思春期子育てで「論理的結末」に切り替える場合
おはようございます。
どのような年の瀬をお過ごしですか?
我が家では長男も酒田に来たので
一緒に年越しの予定です。
さて、子どもがいつまでも
同じ失敗を繰り返している時のお話です。
子どもが自分のやったことから学んで
解決していってくれたら
それが一番良いですね。
大人としては
子どもが自分で工夫している間は
なんとか見守っていきたいものです。
ただ、子どもも
「どうにかしたい」と思っていても
うまく現実を変えられない時もありますよね。
なるべく子どもの頑張りを
見守りたいところですが
時には時間制限があったりとか
このまま放っておいても
事態が好転しそうにないとか
悪化していると思える場合もあったりします。
そのような時には
大人からの提案を考慮することを
考えてもらう必要があるかもしれません。
その場合には
「このままでは〜〜という
まずいことになると思います。
もし、一緒に解決を探すのであれば
==ということが起こると思います。
どちらが良いですか」というプレゼンが必要です。
このように、実際に子どもに
最後までやらせてみて
その結末から学ぶのを待つ
(自然の結末から学ばせる)のではなく
「Aを続けたら〜〜になります。
Bを続けたら==になります。
どちらが良い?」と
結末を実際に体験させるよりも前に
大人が説明して行為を選ばせることを
アドラー心理学では
「論理的結末」から学ばせる、と言います。
「自然の結末から学ぶ」をしていても
状況を見ながら
「論理的結末から学ぶ」に
切り替えていくことも時には大事です。
ここも、本当の「見守る」と
「放任」の違うところですね 🙂
大人が子どもの様子を見ていて
関わり方を判断するところです。
このプレゼンが成功すれば
一緒に状況の改善に向かえるようになります。
もしプレゼンしても
子どもがNOであれば
その理由について話を聞いていく必要があるでしょう。
このままでもなんとかなる、と
思っている理由について
じっくり聞けるといいですね。
ここで子どもが
「とにかく自分でやりとげること」に
とてもこだわっている時には
その気持を扱うことも大事です。
その気持を大事にしないで
大人が結果だけにこだわっても
子どもの心がこじれていきます。
それだけ「自分でやる」に
こだわっている時には
強い理由があるはずです。
こういう状態になっている時には
既に何らかの理由で
子どもの心が傷ついている場合も
少なからずあります。
まずはそのこだわりについて
話していくことのほうが大事なようです。
うまく話が進んでいかない時には
専門家にご相談ください。
上手にコミュニケーションを進めていく
ポイントをいくつも提案してくれると思います 😀
「気を引くために」に続きます
合わせて読みたい記事:
素直になれない子どもにどう関わったらいいの?と悩む時には
追伸:
我が家の年越しは
昼に新米と納豆汁で夜はお蕎麦です。
本年も大変お世話になりました。
ありがとうございます!!
どうぞ良いお年をお迎えください
ヽ(=´▽`=)ノ
お茶会で気軽にお話してみませんか
(満員御礼。終了しました)
今週のテーマのブログです
① 子どもがいつまでも同じ失敗を繰り返しているときの関わり方
② 子どもが自分で工夫することを待つ
③ 「自然の結末」からの学びは放っておいてもできますか?
⑤ 気を引くためにまずいことをしています
⑥ いくら待っても変わらない時には