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思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えてください
最幸の親子関係を作るお手伝い
こんにちは。
酒田はまだ東京より寒いので
今庭には椿が咲いていたりします。
沈丁花はまだのようです。
さて、先日みどりさんと
ご近所でお会いした時のお話しです。
みどりさん
「あ、佐藤さん!」
私
「こんにちは、みどりさん」
みどりさん
「こんにちは〜
今ちょうどママ友から
相談されていたんですよ 🙂
なにやらそのうちのお子さんが
言うことを聞かないので困っているんですって」
私
「言うことを聞かない?」
みどりさん
「そうみたいです。
そこのうちのお子さんって
真面目に頑張るお子さんらしいのですが
色々要領が良くないことが多いんですって。
学校からも言われるらしいんです。
それでお母さんが気になって
子どものやり方を注意して見てみたら
やっぱり
効果的じゃないことが多いようなんですって」
私
「効果的じゃない・・?」
みどりさん
「ええ、例えば勉強の仕方も
何度も同じことをくりかえし
ずっと書いていたりするそうです。
箇条書きにしたり
わからないことだけ書けばいいのにと
見ているとじれったくなって
お子さんにそう言ったそうなんですが
全く聞く耳を持たないんですって」
ここでちょっと解説です (^^)
子どものやっていることを
外から見ていると
「ああ、もっと別のやり方でやれば
ずっとうまくいくのに」と
思うことってありますよね。
子どもに限らず
何かをやっている当事者よりも
外から見ている人の方が
簡単に改善ポイントに気づくことってよくありますものね 😀
更に、子どもと大人の関係性では
大人の方が既に何かをやってきて
自分なりにうまく行ったという体験があるので
それを子どもに伝えたくなります。
「こうすればうまくいくよ」と
子どものために良かれと思って言うわけです。
しかし、そこで子どもが
素直にそれをとりいれずに
自分のやり方を通すこともありますね。
絶対にそのやり方よりも
いい方法を伝えているのに
なぜか自分のやり方にこだわったり
そもそも人の話に耳を傾けなかったり・・
小さい頃からそういう傾向がある子も
思春期になるとそのようなふるまいが
目立つようになる子もいます。
どちらにしても
「もっといいやり方があるのに
なんでわざわざそうしているの?」と思いますよね。
そして
人の言うことに耳を貸さないで
自分のやり方に固執してばかりだと
将来困らないかしら・・・と
心配にもなったりします。
でもここで
「頑固な性格だから・・・
そういえば旦那そっくり」と
(かつての私のように 😎 )
その子の性格に落とし込んでしまっても
良い方向には行きそうにありませんね (^^)
人が何かをしている時には
その人が意識していてもいなくても
必ず人なりの”理由”があるはずです。
そこに注目していくと
自分のやり方にこだわる謎が溶けて
その子への良い関わり方が
見つかるかもしれませんね 😀
「もっと大事なものがあるから」に続きます
合わせて読みたい記事:
素直になれない子どもにどう関わったらいいの?と悩む時には
追伸:
義母が残したシンビジウムが
3年ぶりに咲きました。
ビタミンカラーできれいです♡
今週のテーマのブログです
② もっと大事なものがあるから
③ 反抗期の子どもにうまく伝える方法
④ 新しいことをすぐにやらない子
⑤ 思春期の子どもの急激な変化には要注意です
⑥ 「やってみてもいいか」という状態
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