身体が怖がる時には・・

おはようございます。
揚げ煎餅が好きなので
お正月に余ったお餅を
自分で揚げてみました。

 

さて、人が怖い子が
『今より良くなりたい』と
自分から願うようになってくれたら、
次はその子の『より良い状態』のイメージを
一緒に作っていくステップになります。

 

その時、よくあるのは、
結構ハードルの高いイメージを
すぐに達成しなくては!と
お子さんや親御さんが思われていることです。

元来、ちゃんとやろうという
意識が強かったり(真面目で、良い子)
今が苦しいのですぐに楽になりたい
という気持が強ければ
そう思われるのも無理はありません。

 

それでも、最終的には
現状と離れたゴールに着くにしても、
そこまでのところどころに
細かな目標を作っていくことが大事です。

 

例えば、一気に1階から2階まで行こうと
1階で2階めがけて
何度もジャンプするよりも
1階から2階へ階段を登っていくほうが
ずっと早く、楽しく2階に
行くことができます。

いつもの、『目標まで階段を作る』
という方法です  😀 

 

これを具体的な例で見てみましょう。
例えば、今『人が怖くて学校に行けない』子が
最終ゴールを
『毎日元気にクラスに遅刻せず通う』
というイメージに設定するとします。

 

頭で『行った方がいい』と思い
心で『行きたい』となって
すぐに身体がこのイメージまで行ける場合はOKです。

 

頭と心がOKなのに
身体が『怖いな』と思う場合には
まずそれがどこに怖さの限界が有るのかを見極めます。

 

学校のクラスに毎日遅刻しながらも行けるのか
1週間に一度ならクラスに行けるのか
毎日学校にはいけるけれど保健室までなのか
学校の下駄箱までは行けるのか
学校が見えるところまではいけるのか
近くのコンビニまではいけるのか
外にでかけるのはOKなのか

ナドナド。。。

 

その子によって場所、回数、やること、
誰かが必要かどうかなど
今できることの条件は違います。

今がどの状態であれ、「おかしい」わけではありません。

それが、その子の今の状態だ、ということだけです。

そして、どの状態からでも
最終ゴールまで必ず着くことができるのです!

 

また明日に続きます。

 

追伸:
お餅を揚げる時に
大きく切りすぎて
硬いところと膨らんだところが
あちこちできてしまいました。
お餅も細かく刻めば良かったです  😯 

 

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