思春期はもう大人だから?

こんばんは。
リセットの体験会第2回目
1月25日水曜日19時から
開催することになりました~

 

さて、子どもへの関わり方の
種類についてのお話しです。

 

2番目は「放任型」です。

 

思春期が始まると
子どもも親の指示を嫌がるようになりますね。

いっぱしの大人のように
扱ってもらうことを求めるようになります。

 

そして身体も急に成長して
大人みたいになってきます。

力も強くなってくるし
できることが増えるので
大人も
「そろそろ子育ても一段落」とばかりに
急に色々な決断を
「もう大人だから」と
子ども自身に任せるようになることがあります。

 

もちろん、よく言われるように
大人が手や口を出すことを控えて
「見守る」というのは大事なのですが
「見守る」は、読んで字のごとし
「見て守る」んです (^^)

手や口は控えても
眼と耳はフル活用するのが
思春期の子育ての特徴ですね。

 

「見守り」がまだ必要なのは
思春期ではまだ脳の中での成長が
途中で不安定な状態であることと
まだ少ない体験や情報で
重要な物事を判断してしまうことがあるからです。

そして、子どもの考えだけでは
まだ短い時間(1,2年先)位のできごとしか
イメージできていないこともあります。

 

子どもが自分なりに
考えて選択することを
見守っていきながらも
(時には失敗も経験させつつ)
大事なポイントや
長期的に影響がある決断をする時には
大人が選択肢の幅を広げたり
選択の仕方を確認していくこともまだ大事なのです。

 

また、思春期の子どもは
メンタルが急にガクッと落ちてしまうこともあります。

ある基準を超えてしまうと
自分のことを客観的に見れなくなり
理論的な判断が難しくなる状態になります。

日頃から子どもの様子を観察していて
メンタルの変調に気づいたら
子ども任せにしないで

早めに手をうつ、ということも
まだ大人の役目なんですね。

 

子どもが不安定な状態な時に
あなたが決めたら良いのよ』では
子どもは「今の不安を避けること」だけで
何かを選んでしまうことになって
結局子どもが願っている結果には
ならない選択肢を選んでしまうこともあります。

 

手や口の代わりに
目や耳をしっかり使って
様子を観察したり話を聞いたりが
まだまだ必要です (^^)

子どもの「選ぶ力」を育てていくことがお役目です。

 

子ども自身のやる気と能力が高いと
「指示型」をやめて「放任型」にすると
それまでよりうまくいくことがあります。

「指示型」の頃よりも
子どもが自分で考えて、工夫して
良い結果がうまれるということがあります。

 

でも、子ども自身のやる気と能力が
それほど開花していない場合や
何か子どもだけでは
乗り越えにくいことがあった場合や
子どもが凹んでしまっている場合には

「放任型」では良い結果にはなっていきません。

むしろ無軌道な暴走になってしまう可能性もあります。

 

子どものやる気と能力が
高い場合でも、そうでない場合でも
「放任型」では

その子の今のやる気と能力のまま
同じ状態が続いていくこととなりがちです。

子どもが持っている可能性が開くかどうかは
本人の資質や頑張り、そして

家の外で出逢う人や受ける刺激だのみ
という「かけ」みたいな状態となります。

 

追伸:
今度の楽しいリセット体験会は
和室なので限定10名様までです。
お早めにお申込ください。
詳細はこちらです
お申込はこちらとなります

 

今週のテーマのブログです
思春期の子どもとの関わり方に迷います
つい心配で口出しをする

④ 子どもにどう関わったら良いのかわからない
子どもを伸ばす話の聞き方
子どもの気づきを生み出すコミュニケーション

 

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