感じていることを教えて

こんにちは
急に寒くなりましたね。
まだまだコートが手放せません。

 

 

さて「なぜ学校に行けないのかわからない」
お子さんをお父さん・お母さんに
応援していただく、というお話です。

 

「学校に行けない」強い理由があるはずなのに
それがわからないお子さんがいます。

その行けない理由が
無意識の深いところにあってフタを
されているわけです。

 

そのフタを開けるには怖い感じがします。
ずっと長い間見ていないところを
見るのは恐ろしいことのように感じます。

何か嫌な感情が共にしまわれていそうで
開けるときにはその感情が押し寄せてきそうです。

それに自分は耐えられなさそうに感じます。

 

でも、実際はその蓋を開けてみると
入っているのは「昔の自分」です。

その子は苦しいままその状況とともに
しまわれちゃっているわけです。

 

本当はそこから救い出してあげた方が
良さそうです。

もうその時より成長した今の自分が
コーチと一緒に
無意識の中にあるそのフタを
開けることができます。

昔の自分を救い出すのは
想像しているよりずっとずっと易しいことです。

それは子どもでも大人でも
皆さん体験すると必ずそうおっしゃいます。

 

ただ、このチャレンジをするためには
フタを開けるにあたっての
怖いという思いをのりこえる
勇気が必要なだけなんです。

 

そして、その勇気を生み出すためには
二つのことがあれば大丈夫です。

一つはこのチャレンジをしてまでも
学校に行きたい、という思い。

もう一つは、フタを開けても
何が出てきても大丈夫だと
お父さん・お母さんが応援してくれることです。

 

 

まず、一つ目についてです。

「学校に行けない理由」がわからない
お子さんは自分の心にフタをしていることで
「学校に行きたい」という感情にも
自分で触れられなくなっていることがあります。

頭では「行かなくちゃ」と思っていても
心・身体で「行きたい」と
感じていないことが多いのです。

特に長く学校に行けていない状態だと
『行くことで何が楽しいんだっけ?
 行かなくても問題はないし・・・』と
なっていることがあります。

むしろ、久しぶりに行くことの
厄介さばかり感じていたりします。

 

「行きたい」という感情・感覚は
行動を起こすためのエネルギーです。

頭でいくら「行かなくちゃ」と考えても
それから生まれるのは義務感で
「行きたくない」感情エネルギーには負けます。

行動を生み出す力は、圧倒的に
感情 > 思考  です。

 

ぎりぎり頑張って気力で登校しても
ものすごく体力・気力を使うので
(はた目にはわからないですが)
とても疲れてしまいます。

そうなると「登校する=嫌なこと」
にますますなっていきます。

これが、淡々としているように見えるけれど
一日登校したら続かない、という子に
よく見られることなんです。

 

感情・感覚のフタを取っていく作業は
コーチに任せるとして
お父さん・お母さんに是非
ご協力していただきたいことは
まずはそのための第一歩として

その子が自分の感情・感覚につながることを
応援していただくことです。

具体的には、日常の中で
「その子の感情や感覚を問う」ことを
やってみていただきたいのです。

その子が自分の感覚・感情に
触れる機会を増やしていただきたいのです。

まずはそこから。
そしてそこからがとても大事でなんです!

 

フタをした状態だと
『今晩のメニューは何が良い?』
『今身体はどんな感じ?』と訊いても
あまり返事が返ってこないことがあると思います。

「なんでも」「別に」
「わからない」
「お母さんの好きでいい」

そんな言葉が多いかもしれません。

 

そんな場合でも、深追いはせず
でもさらっと何度でも
感情・感覚にアクセスして
自分の言葉にする練習をさせてあげて欲しいのです。

自分の欲求、感覚・感情について
自分の言葉で最後まで話す練習を
是非手伝ってあげてください。

 

それが上手でない子どもが相手だと
つい、大人が先回りして
『○○なの?』『○○なんでしょう』と
「はい」「いいえ」で子どもが答えられるよう
言葉を作ってしまうことがあります。

 

『今身体の調子はどう?』と聞いたら
『頭が・・・』で途切れるかもしれません。

そんな時には『痛いの?』と
「はい」「いいえ」で答えられる言葉を
投げてしまわないで
『頭がどうしたの?』と促してみてください。

 

そんな練習が必ず子どもに変化を作っていきます。

子どもの気持ちがが分かって
びっくりしたりする楽しさもありますよ (^^)

 

学校に行くとどんな楽しいことがあるのかな

どんな楽しい未来につながっていくのかな

 

そんなことを想像させるような問いかけや
身近な人の話を日常の中に
混ぜてあげることもいいですね  😀 

 

フタを開けた後でも、行動の癖として
自分の感情・感覚に触れようとしないことも
ありますから
是非これは引き続きやっていただきたいです。

子どもが人生をイキイキと
”楽しむ”ことができるようになってきます。

 

もう一つの応援については、明日お話しますね。

 

追伸:
コートを着ている季節には
近くのコンビニに行くのに
部屋着の上に羽織っていくのでラクチンです 。
でも、もうじきその便利さとも
お別れの季節になりますね 😉

 

今週のテーマのブログです
①  なぜ学校に行けないの?

学校に行けない理由がわからない
言葉で言えなくても大丈夫
つらすぎて見れない

楽しい未来を想像する

 

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