「叱られても成長する力」が育つ、一番の土台とは?
「叱られても成長する力」
社会に出る前の思春期のうちに
育てておきたいですね 🙂
自分の「失敗」を叱られて
「反発する」のも「落ち込む」のも
感情的な反応ですよね~
ちょっとくらいなら自然ですが
いつまでもそうなら困ります。
どちらも「自分が叱られた」ことに
フォーカスしちゃうので
肝心の「失敗を改善する」まで
行かなくなってしまいます。
もったいないですね 🙁
これでは叱った人の
「もっと良くなってほしい」
という気持ちも伝わりません。
叱ってくれた人との
関係性も悪くなってしまいます。
そんなことでは困るので
思春期の、
まだ子どもが手元に居るうちに
「叱られても成長する力」を育てておきたいものですね。
では、子どもが自分の失敗を叱られても
ちゃんとその失敗自体と
向き合えるようになるには
どうしたらいいでしょう?
それには6つのコツがあります。
(1)日頃から子どもへの愛を
しっかり伝えておくこと
(2)叱る前に
「教える」「注意する」という段階を踏むこと
(3)叱ると怒るを区別すること
(4)子どもの価値と失敗を分けること
(5)今の失敗だけにフォーカスすること
(6)子どもがちゃんと理解したか確認すること
では、順番に行きましょう
(^^)/
(1)は日頃から
子どもへの愛をしっかり伝えておくことです。
これは子どもが成長するための
すべての土台をつくります。
『え? 家族なんだから
親なんだから、叱るのは
子どものためだって
決まってるよね?
だからせっせと
ダメなところを叱ってるのに』
もしかしたら、そう思われるかも知れませんが・・
実は日本の思春期の子どもの心はグラグラです。
大人が思っている以上に
「親から自分は愛されているのか?」を
疑問に思っているんです。
残念ながらどの国が調査しても
「自分は親から大切に思われていない」と
思う子どもの確率が日本は異様に高いんです。
これは日本人が日頃から
愛情表現をしない民族だったからかもしれませんね~
それが日本の思春期の子の
自己肯定感の低さにつながっているようです。
だから、特に欧米みたいに
「愛しているよ」を
毎日言わなくてもいいですが
日頃から子どものステキなところを
言葉で伝えたり
「居てくれて嬉しい」
「大好き」などの言葉は
意識的に言ってみるのがオススメです。
1週間から2週間ほどやってみると
言うのが楽しくなるかも知れません
(^^)
言いすぎても
困ってことにはならないので
安心してやってみてください。
突然過激に始めたら
「怪しい」と思われるくらいです 😉
そういうことを
特にお母さん・お父さんから
充分にしてもらっていると
子どもは基本的な安心感を持てるようになります。
多少、他人から意地悪されても
自分には帰る基地があると思えるので
心がタフになるんです。
全ての心のタフさの土台は
「お母さん・お父さんから愛されている」
そういう実感が作ります。
「失敗を減らすコツ」に続きます 🙂
合わせて読みたい記事:
「怒られるのが怖い」を絶対にそのままにしてはいけないワケと抜け出し方
追伸:
最近愛犬は朝が早いです。
5時台から遊んでいます。
冬はお寝坊だったのに
やっぱり太陽とともに動くんですね~
おかげさまでどの獣医さんにも
「若い」と褒められる13歳です。
今週のテーマのブログです
① 「叱って伸ばす子育て」はいかがでしょう?思春期に生きる力を育てよう
② 「叱られる力」は、社会に出る前の思春期のうちに育てよう
④ 子どもの失敗を減らすための近道は?子どもを育てる叱り方のコツ
⑤ 子どもの「失敗と向き合う力」を育てよう!叱る時の言葉の選び方のコツ
⑥ 怒られても成長する!子どもの「叱られる力」を育ててみませんか