「いじめ」の芽は「友だちだから」と許さない
こんにちは。
昨日の東京は大雨でした。
長靴を履いて出たのに、帰ったら
かかとのところが濡れてました 😯
さて「本当の友達を作る」の記事も
今週のラストとなりました 😀
思春期には同じ年頃の友だちと
過ごす時間が増えてきます。
家族とは違う、大人でもない
子どもでもない対等な存在の仲間として
一緒に過ごすことを好みます。
思春期の始めの頃には
「群れ」になったりして
過剰にくっつきあうことが多くなりますね。
そしてその仲間とのやりとりのなかから
「同じはず」なのに
「違い」がひとりひとりあることに
気づいていきます。
そこから「では、自分とは何か」を
知っていくようになるのですね。
この「違いに気づく」というステップのところで
実に多くのことが起きていきます。
「違い」をどう捉えたらいいのかで
一人ひとりが試行錯誤するところだからです。
特に学校生活では
* 勉強ができる
* 部活の成績が良い
などがフィーチャーされることが多くなります。
そうするとそれに基づく評価を
「錦の御旗」のとして
人の上に立とうとする子も出てきます。
「自尊心」をそれで満たそうとしちゃうのですね。
そして「できない」子の方は
「このままではまずい」ので
”強い人”にくっつこうとするなんてことも起こります。
2、3の基準に対する「違い」への
生き残り戦略が子ども同士で
くりひろげられるなんてことが起きがちです。
ストレスフルなイマドキでは
なんだかんだと理屈をつけて
「優しい子」「NOと言わない子」を
ストレスのはけ口にしようとすることが起きやすくなっています。
でも、誰かに当たっても
自分のストレスが根本的に解消することにはなりませんね 😈
そこで行動だけが
ただエスカレートしていくことになっちゃいます。
ひどくなると別の人も巻き込んで
「NOと言わない子」を攻撃するようになるのがいじめです。
本来学校においては子ども同士に上下がないはずです。
勉強や部活の成績で
子どもの優劣をつけようとする学校や
先生、親御さん方!も残念ながら
現実には存在しているところですが
とにかくそれに巻き込まれないようにすることが大事です。
なんだか変だな、と思った時には
「友達だから」「これくらいは」と
思わずに「NO」と言うことが大事です。
言葉で書くと難しいですが
「何かで優れていることが
他の人を傷つけてもいいことにはならない」
「嫌かどうかは自分が決める」
ということがわかっていれば良いと思います。
何かで優れていることは素晴らしい。
だけど「だからってエバンなよ~」ってことです (^^)!
とにかく優しい子こそ
「断る力」を育てて欲しいと思っています。
「なんかイヤだな」と思ったら
やんわりでもはっきりでも
「それは嫌だ」と表現することが大事です。
「断る力」を出すことは
対等な関係性でいたいという意志の表明ですから!!
大人になったら「断る」ことは山ほどあります。
対等な関係性である思春期にこそ
「断る力」を育てておきましょう。
もし「NO」が上手く言えない時には
ご相談くださいね。
た~っくさんのうまい伝え方がありますよ (^o^)/
追伸:
なんとハンターの長靴のかかとが
破れていました 😯
そんなことあるんですね~
街の靴修理屋さんで
なおしてもらえるのでしょうか (TT)
今週のテーマのブログです
① 本当の友達を見つけよう
② 本当の友達ってなんだろう
③ 友だちとの関係性がずれてくる
④ 引き受け過ぎることがある
⑤ 「断ること」が「対等な関係」を作る