たった1年で、ずっと求めら続けるコーチになる!「思春期コーチ™養成講座」も募集中です!
子どもが心配で疲れる時に知っておくと役立つこと
子どもが心配で疲れてしまう
親ならば、そんな経験をしたことのある方もきっと多いでしょう
(^^;)
親が子どもを心配するのもアタリマエなんですが、それで疲れてしまうのでは、親にも子どもにも良いことは起きません。
気にしないようにと思っても、子どもの行動を見ていると、先のことが心配です 😐
でも子どもにアレコレ言っても変わらないので、結局自分が疲れるだけなんです。
どうしたらいいでしょう?
どうしても親は子どもを気にかけるものですが、心配ばかりでは親も子も辛いですし、お互いによくない影響も与えあってしまいます。
でも「心配しないように」と思うだけでは、それをやめるのも難しいこともありますよね。
では「心配ばかりで疲れる」状態から抜け出すのに役立つコツをご一緒に見ていきましょう。
目次
親は子どもを心配する
親が子どものことを気にかけて、あれこれ「大丈夫なのか」と心配するのは、ある意味とても自然です。
親は子どもに愛情を持っていますから、子どもが安全で健やかに過ごしていくれることを強く願います。
愛情を強く感じるからこそ「できるならば、すべての苦しみを経験することなく、苦労もすることもなく、幸せになってほしい」と思うものです。
更に、人間の子どもは「赤ちゃん」として、とても非力な状態で生まれてきます。
誰かに温めてもらったり、お乳をもらったりと、世話をしてもらわないと自分では生きていけないほど非力なので、人間の親には子どもに対して、「守りたい」という強い思いを持つようにもできています。
そして人間の子どもは他の動物に比べても、大人のように歩いて移動できるまでにかかる時間も長いですし、言葉で意思疎通ができるようになるのは更に先です。
人間の親は「子どもを守るために、子どものニーズを察したり状況を考えて自分が動く」期間が長いんです。
だから子どもの様子にどうしても気が行っちゃうんですよね
つい、「大丈夫なのか」って心配しちゃいます
赤ちゃんの命をつなぐためには、そうすることが必要だったんですよね
(^^)
本来は、子どもの成長とともに、徐々に子どもが自分でできることを増やしていき、親が代わりにやることを減らしていければいいんです。
でも、なぜだか人間の親には「子離れの本能」がないんです 😯
他の動物は、子どもに命を繋げられる最低限の準備ができたら、ある日から急にはっきりと子どもを自分の縄張りの外に追い出します。
でも人間には「ここまでやれば生きていける」というラインもその時の社会状態や親の考え方によっても異なりますし、そもそも「ある日から子どもを追い出す」という本能が親にはないんです。
いつまでも子どもの無事と幸せを心配して、自分が手を貸さなければ、なにか言わなければ・・と思うことになりやすいんです。
子どもには「親離れの本能」がありますから、そのすれ違いで反抗期がこじれちゃうこともあったりします 🙄
そうなんです。
さらに、人間の子どもの脳が育つのには時間がかかります。
赤ちゃんの頃には「今の瞬間」の自分の感覚しかわからない状態で、徐々に1時間後とか1週間後、1年後・・・などの時間のイメージも長く持てるようになりますし、注意が「自分」だけでなく「周りの人」にも向くようになっていきます。
そのような機能を司る脳の「前頭葉」という部分は、思春期頃からぐんと成長するのですが、完成するのは25~30歳と言われているんです。
そうなんです。
ですから、まだ中学生や高校生の頃には、十分に「未来のこと」や「周りへの影響」がイメージできないんものなんです。
大人になってしまった親からは「ちょっと考えたら、この先どうなるかわかるでしょ?」「そんなんじゃ周りに迷惑がかかるじゃない!」と言いたくなることも、子どもにとっては本当に「気が付かない」「気が回らない」ことってあるんです。
大人からすれば、失敗させないように手や口を出したくもなりますよね。
でも、子どもも「未来」や「周り」に何度も意識を向けることで、その能力はちゃんと育っていきますのでご安心ください。
大事なのは「練習で育つ」というところです
(^_-)
子どもに注意しているつもりでも聞かないし・・・
そうですね。
子どもが思春期になってくると、反抗期にもなるので、親の言うことを素直に聞かないことも増えてきますよね。
「注意」には耳を傾けないこともあったりします 🙄
そんな時には「注意」するよりも、「何をしたら良かったのか」または「この先どうなるか」という質問で、子ども自身に具体的に未来へ周囲への影響を考えさせるようにしてみるのがオススメです。
自分で意識を向けるという練習をすることで、「自分で気づいた」という体験にもなりますから、子どもの自己肯定感も下がることなく、前頭葉が育ちます。
また思春期は「自分でやりたい」という気持ちも強くなる頃なので、色んなことについて親に相談したり、話すことも少なくなってきます。
そうなると親からは「子どもの状態」が見えにくくなりますから、より「大丈夫かな」と心配になりますね。
ただこの時期にこそ、自分で色んなことをやってみて、その結果から自分で学んで工夫するという体験をするチャンスです。
親が多少の失敗は予測できる時でも、子どもに考えさせてやらせてみて、その後考えさせる・・というチャンスを与えてみることで、子どもは成長していきます。
失敗も大事な体験です。
それを経て、子どもに任せても失敗する確率も減りますし、多少の失敗ではへこたれない心も育ちます。
子どもに「自分でやりたい」という意欲があるうちがチャンスです!
