多いんです。

 

『なんかモヤモヤする』

『〇〇したい。でも・・・』

くらいの言葉にしかならないことはよくあります。

 

そしてそんな時に子どもは、「ちゃんと言葉にできないから、人に話してわかってもらうのはムリなんじゃないか」と思い込みやすいんです。

 

でも、ご安心くださいね。

そんな時に役立つのが「引き出すコミュニケーション」です。

「引き出すコミュニケーション」なら、その人が本当はどう感じていて、何に困っているのかを見つけるお手伝いができるんです。

つまり「引き出すコミュニケーション」で、他の人に自分の思いを言葉にするところから、手伝ってもらうこともできるんです!

 

もちろん、コーチはそのプロフェッショナルですし、当カレッジの講座や個人セッションで学ばれたお母さん・お父さんは「引き出すコミュニケーション」で実際にお子さんの笑顔を引き出していらっしゃいます。

全てのコミュニケーションは技術です。

誰でも学べるものなんです。

 

『何が言いたいのか、はっきりさせなさい』

勇気を出して相談に来た子どもは、そんなことを言われたらもうどうしようもなくなってしまいます
(><)

 

自分でも

何に悩んでいるのか

どうなりたいのか

そのためにどうすればいいのか

その3つがキレイにわかっているなら、そもそも相談は必要がない状態ですもんね。

 

幸子さん
この3つがわかっていて、誰かにしてもらいたいことがはっきりしているなら、それは「相談」ではなくて「お願い」です。

例えば「△まで車で送ってくれませんか」は、何に困っていてどうしたらいいのかが、はっきりしているからこそ言える「お願い」です。

 

「相談」は、そもそもこの3つがぼやけてて困っているからするものです。

 

お母さん
人に頼る時でも「お願い」と「相談」は違うんですね!

 

そうなんです。

「お願い」されたら、それを引き受けるかどうかという話になりますが、「相談」された時には、相手の3つをはっきりさせることから始まります。

その時に引き出すコミュニケーションが役立ちます。

この3つをはっきりさせるだけで、子どもが自分で解決策を見つけることもよくあります。

 

幸子さん
子どもが大人に何かを頼みに来た時には、大人も「お願い」なのか「相談」なのかを見極めたいですね

 

相談ができない子は、勇気を出して大人に声をかけています。

でもその時にマズイ対応をされてしまったことから、「やっぱり人は助けてくれない」と思い込んでしまう子も多いんです。

セッションでも、子どもたちからそんな体験をよく聞きます。

大人も気をつけたいですね 😉

 

自分でうまく引き出せない時には、話を引き出すのが上手な他の人につなぐのでもOKです。

子どもには、「勇気を出して人に相談してよかった」という体験を得てもらいたいものです。

 

(3)相談する相手を見つけられないので相談できない

相談するには、相手を選ぶこともとても大事ですね。

 

間違った相手に相談してしまったら

 

・「要点をはっきりさせなさい」と言われる

・話をしっかり聞いてくれる前にアドバイスをどんどん語られてしまう

・自分で解決できないことを責められる、バカにされる

・そもそも話をちゃんと聞いてくれない

・自分の相談内容を他の人に話されてしまう

 

・・・なんてことが起こる可能性もあります 😯 

 

落ち着いて興味を持って話を聞いてくれて、できるだけ「引き出すコミュニケーション」ができる人がいいですね。

もちろん口が固いのは必須です!

 

思春期の子どもにとって「自分で解決できない」のは、とても悔しいことです。

相談するためには、それなりの勇気もいります。

 

それなのにバカにされたり、他人に話されたりするんでは『相談なんてしなければよかった。人に相談なんてできない』と思い込んでしまうのもムリもありません。

大人からすれば、たいしたことのない話でも、子どもの話はちゃんと受け止めてあげたいものです。

 

そしてまた、相手に迷惑をかけたくないと言う思いから、相談ができない子もいます。

 

ネガティブな話をして、心配させたり嫌な思いをさせたらどうしよう

自分で解決できないことに親はがっかりしないかな

 

そんな思いから、例えばいじめにあっていても親に相談できない子どもも多いんです 🙁 

 

でも、本当は「大事な相談をされる」というのは相手にとっても

*ホンネを話せると信用されている

頼られている

自分が誰かの役に立てる

と感じることなんです。

 

お母さん
言われてみれば、誰かに相談された時には、そんな嬉しい気持ちも感じます♡

 

そうなんです。

それに特に親御さんなどは、子どもが一人で悩み続けている姿をずっと見ているだけよりも、ちゃんと相談してもらうほうがずっと気がラクにもなります。

親御さんから声をかけても、なかなかすぐに相談ができない子どもには、そんなことをサラッと伝えておくのも助けになります 😀 

 

また、親御さんとの関係性が良くても、相談するには「登場人物を知っていたり、自分と近すぎて話しにくい」こともよくあります。

 

イマドキの日本の思春期の子どもは、同級生か限られた範囲の大人としか接する機会があまりありません。

学校(勉強や部活)がメインになりすぎた生活をしてる子が多いです。

 

あまり日常で接する機会は多くないけれど、自分の話を親身になってくれるような大人」と接する機会が殆どないのは残念です。

 

