思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えてください
自分の「好き」と勉強のつながりがわからない
こんにちは。
東京は雨です。
家の中で聞く雨音は大好きです 🙂
さて「良い子」がツライ時代についてのお話です。
イマドキでは勉強や部活が
ハードに求められる一方で
「将来について考えなさい」と言われます。
しかし、どうやって自分の将来について
考えれば良いのかについて
ちゃんと教えてくれることはほとんどないようです。
「将来について」という作文を出されても
考えようとしても
考え方がわからないままであることが多いのです。
自分の好きや得意を活かしなさい
と言われても
自分の「好き」「得意」の見つけ方と
それを未来につなげる方法
それらがわからない子が大勢います。
本当にもったいないです。
本当は今のその子ならではのものが必ずあるのです。
でも、特にここまで人の言うことを
言われたままにやってきた子は
急に自分で見つけなさいと言われても
自分の「好き」へのつながり方が
そもそもわからないことが多いようです。
かつては偏差値を頼りに
進学する学校を選んでいくことで
なんとなく自分の未来が決まっていったことが
多かったと思います。
ところが今は偏差値で
大学までは選べても
その先の未来には繋がらなくなってしまっています。
一度仕事を選んで社会人になっても
転職も当たり前の時代です。
”会社”や”仕事”自体も
なくなったり統合されたりが盛んです。
人生において一度「正解」を選べば
OKということではなく
その時の自分と状況に合わせて
「何度も自分で選ぶ」ことが
求められている時代になってきています。
何かを選ぶ時には自分なりの
これが価値がある、という基準が必要です。
その基準を作るのが
自分の「好きで大事」という感覚です。
そしてこの傾向は
人工知能の発達によって
大人が思っているよりも
ずっと早いスピードでこの先も加速していくでしょう。
自分が何が本当に好きで
何が大事なのかを考えた時に
ハードな勉強や部活が
その中に位置づけられる子は
自分から勉強や部活を楽しむことができますね。
例えば自分の心からの興味が
金融に向いている子は
金融について勉強したいと思うでしょう。
設計士になりたい子は
そのための大学を自分で楽しみながら選ぶでしょう。
しかし今まで大人の言うことを
ただ聞いて物事を決めてきた子や
その瞬間に感じる「快」を
心から湧き上がる「好き」と
混同しているような子は
自分の未来を自分で選ぶということが
わからないかもしれません。
その迷いがあることで
ハードな勉強や部活の
自分にとっての位置づけが
わからなくなって悩み始めるという子も今は多くなっています。
一昔前は大学卒業後の
「自分探し」が流行りましたが
今はもっと早い思春期から
似たようなことが起きているのです。
それでも、どこかに旅をしたり
学校をやめたりすれば
自分の「好きで大事」が見つかるというものでもありません。
今はもっとシンプルで効果的な
自分の内から見つける方法が沢山あります。
もちろん思春期コーチングもその一つです 😉
本当は学校の中に
そういう自分とのコミュニケーションを
する時間を取り入れることが
一番だと思っているのですが・・・
(そのための活動中☆)
思春期の「好き」は未来へのタネです。
「これが大好き」を見つけて
上手に育てていくことで
日々の時間が「楽しさ」に向けて
再編成されていき
ものすごいパワーが生み出されます。
その姿は何度見ても本当に感動ものです。
追伸:
勉強が「自分を邪魔するもの」から
「自分を助けるもの」に変わったと
教えてくれたお客様の声をこちらでご紹介しています
今週のテーマのブログです
① 「良い子」がツライ時代
② 「良い子」が流れに乗れない時
④ 「好きで大事」から自分で選ぶ時代です
⑤ 「失敗」と上手につきあいましょう
⑥ 「良い」から「私の好きで大事を楽しむ」世界へ
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