まずは「課題の分離」という視点を持つのもおすすめです。
子どもの行動の結果は誰に直接降りかかることなのか=この課題は誰のもの?・・という視点を持つと、「子どもの課題」で親の自分にはあまり関係がないのか、「子どもの課題」だけど親の自分にも影響が大きく来るものなのか、などがはっきりします。
親に影響が来るものでも「子どもの課題」である場合には、メインは子どもが自分でなんとかするものだとわかります。
(参考:「課題の分離」が 思春期子育てでは「大事だけど難しい」と言われるワケ)
子どもはいつかは手元から離れていくんだから、なるべく自分で失敗しなくなってくれたらいいですよね。
今の失敗ならリカバリーも手伝えるけど、未来の失敗は親には手伝えないでしょうし。。
でも、きっといつまでも心配しなくはならないでしょうね 😉
はい、親としての愛情がありますから、子どもを心配する気持ちが0になることはないでしょう
(^_-)
でも意識して子離れをして「心配する」のを減らしてみるのがおすすめです。
心配が多いと疲れてしまいますし、親にも子どもにも良いことは起きないんです
「心配しているだけ」が一番まずい
日本では「心配している」というと、「気をかけている」と割とプラスのイメージで捉えられることがあります。
「心配する」=「優しい」「相手を思いやっている」というイメージです。
でも実は「心配している」のは、「相手はちゃんとできないだろう」と考えていることでもありますから、ある意味そんなイメージを押し付けていることでもあるんです。
「なんとかやれるだろう」と思うことは、一度くらい気になっても、その後心配し続けることはないですから
「気にかける」というのと「心配する」っていうのは別のことなんです。
もともと「心配」というのは「大丈夫なのか不安になる」ということです。
「不安」という感情は「気をつける」「現状を変えるために行動する」ためのエネルギーです。
(参考:思春期の不安とうまく向き合うコツ:増大する不安にはご用心!)