それで日本の子どもたちは、身近な自分の友達に相談する率が高いんです。

同じような年齢や境遇だと、共感しやすいという良いところもありますが、他のリスクもあります。

相手もまだ成長途中の子どもなので、情報が偏ってしまったり、相談しているうちにお互いの感情に巻き込まれてしまって、話が行き詰まる方向に盛り上がってしまうこともあるんです 😯 

 

『友達に相談するのも良いけれど、なるべく複数の意見、そして大人の意見も聞いてみるといいよ』と伝えておくのもオススメです。

子どもに、学校関係でないコミュニティを体験させて、色々な人と接する機会を作っておくのもいいですね。

そして、日常での関係性のないコーチに相談できるチャンスがあれば、子どもにとっても大きな助けになるようです。

今までのセッションでも「日常で関わりのないコーチには、自分の悩みをとことんさらけ出しても安心できたのでとても良かったです」というフィードバックをたくさん頂いてます 🙂 

 

(4)相談するタイミングがわからないので相談できない 

相談ができない子どもは、早めに余裕を持って相談することが苦手です。

ここまでにご紹介してきた様々なワケから『できれば相談したくない』という思いが強いので、悩みが切羽詰まって、ギリギリになるまで相談しないことが多いんです。

 

例えば期末テストの前日に『どうやって勉強したらいいのかわからない』とか切り出すので、大人も「今から全教科⁉ なんでもっと早く言わないの?』などど、ついつい叱り口調になってしまいます。

叱られたくなくて先延ばししていたことが、より叱られる現実を作っちゃうことも多いです 🙄 

 

また、相談ができない子は「相談しよう!」と決めても、実際に会話で相談事を切り出すのも苦手です。

相談したいと思っても、何度かタイミングを逸してしまうことも多いです。

 

お母さん
そう言えば私も、進路のことで親に相談するまで、とても時間がかかったことがありましたっけ。

親の希望とは違う学校に行きたいという話だったので・・

今日こそ話そう!と思っても、何度も言い出せなかったこともありましたね〜

 

幸子さん
思春期になると雑談はよくしても、自分の本当に大事な相談は、なかなか話し始めないことが多いです。

セッションでも、特に知り合ったばかりの頃は、長〜く雑談をしてから最後の最後に『実は・・・』と切り出してくることもよくあります 🙂

 

 

お母さん
あ〜、うちの子も、車で送っていく時などに、ずっと違う話をしていたと思ったら、降りる時ギリギリに大事な話を言い出すこともあります!

もっと早めに話してもらう方が、ちゃんと話せていいんですけど。

 

 

思春期親子あるあるです
(^^)

なるべく早めに話し始めてもらうには、日頃から子どもから寄ってきた時には、まずは興味を持ってふんふんと話を聞いてあげてみるのがオススメです!

 

大人も忙しいので、ついただの雑談だと「ながら聞き」をしがちです。

でも、最初の3〜5分だけでもいいので、話の内容、特に子どもの心の動きに興味を持ってしっかり聞いてあげると、子どもに伝わるメッセージが全く違ってきます。

 

アドバイスや「良い・悪い」を言わずにただ聞いてあげると、話している子どもは「自分を受け止めてもらった」という感覚が持てるようになります。

それが信頼関係の基礎になるんです

しっかり信頼関係ができると、大事な本音やカッコ悪い自分を見せるような相談でも切り出しやすくなっていきます。

 

 

お母さん
う〜ん、日々の会話では、3分でもしっかり聞いてあげてることって案外ないですね。

「雑談なのね」と思ったら、すぐにながら聞きをしちゃってます。

 

幸子さん
1日3分だけでもやってみると、子どもに変化が出るので、試してみる価値はアリです 😉 

それにいつも忙しそうにしていると、子どもも相談を遠慮してしまうこともあります

 

お母さん
そうですよね。

本当に大事な相談は、やっぱり早めにしてもらいたいです。

3分間集中、やってみます❣

 

相談ができない子の4つのワケと大人のできること:おわりに

いかがでしたでしょうか

相談ができない子の4つのワケと、大人のできることをご紹介しました。

 

お母さん
相談ができないっていう場合にも、色んなワケがあるんですね。

うちは案外、「うまく言葉にできない」というのがありそうです。

雑談は得意でも、状況や自分の気持を言葉にするのは苦手なところがあります。

 

幸子さん
モヤモヤしてる・・という状態からでも相談できるとわかると、急に積極的に相談するようになる子も多いです 🙂

 

お母さん
ママ友に不登校のお子さんがいるんですが、家では全然話しをしてくれないって困ってました。

お子さんも本当は相談したい気持ちがあるのかもしれませんね。

 

幸子さん
一人で抱えているのはしんどいです。

混乱していても大丈夫、安心して心を開けるって思ってもらえたらいいですね。

 

お母さん
そうですね。

その方にも伝えてみます❣

 

♡♡あとがき♡♡

思春期には相談ができない子も多いです。

自分の身体や心を自分で理解したり、学習や友達関係も複雑になる時期なのに、残念ながら日本では、それらについてちゃんと習ったり質問ができる機会もほとんどありません。

それで様々な『本当はスッキリさせたいこと』を一人で抱えている子もいっぱいいます。

でもそんな子ほど、お母さん・お母さんやコーチに上手に相談に乗ってもらえると、びっくりするくらいエネルギーを回復します❣

 

一人で悩みがちな思春期の子どもの思いをサクッと引き出して解決まで導くコツはいっぱいあります。

どんどん役立ててくださいね〜
\(^o^)/

 

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