思春期の子どもが心を閉ざしている時には3

おはようございます。
寒くなってきましたね。
今朝は美味しいウインナー入り
キャベツスープを作りました。
スープを美味しいと感じる季節です。

 

さて、昨日は
心を閉ざしてしまうまでの
落ち込みの3段階について
お話しました。

第3の心を閉ざした状態になってしまうと、
周りでは
連絡が取れなくなってしまうので
大変!!!と焦ってしまうのですが、
ここで心に留めておいていただきたいのは
本人には、本人なりの
「閉ざす」ということをしてしまう
理由がある、ということです。

心を開いているよりも
閉じている方が安全だと感じているのです。


この状態の時には心にケガをしているのと

同じだと書きましたが
心をひらいていると
ケガが治らない、または
よりケガがひどくなる、と
本人は感じているのです。

今は外からの刺激がほしくない、
要らない、と思っているのです。

 

この時にはまず
周りで焦らない事が重要です。

無理に引きずり出そうとすると、
「閉じこもろう」vs「そうはさせない」
という対立に勝つことに固執してしまうので
一旦、本人が欲しがっている
”安全な状態”に本人がなる、ということに
意識を向けてみてください。

 

そうすることで、本人が
自分自身についてゆっくり
見ることができるようになってきます。

身体のケガでも
まずは安静にして
自然治癒力を発動させます。

 

ゆっくり落ち着いて自分を見ることで
溜まっている感情を消化できたり
自分自身をみれたりすることで
徐々に心が回復してくればOKです。

その頃には、
「外でも、ここは安全だよ」とか
「今を変えれる方法があるよ」という
メッセージを
見ることができるようになってきます。

また、これは体のケガと同じなのですが
ケガの度合いと環境によっては
本人の閉ざす努力だけでは
自然治癒力が十分に働かず
回復が難しい、とても遅くなる場合もあります。

それは、外からの刺激を防ぎきれず
回復するのに十分な休息が取れない場合と
自分自身で自分の傷をえぐるような思考を
続けてしまう場合です。

 

外からの刺激とは
学校や家庭からの刺激であることが多いようです。
ネットで、受けなくてもいい情報を
受けてしまうこともあります。

自分で傷つける、というのは
自分で閉じこもりながら
「自分はダメだ」
「周りはダメだ」の呪文を
一人で唱え続けていってしまう場合などです。

なので、体のケガの場合と同じように
これは安静にしていれば回復する状態なのか
何か手当が必要な状態なのかを見極める、
ということが重要になってきます。
本人だけではわかりませんから
保護者の方の判断が重要になります。

 

しっかりと流れを見つつ
危ないな!と思ったら
必ず専門家に相談してください。

また、流れを読みにくい、という場合にも
判断自体を相談されることをおすすめします。

 

思春期の子どもは
回復も流れに乗れば早いのですが
エネルギーが高いだけに
意識の向け先が大事です。
行動力もついててきています。

 

子どもが心を閉じてしまったら
すぐに出てこさせようとするよりも
ちょっと距離をおいたところから
しっかりと流れをチェックすることが
大事です。

もし、子どもが心を開いている部分があるのなら
そことつながって
子どもの状態についての情報を得る、ということも
大切です。
(例えばおばあちゃんとだけ笑顔で話すなら
 おばあちゃんからの情報をもらっておきましょう)

 

閉じている部分から正面突破、ではなく
それでも子どもに起きていることを
出来る限りの方法で
しっかり把握しておきましょう。

詳しい情報があれば
より良い判断ができます (^^)
必ず、どんな状態においても
効く良い方法があるのですから

それを見つければ大丈夫!

 

次回は
心を閉ざした状態からの回復のステップについて
お伝えしていきます。

 

追伸:
おひさまが出てきて
暖かくなってきました。
今日は寒暖の差が大きいようです。
差が激しい、変化の度合いが大きいって
魅力的でもあり、合わせるのには
ちょっと大変だったりもしますね。

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