なので、「心配」で疲れる、不安でたまらない場合には、その感情エネルギーをやめられるようにするか、行動して使うことが必要です。
心配や不安の感情エネルギーは行動のために使わずに出し続けていけば、どんどん身体の中に溜まり続けます。
それが多くなればなるほど、心に余裕もなくなりますから良い未来もイメージできませんし効果的な行動も思いつかなくなってしまいます。
悪い未来イメージばかり浮かんでくるので、ストレスもたまり身体も不調になりがちです。
そして子どもに接するのにも余裕がなくなりますから、あれこれ気になって過干渉になってしまったり、つい責め口調になるので、関係性も悪くなってしまいます
(T_T)
「子どもの安全と幸せ」を気にかけているからこそなのに、それがもとで子どもとの関係性を悪くしてしまうのでは、あまりにももったいないですね。
また、子どもにも「心配されている」のは負担です。
「気にかけてもらっている」「可能性を信じて応援されている」のは嬉しいですが「心配されている」のが負担になるのは、きっとどなたでも経験があると思います。
「自分は失敗するだろう」と思われているんだなと自己肯定感も気づかないうちに下がります。
「心配されてる」のって、いい気持ちしないです。
やっぱり「心配しているだけ」からは卒業したいです
「心配しているだけ」にならないためにやってみるといいこと
「心配しているだけ」にならないためにやってみるといいこと
「心配」は「このままで大丈夫なんだろうか」という不安です。
不安というのは、漠然と感じていると、そのままどんどん拡大していき、やがて「何を不安に思っているのか」がわからないけどただ不安という気持ちに取り憑かれてしまうことも起こります。
そうなると 不安>理性 なので、以下のステップを1人ですすめるのは難しくなっていきます。
(もし、そんな状態にすでになっている場合でも、専門家に手伝ってもらえばすぐに解放されますのでご安心ください♡)
なので、心配になったらできるだけ早めに「何を心配してるんだろう」と「それについて期待していること」をはっきりさせてみるのがオススメです。
ちょっと不思議なようですが、「心配していること」がはっきりわかっただけで、「な~んだ 😯 」と心配が終わることもあったりします 🙂
また、「自分の期待」に気づいたら、その「期待の実現可能性」を考えてみます。
期待が高すぎると気づいた時には、実現可能なラインを見つけましょう。
これだけで心配がぐっと減ることもよくあります。
次は心配の中身を2つに分けてみます。
・未来にならないとわからないこと
・今から準備できること
「未来」というのは誰にも今からは決められないので、どうしても「こうなったら嫌」という未来の可能性はなくなりません。
それでも、もしそうなったらどうする?・・・と落ち着いて考えてみると「そこからでもリカバリーできる」と気づくことがほとんどです。
「こうなったら嫌」の未来への心配ばかりしていると、そこに気づけないのでずっと心配で不安なままですが、「そうなってもなんとかなる」と思えたら、不安はかなり減ります。
そう、大抵のことは「いつからでも、どんな状態からでも舵を望む方向に切り直すことができる」からです
(^^)
そして「こうなったら嬉しい」という未来の可能性も同時にいつでもあることを思い出してみるのもオススメです。
心配ばかリで心身が疲れてしまうと、良い未来の可能性をすっかり忘れてしまうこともあります。
未来の可能性は「○」か「バツ」かだけではなく、無限に種類があるのを思い出してくださいね
(^_-)
こちらもご参照ください:
思春期の不安とうまく向き合うコツ:増大する不安にはご用心!
未来への不安は0にはならないものですが、他の可能性もあると思い出せば落ち着けます。
そして「その良い可能性にかける!」と思い切って心配を手放せるのであれば、「子どもの可能性を信じて見守るだけ」という選択もアリです。
例えば不登校でも、「いつか子どもが自分から動き出すだろうからこのままで大丈夫」とお母さんが思いきれるのであれば、それも一つの ”心配ばかりをなくす選択” です。
そしてもう一つは「感じてしまう心配・不安エネルギーを使う」という方向です。
『見守って待つだけでは心配が収まらない』場合や、『「こうなったら嬉しい」未来を実現させる可能性を上げたい!』と思う場合には、そのために今できることを見つけてやってみる=行動することで心配・不安エネルギーを建設的に使えます。
(3) 手を打つべきことならば効果的な手を見つけてやってみる=行動する
動かずに心配し続けるのが一番避けたいもので、「心配そのものを止める」のもありだし、やめられなければ実際に動く、行動するっていうのが大事なんですね。
それは感覚的によく分かります。
でも、自分が何かをすれば良いことならば自分がやれば良いんですが、子どもがやるべきことだと話が難しくなっちゃうんです。
はい、子育てで一番難しい・・と感じるのはここですよね。
親がどんなに「こうしたら良い」と思っていても、子どもの課題で子ども自身がそう動かない時。
自分が直接どうしようもない分、イライラもするし心配にもなっちゃいます。
なぜやらないんだろう
どうするつもりなんだろう
なんとかなるって思ってるのかな、甘いな~・・・とか、どんどん考えてしまい、心配も膨らみます
そうですよね。
私もそんな思いを何度も何度も親として経験しました。
子どもの課題は多少の失敗くらいならば経験させて考えさせて、成長させるのでいいのですが、時には勉強や進路や不登校など、(いつからでもなんとかなるにしても)できるだけこじらせない方向に早く進んでほしい!と願う課題もありますよね。
大事な課題である時ほど、つい親も焦ってしまって、子どもに早く行動してほしいと思うばかりに、コミュニケーションが「~~しなさい」と一方的になることも起きがちです。
でもそれでは子どもも反発して、うまく行かないことも多いもの。
「しなさい」vs「嫌だ」もしくは「ウザイ」or 黙殺・・なんて方向にも進みがちです。
また、時には親が丁寧に話そうとしても子どもが聞く耳を持たない状態・・というのも実際にはあります。
この先はただ心配しながら行くしかないのか・・と不安になります
そうですよね。
そんな時こそ、子どもが行動したいと自ら思えるように関わるための作戦が必要です。
イギリスの諺に「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」というのがあります。
子育をしていると、誰でも何度もこの言葉にぶつかるものです。
そして「だからと言って、子どもが干からびていくのをただ見ているだけ」では居られないことがあるのもリアルな子育です。
自分のことのほうがよっぽど楽です 🙁
子どもに水を飲ませようと自分なりに色々やってもダメな時ってどうしたらいいでしょう?
それが本当に子どもに必要なことだと思う場合には、「他の人の手を借りる」のがとても大事になります。
子どもの重要な課題にこそ他の人の手を借り切ることが大事なワケ
他人の手を借りることで起きること
①「それは本当に子どもにとって必要なことなのか」を第三者からも問い直せる
①「それは本当に子どもにとって必要なことなのか、を第三者からも問い直してみる」のはとても重要です。
1人で心配しているうちに、子どものあれこれが気になりすぎて、何が重要なのかわからなくなることも、子育ではフツウにあります。
子どもにたくさんのことを要求しすぎていたり、表現が伝わらないものになっていることもよくあります。
そんな状態に気づくためにも、相談するのはできるだけニュートラルで、子どものことを長期的に考えてくれる人がオススメです。
②「それが本当に子どもに必要なことならば、自分では思いつかない方法を見つけ出すのをサポートしてもらう」こともできます。
子どもが自ら水を飲むようになるためには、子どもが「水を飲むのは楽しい」とか「水を飲むのは自分に必要だ」と思うことがかかせません。
子どもがそう思えるように影響を与えることが大事です。
私達は多くの場合、少し昔風の「怒って言うことを聞かせる」というやり方や、「説得する」という子どもの頭に働きかける方法しか思いつかないことも多いものです
でもその他にも子どもが「水を飲むのは楽しい」とか「水は自分に必要だ」と思うようになるための関わり方はたくさんあります。
「不登校から回復した事例」を参考にするのも一案です。
ただ、子どもが自分から水を飲もうと思うようになるのには、子どもの状態と関係性によってはとても難しいことも実際あります。
それでも、そのためにできることは無数にあるんです。
状況が厳しいほど、とても地味なことから始める作戦を組み立てるのが、最終的には大きな変化を作るためには大事です。
家族には「家族という絆」がありますし、子どもに接する機会も多いので、影響を与えられる可能性も高いです。
また信頼できる第三者から直接子どもに影響を与えてもらうという選択肢もあります。
子どもが前向きに、自分から水を飲みたくなるように関わってくれる人がいいでしょう。
もちろんコーチもオススメです (^^)
子どもの状況が厳しい時には、難しいほど専門家に「相談しきる」のがオススメです。
誰にでも当てはまるコツをやってみても変化がない時こそ、個別に細かく情報共有をしていけば、専門家ならばたくさんの成功事例から確率の高いものを引き出してくれるでしょう。
専門家はご自分が信頼できそうだと思う人を複数選んで、じっくり話を聞いてから決めると良いでしょう。
そして決めたら、がっつりタッグを組んで「相談しきる」のがポイントです。
難しいケースでは、中途半端な情報共有や、状況を共有する時間を開けてしまっては、その間に起きたことのリカバリーばかりにお互いの時間が取られてしまって、なかなか前に進めなくなってしまいます。
もったいないですね 😐
身体の複雑な病気の時と同じで、状況が難しいほど、細かく情報を共有して変化が出るまでお互いが諦めないことで実ります。
直接子どもに関わってもらう場合でも、お母さんだけが専門家と関わる場合でも、情報の共有を継続的に行うことで必ず変化が見つかります。
また、その芽吹いた小さな変化を、どう育てていくかがとても大事です。
一人で頑張っていると、小さな変化を見逃して、せっかくのチャンスをこじらせてしまうこともあるものです。
どこに行っても難しかった事例が回復するのは、情報共有を蜜にして、豊富な身体・心・頭からのサポート事例を参照するからです。
一人で考えても出口が見つからないと、人はぐるぐる思考に陥ります。
「考えている」ようで「ただ頭の中で喋っているだけの状態」です。
そうなると気がつかないうちに、不安な未来しか思いつかなくなったり、自分責めをしていたり、子どもが動かないワケについても嫌なことしか思いつかなくなってしまうものです 😐
それではどんどん心身のエネルギーも落ちていくばかりで、できることがあったとしても、それを見つけることも、認めることもできなくなってしまいます。
「こんなに頑張ってるのに」という思い出いっぱいになり、不安で希望が持てなくなるんです
(T_T)
信頼できる人と自分の状況や気持ちを共有できれば、そんなぐるぐる思考からは抜け出せます。
もし状況が厳しすぎてその人と話しても希望が見いだせない場合には、二人でぐるぐる思考になるのではなく、より抜け出す方法を知っている人につながることも大事です。
ただ、そこで皆が「私達には待つしかない」と言い合う集まりではなく、それぞれが前向きに何か進んでいる・行動している集まりに参加するのがオススメです。
④うまく行かないときでも「悲しい気持ち」を共有されたり、勇気づけなどで心のエネルギーを保てるのもとても助かります。
状況が難しい場合には、子どもがなかなか期待するように行動してくれなくて、凹むこともあるでしょう。
変化が期待よりも小さすぎて悲しいこともあったりします。
そんな時でもその気持を誰かに共有されたり、勇気づけされれば、辛い状態に長くとどまることはなくなります。
・・・子どものことってなんとなく人に相談しにくいんですが、やっぱりこれは!ということは、一人で抱えずに、信頼できる人にしっかり相談する事が大事なんですね
私の心配には『このままで大丈夫』って思いきれることも、できないこともありそうです。
まずはその整理からしてみます。
やることが具体的にわかって、とってもスッキリしました!
それでも心配がやめられない時
「心配ばかり」では親にも子どもにもまずい影響が多いことが頭ではわかっても、思い切って「このままでいい」と心配を手放すことも、しっかり人に相談して必要な行動もできない・・・というお話をいただくことがあります。
『ちゃんと相談しよう』と思っても、「どう思われるか」が気になったり、「自分の本音を話す」のが怖かったり・・
一人で考えすぎてしまったり、人とのコミュニケーションが深くなるのに怖さがある・・というお話をいただくこともあります。
どうしてもまだまだ日本では、「子どものことはずっと親の責任」とか「子育ては母親の役目」という考えもあります。
なので、子どもについてガッツリと相談することにためらいがあるお母さんも多いです。
さっと概要をあちこちに軽く話して、一つ二つつのヒントを得て、それがダメならすぐに諦めてしまう方も見られます。
実は難しいケースほど、詳しく情報を共有して、個別にカスタマイズした作戦が必要なので、そのやり方では数を増やしてもなかなか心配はなくならないんです。
でもご安心くださいね。
そんな時でも、お母さん自身の身体・心を整えるところから始めてみれば、「心配がやめられない」状態から抜け出せませす
(^^)
何かがうまく行かない時には、その数歩前から整えて直していけば、遠回りのようでも必ず最後には望む未来へと進めます。
いくらでも前のステップに戻って整えることはできます。
もし今「心配ばかりで疲れている」としても、希望を自信を取り戻していただけたら嬉しいです。
♡♡あとがき♡♡
親は子どものことが気になるので、どうしても心配せずにはいられないものです。
それでも「子どもの心配ばかり」になってしまうと、笑顔や自分の幸せを見失ってしまうことも起こります。
子どもは不思議なことに、親が幸せそうに見えないと、「自分だけ幸せになれない」と思います。
また、「自分のことで心配をかけている」のにも罪悪感をいだきます。
とてもポーカーフェイスのように見えてても、子どもからはそんな思いが沢山でてきます。
親子で互いを心配し合うよりも、気にかけながらも一人の人として笑顔になる時間を増やしたり、心配を溜め込まずに過ごしましょう。
心からの笑顔は相手の笑顔を引き出します。
\(^o^)/
合わせて読みたい記事:
「見守る」とは?「見張る」「見てるだけ」との違いをご存知ですか?
「課題の分離」が 思春期子育てでは「大事だけど難しい」と言われるワケ